きせかえ
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平成31年(令和元年)

令和元年12月26日 市長記者会見

とき 令和元年12月26日(木)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、福原副市長、総合政策部長
  • 記者側:10社11名参加

発表内容

  1. オスプレイが参加する日米共同訓練(ノーザンヴァイパー)」における千歳基地の使用について
  2. 市長年末あいさつ

市長説明

 本日の記者会見は、案件が1件と私からの年末挨拶でございます。
 最初に、案件1、「オスプレイが参加する日米共同訓練(ノーザンヴァイパー)」における千歳基地の使用について、ご説明いたします。
 訓練計画概要につきましては、防衛省通知のとおりでございますが、訓練には、普天間基地所属のMV-22オスプレイが参加し、本訓練の機体整備等のため、航空自衛隊千歳基地を使用予定とされており、市としましては、苫小牧市上空飛行を含む千歳基地への影響など、詳細な訓練内容について、北海道防衛局に確認しておりました。
 本市への影響につきましては、オスプレイが沖縄県普天間基地から飛来、または帰還する際の離発着のみが想定されますが、訓練期間中における千歳基地と各演習場の往復につきましても、飛行ルートが不明なことから、しっかり確認していく必要があるものと考えております。
 そのため、12月18日付で、北海道防衛局、陸上自衛隊北部方面総監部、航空自衛隊千歳基地に対しまして、徹底した安全対策や、市街地上空及び低空飛行を避けることなどを申し入れたところでございます。
 また、本市への影響は最小限になるものと考えておりますが、戦闘機の米軍再編に伴う訓練移転と同様に、市民周知を行うとともに、庁内体制につきましても、しっかり整えて対応してまいります。
 市民への情報提供につきましては、航路下地域へのチラシ配布、北海道新聞、苫小牧民報の市役所だよりを掲載するほか、市ホームページにおいて、オスプレイの飛行情報や騒音測定結果について、随時お知らせしていく予定でございます。
 市といたしましては、北海道防衛局など関係機関と密接な連携を図るとともに、一早く情報収集を行いながら、市民の安全・安心に万全を期してまいりたいと考えております。
 以上で、案件1についての説明を終わります。
 次に、年末を迎え、市民の皆様にご挨拶を申し上げます。
 また、報道各社、記者の皆様にも、報道を通じて市政に対する御協力を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
 さて、本年も残すところ、僅かとなってまいりましたが、今年1年を振り返りますと、様々な出来事が思い出されます。
 5月には、新天皇陛下即位に伴い、新たな時代が幕を開けました。目まぐるしく変化する社会情勢を的確に把握し、市民の皆さまとともに新たな時代にふさわしい苫小牧を創造しなければならないとの思いを強くし、来年も20年先の持続可能性を見据えた市政運営に努めてまいりたいと考えております。
 今年度は、「健康寿命をのばそう!~ちょっと実行、ずっと健康~」をスローガンに「みんなで健幸大作戦!」を展開しています。健康が時代のキーワードになっている今、市民一人ひとりが、人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日を送れることを目標に、組織横断で様々な角度から取組を行っています。また、このたび、苫小牧市受動喫煙防止条例を制定いたしましたが、来年4月から受動喫煙防止の取組が大きく変わりますので、市民や事業者の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。健幸大作戦は、来年3月29日のフィナーレまで引き続きイベントなどを開催してまいりますので、ぜひ多くのご参加をいただき、市民の皆さまとともに健幸を追い求めていきたいと思います。
 7月には、「とまチョップ水」がモンドセレクション2019で金賞を受賞しました。市民の皆さまが毎日使用している水道水の品質が国際的に認められたことは誠にうれしい限りであり、安全・安心で快適に暮らすまちを目標の1つに掲げる本市にとって、誇らしい受賞となりました。引き続き、市民の皆さまや観光で本市を訪れるお客様に「おいしい水のまち苫小牧」を広くPRしてまいりたいと考えております。
 11月には、約2年間の工事を終え、緑跨線橋が開通しました。来年には、苫小牧中央インターチェンジの開通も予定されており、地域間を結ぶ交通アクセスの更なる向上を期待するとともに、苫小牧港と新千歳空港との連携を図ることで、本市はもとより北海道全体の発展に貢献してまいりたいと思います。
 本市で実施されている日本初のCCS大規模実証試験においては、平成28年4月に開始された二酸化炭素の地中への圧入が、11月22日に目標としていた累計30万トンを達成しました。このことは、先日スペインで開催されたCOP25において情報発信されるなど、国際的にも注目されており、このような先進事例が本市において行われていることを誇りに思うとともに、本実証試験の成果が、国内外における地球温暖化対策の推進に寄与するものと期待しています。
 また、現在、苫小牧駅南口のイルミネーション「とまイルスクエア2019」を開催しています。昨年よりも更にスケールアップした11万球の電飾が、まちの顔である駅前を明るく灯しています。2月14日まで開催しておりますので、ぜひお立ち寄りいただければと思っております。
 最後になりますが、市民の皆さまにとって、良いお年を迎えられますよう、祈念申し上げまして、年末のご挨拶とさせていただきます。
 今年一年、本当にありがとうございました。
 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

令和元年11月27日 市長記者会見

とき 令和元年11月27日(水)午前10時30分から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、福原副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長
  • 記者側:10社11名参加

発表内容

  1. 第5回市議会定例会の招集告示について

市長説明

 第5回市議会定例会を12月5日(木曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件は、報告として、専決処分が2件、陳情は、議会からの提出案件が1件でございます。議案につきましては、補正予算が3件、条例案件が5件、指定管理者の指定が4件の計12件でございます。諮問につきましては、「人権擁護委員候補者の推薦について」を1件予定しております。
 以上、報告、陳情、議案、諮問を合わせまして、合計16件でございます。
 案件の詳細につきましては、各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第5回市議会定例会、市長提出予定案件につきまして、ご説明いたします。
 報告1の「専決処分について」は、市営住宅の明渡しに係る訴えの提起について、11月12日付け専決処分により、札幌地方裁判所(苫小牧支部)に行ったため、これを議会に報告するものでございます。内容につきましては、市営住宅の入居者1人に対し、住宅の明渡しと滞納家賃等の支払を求めるものでございます。
 報告2の「専決処分について」は、人身及び物損事故に係る損害賠償の額を、11月18日付け専決処分により、231万6千113円と決定しましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。この事故は、平成30年6月5日、苫小牧市柳町3丁目1番1の駐車場において、市有自動車が後退した際、駐車していた相手方車両に接触し、当該車両を損傷するとともに、相手方に傷害を負わせたものでございます。なお、この事故の賠償金につきましては、相手方が市加入の保険に直接請求したため予算措置はございません。
 次に議案についてご説明いたします。
 議案1から議案3までの「令和元年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部から説明いたします。
 議案4の「苫小牧市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、国家公務員に準じて特別職の職員に支給する期末手当の支給割合を引き上げるため、関係規定を整備するもので、施行日は、一部を除き、公布の日でございます。
 議案5の「苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例及び苫小牧市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」は、国家公務員の給与改定等に鑑み、一般職の職員の給料月額を改定するとともに、勤勉手当の支給割合を引き上げる等のため、関係規定を整備するものでございます。
 改正の内容でございますが、(1)は、給料月額の改定について、(2)は、再任用職員以外の職員の勤勉手当の支給割合の引上げについて、(3)は、住居手当の改定について、(4)は、勤務1時間当たりの給与額の改定について、それぞれ改正を行うものであり、施行日は一部を除き、公布の日でございます。
 議案6の「苫小牧市税条例の一部改正について」は、国民健康保険税の課税限度額を引き上げるため、関係規定を整備するものでございます。
 改正の内容でございますが、国民健康保険税の基礎課税額の課税限度額を令和2年度及び令和3年度の2か年度にわたり段階的に7万円引き上げるもので、施行日は令和2年4月1日でございます。
 議案7の「苫小牧市手数料条例の一部改正について」は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の改正に鑑み、複数の建築物に関する建築物エネルギー消費性能向上計画の認定に係る手数料を定める等のため、関係規定を整備するものでございます。
 改正の内容でございますが、建築物エネルギー消費性能向上計画に当該建築物以外の他の建築物を記載して認定を申請する場合の手数料を設定するほか、所要の規定整備を行うもので、施行日は公布の日でございます。
 議案8の「苫小牧市受動喫煙防止条例の制定について」は、受動喫煙による市民の健康への悪影響を未然に防止するための市等の責務を明らかにするとともに、受動喫煙を生じさせることのない環境の整備を促進するため、新たに条例を制定するものでございます。
 条例の内容でございますが、(1)は、市、市民、保護者及び事業者の責務について、(2)は、受動喫煙を防止するための措置について、(3)は、喫煙場所がない旨の標識の掲示について、(4)は、財政上の措置について、関係規定を定めるもので、施行日は令和2年4月1日でございます。
 議案9から議案12までの「指定管理者の指定について」は、本市の公の施設を管理する指定管理者の指定をするため、議会の議決を求めるものでございます。
 指定をする施設は、苫小牧市植苗ファミリーセンター外7施設でございます。
 諮問1の「人権擁護委員候補者の推薦について」は、人権擁護委員の大森美智子(おおもり・みちこ)委員、髙橋裕美(たかはし・ひろみ)委員及び大村千佳(おおむら・ちか)委員が、令和2年3月31日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦するものでございます。
 以上で私からの説明を終わらせていただきます。

