研修医1年目、札幌医科大学出身の川原弘貴と申します。4月から当院で働き始めてはや７か月、内科、麻酔科、産婦人科、小児科、外科とローテーションしてきました。それらのどの科でも共通して言えるのが、上級医の先生方との関係がよく、気軽に質問・相談ができる点です。日常業務ではもちろんのこと、夜間や休日の当直の際に呼び出してしまうことになっても、ほとんどの先生が快く応じてくださります。自分の仕事が詰まらずに進み、症例についての疑問点がすぐに解消できるだけでなく、当然患者さんの利益にも繋がります。
当院の研修内容の忙しさについてですが、個人的には平均的な忙しさだと考えています（他病院の実情を存じないため、推測でしかありませんが…）。一部の科を除き土日祝日はしっかりと休むことができ、それ以外の休暇もちゃんと前もって連絡すれば取りやすいです。月に3-4回ある救急外来の日当直も同様に、過度に暇でも忙しくもありません。軽症から重症まで様々な病態の患者さんが来院されるため、その場で患者の重症度を見分ける勉強になります。自由に使える時間を確保できつつ、学びたいことはしっかり学べるいい環境です。
苫小牧市についても、札幌や新千歳空港の近くという非常にいい場所にあります。車が必須であるように思われがちですが、私は車を持っていません。ですが駅や規模の大きいショッピングモールは自転車で行ける距離にあり、バスの本数もそれなりにあるため、今のところ生活には困っていません。
以上、簡単ではありますが苫小牧市立病院での研修について紹介させていただきました。文章だけでは伝わらない部分も多々あると思いますので、少しでも興味を持っていただけましたら是非一度見学にいらしてください。研修医一同、心よりお待ちしております。
令和5年11月
基幹型研修医 川原 弘貴
（出身大学：札幌医科大学）
