受付方法:ホームページ問合せ
受付年月日:令和3年11月8日
回答年月日:令和3年11月17日
<意見要旨>
石炭に代わる燃料として、燃やせるゴミを燃料にする北欧でそのようにしている国があります。私の職場でも書き損じた書類や破棄する書類を段ボールに貯めてから捨てられていますが、かなりの量で、ただ燃やされるだけで二酸化炭素を排出するだけで、心が痛みます。それらが発電や、銭湯などの燃料になればといつも思います。
ゴミも、ただ燃やすだけでなく、どうせ燃やすなら、発電などの燃料にして一石二鳥にしてはいかがでしょうか?
また、生じた熱を温水にして各家庭に供給されるとなお理想的ですね。
北電さんとの話になるかと思いますが、そんな大転換が今必要なんですよね。環境宣言の町として、更に大きな対策が何かできませんでしょうかね?
<回答内容>
この度は、本市環境行政についてお問合せいただきありがとうございます。
ご指摘のとおり、本市では昭和48年に北海道で初めて「人間環境都市宣言」を行い、今年8月24日には、2050年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。現在、このゼロカーボンの実現に向け、関係各所と協議を進めながら、具体的な取組について検討しているところです。
ごみ焼却時の廃熱で発電する「廃棄物発電」については、平成11年から沼ノ端クリーンセンターにて、出力2,000kWの発電機を用いて年間1,345万kWh(令和2年度実績)、一般世帯 約3,300戸分の発電を行っています。この電気は、沼ノ端クリーンセンターおよび隣接するJFEリサイクルプラザ苫小牧、清掃事務所にて使用しており、余った電気は小売電気事業者へ売電しております。
熱利用としては、施設内の給湯・暖房、ロードヒーティングに活用しています。
また、書類などの紙ごみについては、固形燃料(RPF)の原材料としてリサイクルされており、工場等のボイラー燃料として有効利用されております。
2050年ゼロカーボンの実現に向け、これから具体的な取組を進めてまいりますので、今後とも御理解、御協力のほど、よろしくお願いいたします。
<この件に関するお問合せ先>
環境衛生部 環境保全課
電話 :0144-57-8806
FAX :0144-57-8809
※上記の内容はすべて、回答年月日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。詳しくは、担当課までお問合せください。