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平成29年

平成29年11月29日 市長記者会見

とき 平成29年11月29日(水)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長
  • 記者側:9社14名参加

発表内容

  1. 第13回市議会定例会の招集告示について
  2. ご当地ナンバープレートの導入について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。
 
最初に、案件1の「第13回市議会定例会の招集告示について」説明させていただきます。
 
13回市議会定例会を、12月7日(木曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。

今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、議会からの委員会審査結果報告が2件、専決処分が3件の計5件でございます。

議案につきましては、平成29年度各会計補正予算が4件、条例案件が5件、指定管理者の指定が5件、その他の議案が5件の計19件です。

諮問は、人権擁護委員候補者の推薦についての1件で、合計25件となります。

案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。  

総務部長説明

13回市議会定例会、市長提出案件につきまして、ご説明いたします。

報告3の「専決処分について」は、平成29年度一般会計の第4回補正予算について、9月28日付け専決処分により定めましたので、これを議会に報告し承認を求めるものでございます。内容につきましては、第48回衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に伴う費用として、7千百万円を増額補正したものでございます。

報告4の「専決処分について」は、市営住宅の明渡しに係る訴えの提起について、11月10日付け専決処分により、札幌地方裁判所(苫小牧支部)に行ったため、これを議会に報告するものでございます。内容につきましては、市営住宅の入居者3人に対し、住宅の明渡しと滞納家賃等の支払を求めるものでございます。

報告5の「専決処分について」は、物損事故に係る損害賠償の額を11月16日付け専決処分により、103万872円と決定しましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。この事件は、本年5月17日、苫小牧市日新町4丁目359番22の市営住宅敷地内において、市営住宅の外壁から剥落したモルタルにより、隣接する相手方の地域暖房に係る建屋の屋根及び外壁を損傷したものでございます。

なお、この事故の賠償金につきましては、相手方が市加入の保険に直接請求したため予算措置はございません。

次に議案についてご説明いたします。 

議案1から4までの「平成29年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部長から説明させていただきます。

議案5の「苫小牧市出張所設置条例の一部改正について」は、沼ノ端出張所を設置する等のため、関係規定を整備するものでございます。これは、沼ノ端出張所を苫小牧市北栄町3丁目3番3号に新設する複合施設内に設置することによるもので、施行日は、規則で定める日でございます。

議案6の「苫小牧市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、地方公務員の育児休業等に関する法律等の改正に伴い、一定の要件を満たす非常勤職員が育児休業をすることができる期間を延長する等のため、関係規定を整備するもので、改正内容(1)は、育児休業可能期間を子の年齢が1歳6か月に達する日までから2歳に達する日までに延長、(2)は、その他の規定の整理で、施行日は、公布の日でございます。                              

議案7の「苫小牧/市税条例等の一部改正について」は、国民健康保険税の課税限度額を引き上げる等のため、関係規定を整備するもので、改正内容(1)は、国民健康保険税の課税限度額を経過措置により、平成30年度及び平成31年度の2か年にわたり段階的に引き上げるもの、(2)は、その他の規定の整理で、施行日は、一部を除き、平成30年4月1日でございます。                       

議案8の「苫小牧市沼ノ端交流センター条例の制定について」は、市民相互の交流を促進するとともに、児童の健康の増進及び健全な育成を図り、もって心豊かに生活できる地域社会の形成に寄与することを目的として、沼ノ端交流センターを設置するため、本条例を制定するものでございます。これは、同センターを北栄町3丁目3番3号に新設する複合施設に設置することについて定めるものです。内容は、名称、位置、構成施設、事業及び管理に関する事項、指定管理者が行う業務の範囲及び管理の基準等を規定するとともに、関係する苫小牧市児童館条例を改正するもので、施行日は規則で定める日でございます。

議案9の「苫小牧市立病院学資金の貸付けに関する条例の一部改正について」は、助産師に対する学資金の貸付額を増額する等のため、関係規定を整備するもので、改正内容(1)は、学資金を助産師学資金と看護師学資金に区分し、(2)は、助産師に係る学資金貸付額を月額5万円以内から15万円以内に引き上げるもの、(3)は、その他の規定の整理で、施行日は、平成30年4月1日でございます。

議案10の「土地の譲渡について」は、住宅用地として市有地を譲渡することについて、議会の議決を求めるものでございます。譲渡する土地につきましては、苫小牧市弥生町1丁目15番1の宅地で、面積2万2千109.86平方メートル、譲渡の方法は、売払い、価格は、2億8千万円、譲渡の相手方は、大東開発株式会社でございます。

議案11の「土地の譲渡について」は、ウトナイ工業団地の一部を譲渡するため、議会の議決を求めるものでございます。譲渡する土地につきましては、苫小牧市ウトナイ南8丁目922番19の宅地で、面積1万446.65平方メートル、譲渡の方法は売払い、価格は7千7百30万5千2百10円、譲渡の相手方は、片桐(かたぎり)機械株式会社でございます。

議案12の「土地の譲渡について」は、苫小牧港西港区本港地区岸壁改修工事に係る用地として市有地を譲渡することについて、議会の議決を求めるものでございます。譲渡する土地につきましては、苫小牧市港町1丁目4番4外3筆の宅地及び公衆用道路で、面積6千820.31平方メートル、譲渡の方法は売払い、価格は7千3百26万3千114円、譲渡の相手方は、国土交通省でございます。

議案13の「土地の譲渡について」は、社会福祉施設に係る用地として市有地を譲渡することについて、議会の議決を求めるものでございます。譲渡する土地につきましては、苫小牧市美原町3丁目9番2の宅地で、面積9千844.70平方メートル、譲渡の方法は売払い、価格は6千4百万円、譲渡の相手方は、社会福祉法人苫小牧慈光会でございます。

議案14から、議案18までの「指定管理者の指定について」は、本市の公の施設を管理する指定管理者の指定をするため、議会の議決を求めるものでございます。指定をする施設は、苫小牧市交通安全センター外9施設でございます。

議案19の「町の区域の画定について」は、新たに町の区域を画するため、議会の議決を求めるもので、住居表示の実施に当たり、字錦岡の一部を錦西町1丁目から3丁目と北星町1丁目及び2丁目へと画するもので、実施期日は、平成30年10月1日でございます。

諮問1の「人権擁護委員候補者の推薦について」は、人権擁護委員の松谷 淑(まつや・きよし)委員が本年7月31日に辞任し、岡田 秀樹(おかだ・ひでき)委員、今村 裕昭(いまむら・ひろあき)委員、二階堂 久美子(にかいどう・くみこ)委員、三隅 雅彦(みすみ・まさひこ)委員が平成30年3月31日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦するものでございます。

以上で私からの説明を終わります。

財政部長説明

私から補正予算案について、説明をさせていただきます。

今回の補正は、一般会計、水道事業会計、下水道事業会計、市立病院事業会計 の4会計でございます。

一般会計の補正額は、補正予算(案)概要資料の歳入、歳出ともに、9億7,207万円の増額補正でございます。

次に、企業会計の補正額は、歳入で1,890万円、歳出で1,897万6千円の増額補正となり、一般会計と合わせた歳出補正の総額は、9億9,104万6千円の増額補正でございます。

