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歯科・口腔外科の扱う病気(4)

顎変形症

上顎(上あご)・下顎(下あご)の変形に伴い、顔貌の非対称、前後的、上下的変形などの形態変化のみられる咬み合わせの異常のある場合です。実際には、反対咬合(いわゆる受け口)、上顎前突(上の前歯または上あごが 前に出てみえる)、開口(奥歯は咬んでいるが前歯は咬み合っていない)、顔面非対称などの状態である。このような咬み合わせの状態で骨格性(上あごと下あごの不調和)に起因するものが、治療の対象となります。この診断は、先ず、矯正専門医によりおこなわれます。

当科では以下の様な治療の流れで行われます。

  1. 矯正専門医により「骨格性咬合不全」(上あごと下あごの不調和による咬み合わせの不正)と診断される。
  2. 矯正専門医・北大口腔外科医(顎変形症チーム)・当院常勤医により合同カンファランス(診断と治療方針の計画・確認)
  3. 手術前の矯正治療開始 → 手術前の矯正治療終了
  4. 顎矯正手術
  5. 手術後の矯正治療開始。
  6. 補綴治療 (必要な人が対象となる。)

顎矯正手術

  • 上顎骨骨きり術(上あごの水平面の修正、前後的位置の移動、上下的傾きの修正)
  • 下顎骨骨きり術(下あごの前後的位置の修正)
  • オトガイ形成術(下あごの先端を前後あるいは上下的に修正し、くちびるを閉じやすくする)
これらを単独または複数を組み合わせて手術を行う。入院は、当院のオープンベットを使用し、当院常勤医と矯正専門医が担当医となり入院中の治療にあたる。)
 

正貌の変化

初診時

正貌_初診時

術前

正貌_術前

術後

正貌_術後

側貌の変化

初診時

側貌_初診時

術前

側貌_術前

術後

側貌_術後

歯並びの変化

初診時

歯並び_初診時

術前

歯並び_術前

術後

歯並び_術後

歯科・歯科口腔外科で取り扱う代表的口腔外科的疾患

  1. 埋伏智歯抜歯
  2. 顎関節症
  3. 顎顔面外傷(顎骨骨折を含む)
  4. 顎変形症(外科的顎矯正術)
  5. 口腔内腫瘍、のう胞
  6. 口腔粘膜疾患
  7. 唾液腺疾患
  8. むし歯が直接原因の口腔内の炎症
  9. その他の口腔内の炎症を始めとするいろいろな疾患

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