Mwaswera bwanji?(ムァセラ ブワンジ?/こんにちは)
今回はマラウイ流の終業式の様子を紹介します。
マラウイでは毎学期末にクロージングデイという、日本でいう終業式のようなものがあります。
日本の終業式では、休みの間の過ごし方や注意事項の確認や成績表の配布が
粛々とした雰囲気で行われることが一般的かと思います。
マラウイのクロージングデイも休みについての話や成績表の配布を行いますが、
日本とは違いご近所・保護者などが集まり、お祭りのようにみんなで盛り上がりがあります。
校長の始まりの挨拶から式が始まり、
各学年がExpressive Arts(EAについて知りたい方はこちら)で学んだことの発表を行います。
生徒による歌や寸劇、ポエムの発表があります。
その後、学年ごとに期末テストの結果を発表し、成績優秀者を盛大に表彰します。
この表彰式が大盛り上がり!
表彰式が始まる頃には両親や兄妹、ご近所さんが周囲に集まり
自分の子どもや親戚の子の名前が呼ばれるのを、今か今かと待っています。
子どもが表彰されると、保護者たちは踊りながら子どものところまで出ていき
ご褒美のお菓子やお小遣いを子どもにプレゼントし、子どもを抱き上げたりしてこれでもかというほど褒めます。
(クロージングデイの様子)
(成績優秀者として呼ばれた子どもたち)
(好成績を残した子どもと担いでほめたたえる家族)
なかなか日本ではここまで盛大に人前で子どもを褒める場面を見かけないので
とても微笑ましく、温かい気持ちになります。
私の大好きなマラウイの文化の1つです!