なお、水道事業会計と下水道事業会計は、債務負担行為追加のみの補正でございます。

内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。

2款『総務費』、1番「総合福祉会館等補助金」は、落雷により故障した弥生連合町内会館火災報知設備の修繕経費に対する補助金でございます。

2番「ユニバーサルデザインタクシー導入支援事業費」は、国の補助事業と連携し、全ての人に利用しやすい車両を購入する、市内タクシー事業者に対する補助金でございます。

3番「健康ウォーキング事業費」は、同事業に対する指定寄附金1件を充当し、財源更正をするものでございます。

4番「スポーツ施設整備費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、総合体育館ほか3施設で使用する設備を整備する経費でございます。

5番「沼ノ端駅周辺地域防犯カメラ設置事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、沼ノ端駅周辺及び市道沼ノ端北大通り等に防犯カメラを設置する工事費でございます。

6番「災害対策経費」は、強風により倒壊した庁舎屋上の防災行政無線柱の復旧工事及び落雷により故障した屋外拡声子局(こきょく)2基の修繕経費でございます。

7番「避難所Wi-Fi整備事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、災害発生時の避難所における通信手段として、東部地区の小中学校9校にWi-Fi環境を整備する経費でございます。

3款『民生費』、8番「福祉ふれあい基金積立金」は、同基金への指定寄附金1件を積み立てるものでございます。

9番「高齢者等緊急通報システム設置事業費」は、ひとり暮らしの高齢者等に貸与する緊急通報用機器の設置数増加に伴う経費でございます。

4款『環境衛生費』、10番「母子保健測定機器等整備事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、健診業務で使用する乳幼児デジタル身長体重計などの機器を整備する経費でございます。

11番「公衆浴場確保対策事業費」は、富美(ふみ)の湯の廃業に伴い、継承事業者に対する設備改修費の補助及び富美(ふみ)の湯利用者に対する近隣浴場までの交通費の補助を実施するものでございます。

5款『労働費』、12番「緊急雇用対策事業費(市単独)」は、道路清掃や雪氷除去業務などの景気・雇用対策事業を、市単独で実施するものでございます。

6款『農水産業費』、13番「経営所得安定対策直接支払推進事業費」は、農業経営の安定を目的に交付する苫小牧地域農業再生協議会への補助金につきまして、財源とする道補助金の配分増に伴い、増額するものでございます。

8款『土木費』、14番の河川改良費及び15番の公園整備費の「単独事業費」は、市単独の景気対策として、錦岡1号明渠排水路及び小泉の沢川ほか2河川の整備工事と、錦大沼公園ほか1公園の整備工事を実施するものでございます。

16番「緑化推進基金積立金」は、指定寄附金1件を積み立てるものでございます。

17番「森林・山村多面的機能発揮対策負担金」は、森林保全活動等に関する国の交付金事業を行う地域協議会に対し、事業費の一部を負担するものでございます。

18番「地域おこし協力隊事業費」は、総務省の地域おこし協力隊制度を活用し、苫東・和みの森運営協議会に派遣する人材の確保に伴う経費でございます。

9款『消防費』、19番「消防施設・装備等整備事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、水利不便地区での火災時に使用する可搬式一時貯蔵タンクを購入するものでございます。

10款『教育費』、20番「小学校トイレ洋式化事業費」及び、21番「中学校トイレ洋式化事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、拓勇小学校ほか2校及び勇払中学校ほか2校のトイレ洋式化工事を実施するものでございます。

22番「文化交流センター設備整備費」は、故障した給水ポンプユニットの更新工事費でございます。

12款『諸支出金』、23番「財政調整基金積立金」は、道内7空港の民間委託化に関連した北海道空港株式会社の株式譲渡に伴う収入と、来年度当初予算の財源対策として、土地売却収入の増収分を積み立てるものでございます。

24番「過誤納還付金外」は、会計検査院の指摘による生活保護費国庫負担金の返還のほか、国・道支出金の精算に伴う償還金の不足分でございます。

「債務負担行為の追加」でございますが、はじめに、教育費、「第2学校給食共同調理場調理等業務委託」について、次に、各施設指定管理費で、総務費の「ときわスケートセンター」ほか3件の指定管理費を、それぞれ追加するものでございます。

次に、水道事業会計の「債務負担行為の追加」は、「量水器購入費」について追加するものでございます。

次に、下水道事業会計の「債務負担行為の追加」は、「汚泥脱水用凝集剤購入費」について追加するものでございます。

市立病院事業会計の第1款『資本的支出』1番「医局棟増築事業費」は、医局狭隘化の解消及び入退院支援センターのスペース確保を目的とした医局棟増築の実施設計に要する経費でございます。

以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。
 

市長説明

次に案件2の「ご当地ナンバープレートの導入について」報告させていただきます。

本年5月に国土交通省より地方版図柄入りご当地ナンバープレート導入についての報道発表を受け、本市では導入を前提に検討を進めてまいりました。また、6月には商工会議所より積極的な取組を進めるよう要望がございました。

導入の前提である登録自動車数10万台は、本市は既に超えておりましたので、市民や市内事業所の意向を把握するため、無作為に抽出した18歳以上の市民2,000名と、市内事業所2,200社へアンケート調査を実施しました。

調査の結果、市民、事業所ともに賛成が9割を超え、地域名表示については、約9割が「苫小牧」との回答がありました。

この結果から、導入要件の1つである地域住民の合意形成が図られたものと判断し、このたび、地域名を「苫小牧」とする地方版図柄入りご当地ナンバープレートについて、導入の意向表明書を北海道に提出いたします。

今後のスケジュールとしては、今年度3月までに導入申込書を提出し、導入決定を受け、平成30年12月までに図柄デザインを提案することになります。実際にナンバープレートが導入されるのは、平成32年度中となっております。
 案件の説明は以上でございます。皆さんからの質問があればお受けいたします。


 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年9月27日 市長記者会見

とき 平成29年9月27日(水)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、市民生活部長、福祉部長
  • 記者側:5社6名参加

発表内容

  1. 福祉トイレカーの愛称決定について
  2. 「日本女性会議2017とまこまい」の開催について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。

最初に、案件1の「福祉トイレカーの愛称決定について」説明です。

福祉トイレカーは、障がいのある方や高齢者などが、外出時のトイレの確保に大きな悩みを抱えていることを背景に整備された福祉車両です。

「バイオトイレ」や「車いす用リフト」を搭載するなどの特徴を持ち、自治体の中では苫小牧市が全国で初めて導入いたしました。

平成28年12月に納車されて以来、様々なイベントに出動し、利用者数は延べ1,700人を超えるなど、認知度も高まってきておりますが、更に周知を行うとともに、市民をはじめ多くの方に親しみを持ってもらうため、愛称の募集を行いました。

愛称の募集では、193件の応募があり、厳正なる審査にて1件の応募作品を愛称として決定しました。

それでは早速発表いたします。

福祉トイレカーの愛称として決定したのは『とまレット』 です。

今後は、この『とまレット』という愛称を、より一層多くの方に親しみを持ってもらえるように、市内外において積極的なPRを行ってまいります。

次に、案件2の「日本女性会議2017とまこまい」の開催についてでございます。

平成25年5月の開催決定から2年4ケ月が経過し、いよいよ来月の13日から開催されます。

大会は、全体会における講演とシンポジウム、個々の課題に向き合う分科会、交流会などで構成されています。

 これまで、多くの市民や団体、企業の方々に御協力をいただき企画することができましたことに感謝申し上げます。

 男女平等参画社会の実現は、一人ひとりの意識の改革から始まります。この大会を契機に男女平等参画宣言都市にふさわしいまちづくりをしていきたいと考えています。

 先ずは、当日天候に恵まれて、全国から来苫される皆さま方が、苫小牧に来て良かったと思われる大会になるように、実行委員長を始めとしたお手伝いいただく皆さま方とお迎えをしたいと思います。

