周産期部門
地域周産期センターとして胆振、日高管内(時には札幌近郊からも)の重症妊産婦の母体搬送依頼を受け付けています。平成21年度からは道央圏をカバーする札幌周産期医療システムのバックアップ病院に指定されています。合併症のある妊婦には、当該科との連絡を密にして対応しており、透析中の妊娠・分娩も2例成功させています。※平成29年度分娩数:671件(救急母体搬送受け入れ:29件)
※午後診療は完全予約制
里帰り出産の患者さまへ
苫小牧市立病院では、赤ちゃんとお母様の、より一層の安全と安心・快適な入院生活をサポートするために分娩を予約制とさせていただいております。当院での里帰り出産を希望される方には、次のような手順でご予約などいただいております。
出産予定日がわかりましたら早い時期に、まずお電話ください。
電話:0144-33-3131(内線:1386)- お電話にて里帰り出産希望の旨お伝えくだされば、分娩予定日をお尋ねします。
- その月の予約状況を確認します。
- 予約を受け付けたら、お名前・生年月日・年齢・電話番号などをお尋ねします。
- 既に予約がいっぱいの場合は、お受けできないことがあります。
出産について
妊娠中
マタニティ・クラス
妊娠17~29週までの方を対象に3回開催しています。助産師外来
助産師が医師と連携・役割分担をしながら、妊娠経過が正常な方に対し、妊婦健診や保健指導を行います。出産時
LDR室で出産します
LDRとは、陣痛・分娩・回復の経過を同じ個室で過ごす方法のことです。従来のように出産の時にお部屋を移動する必要がありません。TV・トイレ・シャワーなどが備わり、プライバシーが保てリラックスして過ごすことができます。特別な料金はいただきません。フリースタイルでの出産が可能です
分娩経過が母児共に正常であれば、好きな姿勢でのお産が可能です。人それぞれその姿勢は違います。出産が始まったら、楽なスタイルを自分で見つけましょう。(例えば・・・座ったり横になったり四つんばいなど)”自分で産む”お産を応援します
妊娠中にバースプラン(お産に対しての希望)を立てていただきます。希望通りにいかない場合もありますが、一緒に良い方法を考えていきましょう。分娩の経過が正常であれば、医師はすぐに対応可能な状況のもと、立ち会いはしないこともあります。助産師がお産のお手伝いをします。立ち会い分娩ができます
ご主人・ご家族など身近な方で、出産される方にとって良いパートナーとなられる方、2名くらいまでとします。お子さまの立ち会いは、その子の面倒をみる大人が同伴し、健康状態が良好である場合は可能です。産後
母乳育児を応援します
小児科医と連携をして出産直後から、カンガルーケアをしながらおっぱいを吸わせています。母児同室制で、赤ちゃんが欲しがる時に授乳をし、必要がない限りミルクや水分は与えません。
母乳育児相談
育児やおっぱいトラブルなどの相談に応じています。手術部門
内視鏡下手術から悪性腫瘍(がん)に対する手術まで、年間391件の手術を積極的に実施しています。術後の肺塞栓症の予防にも配慮しています。がん治療部門
外来で通院しながらできる抗がん剤治療を実施しています。平成20年5月からは放射線治療も可能となり、がん治療の選択肢が増えました。新生児部門
ハイリスクの赤ちゃんの分娩には、小児科(新生児)専門医が立ち会い、すくに応急処置して、小児科NICUに収容し、治療を行っています。更年期部門
更年期障害や、骨粗鬆症など女性の老化現象に対して、ホルモン補充療法、漢方薬治療等を積極的に実施しています。併せてがんや成人病のチェックも行っています。
担当医 職・氏名 |
資 格 |
専門(得意)分野 |
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代 表 診療部長 |
藤本 俊郎 (フジモト トシオ) |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本産科婦人科学会産婦人科指導医 日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医 日本婦人科腫瘍学会専門医制度婦人科腫瘍指導医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本臨床細胞学会細胞診指導医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
母体保護法指定医師 |
婦人科悪性腫瘍 早産期前期破水 腹腔鏡手術 |
診療部長 |
佐藤 修 |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 |
生殖内分泌 |
医 長 | 島畑 顕治 (シマハタ ケンジ) |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 母体保護法指定医師 |
産婦人科全般 |
医 長 |
山田 恭子 |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 |
産婦人科全般 |
医 員 | 田中 景子 (タナカ ケイコ) |
産婦人科全般 |