初めまして。研修医1年目の黒沢と申します。
当院での研修が始まってから約半年が経過しました。本当に早いものですが、あっという間に過ぎたと言うには余りにも濃密で、本当に有意義な半年間だったと感じます。これまでの研修を振り返りながら、当院の魅力についてお伝えしたいと思います。
学生時代は「苫小牧市立病院は研修医にとってちょうどいい」という口コミから当院を知った私でしたが、実際その通りだと思います。忙しすぎず、退屈すぎず。当直は月に3回ほどで、個人的にはちょうどよく感じています。学生のころは現場を知りもしないのに「当直なんて入れば入るほど勉強になるしお金ももらえるのに、3回って少ないよな」と思っていましたが、当直明けはやはり疲れており体調も崩しやすいです（勉強になるのは事実だと思いますが……）。もちろん個人の体力の問題もありますが、日程の自由もある程度利くのでストレスはほとんどありません。
日常業務の細かい部分は科によりますが、どの科も自分の学びたいことを学ぶことができ、上の先生にも疑問に思ったことなど訊きやすい環境が整っていると感じます。看護師の皆さんもわからないことがあったら教えてくれるし、ふらっと検査室に行くと検査技師さんがエコーを教えてくれたります。
当院の魅力はちょうど良いところだけではありません。事務の方々も本当に優しく、手厚いフォローをしてくださいます。事務関係のあれこれは意外と研修生活のストレスたり得ますので、かなり重要なポイントだと個人的には思います。見学に来られた際にはぜひその優しさに触れてみてください。僕が見た中では道内で1番です。
立地も札幌に近くて自然豊かですが、語弊を恐れず言うと田舎すぎない街です。港に近いので釣りを楽しむこともできます。
他にもたくさんの魅力があり、「ちょうどよい」の枠を超えているのではないかというのが正直なところです。ほかの病院に見学には行っても研修したわけではないので、正しい比較ができるわけではありませんが、少なくとも私はこの病院を選んで本当に良かったと思います。
いいところを中心に述べましたが、実際に見学に来ていただければ、もっと臨場感のある情報をお伝えできると思います。ここまで読んでいただけたということは興味を持っていただけたということだと思うので、ぜひ一度当院に見学にいらしてくださいね。研修医一同お待ちしております。
平成２８年９月
臨床研修医 黒沢 瞭