 詳細につきましては、担当から説明させていただきます。

市民生活部長説明

私の方から、日本女性会議の詳細についてお手元のスケジュール資料で御説明させていただきます。

大会1日目の10月13日は、メイン会場である市民会館におきまして11時30分の開場となります。

開場後、場内ではPR映像を放映しながら、12時35分から地元の観光大使であるかんばやしまなぶさんと、苫小牧市民合唱団によるテーマ曲の合唱で大会オープニングのムードを盛り上げてまいります。

13時から開会式となりますが、大会長である岩倉市長を始め、高橋実行委員長、木村副大会長のご挨拶ののち、内閣府男女共同参画局長、高橋はるみ北海道知事、苫小牧選出道議会議員の来賓紹介の後、高橋知事から祝辞をいただくこととなっております。

開会式終了後、昨年のプレ大会で御出演いただいた金澤泰子さんの御講演、娘で書家である金沢翔子さんによる特別揮毫、内閣府男女共同参画局長の報告、記念講演として女優の渡辺えりさんをお招きし、「夢見る力~つながる幸せ~」をテーマにご講演をいただくという流れになっております。

市民会館でのオープニング終了後、会場をグランドホテルニュー王子に移しまして、18時から交流会を開催いたします。

続いて、大会2日目の14日は、市内8会場におきまして、人権や教育、ワークライフバランスなど様々なテーマで11の分科会を開催いたします。

午後からはアトラクションをはさみ、昨年のプレ大会で御出演いただきました苫小牧脳神経外科の高橋義男医師による特別講演、分科会報告、記念シンポジウムとして神田道子東洋大学名誉教授にコーディネーターをお願いし、「とまこまい発男女平等参画社会を語る」と題しまして、市民・団体代表として高橋実行委員長、企業の代表として出光興産の原田人事部長、地元企業の代表として苫小牧埠頭株式会社の菅原総務部長、岩倉市長がシンポジストとなり、男女平等参画の今後の方向性について考えるという内容となっております。

3日目は、エクスカーションデイとして、主に道内外からの参加者の方に地元苫小牧や胆振管内、道内の施設見学や観光をしていただく内容となっております。

現在、運営スタッフとして実行委員会が200名、ボランティアが380名、市職員300名の合計880名が開催の準備を進めており、会場内外をはじめ、街頭などにおいて遠路からお越しいただく方々を温かくお迎えしたいと考えております。以上でございます。

市長説明

案件の説明は以上でございます。皆さんからの質問があればお受けいたします。


 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年8月30日 市長記者会見

とき 平成29年8月30日(水)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長、市民生活部長
  • 記者側:6社9名参加

発表内容

  1. 第12回市議会定例会の招集告示について
  2. 宝くじスポーツフェア「ドリーム・ベースボール」開催について
  3. 「北朝鮮による弾道ミサイルとみられる飛翔体発射」に伴う対応について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、3件でございます。

 最初に、案件1の「第12回市議会定例会の招集告示について」説明させていただきます。

12回市議会定例会を、9月7日(木曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。

今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、継続費の精算が1件、健全化判断比率及び資金不足比率が1件、専決処分が2件の計4件でございます。

議案につきましては、人事案件が1件、決算認定等が9件、平成29年度各会計補正予算が5件、条例案件が1件、指定管理者の指定が1件、その他が3件の計20件で、合計で24件となっております。

案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第12回市議会定例会、市長提出案件につきまして、御説明いたします。

報告1の「継続費の精算について」は、一般会計の平成27・28年度を継続年度とする、旧道立病院改修等事業、住宅建設事業及び和光中学校校舎大規模改修・耐震補強工事が終了したので、その精算報告をするものでございます。

報告2の「健全化判断比率及び資金不足比率について」は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、平成28年度決算に基づく「健全化判断比率及び資金不足比率」を報告するものでございます。報告3の「専決処分について」は、市営住宅の明渡しに係る訴えの提起について、8月15日付け専決処分により、札幌地方裁判所(苫小牧支部)に行ったため、これを議会に報告するものでございます。

内容につきましては、市営住宅の入居者5人それぞれに対し、住宅の明渡しと滞納家賃等の支払を求めるものでございます。

報告4の「専決処分について」は、物損事故に係る損害賠償の額を8月18日付け専決処分により、27万8千929円と決定しましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。

この事故は、本年5月29日、苫小牧市大成町1丁目14番61の市営住宅駐車場において、外壁から剥落したコンクリート片により、駐車中の相手方車両を損傷させたものでございます。

なお、この事故の賠償金につきましては、相手方が市加入の保険会社に直接請求したため予算措置はございません。

次に議案について説明いたします。議案1の「苫小牧市教育委員会委員の任命について」は、佐藤守(さとう・まもる)委員が、本年11月21日をもって任期満了となるため、後任者の任命について、議会の同意を求めるものでございます。

議案2から議案10までは、平成28年度苫小牧市各会計決算の認定と各企業会計の剰余金の処分の認定について、議会の承認を求めるものでございます。

議案11から15までの「平成29年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部長から説明させていただきます。

議案16の「苫小牧市重度心身障害者医療費助成条例等の一部改正について」は、高齢者の医療の確保に関する法律施行令の改正に伴い、関係規定を整備するもので、施行日は公布の日でございます。

議案17の「動産の取得について」は、動輪(どうわ)電機工業株式会社から散水車を取得するため、議会の議決を求めるものでございます。

取得の方法は買入れ、取得予定価格は、3千196万8千円でございます。

議案18の「指定管理者の指定について」は、緑ケ丘公園運動施設を管理する指定管理者の指定をするため、議会の議決を求めるものでございます。

議案19の「町(まち)の区域の変更について」は、町の区域を変更することについて、議会の議決を求めるものでございます。

これは北光町1丁目と2丁目の区域にわたる開発行為が行われることに伴い、街区内の住居表示の混乱を避けるため、2丁目の一部を1丁目に変更し、整備するものでございます。

議案20の「市道路線の認定について」は、植苗地区に道営住宅を建設することに伴い、3路線を認定するものでございます。

なお、これらの市道路線の位置図等につきましては、別紙として添付しております。

欄外に未定案件を記載しております。

議案(1)の「契約の締結について」は、沼ノ端鉄北地区複合施設新築主体工事に係る請負契約の締結について、予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。

以上で私からの説明を終わります。

財政部長説明

私から補正予算案について、説明をさせていただきます。

今回の補正は、一般会計、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、水道事業会計、下水道事業会計の5会計でございます。

一般会計の補正額は、補正予算(案)概要資料の歳入、歳出、ともに、3億2,605万5千円の増額補正でございます。

なお、補正予算に係る一般財源は、前年度繰越金を充当いたします。

次に、特別会計及び企業会計の補正額は、歳入で、7億5,135万円、歳出で、8億5,135万円の増額補正となり、5会計の歳出補正の総額は、11億7,740万5千円の増額補正でございます。