財政部長説明

 私から補正予算案について、説明をさせていただきます。
 今回の補正は、一般会計、水道事業会計、下水道事業会計の3会計でございます。
 一般会計の補正額は、補正予算(案)概要資料、歳入、歳出ともに、4億3,588万9千円の増額補正でございます。
 また、水道事業会計と下水道事業会計は、債務負担行為のみの補正でございます。
 内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。
 第2款『総務費』、1番「個人番号カード利用環境整備事業費」は、国の補助金を活用し、令和2年度中に予定する、マイナポイント事業の実施に伴うIDの設定支援と、事業の周知等を行うための経費でございます。
 2番「植苗ファミリーセンター整備事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、トレーニング機器等を整備するものでございます。
 3番「各種スポーツ大会遠征費補助金・奨励金」は、競技会への出場団体数の増加に伴う補助金の増でございます。
 4番「自主防災組織育成事業費」は、自治総合センター助成金を活用し、山手北光町内会が購入する発電機等の防災活動に要する備品購入費を助成するものでございます。
 第3款『民生費』、5番「福祉ふれあい基金積立金」は、指定寄附金5件を積み立てるものでございます。
 6番「高齢者福祉施設建設費補助金」は、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画に基づき、特別養護老人ホームを整備する事業者に対する補助金でございます。
 7番「児童相談複合施設整備事業費」は、指定寄付金3件を活用し、本市の子ども家庭総合支援拠点機能と道の児童相談機能が有効かつ効率的に機能するための複合施設の整備費で、年度内に完了しないことから、繰越明許費を設定するものでございます。
 第4款『環境衛生費』、8番「沼ノ端クリーンセンター整備事業費」は、破砕設備の不具合に伴う損傷状況についての確認及び整備に要する経費で、年度内に完了しないことから、繰越明許費を設定するものでございます。
 第5款『労働費』、9番「緊急雇用対策事業費(市単独)」は、道路清掃や雪氷除去業務などの雇用対策事業を、市単独で実施するものでございます。
 10番「労働福祉センター施設整備費」は、給水管の漏水について、既定予算により対応した配管の補修及び交換に要する経費でございます。
 第8款『土木費』、11番「緑化推進基金積立金」は、指定寄附金1件を積み立てるものでございます。
 第10款『教育費』、12番「小学校図書館用図書整備費」及び14番「中学校図書館用図書整備費」は、再編関連訓練移転等交付金及び小学校図書への指定寄付金1件を活用し、学校図書の整備を行うものでございます。
 13番「教材教具等教育活動費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、ウトナイ中学校の備品等の整備を行うものでございます。
 15番「社会教育施設整備費」は、文化会館の音響設備と、文化交流センターの高圧引込開閉器について、経年劣化に伴う不具合が生じていることから、交換を行うものでございます。
 第12款『諸支出金』、16番「財政調整基金積立金」は、札幌国際エアカーゴターミナル株式会社の株式売却収入と、スポーツ振興費指定寄付金1件を積み立てるものでございます。
 17番「公共施設整備基金積立金」は、コミュニティ施設費指定寄付金1件を積み立てるものでございます。
 「繰越明許費」でございますが、『民生費』、「私立保育所等施設整備費補助」は、法人が実施する認定こども園化のための施設整備が年度内に完了しない見込みであることから、繰越明許費を設定するものでございます。
 「児童相談複合施設整備事業」及び『環境衛生費』の「沼ノ端クリーンセンター整備事業」は、先ほどご説明いたしました繰越明許費の設定でございます。
 「債務負担行為の補正」でございますが、『総務費』、「(仮称)苫小牧市民ホール建設事業PFIアドバイザリー業務委託」は、PFIによる整備を進めるために必要な、法で定める各手続きについて、専門知識を有する事業者とのアドバイザリー業務の委託に要する経費を追加するものでございます。
 次に、『各施設指定管理費』は、『総務費』、「植苗ファミリーセンター」ほか7施設の指定管理費を追加するものでございます。
 水道事業会計の補正は、「量水器購入費」の債務負担行為を設定するものでございます。
 下水道事業会計の補正は、「汚泥脱水用凝集剤購入費」の債務負担行為を設定するものでございます。
 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

令和元年10月21日 市長記者会見

とき 令和元年10月21日(月)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、福原副市長、財政部長、総務部長、市民生活部長
  • 記者側:7社7名参加

発表内容

  1. 第4回市議会臨時会の招集告示について
  2. 台風第19号被害に係る支援について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。
 最初に、案件1の「第4回市議会臨時会の招集告示について」説明させていただきます。
 第4回市議会臨時会を、10月28日、月曜日に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、議会提出事件として、9月議会での委員会審査結果報告であります、一般会計・企業会計の「決算審査特別委員会結果報告について」をそれぞれ予定しております。
 議案につきましては、苫小牧国際リゾート構想に係る国際リゾートエリアにおいて、IRを含むまちづくりによる環境影響予測とその保全措置を検討する経費につきまして、一般会計補正予算のご審議をいただくものでございます。
 この度、調査着手のための必要な条件等が整いましたことから、早急に事業に着手し、議員の皆様はもとより、市民の皆様に対して、しっかとした説明責任を果たし、本事業における安全・安心の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 詳細につきましては、財政部長からご説明申し上げますのでよろしくお願いたします。

財政部長説明

 私から補正予算案について、説明をさせていただきます。
 今回の補正は一般会計のみで、補正額は、歳入・歳出ともに、1,798万6千円の増額補正でございます。
 内容につきまして、説明させていただきます。
 第2款『総務費』、1番「苫小牧国際リゾート構想 環境影響調査事業費」は、先ほど市長からもご説明がありましたが、苫小牧国際リゾート構想に係る、国際リゾートエリアにおける環境影響調査等に要する経費でございます。
 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 次に、案件2の「台風第19号被害に係る支援について」説明をさせていただきます。
 台風第19号は、10月12日から13日にかけて記録的な豪雨をもたらし、関東・東北地方を中心に、多数の河川氾濫や土砂災害によって甚大な被害を発生させました。この災害で犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
 本市においては、幸いにも大きな被害は発生しませんでしたが、「災害時応援協定」の締結都市である岩手県宮古市では、土砂災害によって1名の方が犠牲になり、断水によって、今なお不自由な生活を余儀なくされている方々が多数いる状況にあります。
 また、「姉妹都市」である東京都八王子市、及び栃木県日光市におきましても、床下・床上浸水や土砂災害が発生し、その復旧に向けて懸命に作業に当たられているとお聞きしております。
 本市におきましては、台風通過の直後から、各市の情報収集に努めておりましたが、この度、特に被害の大きかった宮古市からの要請を受け、10月17日に4名の職員を現地へ派遣し、現在、給水活動を中心とした支援活動を行っております。給水設備の復旧には、今月いっぱい掛かるともお聞きしており、本市としましても、一定の目途がつくまでの間、職員派遣を継続していきたいと考えております。
 あわせて、宮古市に100万円、八王子市及び日光市には、それぞれ30万円のお見舞金をお送りし、本市としてのお見舞いの意を表明し、復旧・復興に向けたエールを送りたいと考えております。
 この度の台風被害につきましては、現時点においても、被害の全容把握には至っておらず、本市といたしましても、引き続き、各市の情報収集に努めるとともに、国や道、そして関係機関とも連携しながら、必要に応じた支援体制を、全庁的な取り組みとして講じてまいりたいと考えております。
 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

令和元年10月16日 市長記者会見

とき 令和元年10月16日(水)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、総合政策部長、健康こども部長、教育部長、産業経済部次長
  • 記者側:8社11名参加

発表内容

  1. 令和元年度苫小牧市市政功労者・自治貢献者表彰について
  2. 令和元年度苫小牧市青少年表彰について
  3. 令和元年度苫小牧市技能功労者表彰について
  4. 令和元年度苫小牧市文化奨励賞表彰について

市長説明

 本日の記者会見の案件は4件でございます。
 最初に、案件1の「令和元年度苫小牧市市政功労者・自治貢献者」が決定いたしましたので、発表いたします。
 この表彰は、苫小牧市表彰条例に基づき、市勢の伸展に寄与した方や市民の模範となる方を表彰し、その功績をたたえるものでございます。
 本年度は、市政功労者1名、自治貢献者13名、合計14名の方を表彰いたします。
 市政功労者の方は、公平委員会委員として牧田 宏(まきた ひろし)さん、自治貢献者の方は、スポーツ推進委員として押本 武(おしもと たけし)さん、航空機騒音対策協議会委員として石原 幸雄(いしはら ゆきお)さん、民生委員児童委員として田代 龍男(たしろ たつお)さん、中澤 勇次郎(なかざわ ゆうじろう)さん、二階堂 久美子(にかいどう くみこ)さん、昭和通り商店街振興組合理事長として小亀 勲(こがめ いさお)さん、学校歯科医として金本 栄二(かねもと えいじ)さん、新谷 晃彦(あらや てるひこ)さん、消防団員として西村 哲(にしむら さとし)さん、山口 隆司(やまぐち たかし)さん、水難救助員として栁谷 毅(やなぎや たけし)さん、川口 俊二(かわぐち しゅんじ)さん、伊藤 信孝(いとう のぶたか)さん、いずれも長年に亘り地方自治の振興と発展に尽くされたことによるものでございます。
 なお、表彰式は11月1日(金曜日)11時30分からグランドホテルニュー王子で執り行います。
 続いて、案件2の「令和元年度苫小牧市青少年表彰」の受賞者が決定いたしましたので、発表いたします。
 この表彰は、苫小牧市における青少年の誇りを高め、豊かな心を養い、有為な社会人の育成を目的として、昭和47年から実施しているもので、本年度は次の10名の方を表彰いたします。建設業の芦澤 順作(あしざわ じゅんさく)さん、自動車製造業の河村 慎吾(かわむら しんご)さん、飲食サービス業の遊佐 広美(ゆさ ひろみ)さん、介護事業の伊藤 香奈(いとう かな)さん、木下 あかり(きのした あかり)さん、斎藤 菜津奈(さいとう なつな)さん、中村 彩音(なかむら あやね)さん、廃棄物処理業の小野瀬 章宏(おのせ あきひろ)さん、加藤 弓香(かとう ゆみか)さん、町内会推薦の荒木 真(あらき まこと)さんでございます。
 なお、表彰式は、11月26日(火曜日)午後4時30分から、市役所9階会議室において執り行います。
 続いて、案件3の「令和元年度苫小牧市技能功労者」が決定いたしましたので、発表いたします。
 この表彰は、苫小牧市における技能者の社会的地位及び技能水準の向上を図るため、昭和60年度から実施しております。本年度は次の5名の方を表彰いたします。
 電気工事士の佐藤 泰幸(さとう やすゆき)さん、板金工の谷内 啓(たにうち さとる)さん、輸送用機械器具組立・修理の中村 雅幸(なかむら まさゆき)さん、配管工の福森 秀希(ふくもり ひでき)さん、自動車整備工の前川 智(まえかわ さとし)さんでございます。
 なお、表彰式については11月14日(木曜日)午前11時30分からグランドホテルニュー王子において執り行います。
 次に、案件4の「令和元年度苫小牧市文化奨励賞」でございますが、この案件は、教育委員会の所管となりますので、教育部長から発表いたします。

