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脳神経外科

 脳神経外科では脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、頭部外傷(頭蓋内血腫、脳実質損傷)、意識障害、けいれん発作などの神経救急診療を積極的に行っています。脳腫瘍、機能的脳神経外科(顔面けいれん、三叉神経痛、てんかん、不随意運動症)などの診断・治療を行います。
 また、当科では2019年から脊椎脊髄外科を専門領域(日本脊髄外科学会認定医)とする医師が常勤しているため、脊椎脊髄疾患(脊椎変性疾患、脊椎外傷、脊髄損傷)から末梢神経障害(手足のしびれ、痛み)の診療まで、幅広い脳神経外科・脊椎脊髄外科診療を地域の医療(病診)連携に重点を置きながら、苫小牧市及び東胆振・日高医療圏に貢献していきます。

 脳血管内治療への取り組みを開始しました。詳細は以下をご覧ください。
pdf日本脳神経外科学会データベース研究事業〔JapanNeurosurgicalDatabase(JND)〕への協力について(181.60 KB)

 当院は、「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に脳卒中を発症した患者の臨床的特徴を明らかにする研究」へ協力しています。詳細は以下をご覧ください。
pdf新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に脳卒中を発症した患者の臨床的特徴を明らかにする研究への協力について(274.68 KB)

 当院は、「レセプト等情報を用いた脳卒中・脳神経外科医療疫学調査(J-ASPECT Study)」へ協力しています。詳細は以下をご覧ください。
pdfレセプト等情報を用いた脳卒中・脳神経外科医療疫学調査(J-ASPECT Study)への協力について(202.15 KB)

 当院は、「脊髄髄内腫瘍の治療成績と予後改善の解明」へ協力しています。詳細は以下をご覧ください。
pdf当院脳神経外科で手術治療をうけ脊髄髄内腫瘍と診断された患者さんへのお願い(243.15 KB)
 

対象疾患

脳梗塞

 脳梗塞は、脳の血流が低下することで、言語障害や(顔面を含めた)手足の運動麻痺などが出現する疾患です。発症の早期に治療開始することが、症状の改善に寄与する(4.5時間以内のrt-PA、アルテプラーゼ療法など)ことが分かっています。特に最近では、急性期の脳主幹動脈閉塞に対する、脳血栓回収療法(カテーテルを用いた機械的血栓回収)の有効性が確立され、当科においても積極的に救急対応を行うことができる体制を整えています(一次脳卒中センター認定施設、日本脳卒中学会)。
(参考)日本脳卒中学会 https://www.jsts.gr.jp/common/overview.html

脳内出血

 脳出血は、脳の実質内に出血をきたす疾患です。重篤で出血量が多くなり、意識障害や脳ヘルニア状態によって、生命の維持に危険がおよぶ際には、手術治療(開頭血腫除去、脳室ドレナージ)を必要とする場合があります。

くも膜下出血

 くも膜下出血の多くは、脳動脈瘤(瘤(こぶ)状に膨らんだ、脳の動脈血管)の壁が破裂することで、くも膜下腔(脳の表面や、脳と脳の溝)に出血をきたす疾患です。頭蓋内圧の急激な上昇が起こることで、突然の強い頭痛や頚部痛、嘔吐、意識障害などで発症します。再破裂(出血)することで、死亡率が高くなり、重篤な後遺症状も残ることが多くなるため、急性期の破裂脳動脈瘤に対する手術治療(開頭クリッピング、コイル塞栓術)や、集中的な全身管理を要する疾患です。

頭部外傷

  脳振盪症状に対する保存的治療(安静、内服・点滴)、頭皮裂創に対する創部処置から、頭蓋骨骨折、脳実質に出血性の障害が起こる脳挫傷や、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫などに対する、手術治療(開頭血腫除去)が必要となる場合があります。
 また、受傷のおよそ1~3か月後に、頭蓋内(脳硬膜下腔)に出血成分が増大する、慢性硬膜下血腫があります。手足の脱力、歩行障害、頭痛症状などがある場合には、局所(+静脈)麻酔での手術治療(穿頭血腫洗浄ドレナージ)を行います。

脳腫瘍

 脳腫瘍は、発生部位により頭痛、嘔気、めまい症状、視力・視野障害、呂律不良、言語障害(失語症状)、手足の運動麻痺、歩行障害、意識障害、けいれん発作など、さまざまな神経症状が出現する可能性があります。また、腫瘍の性質によっても生命予後や治療方針(脳腫瘍摘出手術、放射線治療、抗がん剤治療など)が異なり、選択していく必要があります。
 特に転移性腫瘍の場合には、他科との協力や橋渡しを含めた総合的な診療を進めていきます。