内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。

2款『総務費』、1番「庁舎管理経費」は、庁舎東側の身体障害者用駐車場を利用する際の安全性向上を図るため、勾配を緩やかにする工事費でございます。

2番「消費者行政推進交付金事業費」は、北海道の補助を活用し、消費生活相談員の資質向上を図るための研修などに要する経費でございます。

3番「ふるさと納税普及事業費」は、ふるさと納税による寄附件数増加に伴う、返礼品送付に要する経費でございます。

4番「自動車ご当地ナンバープレート導入調査事業費」は、ご当地ナンバープレート導入に係る調査等に要する経費でございます。

5番「スポーツ施設整備費」は、屋内ゲートボール場暖房機の修繕に要する経費でございます。

6番「交通安全啓発活動資機材整備費」は、同事業への指定寄附金1件を活用し、交通安全教室などで使用するための備品購入費でございます。

3款『民生費』、7番「福祉ふれあい基金積立金」は、指定寄附金2件を積み立てるものでございます。

8番「既存介護施設等スプリンクラー設備等整備事業費」は、国の補助を活用し、消防法改正に伴う市内4事業所のスプリンクラー等設置に要する経費を補助するものでございます。

4款『環境衛生費』、9番「霊葬場整備事業費」は、高丘霊葬場における燃焼設備故障などによる修繕工事費でございます。

7款『商工費』、10番「企業立地振興条例助成金」は、条例に基づき新増設等を行った企業に対する助成金でございます。

8款『土木費』、11番『道路新設改良費』の「再編関連訓練移転等交付金事業費」は、交付金を活用し、植苗地区道営住宅建設予定地の周囲の道路として整備予定の(仮称)星ケ丘12号線に係る実施設計等を行うための経費でございます。

12番『公園整備費』の「再編関連訓練移転等交付金事業費」は、交付金を活用し、勇払5号公園の老朽化施設を更新するための工事費でございます。

13番「緑の基本計画事業費」は、同事業への指定寄附金1件を充当し、財源更正を行うものでございます。

12款『諸支出金』、14番「財政調整基金積立金」は、街並み整備への指定寄附金1件を積み立てるものでございます。

15番「減債基金積立金」は、株式会社苫東の資本剰余金の配当と、旧土地区画整理事業保留地に係る平成28年度売却分を積み立てるものでございます。

16番「公共施設整備基金積立金」は、平成28年度土地売却収入の増収分を積み立てるものでございます。

17番「総合戦略推進基金積立金」は、先ほどご説明いたしました、「ふるさと納税普及事業費」に関連して、ふるさと納税による寄附見込額から、返礼品送付経費を除いた残額を同基金に積立てるものでございます。

18番「備荒資金組合納付金」は、平成28年度雪氷対策費の執行残を積み立てるものでございます。

「債務負担行為の追加」でございますが、はじめに、商工費、「企業立地振興条例に基づく助成金」は、助成期間が平成31年度までとなることから、平成30年度分以降について、追加するものでございます。

次に、「緑ケ丘公園運動施設」は、ハイランドスポーツセンター、野球場、庭球場、サッカー場、陸上競技場の各施設を一括した、平成30年度以降5年間の指定管理費を追加するものでございます。

次に、国民健康保険事業特別会計の第9款『基金積立金』、1番「国民健康保険事業基金積立金」は、平成28年度の決算剰余金を、同基金へ積み立てるものでございます。

介護保険事業特別会計の第5款『諸支出金』、1番「償還金及び還付加算金」は、平成28年度分の国庫支出金等の精算に係る返還金でございます。

6款『基金積立金』、2番「介護給付費準備基金積立金」は、平成28年度の決算剰余金等を、同基金へ積み立てるものでございます。

水道事業会計の第1款『資本的支出』、1番「改良工事に要する経費」は、永福町ほか2町の配水管改良工事を行うものでございます。

下水道事業会計の第1款『資本的支出』、1番「下水道築造工事に要する経費」は、澄川町ほか2町の雨水管整備及び浜町ほか1町の汚水管改良工事を行うものでございます。

以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

次に案件2の「宝くじスポーツフェア「ドリーム・ベースボール」開催について」説明させていただきます。

9月30日と10月1日の両日、とましんスタジアムをメイン会場とし、宝くじスポーツフェア「ドリーム・ベースボール」を開催いたします。

本事業は、「苫小牧市スポーツ推進計画」に掲げている【トップアスリートとふれあう機会をつくる】を目的に、宝くじ社会貢献広報事業を活用し、実施するものです。

日本プロ野球最多勝利数を誇る金田正一(かねだ まさいち)氏をはじめ、村田兆治(むらた ちょうじ)氏や桑田真澄(くわた ますみ)氏など、元プロ野球選手24名に御参加いただきます。

詳細につきましては、担当部長から説明いたしますが、スポーツ都市宣言50周年の節目を終え、【スポーツのまち とまこまい】として、今後50年の新たな一歩を踏み出すイベントとなりますので、多くの市民の皆様に足を運んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。

総合政策部長説明

私のほうから、宝くじスポーツフェア「ドリーム・ベースボール」に関する内容につきまして、説明申し上げます。

本事業は、一般財団法人自治総合センターの宝くじ社会貢献広報事業として、元プロ野球選手で構成する公益財団法人全国野球振興会(通称:OBクラブ)の協力のもと、長年に渡り全国各地で開催しており、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与することを目的としております。

本市では初めての開催となり、9月30日土曜日、10月1日日曜日の両日に渡り開催いたします。

初日の9月30日には、王子製紙苫小牧工場多目的トレーニングセンターにて、15時から小・中学生チームの指導者を対象とした【クリニック】を実施いたします。

2日目の10月1日には、メイン会場であります「とましんスタジアム」において、9時30分から東胆振1市4町の小・中学生チームを対象とした【ふれあい少年少女野球教室】、12時からサインボールやバットが当たる【ドリーム抽選会】、12時30分から【開会式】、13時から元プロの投手・野手に挑戦する【アトラクション】、13時30分から地元選抜チームとの親善試合【ドリーム・ゲーム】を実施いたします。

また、苫小牧ホワイトパークサンシャインにおいて、10時30分から金田正一(かねだ まさいち)氏の【ふれあい講演会】を実施いたします。

いずれの会場も入場は無料で、整理券は本庁舎8階スポーツ推進室をはじめ、市内17の公共施設にて配布しております。

私のほうからは以上でございます。

市長説明

次に案件3の「8月29日の「北朝鮮による弾道ミサイルとみられる飛翔体発射」に伴う本市の対応について」説明させていただきます。

昨日、北朝鮮からのミサイル発射に伴い、6時2分及び6時14分に全国瞬時警報システム(Jアラート)が作動し、防災行政無線、防災ラジオ、エリアメール等を通じて、ミサイル発射に伴う避難の呼びかけ、及びミサイル通過の情報が発表されました。

これを受けて、本市では、Jアラートの発表をもって「情報連絡体制」とし、直ちに危機管理室職員が市役所へ急行しました。6時20分過ぎから(3名体制での)情報収集を開始し、庁内関係部署及び北海道、自衛隊、警察等の防災関係機関と情報連携を図り、本市への被害はなかったことを確認しております。

