苫小牧市立病院 研修医1年目の久木田と申します。
研修医として苫小牧市立病院に勤務して半年になります。循環器内科、消化器内科、外科での研修期間を終え、現在は内科で研修を行っています。これからお伝えする当院の特徴が、皆さんの進路決定の一助になれば幸いです。
・通常業務
通常業務の内容は、主に、カンファでのショートプレゼン、日中の救急外来患者の初期診療、諸々の病棟業務などですが、なにが必須かは研修科によって様々です。処置や対応のほとんどを上級医の下で行うため、熱心な指導の下、安心して研修を行うことができます。
・日当直
当院では奇数日が救急当番の日であり、研修医1年目・2年目・上級医の3人で救急対応を行います。頻度は月に2-3回程度で軽症～重症まで数多くの症例が経験でき、体力的には大変ですが、学びが多く得られる場であると感じています。
・勉強会
上記の通り日当直では、基本的に2年目や上級医がいらっしゃるため、助言を受けながらの問診・診察となりますが、混雑具合によっては、1年目研修医が直接患者を問診・診察することもあります。そのような場合の対応に困らないよう、各診療科の先生方が朝講義をしてくださる救急外来セミナーや、2年目の先輩方がテーマを決めて症例を共有してくださる救急外来カンファレンス、放射線科の先生方が画像のワンポイントを教えてくださる画像診断勉強会など、様々な勉強会があります。テーマも非常に実践的で、明日から診療の役に立つようなものが多いです。
当院の研修に興味がある方はぜひ一度見学に来ていただければと思います。
研修医一同お待ちしております。
令和5年11月
基幹型研修医 久木田 涼
（出身大学：北海道大学）