教育部長説明

 令和元年度の苫小牧市文化奨励賞表彰者の方を発表いたします。
 この賞は、苫小牧市文化賞及び文化奨励賞規則に基づき芸術、文化、教育の分野において、優れた事績を修められ、本市の文化振興に寄与された方々を表彰するものであります。
 本年度は、文化奨励賞として1名が表彰されます。文化奨励賞は、音楽の分野で功績のあった黒岩 真美(くろいわ まみ)さんでございます。
 なお、表彰式の日程につきましては、11月3日「文化の日」の午前11時30分からグランドホテルニュー王子2階「芙蓉の間」で執り行います。以上でございます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

令和元年8月28日 市長記者会見

とき 令和元年8月28日(水)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、福原副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長、市民生活部長
  • 記者側:5社5名参加

発表内容

  1. 第3回市議会定例会の招集告示について
  2. 令和元年度苫小牧市総合防災訓練等について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。
 最初に、案件1の「第3回市議会定例会の招集告示について」説明させていただきます。
 第3回市議会定例会を、9月5日木曜日に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件でございますが、報告につきましては、継続費の精算が2件、健全化判断比率及び資金不足比率が1件、計3件ございます。
 議案につきましては、人事案件が2件、各会計決算の認定等が9件、補正予算が6件、条例案件が9件、その他の案件として「新たに生じた土地の確認について」を1件、計27件でございます。
 以上、報告、議案を合わせまして、合計30件でございます。
 案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第3回市議会定例会、市長提出案件につきまして、御説明いたします。
 報告1の「継続費の精算について」は、一般会計の平成29・30年度を継続年度とする沼ノ端交流センター整備事業、住宅建設事業及び啓北中学校校舎・屋内体育館改築事業が終了したので、その精算報告をするものでございます。
 報告2の「継続費の精算について」は、下水道事業会計の平成29・30年度を継続年度とする勇払下水処理センター中央監視・動力設備更新工事が終了したので、その精算報告をするものでございます。
 報告3の「健全化判断比率及び資金不足比率について」は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、平成30年度決算に基づく「健全化判断比率及び資金不足比率」を報告するものでございます。
 次に議案について説明いたします。
 議案1の「苫小牧市教育委員会委員の任命について」は、佐藤郁子(さとう・いくこ)委員が、本年10月2日をもって任期満了となるため、後任者の任命について、議会の同意を求めるものでございます。
 議案2の「苫小牧市公平委員会委員の選任について」は、髙嶋めぐみ(たかしま・めぐみ)委員が、本年10月10日をもって任期満了となるため、後任者の選任について、議会の同意を求めるものでございます。
 議案3から議案11までは、平成30年度苫小牧市各会計決算の認定と各企業会計の剰余金の処分の認定について、議会の承認を求めるものでございます。
 議案12から17までの「令和元年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部長から説明させていただきます。
 議案18の「子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」は、法改正により「子ども・子育て支援給付」が拡充され、幼児教育・保育の無償化が実施されることに伴う、規定の整理を行う等のため、「苫小牧市個人番号の利用に関する条例」ほか2本の条例を改正するもので、施行日は本年10月1日でございます。
 議案19の「苫小牧市一般職の職員に関する条例等の一部改正について」は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに鑑み、成年被後見人及び被保佐人であることを資格要件における欠格条項とする規定を削除する等のため、苫小牧市一般職の職員に関する条例ほか3本の条例を改正するもので、施行日は、一部を除き、本年12月14日でございます。
 議案20の「苫小牧市債権管理条例の制定について」は、本市の債権管理について必要な事項を条例で定めることにより、債権管理の適正化を図り、公平かつ公正な市民負担の確保等を図ろうとするもので、施行日は本年10月1日でございます。
 主な内容でございますが、内容の⑴は、本市の債権を強制徴収債権と非強制徴収債権に分けて整理し、督促から免除に至るまで債権管理に係る一連の手続を規定することについて、内容の⑵は、所定の手続を行った上でなお、徴収の見込みがない非強制徴収債権について一定の要件を設定し、要件を満たした場合には、議会の議決を経ることなく債権を放棄できるようにすることについて、内容の⑶と⑷は、関係条例の改廃についてそれぞれ規定しております。
 議案21の「苫小牧市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について」は、住民基本台帳法施行令の改正により住民票やマイナンバーカード等への旧氏(きゅううじ)の記載が可能となったことから、旧氏による印鑑登録の取扱いを定める等のため関係規定の整備を行うもので、施行日は本年11月5日でございます。
 議案22の「苫小牧市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令の改正に伴い、条例で引用している法律等の条項に移動があったことなどから、関係規定の整備をするもので、施行日は公布の日でございます。
 議案23の「苫小牧市診療所条例等の一部改正について」は、消費税率等の引き上げに伴い、本市が定める使用料等の額の算出に係る消費税率を8%から10%に引き上げるため、苫小牧市診療所条例ほか5本の条例を改正するもので、施行日は本年10月1日でございます。
 議案24の「苫小牧市建築基準法施行条例の一部改正について」は、建築基準法の改正に鑑み、建築物の用途変更に係る規制の緩和や手数料の設定などを行うため、関係規定を整備するもので、施行日は公布の日でございます。
 主な改正内容でございますが、改正内容の⑴は、建築物の用途を変更して一時的に興行場(こうぎょうじょう)等として使用する場合における客用の出入り口や廊下、客席部の構造等に係る規制の緩和について、改正内容の⑵は、法改正により新たに設けられた許可・認定業務等に係る手数料の設定について、それぞれ規定しております。
 議案25の「苫小牧市水道事業給水条例の一部改正について」は、水道法の改正により新たに「指定給水装置工事事業者の指定に係る更新制」が導入されたことから、当該更新事務に係る手数料を定める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は本年10月1日でございます。
 議案26の「苫小牧市消防関係手数料条例の一部改正について」は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所等の設置の許可に係る手数料の額を引き上げるため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年10月1日でございます。
 議案27の「新たに生じた土地の確認について」は、国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部による元中野町1丁目101番2及び104番、元中野町4丁目108番並びに港町1丁目101番2及び106番2の地先の公有水面における埋立事業が竣功した事により、本市内に1,707点17平方メートルの新たな土地が生じたことから、その土地の確認について、議会の議決を求めるものでございます。
 欄外に未定案件を記載しております。
 議案⑴の「契約の締結について」は、みその・しみず保育園園舎建替主体工事に係る請負契約の締結について、予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。以上で私からの説明を終わります。