この度の事案では、本市への直接的な被害発生には至りませんでしたが、市民の皆様に大きな不安を与えたことは、大変遺憾なことであると考えております。

市としましては、今後とも、国や北海道、及び関係機関との連携を密にしながら、適切な対応に努めてまいります。
 案件の説明は以上でございます。皆さんからの質問があればお受けいたします。



 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年7月31日 市長記者会見

とき 平成29年7月31日(月)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、財政部長
  • 記者側:7社10名参加

発表内容

  1. 平成28年度苫小牧市各会計決算の概要について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、「平成28年度苫小牧市各会計決算の概要について」でございます。

一般会計、特別会計及び企業会計合わせて、9会計の 「平成28年度決算の概要」がまとまりましたので、発表いたします。

詳細につきましては、のち程、財政部長から説明しますので、私からは総括的なところと、健全化指標についてお話をさせていただきます。

はじめに、一般会計の決算では、歳入歳出の差引に繰越財源を確保した実質収支が、約12億円となり、前年度に比べ、1億1千万円ほどの減となりました。

次に、特別・企業会計の決算では、病院事業会計で資金不足が増加する結果となりました。昨年に比べ、単年度の資金不足は減少したものの、今後も一層の経営努力が必要と考えているところです。

次に、財政健全化指標の数値について、速報値ですが、「経常収支比率」が88.5%、「実質公債費比率」が6.1%、「将来負担比率」が73.1%、「公債費比率」が11.4%となり、いずれの数値も、昨年の数値から上昇に転じておりますが、健全性は確保されている結果となっております。少子高齢社会を背景とする社会保障の問題や、公共施設の老朽化対応など、今後の様々な行政課題や財政需要に対応可能な、ぐらつかない強固な財政基盤を確立するために、今後も、しっかりとした財政運営をしてまいりたいと考えております。

なお、正式な比率は、監査委員の審査を経て、9月定例会に報告をさせていただく予定でございますので、よろしくお願いいたします。

詳細は財政部長から説明します。

財政部長説明

 本市の一般会計、4つの特別会計及び4つの企業会計、合わせて9会計の「平成28年度決算の概要」について説明いたします。

一般会計と特別会計の決算概要です。

一般会計の決算は、歳入歳出差引に繰越財源を確保した実質収支で、平成27年度決算に比べて、1億1,060万6千円少ない、12億32万5千円となりました。

実質収支約12億円の要因ですが、収入で、固定資産税が予算額より上振れたことや、土地売却で収入増となったこと、支出で、扶助費が予算額を下回ったことなどによるものでございます。

12億円の使途についてですが、29年度の当初予算の計上分の1億円と、扶助費の執行残に伴う国庫支出金等返還金で約1億円は、すでに確定しておりますが、これらに加えて、30年度当初予算の財源対策や今後の起債事業の償還財源の備えとして、基金に積み立てるほか、29年度中の補正予算で計上する事業の財源として考えてございます。

一般会計の歳出規模は、前年度に比べ、13億円ほどの減となっております。その主なものは、臨時福祉給付金、自立支援給付などの扶助費、沼ノ端クリーンセンターの大規模改修、日新町市営住宅建設などに要する経費で増加しておりますが、土地開発公社の解散に伴い土地開発公社への貸付金が減となったことによるものでございます。

次に市税の状況をお願いいたします。市税収入の、総額は 276億1,531万9千円で、昨年度に比べ 3億5,090万7千円、【1.3%】の増となってございます。その主なものは、個人市民税 1.6% 1億2,442万1千円、固定資産税 3.3% 4億2,527万5千円の増などでございます。

次に、収納率でございますが、現年度分について99.1%で、昨年度より0.3ポイント増、滞納繰越分は、0.9ポイント減となっており、全体では94.8%で、昨年より0.4ポイント上がりました。道内主要10都市では、現年度分で第3位、滞繰分で第8位、合計では第7位となりましたが、現年度分の順位は昨年度の4位から一つ上げております。

主な特別会計の実質収支をご説明いたします。

国民健康保険事業会計は、4億4,665万2千円、介護保険事業会計は、1億8,879万9千円、後期高齢者医療会計は、6,295万円 となっております。

次に、企業会計でございますが、水道事業会計は、単年度資金収支、8,064万1千円、累積資金収支額、17億9,228万円、下水道事業会計は、単年度資金収支、7,420万8千円、累積資金収支額、8億9,464万4千円、市立病院事業会計は、単年資金収支、5,491万2千円のマイナス、累積資金収支額、4億934万円のマイナス、公設地方卸売市場事業会計は、単年度資金収支、2,595万3千円、累積資金収支額、5億1,201万8千円となっております。

最後に、一般会計の市債残高及び基金等残高の推移でございます。上段は、一般会計の市債残高の推移でございますが、平成8年度に547億円だった市債の残高は、平成11年度の751億円をピークに減少しますが、平成24年度から増加し、平成29年度には臨財債を含めて823億円となっております。

下段は、基金残高等の推移でございますが、折れ線グラフは、基金全体の推移を示しており、平成8年度に119億円あったものが、その後の財政状況より減り続け、平成20年度には22億円と最も低くなりました。

平成25年度には新たに公共施設整備基金を設置するなど、平成28年度末の残高は99億円となりましたが、平成29年度当初予算の財源対策により86億円まで減少しております。

下の棒グラフは、財政調整基金や減債基金などのいわゆる市の貯金の推移を示しており、平成29年度当初予算では、財源対策により前年度から減少しております。

以上で、各会計の決算概要の説明とさせていただきます。

市長説明

案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。


 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年6月7日 市長記者会見

とき 平成29年6月7日(水)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長
  • 記者側:5社7名参加

発表内容

  1. 第11回市議会定例会の招集告示について

市長説明

 第11回市議会定例会を、6月15日(木曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。

今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、専決処分が2件、予算の繰越しが3件、出資法人等の経営状況が1件の計6件でございます。

議案につきましては、人事案件が1件、平成29年度各会計補正予算が3件、条例案件が4件、その他の議案が1件の計9件、諮問は、人権擁護委員候補者の推薦についての1件で、合計16件となります。

案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第11回市議会定例会、市長提出案件につきまして、御説明いたします。

報告1の「予算の繰越しについて」は、一般会計の平成27年度から平成29年度までの継続事業で実施している「沼ノ端クリーンセンター長寿命化基幹改良事業」ほか1事業の平成28年度予算現額の一部を平成29年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものでございます。

報告2の「予算の繰越しについて」は、平成28年度一般会計補正予算で追加されました繰越明許費の戸籍住民登録事務経費ほか9事業について、平成29年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものでございます。

報告3の「予算の繰越しについて」は、水道事業会計の平成28年度から平成29年度までの継続事業で実施している錦多峰浄水場送水ポンプ更新工事の平成28年度予算現額を平成29年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものでございます。

報告4の「専決処分について」は、市営住宅の明渡しに係る訴えの提起について、5月22日付け専決処分により、札幌地方裁判所(苫小牧支部)に行ったため、これを議会に報告するものでございます。

内容につきましては、市営住宅の入居者4人それぞれに対し、住宅の明渡しと滞納家賃等の支払を求めるものでございます。

報告5の「専決処分について」は、物損事故に係る損害賠償の額を、5月26日付け専決処分により、16万1千752円と決定しましたので、これを議会に報告するものでございます。