機能的脳神経外科

 機能(的)脳神経外科とは、「神経機能障害の改善を目的とする脳神経外科」とされ、顔面けいれん、三叉神経痛や、パーキンソン病に代表される不随意運動症、脊椎脊髄疾患や末梢神経障害に関わる難治性疼痛などが、主な対象疾患となります。 

脊椎脊髄疾患

 脊椎(背骨)には、頭部・体幹を支える機能だけではなく、身体の運動機能や脊髄神経・馬尾神経を容れ・保護する(神経保護)役割を担っています。
 加齢を含めた退行性変化や外傷、(骨粗鬆性)椎体骨折、感染症など、さまざまな病態によって手足や、背骨領域(頚部から、腰部・臀部まで)の痛みやしびれ症状、運動麻痺(筋力低下)、感覚鈍麻などの原因となる場合があります。
 診断から手術を含めた治療、リハビリテーション支援まで、脳神経外科としてのシームレスな診療(脳・脊髄神経から末梢神経まで)を行います。
(参考)日本脊椎外科学会 http://www.neurospine.jp/original7.html

脳ドック

 脳ドックは、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の発見、脳梗塞の原因となる頭蓋内と頚部血管(動脈)の閉塞や狭窄所見の有無、脳実質の状態把握などに主眼を置き、脳MRI撮影を実施して結果報告を行っています。予約制となっておりますので、詳しくは医事課健診担当にお尋ねください。

診療実績 2019年度(4~3月)

入院患者数(延べ)10,036人、入院数 531人
外来患者数(延べ)8,932人、新患数 868人
手術件数 145件

 
  • 脳血管障害 91件
    (直達手術64件、血管内手術27件)
    くも膜下出血(破裂脳動脈瘤) 7件
     開頭クリッピング (6)
     脳動脈瘤コイル塞栓 (1)
    未破裂脳動脈瘤 開頭クリッピング 3件
    頚部内頚動脈狭窄 6件
     頚部内頚動脈内膜剥離 (3)
     頚動脈ステント留置 (3)
     (脳梗塞急性期2、慢性期1)
    浅側頭動脈-中大脳動脈吻合 1件
     (脳梗塞慢性期1)
    急性期脳梗塞 脳血栓回収 21件
    脳硬膜動静脈瘻 脳血管内手術 3件
    脳出血 18件
     開頭血腫除去(脳内) (12)
     脳室ドレナージ (6)
    急性硬膜下血腫 開頭血腫除去(硬膜下) 5件
    慢性硬膜下血腫 穿頭血腫洗浄ドレナージ 26件
  • 脳腫瘍 10件
    脳腫瘍 開頭腫瘍摘出 6件
     (髄膜腫4、悪性神経膠腫1、転移性1)
     (転移性脳腫瘍 放射線治療4)
    脳膿瘍 排膿ドレナージ 4件
  • 脊髄脊椎外科 22件、末梢神経外科 2件
    圧迫性頚髄障害 頚椎症性脊髄症 5件
    頚椎後縦靭帯骨化症 1件
    頚椎椎間板ヘルニア 2件
    (外傷性)脊椎骨折 (頚椎)1件
    脊髄損傷 2件
    脊髄硬膜外血腫 2件
    脊髄硬膜下血腫 1件
    脊椎腫瘍、脊髄硬膜外腫瘍 2件
     (悪性リンパ腫1、多発性骨髄腫1)
    腰部脊柱管狭窄症 1件
    浅腓骨神経痛 1件
    肘部管症候群(尺骨神経障害) 1件  脊椎前方除圧固定 (頚椎)(7)

     脊椎後方除圧 (13)
      (頚椎11、胸椎1、腰椎1)
     脊椎後方固定 (3)
      (頚椎2、胸椎1)
     脊髄硬膜外腫瘍摘出 (2)
     末梢神経剥離 (2)
      (浅腓骨神経1、尺骨神経1)
  • 機能的脳神経外科
    顔面けいれん 神経血管減圧 1件
    水頭症(正常圧、くも膜下出血後、外傷後、シャント再建など) 10件
     脳室-腹腔短絡(VPシャント) (5)
     腰椎くも膜下腔-腹腔短絡(LPシャント) (5)
  • その他
    開頭減圧術(脳梗塞後) 2件 
    頭蓋骨形成 4件
    異物抜去(頭蓋骨プレート)+頭皮形成(デブリードメント) 3件
    異物抜去(VPシャント感染疑い) 1件
担当医職・氏名 資格 専門(得意)分野
医   長 山内 朋裕
(ヤマウチ トモヒロ)
日本脳神経外科学会専門医
日本脊髄外科学会認定医

脳神経外科
脊髄外科分野

 
医  員
品田 伸一郎
(シナダ シンイチロウ)
日本脳神経外科学会専門医 脳神経外科
脳血管障害
 
医     員
大木 聡悟 
(
オオキ ソウゴ)
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