受付方法:ホームページ問い合わせ
受付年月日:令和7年9月16日
回答年月日:令和7年9月24日
<意見要旨>
20年以上柏原地区にて仕事をしておりますが、年々鹿が増えています。鹿との接触事故も多数発生しています。夜になると真っ暗なので鹿がいるのがわからなく危険な思いもしています。悲惨な事故が起きる前に対策をお願いします。
<回答内容>
日頃より、本市の環境行政にご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。お問い合わせのありました「苫小牧柏原地区シカについて」のご回答を申し上げます。
道内のエゾシカ生息数は令和5年度時点で73万頭と推定されており、胆振地方を含む中部地域の推定生息数は22万頭と推定されております。一方、道内全体の捕獲数は15万頭と公表されておりますが、年度別では1万頭の増加となっているところが現状です。このことから、エゾシカの出生率より捕獲頭数が上らなければならないと理解しております。
苫小牧市においても令和4年度より捕獲事業を開始し、年々捕獲頭数も増加しておりましたが、令和6年度は前年を下回る結果でした。昨年は市街地出没に関する苦情も少なく、ドングリの大豊作や雪が少なかった影響もあり、市街地への出没も減少したと推測されます。その為、地域に停滞するエゾシカも増えることが予測され、今後益々の捕獲圧をかけ、エゾシカが地域に出没することを防止してまいりたいと考えております。
柏原地区はエゾシカにとって住みやすい環境が起因し、数十頭から数百頭の群れを見ることがあります。同地区では北海道による捕獲事業が行われていることから、今後も引き続き苫東地域のエゾシカ捕獲を要望してまいります。また、市としましても忌避剤を取り入れた取組等を同地区で行う予定もございますので、何かお気づきな事がありましたら、市環境生活課まで情報提供していただければ助かります。
<この件に関するお問合せ先>
環境衛生部 環境生活課
電話 :0144-32-6331(直通)
FAX :0144-32-2198(総務)
※上記の内容はすべて、回答年月日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。詳しくは、担当課までお問合せください。