初めまして。初期研修医1年目の松江亮範と申します。半年の研修を通じて私が感じた当院の魅力について、簡単ではありますが紹介したいと思います。
日々実感するのは、当院には教育熱心な上級医が数多くいるということです。基本的に１、２ヶ月ごとのローテートで様々な診療科を回ることになりますが、行く先々の診療科で、各科について多くの学びや経験を得ることができます。忙しい合間を縫って、私たちの指導に時間を割いていただけるのは、決して当たり前のことでは無いと思います。一人一人の先生方のお人柄、ひいては当院の、研修医を良く教育しようという風土の表れだと思っています。もちろん、事務の方や医局秘書さん、コメディカルの方々も皆温かく、私たちの研修生活において欠かせない存在です。このように当院では恵まれた環境、サポートの上で日々の研修を送ることができます。
次に当院の救急外来についてです。当院では研修医1年目と2年目、上級医１人の計3人で担当します。当院には救急科がないので、上級医は各科の先生が担当します。初めは分からないことも多いですが、2年目や上級医の先生方の動きから学び、少しずつ自主的に動くことができるようになります。また、2年目の先生は来年の自分、上級医の先生は更に先の自分の立場となるので、そうした目標を身近に働くことができるのは、とても勉強になると思います。そして、その時経験した症例について後に同期で話し合ったり、分からない点を2年目の先生や上級医の先生に質問することも盛んに行われています。こうしたフィードバックを容易に受けられる環境も当院の魅力と思います。
最後に同期についてです。こればかりはその時の運次第と思いきや、案外そうでは無いのかもしれません。この病院に魅力を感じてやってきた人たちの集まりということもあって、どこかに共通の価値観があるのでしょうか、とても仲よくお互い切磋琢磨しあいながら日々を過ごしています。協調性のある温和な人が多いなと思います。2年目の先生方を見てもそう感じるので間違い無いでしょう。良いことですね。
以上、まとまりのない文章になってしまいましたが、当院の魅力が少しでも伝わっていると幸いです。是非一度病院見学にいらしてください、お待ちしております。
令和2年10月
基幹型研修医 松江 亮範
（出身大学：自治医科大学）
