部門紹介
白内障
個人差はありますが、50~60歳代から出現し始め、70歳を過ぎるとほとんど全ての人が白内障になります。高齢化社会に伴い、当院でも年々症例が増えています。一般には局所麻酔で約30分程度の手術で治療可能で、日帰り手術から入院まで対応しています。安全性の高い手術ですが、進行した白内障や全身疾患を合併する場合は通常よりもリスクが高くなる場合があります。外来で検査をした上、患者さんそれぞれの状態を詳しく説明してから手術を受けていただいています。網膜硝子体疾患
糖尿病網膜症、硝子体出血、網膜前膜、黄斑円孔や網膜剥離といった網膜硝子体疾患に対し、当院では硝子体手術機械を導入し低侵襲な手術を行っており、従来よりも手術時間の短縮、早期の退院が可能となりました。25G(ゲージ)や27Gという小さな切開創からアプローチすることができ(MIVS:microincision vitreous surgery)、症例によっては手術創を縫合しないで終わることも可能です。札幌医大からも出張応援をしていただき、難しい症例にも対応できるような体制を整えています(重症で当院では治療困難な場合は、札幌医大等の大学病院での治療をお願いする場合があります)。加齢黄斑変性症
成人の中途失明原因疾患の上位を占め、網膜下、もしくは脈絡膜下に新生血管という異常な血管を生じて視力が低下する疾患で、近年増加傾向にあります。以前はレーザーによる治療が主流でしたが、近年は抗VEGF抗体という薬剤を眼球内(硝子体内)に注射する治療法が主流となっており、当院でも実施しています。(この薬剤は網膜静脈閉塞症や糖尿病黄斑浮腫といった他の疾患に対しても適応があります)外来で注射を実施する施設もありますが、当院では感染予防の観点から、安全性を考慮し、手術室で実施しています。(日帰りで可能です)OCT(光干渉断層計)という、体への負担を伴わずに網膜の断層像を捉えることをできる診断機器も導入しており、詳細な検査を行いながら治療効果を評価することが可能です。未熟児網膜症
NICU(新生児集中治療施設)入院中の新生児のうち、未熟児網膜症のリスクがあると考えられる新生児の診察、治療を行っています。進行した未熟児網膜症は失明の恐れがあるため、予防の治療としてレーザー治療(網膜光凝固術)や抗VEGF薬硝子体内注射を行っています。緑内障
視神経が障害されることで視野(見える範囲)が徐々に狭くなる疾患です。初期には自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行し、重症化すると日常生活に支障をきたす可能性があります。眼圧測定、視野検査、光干渉断層計(OCT)等で評価し、患者様一人ひとりの状態に応じた治療提案(点眼・手術治療)を行っています。診療実績 令和7年度(4~3月)
主な手術件数:441件(外来、処置室での治療を除く)- 水晶体再建術 392件
- 硝子体茎毛尾鏡下離断術 11件
- 緑内障手術 22件
- 眼瞼内反症手術 10件
- 翼状片手術 6件
- 霰粒腫摘出術 2件
| 担当医職・氏名 | 資格 | 専門(得意)分野 | |
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| 医 員 | 大森 友理恵 (オオモリ ユリエ) |
日本眼科学会専門医 | 眼科全般 |
| 医 員 | 渡邉 仁 (ワタナベ ジン) |
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