財政部長説明

 私から補正予算案について、説明をさせていただきます。
 今回の補正は、一般会計、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、水道事業会計、下水道事業会計、公設地方卸売市場事業会計の6会計でございます。
 一般会計の補正額は、補正予算(案)概要資料、歳入、歳出、ともに、16億4,490万6千円の増額補正でございます。
 次に、特別会計及び企業会計の補正額は、歳入で4億5,974万円、歳出で4億6,735万5千円の増額補正となり、6会計の歳出補正の総額は、21億1,226万1千円の増額補正でございます。
 内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。
 第2款『総務費』、1番「人事給与システム事業費」は、会計年度任用職員制度対応のためのシステム整備費でございます。2番「総合行政システム事業費」は、印鑑登録関連の旧姓併記、及び国民年金制度の個人番号対応のためのシステム改修費でございます。
 3番「コミュニティセンター施設等整備費」は、市民会館大ホールの雨漏りについて、既定予算により対応した屋上防水補修工事費でございます。4番「北海道新幹線×nittan(にったん)地域戦略会議活動事業費」は、北海道市町村振興協会の助成金を活用した、ウポポイ開設に向けたnittanエリアプロモーション事業に対する負担金でございます。(ウポポイ:民族共生象徴空間の愛称)
 5番「ふるさと納税普及事業費」は、ふるさと納税の返礼品送付等の経費の増でございます。
 6番「JR室蘭線・日高線市町村支援金」は、北海道が、JR北海道への緊急的かつ臨時的な支援として、2年間に限り実施する交付金の、今年度分の本市負担額を計上するものでございます。
 7番「JR利用促進事業費」は、JR室蘭線及び日高線の利用促進のための連絡協議会で定めるアクションプラン実施に要する経費でございます。
 第3款『民生費』、8番「社会福祉事務経費」は、北海道市町村振興協会の助成金を活用した、地域福祉セミナー開催に要する経費でございます。
 9番「介護サービス提供基盤等整備事業費」は、北海道の補助金を活用し、認知症高齢者グループホーム1施設を整備する事業者に対し、施設整備費等を助成するものでございます。
 10番「グループホーム等防災改修等支援事業費」は、国の補助金を活用し、認知症高齢者グループホーム4施設が行う、防災対策に要する経費を補助するものでございます。
 11番「私立幼稚園就園奨励費補助金」、12番「保育所管理運営経費」、13番「特定教育・保育施設等給付費」、及び14番「子育てのための施設等利用給付費」は、いずれも、本年10月から実施する、3歳から5歳までの子どもたちの、幼稚園、保育所、認定こども園などの利用料無償化に関連するもので、現行制度からの変更に伴う事業費の増減、国や北海道の補助金交付等に伴う財源更正でございます。
 第4款『環境衛生費』、15番「ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理及び運搬業務事業費」は、全庁的な再点検により見つかった、高濃度PCB使用安定器 47台の処理に要する経費でございます。16番「海岸漂着物等処理作業経費」は、苫小牧港の港湾区域外に漂流していた防舷材(ぼうげんざい)の解体及び処分に要する経費でございます。
 第7款『商工費』、17番「企業立地振興条例助成金」は、条例に基づく新増設等を行った企業15社に対する助成金でございます。
 第8款『土木費』、18番「樹木等管理経費」は、指定寄附金1件を充当し、財源更正を行うものでございます。19番「緑化推進基金積立金」は、指定寄附金1件を積み立てるものでございます。20番「除却事業費」は、旭町市営住宅2の1の1の用途廃止に伴う、1階の民間分譲店舗で営業中の2者に対する移転補償費でございます。
 第10款『教育費』、21番「北海道道徳教育推進事業費」は、北海道からの委託事業として、市内小学校で実施する、道徳教育の実践研究に要する経費でございます。
 22番「新第2学校給食共同調理場整備事業費」は、地質調査費及び整備費で、整備については、3ヵ年の継続事業として行うものでございます。
 23番「社会教育施設管理運営経費」は、文化交流センターの電話設備が故障したため、既定予算により対応した設備の交換工事費でございます。
 第12款『諸支出金』、24番「減債基金積立金」は、株式会社苫東の資本剰余金配当と、旧土地区画整理事業保留地の平成30年度売却分を積み立てるものでございます。
 25番「総合戦略推進基金積立金」は、先ほどご説明いたしました、「ふるさと納税普及事業費」に関連して、ふるさと納税による寄附見込額から、返礼品送付経費を除いた残額を積み立てるものでございます。26番「過誤納還付金外」は、生活保護費などの、国・道支出金精算に伴う返還金による、償還金等の不足分でございます。27番「備荒資金組合納付金」は、平成30年度雪氷対策費の執行残のうち、一般財源相当分を積み立てるものでございます。
 第13款『職員費』、28番「一般会計所属職員給料及び諸手当」は、先ほどご説明いたしました、幼児教育無償化に関連する財源更正でございます。
 「継続費の追加」でございますが、先ほどご説明いたしました、「新第2学校給食共同調理場整備事業」に係るものでございます。
 「債務負担行為の追加」でございますが、『商工費』、「企業立地振興条例に基づく助成金」は、助成期間が令和3年度までとなることから、令和2年度分以降について、追加するものでございます。
国民健康保険事業特別会計の第6款『基金積立金』、1番「国民健康保険事業基金積立金」は、平成30年度の決算剰余金を積み立てるものでございます。
 介護保険事業特別会計の第5款『諸支出金』、1番「償還金及び還付加算金」は、平成30年度国庫支出金等の精算に伴う返還金でございます。
 第6款『基金積立金』、2番「介護給付費準備基金積立金」は、平成30年度の決算剰余金を積み立てるものでございます。
 水道事業会計の第1款『資本的支出』 1番「改良工事に要する経費」は、錦岡地区及び有明町の配水管改良工事を行うものでございます。
 下水道事業会計の第1款『下水道事業費用』 1番「処理センターの維持管理に要する経費」は、全庁的な再点検により見つかった、高濃度PCB使用安定器 60台の処理に要する経費でございます。
 第1款『資本的支出』 2番「下水道築造工事に要する経費」は、双葉町ほか2町の汚水管改良工事を行うものでございます。
 公設地方卸売市場事業会計の第1款『市場事業費用』 1番「市場管理に要する経費」は、全庁的な再点検により見つかった、高濃度PCB使用安定器 14台の処理に要する経費でございます。
 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 次に、案件2の「令和元年度苫小牧市総合防災訓練等について」でございます。
 総合防災訓練につきましては、本市で想定される大規模自然災害への備えと啓発のため、2年に1度実施をしており、今年度は、9月1日・日曜日に実施いたします。
 今回の訓練では、昨年発生した北海道胆振東部地震の課題検証を重点テーマとし、災害対策本部の機能強化やより実践的な避難所運営の在り方の検証などを行うこととしております。
 会場につきましては、市役所2階の防災フロア、苫小牧東小学校、出光カルチャーパークの3会場で実施を予定しております。
 いずれの会場におきましても、市民や企業市民、関係機関の皆様に御参加をいただき、オール苫小牧として、本市の災害対応力や防災意識の向上を図ってまいりたいと考えております。
 なお、訓練当日の午前10時には、防災行政無線、防災ラジオ、携帯電話・スマートフォンの緊急速報メールにより訓練用の緊急情報を発信いたします。
 当日の訓練に直接参加しない市民の皆様につきましても、訓練情報を契機に防災意識を高め、日頃の備えに努めていただきたいと考えておりますので、御協力をお願いいたします。
 また、9月6日には、北海道胆振東部地震の発生から1年が経過いたします。
 本市では、震災で犠牲になられた方々に対する追悼の意を込め、1分間の黙とうを行うこととしております。
 6日正午に、消防サイレンを1分間鳴らしますので、市民の皆様におかれましては、それぞれの場所で黙とうをしていただくようお願いいたします。
 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

令和元年7月31日 市長記者会見

とき 令和元年7月31日(水)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、福原副市長、総合政策部長、財政部長、上下水道部長
  • 記者側:7社10名参加

発表内容

  1. 平成30年度苫小牧市各会計決算の概要について
  2. 苫小牧のおいしい水「とまチョップ水」モンドセレクション2019 金賞受賞について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。
 最初に、案件1の「平成30年度苫小牧市各会計決算の概要について」説明させていただきます。
 一般会計、4つの特別会計及び4つの企業会計、合わせて9会計の「平成30年度決算の概要」がまとまりましたので、発表いたします。
 詳細につきましては、のちほど、財政部長から説明しますので、私からは総括的なところと、健全化指標についてお話をさせていただきます。
 はじめに、一般会計の決算では、歳入歳出の差引に繰越財源を確保した実質収支が、約16億7千万円となり、前年度に比べ、1億2千万円ほどの増となりました。
 次に、特別・企業会計の決算では、病院事業会計で資金不足が増加する結果となりました。昨年に比べ、単年度の資金不足は減少したものの、予断を許さない状況であり、一層の経営努力が必要と考えているところです。
 次に、財政健全化指標の数値について、【速報値】ですが、「経常収支比率」が88.9%、「実質公債費比率」が6.9%、「将来負担比率」が65.1%、「公債費比率」が10.9%となり、健全性は確保されている結果となっております。
 人口減少や少子高齢化など、時代の変化に柔軟に対応していくためにも、財政基盤のさらなる強化にむけて、今後もしっかりとした財政運営をしてまいりたいと考えております。
 なお、正式な比率は、監査委員の審査を経て、9月定例会に報告をさせていただく予定でございますので、よろしくお願いいたします。
 詳細は財政部長から説明します。

財政部長説明

 本市の一般会計、4つの特別会計及び4つの企業会計、合わせて9会計の「平成30年度決算の概要」について説明いたします。
 一般会計と特別会計の決算概要です。
 一般会計の決算は、歳入歳出差引に繰越財源を確保した実質収支で、平成29年度決算に比べて、1億2,048万8千円多い、16億7,227万7千円となりました。
 実質収支約16億7,000万円の要因ですが、収入で、固定資産税などの市税などが予算額より上振れたこと、支出で、扶助費が予算額を下回ったことなどによるものでございます。
 約16億7,000万円の使途についてですが、令和元年度の当初予算の計上分の1億円と、扶助費などの執行残に伴う国庫支出金等返還金で約6億円は、すでに確定しておりますが、これらに加えて、翌年度当初予算の財源対策や今後の起債事業の償還財源の備えとして、基金に積み立てるほか、今年度中の補正予算で計上する事業の財源として考えてございます。
 一般会計の歳出規模は、前年度に比べ、13億円ほどの増となっております。
 その主なものは、緑小学校と錦岡小学校の校舎改修や、ウトナイ中学校の新築等に要する経費で増加したことによるものでございます。
 次に市税の状況をお願いいたします。
 市税収入の、総額は 275億5,833万3千円で、昨年度に比べ 3億8,582万1千円、【1.4%】の減となってございます。その主なものは、法人市民税5.1%1億2,246万2千円、固定資産税の土地で3.6%1億1,470万7千円、固定資産税の家屋で2.9%1億6,424万6千円の減などでございます。
 次に収納率でございますが、現年度分について99.3%で、昨年度より0.1ポイント上昇し、全体では96.5%で、昨年より0.2ポイントの上昇となりました。
 道内主要10都市では、現年度分で昨年と同じ第4位となっております。
 主な特別会計の実質収支をご説明いたします。
 国民健康保険事業会計は、1億4,485万4千円、介護保険事業会計は、1億4,488万4千円、後期高齢者医療会計は、7,377万1千円となっております。
 次に企業会計でございますが、水道事業会計は、単年度資金収支1億294万7千円、累積資金収支額17億7,725万2千円、下水道事業会計は、単年度資金収支2億5,222万4千円、累積資金収支額13億7,470万円、市立病院事業会計は、単年度資金収支3,493万1千円のマイナス、累積資金収支額8億9,033万1千円のマイナス、公設地方卸売市場事業会計は、単年度資金収支1,846万1千円、累積資金収支額5億5,662万4千円となっております。
 最後に、一般会計の市債残高及び基金等残高の推移でございます。
 一般会計の市債残高の推移でございますが、平成8年度に547億円だった市債の残高は、平成11年度の751億円をピークに減少しますが、平成24年度から増加し、今年度当初予算ベースでは、臨財債を含め877億円となっております。
 基金残高等の推移でございますが、折れ線グラフは、基金全体の推移を示しており、平成8年度に119億円あったものが、その後の財政状況より減り続け、平成20年度には22億円と最も低くなりました。
 平成25年度には新たに公共施設整備基金を設置するなど、平成30年度末の残高は122億円となりましたが、令和元年度当初予算の財源対策により102億円まで減少しております。
 棒グラフは、財政調整基金や減債基金などのいわゆる市の貯金の推移を示しており、令和元年度当初予算では、財源対策により前年度から減少しております。
 以上で、各会計の決算概要の説明とさせていただきます。

市長説明

 次に、案件2の「苫小牧のおいしい水「とまチョップ水」モンドセレクション2019金賞受賞について」でございます。
 この度、「世界チャレンジ」を果たすべく取り組みとして、国際的な評価機関であります「モンドセレクション」に応募した結果、金賞受賞という輝かしい評価をいただきました。
 このことは、苫小牧の水道水は、安全・安心なおいしい水であることが国際的に評価され、品質が認められたことになります。
 金賞受賞を契機にいたしまして、今後も、市民や観光客から愛される「とまチョップ水」事業を展開してまいりたいと考えておりますので、記者の皆様にも情報の発信等について、是非ご協力をよろしくお願いいたします。
 詳細については、上下水道部長から説明いたします。