この事故は、本年5月2日午後1時30分頃、見山町1丁目8番37の市道において、救急自動車からストレッチャーを住宅内に搬入しようとした際に、停車していた相手方車両に接触し、当該車両を損傷したものでございます。

なお、この事故の賠償金につきましては、相手方が市加入の保険に直接請求したため予算措置はございません。

報告6の「出資法人等の経営状況について」は、市が出資している株式会社苫小牧振興公社の平成28年度決算及び平成29年度事業計画を報告するものでございます。

次に議案について説明いたします。

議案1の「苫小牧市農業委員会委員の任命について」は、農業委員会委員の任命について議会の同意を求めるものでございます。

これは、農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委員会委員の選出方法が、これまでの選挙及び選任から、全て議会の同意を要件とする市長の任命制に変更になったことによるものでございます。

議案2から4までの「平成29年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部長から説明いたします。

議案5の「苫小牧市個人情報保護条例及び苫小牧市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部改正について」は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、条例で定める個人番号を利用する事務に係る、特定個人情報の提供等の記録を訂正した場合の手続を定める等のため、関係規定を整備するものでございます。

改正内容の〔1〕は、情報提供等記録の訂正に係る通知義務の追加、〔2〕は、その他規定の整理で、施行日は、公布の日でございます。

議案6の「苫小牧市個人番号の利用に関する条例の一部改正について」は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定に基づき、条例で定める個人番号を利用する事務の範囲を変更するため、関係規定を整備するものでございます。

改正内容〔1〕は、省令で定められた個人番号及び特定個人情報の利用に関する事務を条例から削除し、〔2〕は、新たに特定個人情報を利用する事務を条例に追加するもので、施行日は、公布の日でございます。

議案7の「苫小牧市職員の退職手当に関する条例の一部改正について」は、雇用保険法の改正に鑑み、失業者の退職手当に係る支給対象者を追加するため、関係規定を整備するものでございます。

改正内容〔1〕は、法における個別延長給付に相当する退職手当の支給対象者として、特定退職者であって激甚災害により離職を余儀なくされた者等を追加し、〔2〕は、法における移転費に相当する退職手当の支給対象者として、特定地方公共団体又は職業紹介事業者の紹介した職業に就く者を追加するもので、施行日は、〔1〕は公布の日で、〔2〕は平成30年1月1日でございます。

議案8の「苫小牧市墓地条例の一部改正について」は、共同墓の設置に伴い、使用許可の要件を定めるとともに、使用料及び管理料を設定する等のため、関係規定を整備するものでございます。

改正内容〔1〕は、使用許可の要件、〔2〕は、共同墓の使用料を一体につき7千円・管理料を一体につき4千円に設定、〔3〕は、その他規定の整理で、施行日は、一部を除き平成30年4月1日でございます。

議案9の「土地の譲渡について」は、沼ノ端南工業団地の一部を譲渡するため、議会の議決を求めるものでございます。

譲渡する土地につきましては、苫小牧市字沼ノ端2番150の原野で、面積1万2千27.42平方メートル、譲渡の方法は売払い、価格は3千8百88万8千8百円、譲渡の相手方は、司(つかさ)企業株式会社でございます。

諮問1の「人権擁護委員候補者の推薦について」は、人権擁護委員の 千葉洋一(ちば・よういち)委員及び鶴巻安子(つるまき・やすこ)委員が、本年9月30日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦するものでございます。

欄外に未定案件を記載しております。

議案(1)から(2)の「契約の締結について」は、いずれも予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。

議案(3)から(4)の「動産の取得について」は、いずれも予定価格が2千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。

以上で説明を終わります。

財政部長説明

 私から補正予算案について、説明をさせていただきます。

今回の補正は、一般会計、霊園事業会計、水道事業会計 の3会計でございます。

一般会計の補正額は、補正予算(案)概要資料の歳入及び歳出ともに、8億1,996万5千円の増額補正でございます。

なお、補正予算に係る一般財源は、前年度繰越金を充当いたします。

次に、特別会計及び企業会計の補正額は、歳入で、2,270万円、歳出で、2,720万円の増額補正となり、3会計の歳出補正の総額は、8億4,716万5千円の増額補正でございます。

内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。

2款『総務費』、1番「町内会コミュニティ助成事業費」は、全額、自治総合センター助成金を活用し、双葉町町内会が購入する、屋外行事用テント等の備品購入費を助成するものでございます。2番「こども国際交流基金積立金」は、指定寄附金874件を積み立てるものでございます。3番「苫小牧イノベーション基盤構築事業費」は、地方創生推進交付金を活用し、本市の企業等が抱える課題解決の一環として、ベンチャー企業等による技術提案のマッチングなどの実施拡大により、移住・定住に向けた取組みを行うものでございます。4番「移住・定住促進事業費」は、新千歳空港国内線ターミナルビルで開催予定の、道内への移住・定住促進に向けたイベントに出展するための経費でございます。5番「植苗地区テレビ共同受信施設増設事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、航空機による電波障害防止対策として、テレビ共同受信施設を増設するものでございます。6番「植苗地区道営住宅関連用地測量事業費」は、新千歳空港24時間運用拡大の地域振興策として、北海道が整備を予定する植苗地区道営住宅に関連し、周囲の道路用地について測量を行うための経費でございます。7番「スポーツ施設整備費」は、再編関連訓練移転等交付金等を活用した、沼ノ端スケートセンターの除湿機等の設備整備のほか、沼ノ端スケートセンター整氷車のバッテリー故障により、早急に交換する必要があるため、既定予算の流用により対応しました経費でございます。

3款『民生費』、8番「福祉ふれあい基金積立金」は、指定寄附金338件を積み立てるものでございます。9番「臨時福祉給付金等追加支給事業費」は、過去に実施した臨時福祉給付金等の支給漏れにより、追加支給を行うための経費でございます。10番「福祉トイレカー事業費」は、同事業への指定寄附金を活用し、福祉トイレカー事業の周知PR等を行うための経費でございます。11番「市民活動センター施設整備事業費」は、正面玄関ホールの雨漏りについて、早急に修繕する必要があるため、既定予算の流用により対応しました経費でございます。12番「既存介護施設等スプリンクラー設備等整備事業費」は、国の補助を活用し、消防法改正に伴う市内2事業所のスプリンクラー設置に要する経費を補助するものでございます。13番「既存高齢者施設等防犯対策強化事業費」は、国の補助を活用し、市内3事業所の防犯設備設置に要する経費を補助するものでございます。14番「医療介護連携推進施設整備補助金」は、医療介護連携の拠点として「とまこまい医療介護連携センター」が設置されております、苫小牧市医師会館において、医師会が行うバリアフリー化を含めた施設整備に係る費用のうち、エレベーター設置に要する経費を補助するものでございます。15番「保育所管理運営経費」及び、16番「特定教育・保育施設等給付費」は、北海道の多子世帯の保育料軽減支援事業を活用し、本市の保育料無償化について、3歳未満児の第2子以降も新たな対象とするための経費で、財源の整理をあわせて行うものでございます。17番「沼ノ端鉄北地区複合施設整備事業費」は、新千歳空港24時間運用拡大の地域振興策として建設する沼ノ端鉄北地区の複合施設にかかる工事費等で、2ヵ年の継続事業として行うものでございます。なお、財源については、起債の償還も含め、北海道が費用の9割を負担するものでございます。

