受付方法:とま★ボ
受付年月日:令和7年1月8日
回答年月日:令和7年1月27日
<意見要旨>
ラピダスや新工場の誘致などを考えると泊原発の再稼働だけでは、北海道の電力事情はとてもまかないきれるようには思いません。苫東厚真発電所も老朽化しており、再生エネルギーでは電力代も高く、企業誘致もこのままではままなりません。
苫東に原発を誘致し、安くて安全な電力を道民や企業に供給し、千歳、苫小牧、室蘭を夢のエネルギー供給基地として、全世界をリードする都市にしてはどうかと考えております。
<回答内容>
昨今、次世代半導体や大規模データセンターの立地等により北海道内の電力需要は増加していくと予想されております。
本市の経済活動を支える上で電力の確保は重要なテーマであり、資源の乏しい我が国においては、原子力発電をはじめ様々なエネルギー源の確保が必要であると認識しております。
国においては、エネルギーの安定供給と脱炭素を両立する観点から、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入するとともに、特定の電源や燃料源に過度に依存しないようバランスのとれた電源構成を目指しております。その上で、化石エネルギーへの過度な依存からの脱却を目指し、需要サイドにおける徹底した省エネルギー、製造業の燃料転換などを進め、供給サイドにおいては、再生可能エネルギー、原子力などエネルギー安全保障に寄与し、脱炭素効果の高い電源を最大限活用することが必要不可欠であるとの考え方が示されております。
なお、本市においては、地元企業を中心として、次世代のエネルギーとして注目されている水素等の供給拠点の形成が検討されているほか、苫東厚真火力発電所においては、石炭火力へのアンモニア混焼の実現に向け、アンモニア供給大規模拠点の実現可能性調査が実施されるなど様々な動きがございます。
今後、これら次世代エネルギー拠点の形成に向け、国の動向を注視するとともに、関係機関と連携を図りながら、本市におけるエネルギーの安定供給に向け側面的な支援に努めてまいりたいと考えております。
<この件に関するお問合せ先>
産業経済部 港湾・企業振興課
電話 :0144-32-6438
FAX :0144-34-7110
※上記の内容はすべて、回答年月日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。詳しくは、担当課までお問合せください。