上下水道部長

 上下水道部といたしまして、「とまチョップ水」販売当初から「いつかは苫小牧の水を世界へ羽ばたかせよう」という強い思いを持って事業推進を図って参りましたが、昨年10月、国際的な評価機関でありますモンドセレクションへ応募した結果、この度、イタリア・ローマで開催されました2019授賞式におきまして、「ビール・飲料水&ソフトドリンク部門」で金賞を受賞いたしました。
 この結果を受けまして、苫小牧の水道水が国際的に評価されたことを大変光栄に思っております。
 モンドセレクションの応募につきましては、「とまチョップ水」を含み90か国、1,043企業、2,948点の応募があり、「ビール・飲料水&ソフトドリンク」部門の応募は568点ございましたが、「とまチョップ水」の評価につきましては、「臭い・味・パッケージ」など、金賞受賞の平均点であります80点から89点の中に入りました。
 また、「とまチョップ水」は道内自治体の水道水ボトルドウォーターで初めての金賞受賞という結果でございます。
 今後の取組みについてでございますが、金賞受賞の認証メダルを受賞マークとして3年間使用できることで、消費者に対し絶大なPR効果があると考えておりますことから、受賞マーク入りの新ラベル「とまチョップ水」の販売やポスターの掲示、また、SNSでの発信や各販売イベントなどで金賞受賞の周知を図り、販売促進につなげてまいりたいと考えております。
 なお、今回の受賞を記念しまして、「水の日」でございます、明日8月1日(木)午前11時から市役所1階中央ロビーにおきまして、「苫小牧のおいしい水「とまチョップ水」モンドセレクション2019金賞受賞記念セレモニー」を開催いたします。
 また、8月2日(金)から4日(日)まで開催される「とまこまい港まつり」から、新ラベル「とまチョップ水」の販売を開始し、市民の皆さまや観光で訪れるお客さまに広くPRしてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課 

令和元年6月12日 市長記者会見

とき 令和元年6月12日(水)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、福原副市長、教育長、総合政策部長、総務部長、財政部長
  • 記者側:5社6名参加

発表内容

  1. 第2回市議会定例会の招集告示について
  2. 特別支援学校の設置について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。
 最初に、案件1の「第2回市議会定例会の招集告示について」説明させていただきます。
 第2回市議会定例会を、6月20日木曜日に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件でございますが、報告につきましては、予算の繰越しが4件、専決処分が2件の計6件でございます。
 議案につきましては、人事案件が2件、補正予算が2件、条例案件が9件、その他の案件として契約の締結が7件、動産の取得が3件、公有水面の埋立てに係る意見についてが1件の、計24件でございます。
 諮問につきましては、人権擁護委員候補者の推薦が1件でございます。
 以上、報告、議案、諮問を合わせまして、合計31件でございます。
 また、このほか、職員の不祥事についての行政報告を私からさせていただきたいと思います。 
 案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第2回市議会定例会、市長提出案件につきまして、御説明いたします。
 報告1の「予算の繰越しについて」は、一般会計の平成30年度・令和元年度の継続事業で実施している「沼ノ端第2埋立処分場整備事業」ほか3事業の平成30年度予算現額の一部を令和元年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものでございます。
 報告2の「予算の繰越しについて」は、平成30年度一般会計補正予算で追加されました繰越明許費のプレミアム付商品券事業ほか7事業について、令和元年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものでございます。
 報告3の「予算の繰越しについて」は、平成30年度下水道事業会計予算に係る「下水道築造工事」に要する経費を令和元年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものでございます。
 報告4の「予算の繰越しについて」は、平成30年度市立病院事業会計予算に係る「医局棟増築事業」に要する経費を令和元年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものでございます。
 報告5の「専決処分について」は、市営住宅の明渡しに係る訴えの提起について、5月28日付け専決処分により、札幌地方裁判所(苫小牧支部)に行ったため、これを議会に報告するものでございます。内容につきましては、市営住宅の入居者3人それぞれに対し、住宅の明渡しと滞納家賃等の支払を求めるものでございます。
 報告6の「専決処分について」は、市立緑小学校において草刈作業中に飛散した石が、市道を走行中の車両フロントガラス部分を破損させる事故が発生したことから、6月6日付け専決処分により、損害賠償の額を定め、これを議会に報告するものでございます。
 次に議案について説明いたします。
 議案1の「苫小牧市公平委員会委員の選任について」は、牧田宏(まきた・ひろし)委員が、本年7月12日をもって任期満了となるため、後任者の選任について、議会の同意を求めるものでございます。
 議案2の「苫小牧市固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、佐藤修(さとう・おさむ)委員から、本年6月30日をもって辞職する旨の申出があったため、後任者の選任について、議会の同意を求めるものでございます。
 議案3及び4の「令和元年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部から説明いたします。
 議案5の「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」は、地方公務員法・地方自治法の改正に伴い、来年4月から新たに会計年度任用職員制度が設けられることから、本市における会計年度任用職員の勤務条件に関し必要な事項を定めるため、「苫小牧市一般職の職員に関する条例」「苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例」など関係条例の改正を行うもので、施行日は令和2年4月1日でございます。主な改正内容でございますが、会計年度任用職員の服務規律や休暇など、また、フルタイム・パートタイムの別に応じて、給料・報酬、期末手当、退職手当などの勤務条件を定めるものでございます。
 議案6の「苫小牧市一般職の職員に関する条例の一部改正について」は、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、上限時間等の必要な事項を任命権者が定めるための委任規定を整備するもので、施行日は公布の日でございます。
 議案7の「苫小牧市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、職員の不祥事等に対する責任を明らかにするため、本年7月に限り、市長、副市長及び教育長の給料月額を1割減額するもので、施行日は本年7月1日でございます。
 議案8の「苫小牧市森林環境譲与税基金条例の制定について」は、国から譲与を受ける森林環境譲与税を森林の整備及びその促進に関する施策に要する経費の財源に充てるため、新たに基金を設置するもので、施行日は公布の日でございます。
 議案9の「苫小牧市乳幼児等医療費助成条例の一部改正について」は、現在12歳までを対象に実施している入院及び指定訪問看護に係る医療費助成について、その対象年齢を15歳まで引き上げるため関係規定を整備するもので、施行日は本年8月1日でございます。
 議案10の「苫小牧市児童館条例の一部改正について」は、住吉児童センターほか4つの児童センターの遊戯室及び集会室について、新たに使用料を定めるため関係規定を整備するもので、施行日は令和2年4月1日でございます。
 議案11の「苫小牧市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について」は、新千歳空港周辺地区整備計画区域について、建築物の用途に関する制限の一部を変更する等のため関係規定を整備するもので、施行日は公布の日でございます。主な改正内容でございますが、当該区域内におけるレンタカー・駐車場地区について容積率・建蔽(けんぺい)率の最高限度を設定するとともに、新たに沿道サービス地区を設定する等の改正を行うものでございます。
 議案12の「苫小牧市火災予防条例の一部改正について」は、住宅への設置が義務付けられている住宅用防災警報器等について、その設置が免除される場合を新たに追加するほか、法改正に伴う文言整理などを行うため関係規定を整備するもので、施行日は、一部の規定を除き公布の日でございます。
 議案13の「新元号の制定に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は、新元号の制定に伴い、条例で規定する「平成」の表記を「令和」に改めるため、「苫小牧市職員の再任用に関する条例」ほか関係条例の改正を行うもので、施行日は公布の日でございます。
 議案14から議案20までの「契約の締結について」は、苫小牧東中学校校舎改築主体工事ほか6件の工事請負契約について、いずれも予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。
 議案21から議案23までの「動産の取得について」は、航空機騒音常時監視システムほか2件の動産の取得について、取得予定価格が2千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。
 議案24の「公有水面の埋立てに係る意見について」は、苫小牧港管理組合管理者から、公有水面埋立に係る免許の出願に対する意見を求められているもので、当該埋立てについて、異議のない旨の意見を述べるため、議会の議決を求めるものでございます。埋立位置は晴海町46番の地先公有水面であり、国土交通省北海道開発局の出願に係る埋立面積は2万1千6百98点08平方メートル、用途は「ふ頭用地」でございます。
 また、苫小牧港管理組合の出願に係る埋立面積は4千1百92点05平方メートル、用途は「道路用地」でございます。
 諮問1の「人権擁護委員候補者の推薦について」は、人権擁護委員の大谷和広(おおたに・かずひろ)委員及び松神繁俊(まつがみ・しげとし)委員が、本年9月30日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦するものでございます。
 欄外に未定案件を記載しております。
 議案(1)及び(2)の「動産の取得について」は、いずれも予定価格が2千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。
 以上で説明を終わります。