4款『環境衛生費』、18番「保健センター医療機器整備事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、今年度から実施する胃がん検診のための内視鏡装置等を購入する経費でございます。19番「塵芥処理事業経費」は、昨年度の大雪の影響による収集運搬時間の増加に伴い、収集運搬委託料の不足分を増額するものでございます。

7款『商工費』、20番「ウトナイ交流センター展望施設整備事業費」は、新千歳空港24時間運用拡大の地域振興策として整備するウトナイ交流センター展望施設の設計業務費で、起債の償還も含め、北海道が費用の9割を負担するものでございます。

8款『土木費』、21番「土木車両整備事業費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、勇払地区を含む東部地区の砂利道の散水等に用いる車両の更新経費でございます。22番「緑化推進基金積立金」は、指定寄附金318件を積み立てるものでございます。

10款『教育費』、23番「教育施設整備基金積立金」は、指定寄附金402件を積み立てるものでございます。24番「学校事故に係る賠償金」は、平成26年2月に発生した学校事故にかかる損害賠償請求について、判決により確定した賠償金を支払うものでございます。25番「小学校図書館用図書整備費」及び26番「中学校図書館用図書整備費」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、学校図書を整備するための経費でございますが、小学校の図書整備については、併せて指定寄附金2件を活用するものでございます。27番「市民文化芸術振興基金積立金」は、指定寄附金68件を積み立てるものでございます。28番「遺跡発掘調査等事業費」は、北海道開発局が実施する樽前山火山砂防事業の工事に伴い必要となった遺跡発掘調査について、国の費用負担により実施するための経費でございます。

12款『諸支出金』、29番「霊園事業会計繰出金」は、後ほどご説明します霊園事業会計の補正予算に関連し、一般会計からの繰出金を減額するものでございます。30番「財政調整基金積立金」は、一般寄附金636件及び遺贈による指定寄附金1件を積み立てるものでございます。31番「公共施設整備基金積立金」は、指定寄附金48件を積み立てるものでございます。

「継続費の追加」でございますが、先ほどご説明いたしました、「沼ノ端鉄北地区複合施設整備事業費」に係るものでございます。

霊園事業特別会計の第1款『霊園事業費』、1番「霊園の管理運営経費」、2番「霊園管理基金積立金」、3番「共同墓整備事業費」は、関連議案の共同墓にかかる使用料及び管理料の設定による歳入の増額に伴い、当初予算についての財源更正を行うとともに、管理料の2分の1を今後の修繕の備えとして基金に積み立てるものでございます。

水道事業会計の第1款『資本的支出』1番「植苗ポンプ場 非常用発電機設置工事」は、再編関連訓練移転等交付金を活用し、植苗ポンプ場に非常用発電機を設置するものでございます。

以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。


 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年5月24日 市長記者会見

とき 平成29年5月24日(水)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、健康こども部長
  • 記者側:8社10名参加

発表内容

  1. 市長公約の取組状況について
  2. 多子世帯にかかる保育料の軽減について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。

最初に、案件1の「市長公約の取組状況について」、ご報告させていただきます。

私の掲げた公約に関しましては、市民の皆さんとの約束でございますので、予算編成時において、関連した施策を幅広く盛り込むなど、着実に取り組んできたところでございます。

この度、平成28年度までの取組状況がまとまりましたので、詳細につきまして、担当部長から説明させていただきます。

総合政策部長説明

 それでは、「市長公約の取組状況」について、平成28年度までの実施内容を取りまとめましたので、報告させていただきます。

公約の取組状況は、5つの基本政策を柱とする25項目50施策について、10段階で評価した結果を取りまとめたものでございます。

5つの基本政策と25の公約内容について進捗状況を数値でお示ししてございますが、これは、任期4年間の取組に対する、平成28年度までの約3年間の実施内容に対する数値でございます。

全体では、平成27年度の59.6%から81.2%と21.6ポイントの上昇となっております。

昨年度は「スポーツ都市宣言50周年記念」事業をはじめ、「福祉ふれあいセンター」及び「呼吸器内科クリニック」の開設、「豊川コミュニティセンター」の「福祉避難所」を兼ねた施設への改修などを実施しており、これらの取り組みが数値の上昇の主な要因と考えております。

なお、進捗状況の総括グラフと施策の進捗状況を記載しておりますので、ご参照ください。

本日発表しました内容につきましては、広報とまこまい7月号や市のホームページに掲載するとともに、冊子を市役所2階の情報コーナーや出張所、コミセンなどへ配布し、市民の皆さんへ公表してまいります。

以上でございます。

市長説明

 次に、案件2の「多子世帯にかかる保育料の軽減について」説明させていただきます。

本市では、今年度から総合戦略に基づき出産・子育てのしやすさを実感できる支援として、第3子以降の保育料無償化を実施したところですが、このたび北海道が第2子以降の保育料を3歳未満まで無償化する制度を創設したことから、本市においても、これを活用する方針を固めたものでございます。

詳細は、担当部長から説明させていただきます。

健康こども部長説明

それでは、「多子世帯にかかる保育料の軽減について」について、お手元の資料によりご説明させていただきます。

はじめに、現在、保育所等の教育・保育施設に係る保育料につきましては、市民税所得割非課税世帯までを除く全ての所得階層から徴収しており、兄弟姉妹で同時就園している場合には、最年長の子どもから順に第2子は半額、第3子以降は無償としております。

国は、平成28年度から年収概ね360万円未満の世帯を対象に同時就園条件を撤廃し、第2子を半額、第3子以降を無償としておりますが、本市では第2子について独自に1/4額に軽減しております。

また、本年4月からは市独自に年収概ね570万円未満の世帯を対象に同時就園条件を撤廃し、第3子以降の無償化を実施したところですが、このたび、北海道の事業を活用し、年収概ね640万円未満の世帯を対象に3歳未満児について4月にさかのぼり、第2子以降を無償とする方針を固めたものでございます。

なお、現在、対象者等を精査中であることから所要額等詳細をお示しすることはできませんが、6月定例会に補正予算を提出するよう準備を進めているところでございます。

以上でございます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。


 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年5月2日 市長記者会見

とき 平成29年5月2日(火)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長
  • 記者側:8社8名参加

発表内容

  1. 第10回市議会臨時会の招集告示について
  2. 平成30年度 国・道及び関係機関に対する重点要望事項について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。

 最初に、案件1の「第10回市議会臨時会の招集告示について」説明させていただきます。

 第10回臨時会を、5月12日(金曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今臨時会につきましては、議会からの招集請求によるものでございますが、市長提出案件として、報告につきましては、専決処分が2件、議案につきましては、契約の締結が3件となっております。
 なお、その他の議事として、議会提出案件が2件ございますので、合計7件となります。案件の詳細につきましては、担当部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第10回臨時会の市長提出案件につきまして、ご説明いたします。

 報告1の「専決処分について」は、平成28年度市立病院事業会計の第2回補正予算について、3月31日付け専決処分により定めましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。
 その内容は、基金繰入金について、道立病院から引き続き採用された職員の退職に伴い、基金を取りくずし1千百6万8千円を補正したものでございます。
 
