Muli bwanji? (ムリブワンジ/元気ですか?)
今回はマラウイでの移動手段について紹介します。
マラウイには主に6つの交通手段があります。
①大型バス
何社か大型バスの会社がありますが、1番有名なのはsososoだと思います。(https://malawiplus.com/sososo/)
何かと時間通りに進まないマラウイですが、このバス会社は時間に正確。時間通りに出発します。
2000円程度で首都から南部の都市ブランタイヤや北部の都市ムズズへ行くことができます。タクシーをハイヤーするよりも安価で速く、乗り心地も快適です。
おまけに小さいポテトチップスと缶ジュースも無料でひとつずつもらえるので、長距離の移動にはsososoがオススメです。
② ミニバス
ハイエースなどの大きな車がバスとして使用されています。
現地の人はミニバス、または後述するシェアタクシーを使うことが多いです。
大体の道が決まっていますが、わりとどこでも捕まえられて降りたいところで降りることができます。
上記のsososoより安価ですが、自分の目的地の途中で何人も乗車/降車するのと、人数が少ないといつまでも出発しないため、かなり時間がかかります。
私は時間に余裕があり、首都内や1〜2時間の距離で行ける場所であればミニバスを使うことが多いです。
③ タクシー(ハイヤー/シェア)
私の村では車を持っている人が少なく、大型バス・ミニバスが止まらないためタクシーがたくさんいます。
タクシー会社が運営しているわけではなく、個人経営スタイルだったり、自分が目的地に行くついでに、人を乗せたりということが多いです。
1人で目的地まで乗る場合(ハイヤー)もありますが、かなり値段がお高めなので、大抵の場合はミニバスのように何人かで相乗りします。(シェアタクシー)
ミニバスよりも降車する場所の自由度が高く、目的地の近くまで行きやすいのでとっても便利!
ただこちらも往々にして限界まで人を乗せてからじゃないと出発しないため出発までに時間がかかります。
また日本じゃ考えられない人数を乗せるドライバーもいて、かなりギューギュー詰めになる場合もあります。
(※このシェアタクシーには10人以上乗車していました!)
④ バイクタクシー
現地の人は10〜20分の移動であればバイクタクシーをよく使っています。
ヘルメットなし!!運転手を入れて3〜4人は当たり前!!
なかなかスリリングな乗り物です。
そのためバイクタクシーでの事故が問題視されています。(参考:Kabaza kills 1 700 people, injures 1 860)
⑤ 自転車タクシー
こちらも現地の方によく使われています。
ただマラウイの道は日本と比べて穴ボコ&石だらけのためよくタイヤがパンクしたり、部品が取れてしまったりしているのをよく見かけます。
それでも何度も何度も修理して大事に乗っている人が多いです。
また、びっくりするのはマラウイ人のバランス感覚!!
人以外にもとんでもない量の荷物を後ろに積んで走ります。
⑥ トゥクトゥク
こちらは農村部では見かけませんが、首都ではよく目にします。
タクシーをハイヤーするよりは安価です。
紹介した以外にも軽トラにみんなで乗って移動したり、牛やロバに荷車をひかせていたりもします。
マラウイの人はお互いに助け合い、分け合うことが多いです。
そのため、歩いていると「どこに行くんだ?同じ行き先だから乗せるよ。」と言ってくれる人も多いです。
また、一緒にシェアタクシーやミニバスに乗っただけで友達になれたりします。
移動ひとつでも人の温かさや親しみやすさを感じられるのは、マラウイの良いところです。