財政部長説明

 私から補正予算案について、説明をさせていただきます。
 今回の補正は、一般会計、介護保険事業会計の2会計でございます。
 一般会計の補正額は、補正予算(案)概要資料、歳入、歳出ともに、1億8,465万9千円の増額補正でございます。
 次に、特別会計の補正額は、歳入、歳出ともに103万7千円の増額補正となり、2会計の補正の総額は、1億8,569万6千円の増額補正でございます。 
 内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。
 第2款『総務費』、1番「総合行政システム事業費」は、消費税率引き上げに伴い実施する幼児教育の無償化などに要するシステムの改修費で、国の補助金等により実施するものでございます。
 2番「苫小牧市広報紙作成等業務委託事業費」は、印刷用紙の値上がりに伴う委託料の増でございます。
 3番「町内会コミュニティ助成事業費」は、自治総合センター助成金を活用し、北光町町内会が購入するテント等の備品購入費を助成するものでございます。
 4番「こども国際交流基金積立金」は、指定寄附金1件を積み立てるものでございます。
 5番「苫小牧UIJ(ユー・アイ・ジェー)ターン新規就業支援事業費」は、北海道の補助金を活用し、東京圏からの移住による起業者又は就業者に対し、移住費用などを補助するものでございます。
 6番「白鳥王子アイスアリーナ改修事業費」は、整氷車の故障に伴う、コントロールボックス取替などの修繕費でございます。
 7番「防災備蓄品整備事業費」は、北海道市町村振興協会の40周年記念特別支援事業を活用し、災害用蓄電器を購入するものでございます。
 8番「防災車両整備事業費」は、指定寄附金1件を活用し、災害時の備蓄品輸送などに使用するトラックを購入するものでございます。
 第3款『民生費』、9番「福祉ふれあい基金積立金」は、指定寄附金6件を積み立てるものでございます。
 10番「未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金支給事業費」は、国の補助金を活用し、消費税率引き上げやこどもの貧困対策として行う臨時給付金の支給に要する経費でございます。
 11番「みその・しみず保育園建替事業費」は、新園舎の本体及び外構工事費で、2か年の継続事業とするものでございます。
 12番「児童館等管理運営経費」は、指定寄附金1件を活用し、児童センターで使用する図書を購入するものでございます。
 第4款『環境衛生費』、13番「受動喫煙防止対策事業費」は、指定寄附金2件を活用し、肺機能測定機器の購入と、財源更正を行うものでございます。
 第8款『土木費』、14番「森林環境譲与税基金積立金」は、森林環境譲与税創設に伴い、本市への譲与税を、森林整備に関する施策等に必要な経費の財源に充てるため、積み立てるものでございます。
 第9款『消防費』、15番「消防署所管理経費」は、新富出張所の消防用ホース乾燥設備の故障に伴う、部品交換などの修繕費でございます。
 第10款『教育費』、16番「市民文化芸術振興基金積立金」は、指定寄附金2件を積み立てるものでございます。
 17番「公民館管理運営経費」は、勇払公民館の高圧受電設備の老朽化に伴う改修工事費でございます。
 18番「美術博物館管理運営経費」は、指定寄附金1件を活用し、美術博物館への案内看板を設置するものでございます。
 第12款『諸支出金』、19番「介護保険事業会計繰出金」は、消費税率引き上げによる介護報酬の改定等に伴うシステム改修費に係る繰出金でございます。
 20番「総合戦略推進基金積立金」は、前年度のふるさと納税による寄附金を積み立てるものでございます。
 「継続費の追加」でございますが、先ほどご説明いたしました、「みその・しみず保育園建替事業」に係るものでございます。
 次に、介護保険事業特別会計の第1款『総務費』、1番「総合行政システム改修事業費」は、消費税率引き上げによる介護報酬の改定等に伴うシステムの改修費でございます。
 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 次に、案件2の「特別支援学校の設置について」でございます。
 令和元年6月4日に、北海道教育委員会より、本市への特別支援学校の設置の発表がありました。
 このことは、本市の特別支援教育に関する、長年にわたる地域要望、市民要望の結果として喜ばしいことであり、関係する皆様には、ここに至るまでの多大なるお力添えに改めて感謝申し上げます。
 令和3年4月1日開校予定とされておりますが、詳細な部分については今後整理しなければいけない問題も山積しております。
 身近な地域でより専門性の高い教育の場を整備するために、引き続き情報収集を続け、本市としてできることを着実に進めていく考えでおります。
 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

令和元年5月14日 市長記者会見

とき 令和元年5月14日(火)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、福原副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長
  • 記者側:2社2名参加

発表内容

  1. 第1回市議会臨時会の招集告示について

市長説明

 第1回市議会臨時会を、5月20日月曜日に開会するため、昨日、5月13日に招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件でございますが、議会提出事件として選挙3件、議長、副議長、港管理組合議会議員のそれぞれについて予定しています。
 次に、市長提出事件ですが、「報告」につきましては、専決処分の報告が1件でございます。「議案」につきましては、人事案件として、監査委員の選任が1件、各会計の補正予算が2件、条例案件が2件となっています。
 また、招集告示後に追加した契約の締結に関する議案が5件ございまして、報告、議案を合わせて計11件でございます。
 皆さんご承知のとおり、今臨時会は改選後の議会人事が中心となるものでありますが、市長提出案件の詳細につきまして、担当部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第1回市議会臨時会、市長提出案件につきまして、ご説明いたします。
 報告1の「専決処分について」は、地方税法の改正に伴い、「苫小牧市税条例の一部を改正する条例」を3月29日付けで専決処分により定めましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。
 改正内容でございますが、国民健康保険税の5割軽減及び2割軽減の対象範囲を拡大するため、対象世帯の軽減判定所得の算定方法を改めるものであり、その他の規定整理と合わせて、本年4月1日から施行するものでございます。
 次に議案についてご説明いたします。
 議案1の「苫小牧市監査委員の選任について」は、渡辺満(わたなべみつる)監査委員が本年4月30日をもって任期満了となるため、後任者の選任について、議会の同意を求めるものでございます。
 議案2及び3の「令和元年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部長から説明させていただきます。
 議案4の「苫小牧市税条例等の一部改正について」は、地方税法の改正に伴い、関係規定の整備を行うもので、一部の規定を除き公布の日から施行するものでございます。
 改正内容でございますが、⑴の市民税関係については、「ふるさと納税」の返礼品の基準等が厳格化されたことに伴う規定の整理と、こどもの貧困に対応するため一定の要件を満たす単身児童扶養者を非課税措置とする改正の2つが主なものでございます。
 また、⑵の軽自動車税関係については、消費増税への対応として、環境性能割の税率を1年間に限り1%分軽減する措置を設けるほか、グリーン化特例による種別割の税率の軽減措置を延長するものでございます。
 議案5の「苫小牧市介護保険条例の一部改正について」は、令和元年度及び令和2年度における第1号被保険者の保険料率の特例を設けるため、関係規定を整備するもので、公布の日から施行するものでございます。
 改正内容でございますが、第1号被保険者の所得段階に応じて令和元年度及び2年度における保険料率をそれぞれ資料に記載したとおり引き下げるものでございます。
 また、欄外に付議追加予定案件として記載している「契約の締結について」でございますが、いずれの契約も昨日(5月13日)、仮契約を締結したことから、本日付けで追加議案として付議させていただいております。
 いずれも予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。
 以上で私からの説明を終わります。

財政部長説明

 次に、今回の補正についてですが、一般会計と介護会計の2会計でございます。
 一般会計の補正額は、補正予算(案)概要資料、歳入、歳出ともに、9,830万9千円の増額補正、介護会計は歳入、歳出に記載しておりますが、財源更正の補正を行うもので、2会計の補正総額は、9,830万9千円の増額補正でございます。
 内容につきまして、一般会計でございますが、第12款『諸支出金』、「介護保険事業会計繰出金」は、介護保険法施行令改正による、低所得者の保険料軽減強化に伴い、繰出金を増額するものでございます。
 介護会計でございますが、第2款『保険給付費』、「居宅介護サービス給付費」は、低所得者の保険料軽減強化に伴い、保険料減額と一般会計繰入金増額との財源更正を行うものでございます。
 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。
 
 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

平成31年4月23日 市長記者会見

とき 平成31年4月23日(火)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、福原副市長、総合政策部長、環境衛生部長、産業経済部長、都市建設部長、健康こども部長、教育部長
  • 記者側:4社5名参加

発表内容

  1. 令和2年度(2020年度)国・道及び関係機関に対する重点要望事項について

市長説明

本日は、「令和2年度国・道及び関係機関に対する重点要望事項」がまとまりましたので発表させていただきます。
 要望事項につきましては、新たに加えたものが1項目、表題を変更したものが2項目、内容を変更したものが8項目、表題及び内容を変更したものが3項目、前年と同じ内容のものが24項目の合計38項目でございます。
 なお、平成27年度要望事項から、市としてより重要と考える要望項目を強調するために『最重点要望事項』を選定しておりますが、今年度は次の6項目を選定いたしました。
 1つ目が「国道の整備促進」、2つ目が「物流効率化に向けた港湾機能の強化」、3つ目が「JR室蘭線及び日高線の維持存続」、4つ目が「道立特別支援学校の設置」、5つ目が「苫小牧登別通(仮称)の道道昇格整備」、6つ目が「苫小牧厚真通の道道昇格整備」でございます。
 新規要望は、「廃焼却炉の解体に対する財政支援の拡充」でございます。
 最後に、昨年度まで最重点事項に位置付けて要望してきた、「室蘭児童相談所の分室設置」につきましては、北海道から、本市へ分室設置の表明がありましたことから、今回の要望から取り下げることといたしました。
 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

平成31年3月28日 市長記者会見

とき 平成31年3月28日(木)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、健康こども部長
  • 記者側:6社6名参加

発表内容

  1. みんなで健幸大作戦!について

市長説明

本日の記者会見の案件は、「みんなで健幸大作戦!について」でございます。
 新年度に取り組む大作戦は、健康にフォーカスをあて、『健康寿命をのばそう~ちょっと実行、ずっと健康~』をスローガンに、4つのアクションからアプローチをしていきますが、市民、企業市民及び各団体の皆さんと一緒に健康づくり活動の実践にチャレンジしてまいります。
 大作戦のキックオフとする「健幸なまちづくり宣言」をはじめ、「みんなで楽しむ健康フェスタ」など、様々な事業に取り組んでまいります。
 詳細な事業の内容につきましては、資料のとおりとなっておりますが、記者の皆様にも情報の発信等について、ぜひご協力をお願いしたいと考えております。
 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

平成31年2月14日 市長記者会見

とき 平成31年2月14日(木)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長、健康こども部長
  • 記者側:8社12名参加

発表内容

  1. 第19回市議会定例会の招集告示について
  2. 児童相談複合施設の整備について

市長説明

 第19回市議会定例会を、2月22日(金曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、専決処分の報告が2件でございます。
 議案につきましては、議員提出事件として、条例案件が1件、市長提出事件として、人事案件が1件、各会計の補正予算が9件、平成31年度各会計予算が8件、条例案件が8件、その他2件の計29件で、合計31件でございます。
 案件の詳細につきましては、各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

