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青年海外協力隊~協力隊員の声~(平成20年今泉さん) No.1

平成20年度4次隊 中国 日本語教師 今泉智子さん

1. 中国より、「你好!」  私の任地~貴州省貴陽市~

(2009年11月29日)

私は現在、青年海外協力隊員として、中国の南方にある貴州省の省都、貴陽市で活動しています。協力隊の職種はたくさんありますが、私の職種は日本語教師です。貴陽市内にある貴州師範大学で、日本語を教えています。今回は、まず私の任地について紹介したいと思います。

2009 年1月から2ヶ月間、福島県の二本松市で「派遣前訓練」を受け、3月に中国へやってきました。最初の3週間は北京で「現地訓練」を受け、4月にここ、貴陽市に赴任しました。

中国と言えば、北京オリンピックの「北京」、来年万博が開かれる「上海」などの大都市や、「天津甘栗」の「天津」、東北地方の「大連」などは聞いたことがあるかもしれません。「貴州省貴陽市」といっても、みなさんは聞いたこともないでしょう。私も協力隊に参加するまでは聞いたこともありませんでした。友達の中国人に聞いても、「ああ、貴陽ね、聞いたことはあるけど…どんなところかはわからない…多分山だよ」という答えしか返ってきませんでした。 それでも、私の任地は「省都」なので、かなり都会な方です。もっと田舎の、地図に地名が載っていないようなところの学校に配属されている隊員もいます。jocv_H21imaizumi_map

貴州省は確かに「山」でした。平均標高は1,100メートルで、土地のほとんどが山地です。少数民族が多いことで有名で、「苗族(ミャオ族)」 「侗族(トン族)」「布衣族(プイ族)」などの少数民族が人口の39パーセントを占めています。私の生徒の中にも、「私は○○族です」という生徒が時々います。
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貴州省は「中国最貧省」と言われています。省都の貴陽市は高級デパートもたくさんあるし、夜の街はたくさんのネオンが光っています。でも、その同じ街に、ゴミ箱を回ってペットボトルを探す子供や、物乞いの姿もあります。山の村に行けば、少数民族の小さな村がたくさんあります。

北京では何も問題なかった体調も、貴陽に来てからはよくお腹を壊しました。その代り、変わった食べ物や、安くておいしいものもたくさんあります。

北京や上海では見られない「中国」を経験できるのも、協力隊のいいところです。

ところで皆さんは、中国に対してどんなイメージを持っていますか? 実は私は中国に来る前まで、漠然と「中国…ちょっとこわい…」というイメージをもっていました。でも中国に来て半年がたった今では、中国が大好きになりました! どうしてこんなにイメージが変わったのでしょうか…? 次回から、貴陽での活動や生活について紹介していきたいと思います。

では、再见※!

※ 再见(読み方:ザイチェン、意味:また会いましょう)

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