
平成30年9月6日に発生した胆振東部地震では、DMAT(災害派遣医療チーム)の現地調整本部が当院に置かれ、全国から派遣されたDMATが当院を拠点として活動しました。また、令和2年2月から流行している新型コロナウィルス感染では、圏域で唯一の感染症指定病院として、多くの患者さんの治療にあたってきました。
超高齢社会に突入した現在は、患者さんが住み慣れた自宅や地域での生活を重視する地域完結型の医療を行っていく必要があります。そのためには、医療機関の機能分化と他の医療機関や介護施設などとの積極的な連携が不可欠になります。今後も地域の医療ニーズを把握し、周産期から成人・高齢者までの質の高い急性期医療を効率的にそして継続的に展開することで、地域の医療に貢献し、地域の皆様に信頼される病院になるよう職員一同努力してまいります。
当院が地域に根差した総合病院としての役割を今後も果たしていけるよう、皆様のご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
令和6年4月 堀田 哲也