第19回市議会定例会、市長提出案件につきまして、ご説明いたします。
 報告1の「専決処分について」は、2件の市有自動車による物損事故に係る損害賠償の額を決定しましたので、これらを議会に報告するものでございます。
 1つめは、昨年12月28日付け専決処分により、4万2千26円と決定したもので、この事故は、昨年10月10日午前9時50分頃、しらかば町1丁目125番の市道交差点において、市有自動車が左側道路から当該交差点に進入してきた相手方車両と接触し、当該車両を損傷したものでございます。
 2つめは、1月10日付け専決処分により、20万7千954円と決定したもので、この事故は、昨年12月12日午前10時20分頃、汐見町1丁目159番4の駐車場において、市有自動車が後退した際、駐車していた相手方車両に接触し、当該車両を損傷したものでございます。
 これら2件の事故の賠償金につきましては、相手方が市加入の保険に直接請求したため予算措置はございません。
 報告2の「専決処分について」は、物損事故に係る損害賠償の額を、2月8日付け専決処分により、3万856円と決定しましたので、これを議会に報告するものでございます。
 この事故は、1月29日午後2時頃、東開町4丁目576番18の住宅敷地内において、強風により近隣のごみステーションに設置されたごみ箱が飛ばされ、駐車中の相手方車両を損傷したものでございます。
 なお、この事故の賠償金につきましては、相手方が市加入の保険に直接請求したため予算措置はございません。
 次に議案について説明いたします。 
 議案1の「苫小牧市固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、岡聖子(おか さとこ)委員が昨年11月3日をもって退任となったこと並びに、増田松美(ますだ まつみ)委員、椎名貴誇(しいな たかこ)委員及び大沼徹(おおぬま とおる)委員が本年3月31日をもって任期満了となるため、後任者の選任について、議会の同意を求めるものです。
 議案2から10までは、「平成30年度苫小牧市各会計補正予算について」でございます。
 議案11から18までは、「平成31年度苫小牧市各会計予算について」でございます。
 議案19は議会からの提出案件で「苫小牧市議会基本条例の制定について」でございます。
 議案20の「苫小牧市部設置条例の一部改正について」は、国民健康保険税に関する業務の一部を市民生活部から財政部に移管するため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案21の「苫小牧市職員の自己啓発等休業に関する条例等の一部改正について」は、学校教育法の改正に伴い、条例で引用している同法の条項に移動があった等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案22の「苫小牧市特別会計条例の一部改正について」は、霊園事業特別会計を廃止するため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案23の「苫小牧市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の改正に伴い、災害援護資金を無利子とする等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案24の「苫小牧市介護保険事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部改正について」は、介護保険法の改正に伴い、共生型地域密着型サービス事業者及び共生型地域密着型介護予防サービス事業者の特例となる人員及び運営の基準等を定めるため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案25の「苫小牧市立病院学資金の貸付けに関する条例の一部改正について」は、薬剤師として勤務しようとする者に対する修学上必要な学資金の貸付けについて必要な事項を定めるため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案26の「苫小牧市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について」は、給水区域を拡張するため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案27の「苫小牧市布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部改正について」は、技術士第2次試験における選択科目の改正に伴い、布設工事監督者の資格要件を変更するため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案28の「市道路線の廃止について」は、一般の交通の用に供していないことなどにより、5路線を廃止するものでございます。
 議案29の「市道路線の認定について」は、開発行為の完了によるものなど12路線を認定するものでございます。
 なお、これらの市道路線の位置図等につきましては、別紙として添付しておりますので御参照ください。
 未定案件ですが、議案(1)から(3)は、副市長、監査委員及び教育委員会教育長の任期満了に伴う議案でございます。
 議案(4)の「平成30年度一般会計の第7回補正予算について」及び議案(5)の「平成31年度一般会計の第1回補正予算について」は、プレミアム付商品券事業等について、金額が確定次第、追加補正として提案する予定でございます。
 議案(6)の「苫小牧市税条例の一部改正について」は、平成31年度税制改正に係る改正で、会期中に地方税法が改正された場合には、追加提案するものでございます。
 以上で説明を終わります。

財政部長説明

始めに、平成30年度2月の補正予算案の概要をご説明させていただきます。
 一般会計の総括ですが、歳出で、制度融資分を除く合計は3億6,853万円 の増額補正、制度融資を含む補正予算の総額は、3億6,577万2千円の 減額補正でございます。
 特別会計 及び 企業会計の総括ですが、歳出で、特別会計では、介護保険事業会計で 3億4,023万9千円の減など、合計で、2億 240万8千円の減額補正、企業会計は、市立病院事業会計で
 1億9,675万2千円の減など、合計で、2億 616万2千円の減額補正となり、一般会計を含む全会計の合計は、7億7,434万2千円の減額補正でございます。
 内容につきまして、一般会計から説明させていただきますが、今回は、主に整理補正でございますので、事業費の確定や、受給者数等の増減、単価や使用量の増減による執行の整理補正、財源更正などは説明を省略させていただき、増額補正などをする、主な項目について説明させていただきます。
 第2款『総務費』の、18番「ふるさと納税普及事業費」は、ふるさと納税の返礼品送付等の経費の増でございます。
 22番「公共交通路線維持費補助事業費」は、市内バス路線の補助区分変更による補助金の増でございます。
 27番「スポーツ施設整備費」は、災害復旧費寄附金1件を活用した総合体育館天井断熱材撤去及び復旧工事費並びに老朽化に伴う白鳥王子アイスアリーナの設備改修工事でございます。
 29番「スポーツ施設災害休館補償金」は、胆振東部地震の影響に伴い休館した総合体育館ほか2施設の、指定管理者への休館補償費でございます。
 第3款『民生費』の、38番「福祉ふれあい基金積立金」は、同基金への指定寄附金7件を積み立てるものでございます。
 39番「社会福祉施設整備事業費」は、市民活動センター及び福祉ふれあいセンターの設備修理工事費でございます。
 47番「グループホーム等防災改修等支援事業費【繰越明許費】」は、国の補助を活用し、市内2事業所の施設設備等における防災対策に要する経費を補助するもので、併せて繰越明許費の設定を行うものでございます。
 64番「沼ノ端交流センター整備事業費」は、事業費確定による減のほか、再編関連訓練移転等交付金を活用した屋内遊具の購入費でございます。
 第4款『環境衛生費』の、81番「霊葬場指定管理費」は、胆振東部地震の影響により、近隣町の火葬炉で使用不能期間があったことから、本市霊葬場の休場日を開場し、対応したことに伴う指定管理費の増でございます。
 第6款『農水産業費』の、92番「被災農業者向け 経営体 育成支援事業費【繰越明許費】」は、北海道の補助を活用し、胆振東部地震及び台風第21号により被害を受けた農家に対する経営再建のための補助金で、併せて繰越明許費の設定を行うものでございます。
 第8款『土木費』の、105番「雪氷対策費」は、除雪回数の見込み増により、増額するものでございます。
 114番「森林整備事業費」は、北海道の補助を活用し、胆振東部地震で被害を受けた林産関係施設に対する復旧支援のための補助金でございます。
 第9款『消防費』の、125番「消防署所管理経費」は、燃料費等の増のほか、沼ノ端出張所の排水管改修工事費でございます。
 第10款『教育費』の、131番「新第2学校給食共同調理場整備事業費」は、施設の仕様や契約方法などの検討に時間を要したことから、予算未執行となるため、事業費を減額するものでございます。
 145番「市民文化芸術振興基金積立金」は、同基金への指定寄附金1件のほか、文化芸術振興助成事業での募金を積み立てるものでございます。
 第12款『諸支出金』の、151番「霊園事業会計繰出金」は、胆振東部地震に伴い、霊園会計で要した災害復旧費の起債対象外経費について、災害復旧費寄附金を活用し、一般会計から繰出しをするものでございます。
 154番「財政調整基金積立金」は、一般寄附金3件、スポーツ施設費などの指定寄附金4件及び運用利子のほか、平成31年度予算の財源対策として積み立てるものでございます。
 155番「減債基金積立金」は、運用利子のほか、今後の地方債償還財源として、基金の積み増しを行うものでございます。
 157番「総合戦略推進基金積立金」は、ふるさと納税の今後の見込額から返礼品に係る経費を除いた残額を、同基金に積み立てるものでございます。
 以上が、歳出の増額補正の主な内容でございます。
 次に、「継続費の補正」でございまして、事業費の確定や進捗状況に合わせ、年割額の変更を行うものでございます。
 「繰越明許費の補正」は、先ほどご説明いたしました、「グループホーム等防災改修等支援事業」及び「被災農業者向け 経営体 育成支援事業」につきまして、それぞれ追加をお願いするものでございます。
 「債務負担行為補正」の「追加」は、『総務費』の「戸籍管理・コンビニ交付システム事業費」で、戸籍管理システムの機器更新によるもののほか、『土木費』は、平成31年度予算の早期発注事業として、追加をお願いするものでございます。
 「変更」の、「企業立地振興条例に基づく助成金」は、助成金の対象企業の増に伴い、限度額を変更するものでございます。
 「廃止」の、「第2学校給食共同調理場移転新築設計費」は、先ほどご説明した、平成30年度予算 事業未執行に伴い、廃止するものでございます。
 一般会計の説明は以上でございます。
 続きまして、特別会計及び企業会計の主な増減でございますが、
 国民健康保険事業会計は、主に「保険給付費」で高額療養費の増のほか、「諸支出金」で国庫支出金返還金確定による増などでございます。
 霊園事業会計は、主に「霊園事業費」で、一般管理費の減などでございます。
 介護保険事業会計は、主に「保険給付費」で、各サービス給付費の減のほか、「基金積立金」で、介護給付費準備基金積立金の増などでございます。
 後期高齢者医療会計は、主に「後期高齢者医療広域連合納付金」で保険料納付金の減などでございます。
 水道事業会計は、主に収益的支出の「営業外費用」の雑支出で、災害支援に伴う経費の増、資本的支出の「建設改良費」で、事業費確定に伴う減などでございます。
 「債務負担行為の補正」は、平成31年度予算の早期発注事業として、「配水管新設工事費」及び「配水管改良工事費」の追加をお願いするものでございます。
 下水道事業会計は、主に、収益的支出の「営業費用」で、管渠費の減及び「営業外費用」で、消費税の増、資本的支出の「建設改良費」で、下水道築造費の、事業費確定に伴う減のほか、国の補正予算に伴う追加工事の増などでございます。
 「継続費の補正」は、「勇払下水処理センター中央監視・動力設備更新工事」について、補助金の確定により財源の内訳を変更するものでございます。
 「債務負担行為の補正」は、「下水処理センター汚泥運搬業務」及び「処分業務」の追加をお願いするものでございます。
 市立病院事業会計は、主に、収益的支出の「医業費用」で、給与費及び経費などの減、資本的支出の「建設改良費」で再編関連訓練移転等交付金を活用した医療機器購入による増などでございます。
 公設地方卸売市場事業会計は、主に、収益的支出の「営業費用」で、市場管理費の減などでございます。
 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。
 平成31年度苫小牧市各会計予算案について、説明させていただきます。
 本年度の一般会計の予算規模は、前年度比 3.1%増の799億5,500万円、特別会計は、0.2%減の322億1,167万4千円、企業会計は、0.2%増の219億3,789万5千円、全会計で、1.8%増の1,341億456万9千円の予算規模でございます。
 各会計の経常事業費・主要事業費予算の前年度対比の表でございます。
 全会計合計の増減は、経常事業費では、前年度比 14億1,339万7千円、1.3%の増
 主要事業費では、9億8,351万8千円、4.4%の増、合計では、23億9,691万5千円、1.8%の増でございます。
 一般会計歳出の款毎の経常事業費と主要事業費の前年度対比の表でございます。
 経常事業費の合計は、10億9,273万8千円、1.8%の増で、増の主なものは、民生費3億2,919万円の増、諸支出金3億3,181万1千円の増、主要事業費の合計は、13億3,526万2千円、7.6%の増で、増の主なものは、教育費12億9,643万5千円の増 でございます。
 一般会計の歳入の前年度対比でございます。第1款、市税は、ほぼ前年並み、
 第9款、環境性能割交付金は、自動車取得税交付金が廃止されることに伴い創設されるもので、新たに3,000万円を計上しております。
 第12款、地方交付税は、6億円、9.0%の増を見込んでおりますが、第23款、市債のうち、臨時財政対策債4億円の減と合わせますと、2億円、2.1%の増となります。
 続きまして、「平成31年度当初予算(案)の主な内容」をお願いします。
 平成31年度予算は、市長4期目の基本テーマであります、「快適都市を目指して ~笑顔あふれるふくしのまちづくり~」で展開する施策の推進に努めました。
 資料は、主な事業と予算額の概略を3つに分類し、とりまとめたものでございます。
 「行財政運営」の「①行政改革」では、関連する主な事業と、広告収入予算額及び新電力導入の効果額を記載しております。
 「②財政基盤安定化計画の取組」では、財政基盤安定化計画で管理する3つの財政指標について、平成30年度の見込み数値を記載しております。いずれも健全性は確保される見込みでございます。
 なお、「土木・建築事業費」ですが、平成31年度は、全会計の合計で、前年度に比べ7.5%増の169億600万円 となっております。
 以上、簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。

