手術以外では、消化器がんや乳がんの化学療法(抗がん剤治療)にも対応し、原則として学会のガイドラインに則って患者さんと相談した上で個人に合った治療法を選択しています。また、放射線治療が必要な患者さんには放射線科とも連携して放射線治療が可能で、消化器がんや乳がんに対して集学的治療が可能な体制です。
当院は平成25年より北海道がん診療連携指定病院に指定されており、質の高い総合的ながん医療を提供できる体制となっております。また、急性虫垂炎や消化管穿孔などの腹部救急疾患に対しても対応しております。
外来
月~金曜日まで(木曜日は午前のみ)一般外来診療を行っています。受付時間は午前:8時45分~11時00分まで、午後13時00分~15時00分までです。
また、一般外来とは別に木曜日の午後のみ乳腺外来(受付13時00分~14時30分)も設けています。
化学療法が必要な患者さんには外来化学療法室で対応していますが、希望があれば入院での化学療法も可能です。
〔外来担当〕
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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午前 | 真鍋 | 杉山 | 谷 | 植村 | 鈴木 | |
午後 | 真鍋 | 杉山 | 谷 | 乳腺外来 | 鈴木 | ヘルニア外来 |
入院病棟
手術など入院が必要な患者さんは随時、入院可能です。対象疾患
消化器疾患
①食道がん②胃がん、大腸がん
③肝がんや膵がん、胆道がんなどの肝胆膵領域の悪性疾患
④胆石症:原則として、内視鏡手術(腹腔鏡下胆摘術)で施行しています。
⑤急性虫垂炎:原則として、内視鏡手術(腹腔鏡下虫垂切除術)で施行しています。
膿瘍形成を伴う症例では腹腔鏡下手術で対応が可能となる目的で、
interval appendectomy(待機的虫垂切除術)も施行しています。
⑥腸閉塞、消化管穿孔、急性汎発性腹膜炎などの救急疾患
乳腺疾患
乳がんに対してはガイドラインの基準に則って乳房温存手術を施行しています。温存手術後の術後照射も当院での対応が可能です。また、術前検査で腋窩リンパ節転移のない症例ではセンチネルリンパ節生検をすることによって腋窩リンパ節郭清の省略にも対応しています。その他
鼠径ヘルニア・大腿ヘルニア(小児・成人共):小児では日帰り手術でも対応しています。また、現在は腹腔鏡下での鼠径ヘルニア修復術も対応可能です。診療実績 令和4年(1~12月)
手術総件数:327例(緊急手術例96例)全身麻酔:325
275例
主要手術件数
◇胃がん:16例(腹腔鏡下 12例)
◇大腸がん:56例(腹腔鏡下 31例)(ロボット13例)
◇乳がん:19例
◇原発性、転移性肝がん:12例
◇膵がん:8例
◇胆石症、胆嚢ポリープなど:65例(腹腔鏡下 62例)
◇鼠径ヘルニア:45例(腹腔鏡下 35例)
◇急性虫垂炎:34例(腹腔鏡下 32例)
担当医職
担当医 職・氏名 |
資 格 |
専門分野 |
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院 長 |
松岡 伸一 |
日本外科学会認定医 |
外科全般 |
副院長 |
植村 一仁 |
日本外科学会専門医 |
外科全般 |
診療部長 |
谷 安弘 |
日本外科学会専門医 |
外科全般 |
医 長 | 杉山 昂 (スギヤマ コウ) |
日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器がん外科治療認定医 検診マンモグラフィー読影認定医師 |
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医 員 | 鈴木 麗美 (スズキ レイミ) |
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医 員 | 真鍋 和也 (マナベ カズヤ) |