市長説明

次に案件2の「児童相談複合施設の整備について」御説明させていただきます。
 本事業につきましては、本市の「子ども家庭総合支援拠点」と今後開設が予定されている「室蘭児童相談所分室」が緊密に連携した相談・支援を行い、更なる児童相談体制の強化を図るため、両機能を有する複合施設を整備するものでございます。
 なお、詳細につきましては担当部長から説明いたします。

健康こども部長説明

私からは、「児童相談複合施設の整備について」を御説明申し上げます。
 はじめに、「子ども家庭総合支援拠点」とは、平成28年に改正されました児童福祉法において、市町村の努力義務とされている子どもとその家庭及び妊産婦等を対象に、実情の把握や相談全般から継続的なソーシャルワーク業務までを担う拠点のことであります。
 本市の子ども家庭総合支援拠点は、平成31年4月に本庁舎1階のこども支援課内に設置し、本施設完成後に移転を予定しております。また、室蘭児童相談所分室の一時保護に関しましては、室蘭児童相談所の一時保護所を活用してまいります。
 期待される主な効果としましては、緊密な連携によりスムーズな情報交換及び連携対応がとれること、助言等による支援内容の強化が図られること、福祉サービス等の情報共有及び有効活用が図られることが考えられます。
 次に整備予定地でございますが、苫小牧市双葉町3丁目46番1で、旧北海道立苫小牧病院院内保育所を改修し、南側に新築施設を併設する計画でございます。
 最後に予定しているスケジュール及び事業費でございますが、2019年度は施設の実施設計、2020年度に本体工事等、2021年度の供用開始を目指してまいります。また、事業費は実施設計委託料2,384万2千円でございます。
 以上でございます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

平成31年1月31日 市長記者会見

とき 平成31年1月31日(木)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、産業経済部長
  • 記者側:6社7名参加

発表内容

  1. 「愛知・苫小牧企業交流会」の開催について
  2. 観光客受入環境整備事業の設置イメージについて

市長説明

本日の記者会見の案件は、2件でございます。
 最初に、案件1の「愛知・苫小牧企業交流会の開催について」御説明させていただきます。
 本市には、愛知県から自動車関連や物流関連企業が数多く進出しており、多くのフェリーやRORO定期船が就航しております。
 このように本市と非常に関係の深い、愛知県から進出いただいた企業の本社、親会社の方々をお呼びし、2月6日に愛知県名古屋市の名鉄グランドホテルにて、「愛知・苫小牧企業交流会」を開催いたします。
 平成27年、29年に続き、3回目の開催となる今回は、愛知と縁のある23社の企業・団体から、約40名の方々にご参加いただきます。
 開催概要といたしましては、変革期を迎えている自動車産業に関する講演のほか、意見交換会では企業が抱える課題や行政に対する要望等を把握し、今後の誘致活動に繋げてまいりたいと考えております。
 また、未進出企業にも参加を呼びかけ、新たな産業振興についての意見交換を行い、今後の誘致戦略に活かしてまいりたいと考えております。
 なお、翌日、愛知県内で企業訪問を予定しており、本市に対するご意見などをいただきながら、立地環境の優位性をしっかりPRしていきたいと考えております。
 次に案件2の「観光客受入環境整備事業の設置イメージについて」御説明させていただきます。
 観光客受入環境整備の一環として、この度、新たに、JR苫小牧駅自由通路の改札口から南口階段に至る部分の空間整備を行います。
 主な整備内容としては、改札口正面の窓面や壁面柱部分へのシート貼り付け、観光案内図や表示灯のリニューアルを行うほか、新たにパンフレットラックを設置いたします。
 施工は、2月6日から8日までの3日間を予定しており、今後、設置イメージにあわせたポスターも作成することで、観光客に対する“おもてなし”の強化につなげてまいりたいと考えております。
 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

平成31年1月4日 市長記者会見

とき 平成31年1月4日(金)午前10時30分から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長
  • 記者側:3社3名参加

発表内容

  1. 新年のあいさつ

市長説明

新年明けましておめでとうございます。
 市民の皆さまに新年のご挨拶を申し上げます。
 今年は、私の市長4期目においてフルスケールで取り組む最初の年となります。寄せられた期待にしっかりとお応えし、課題に向けた取組を一層進めてまいりたいと考えておりますので、報道機関の皆さまには、報道を通じた応援、支援をいただければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。
 さて、仕事始めにあたり、私の市政運営に向けた思いの一端を申し述べたいと思います。
 私は、市長4期目就任にあたり「快適都市を目指して ~笑顔あふれるふくしのまちづくり~」を基本テーマに据えました。
 3期目に引き続き、ふくしのまちづくりへの挑戦となりますが、福祉行政という枠にとらわれず、時代認識をしっかりとらえ、市民の皆様の一人ひとりに笑顔があふれるよう、市民の皆様とともに「ふくしのこころ」を育んでまいりたいと思います。
 4月の新年度からは、「健康寿命をのばそう!」をスローガンに「みんなで健幸大作戦!」にチャレンジしてまいります。組織横断で様々な角度から、まち全体の健康づくりに取組んでまいります。
 また、財政運営につきましても、人口減少と少子高齢化による影響が見込まれるなか、次の世代に、もっとたくましい苫小牧を引き継いでいくためにも、安定した税収の確保はもとより、税外収入の確保に向けた取組を、職員一丸となり取組んでいかなければならないと考えております。
 今年は、持続可能な財政運営を行っていくための指針として新たな財政基盤安定化計画を策定し、財政の健全性を確保しつつ、さらなる財政基盤強化に努めてまいりたいと思います。
 さらに、かねてより準備を進めてきた総合行政システムが本日よりスタートいたしました。市のシステムを一元化することで、事務処理の簡素化や管理コストの削減を行い、より効率的な運用が図られることを期待しています。
 2020年1月には、このシステムを活用し、総合窓口フロアの開設も予定しており、さらなる市民サービスの向上を図ってまいります。
 昨年、北海道において、本市に室蘭児童相談所の分室設置の考えが示されました。市はもとより、多くの市民、団体が長年にわたり要望を行ってきた経過がありますので、今後は「子ども家庭総合支援拠点」の設置等も含め、より一層の児童相談体制の強化について、取り組みを進めていきたいと考えております。
 また、今年3月には、道の駅“ウトナイ交流センター”に、展望施設の開設を予定しており、観光拠点としての機能が強化されます。ウトナイ湖周辺の貴重な自然環境を活かした観光誘客を図り、市民と来訪者の交流を促進することで、地域のにぎわい創出につなげてまいりたいと考えております。
 さらに4月には、“ウトナイ中学校”の開校を予定しており、子どもたちがより安全安心な学校生活を送ることができるよう、地域と一体となって素晴らしい学校を作りあげてまいります。
 最後になりますが、4月30日には、30年間続いた平成の時代が天皇陛下の退位により幕を閉じ、改元とともに新たな時代が始まります。
 市役所チーム一丸となり、市民の皆さまの信頼を獲得する市政、新時代にふさわしい魅力にあふれたまちづくりに挑戦してまいります。
 市民の皆様にとって、本年が明るい話題の多い年になるよう祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。
 今年も1年間よろしくお願いいたします。
  
 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

お問い合わせ

総合政策部政策推進室秘書広報課
電話:秘書担当:0144-32-6096、広報担当:0144-32-6108
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