報告2の「専決処分について」は、「苫小牧/市税条例等の一部を改正する条例」を3月31日付け専決処分により定めましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。
 
この改正は、平成29年度の地方税法の改正に伴い、関係規定を整備するもので、改正内容(1)は、国民健康保険税関係で、5割軽減及び2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗じるべき金額を引き上げるもの、
 (2)は、軽自動車税関係で、排出ガス性能及び燃費性能に応じた軽減措置について、重点化を行ったうえで2年間延長するもの
 (3)は、その他の規定の整理で、施行日は、一部を除き、平成29年4月1日でございます。

 次に議案1から議案3までの「契約の締結について」は、平成29年度日新団地市営住宅11号棟新築主体工事、同じく衛生設備工事、さらに大成町1丁目14番3号の市営住宅西面外部等改修主体工事の請負契約について、いずれも予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。以上で説明を終わります。

市長説明

 次に、案件2の「平成30年度 国・道及び関係機関に対する重点要望事項」を発表させていただきます。

 要望事項につきましては、新たに加えられたものが1項目、内容を変更したものが3項目、表題及び内容を変更したものが1項目、前年と同じ内容のものが29項目の合計34項目でございます。
 『最重点要望事項』は6項目ございまして、1つ目が「国道の整備促進」、2つ目が「苫小牧港の港湾機能強化と整備促進」、3つ目が「JR北海道単独維持困難線区の存続及び日高本線の早期復旧に対する支援」、4つ目が「室蘭児童相談所の分室の設置」、5つ目が「道立特別支援学校の設置」、6つ目が「苫小牧登別通(どおり)(仮称)の道道昇格整備」でございます。新規要望は、「苫小牧東部地域への自動走行実証試験施設の設置」でございます。
 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。


上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年3月30日 市長記者会見

とき 平成29年3月30日(木)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長
  • 記者側:7社8名参加

発表内容

  1. 苫小牧市スポーツ都市宣言50周年記念事業について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、「苫小牧市スポーツ都市宣言50周年記念事業について」でございます。

 今年度は、全国で初めてスポーツ都市宣言を行ってから50周年という節目の年であることから、「つなごう スポーツ大作戦」を1年間展開してまいりました。
 記念事業に加え、もう1つの大作戦「ふくし大作戦!!2016」とのコラボレーション事業など、合わせて52事業を主催したほか、65の大会・事業等に後援を行い、合計で117事業、総勢約9万人の方々にこの「つなごう スポーツ大作戦」に参加していただくことができました。
 また今年度は、苫小牧市出身である丹羽孝希選手がリオオリンピック卓球男子団体で銀メダルを、同じく苫小牧市出身の帰山麻衣選手が、冬季アジア札幌大会女子スピードスケート5,000メートルで銅メダルを獲得されました。
 さらには日本女子アイスホッケーのスマイルジャパンが、平昌オリンピック出場権を獲得したほか、王子イーグルスの全日本アイスホッケー選手権優勝など、苫小牧市にゆかりのあるアスリートの方々が大いに活躍し、この50周年に華を添えていただきました。
 「つなごう スポーツ大作戦」は今年度で終了となりますが、今後も活気みなぎる「スポーツ都市」とまこまいを目指して、取り組んでまいりたいと考えております。

 案件の説明は、以上でございます。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年2月16日 市長記者会見

とき 平成29年2月16日(木)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長
  • 記者側:9社10名参加

発表内容

  1. 第9回市議会定例会の招集告示について

市長説明

 第9回定例会を、2月24日(金曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、専決処分の報告が1件、陳情は、議会からの提出案件1件でございます。
 議案につきましては、平成28年度各会計補正予算が9件、平成29年度各会計予算が9件、条例案件が12件、その他の議案が7件の計37件で合計39件となります。
 平成29年度予算では、主な事業といたしまして、福祉・子育てと雇用の融合を図る私立保育所等施設整備費補助などのほか、緑ヶ丘公園サッカー場改修事業や3か年事業の最終年度となる大雨対策事業などを計上しております。
 なお、苫小牧駒澤大学の設置者変更についての行政報告を、私からさせていただく予定となっております。案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第9回市議会定例会、市長提出案件につきまして、ご説明いたします。

 報告1の「専決処分について」は、市有自動車の物損事故に係る損害賠償の額を、12月28日付け専決処分により、7万534円と決定しましたので、これを議会に報告するものでございます。
 この事故は、昨年12月1日午後2時40分頃、東開町4丁目876番9の道道交差点において、市有自動車が停止していた相手方車両に接触し、当該車両を損傷させたものでございます。  
 なお、この事故の賠償金につきましては、相手方が直接請求したため、賠償金に係る予算措置はございません。

 次に議案についてご説明いたします。
 議案1から9までは、「平成28年度苫小牧市各会計補正予算について」で、議案10から18までは、「平成29年度苫小牧市各会計予算について」で、後ほど財政部の方からご説明させていただきます。
 議案19の「苫小牧市議会議員及び苫小牧市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について」は、公職選挙法施行令の改正に準じ、市議会議員及び市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等に係る公費負担の限度額を改定するため関係規定を整備するもので、施行日は、公布の日でございます。
 議案20の「苫小牧市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について」は、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の規定に基づき、職員の任期を定めた採用等に関し必要な事項を定めるため、本条例を制定するものでございます。
 内容は、〔1〕は、職員の任期を定めた採用について、〔2〕は、任期の特例及び更新について、〔3〕は、特定任期付職員の給与に関する特例等についてで、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案21の「苫小牧市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」は、任期付職員の採用に伴い、任期付職員に係る給与、勤務時間その他の勤務条件に関し必要な事項を定めるため、本条例を制定するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案22の「苫小牧市職員の育児休業等に関する条例及び苫小牧市一般職の職員に関する条例の一部改正について」は、地方公務員の育児休業等に関する法律等の改正に伴い、育児休業等の対象となる子の範囲を拡大するとともに、介護のため1日の勤務時間を短縮できるようにする等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案23の「苫小牧市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部改正について」は、人事院規則の改正に準じ、配偶者同行休業の期間の再度の延長ができる特別の事情を定める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、公布の日でございます。
 議案24の「苫小牧市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、市長等の給料額を減額する措置を1年間延長するとともに、農業委員会の農地利用最適化推進委員の報酬額を定めるため、関係規定を整備するもので、施行日は、一部を除き、本年4月1日でございます。
 議案25の「苫小牧市総合戦略推進基金条例の制定について」は、苫小牧市総合戦略の推進に要する経費の財源に充てるため、基金を設置することとし、本条例を制定するもので、内容は、基金の設置、管理、処分等に関する事項について定め、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案26の「苫小牧市税条例等の一部改正について」は、地方税法の改正に伴い、軽自動車税に環境性能割を新設する等のため、関係規定を整備するもので、改正内容〔1〕軽自動車税関係、アは、環境性能割の新設、イは、排出ガス性能及び燃費性能に応じた軽減措置の1年間延長、〔2〕市民税関係、アは、法人税割の税率の引き下げ、イは、個人の住宅借入金等特別税額控除の延長、〔3〕は、その他の規定の整理で、施行日は、一部を除き、平成31年10月1日でございます。
 議案27の「苫小牧市手数料条例及び苫小牧市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について」は、多機能端末機で交付する場合における印鑑登録証明書等の手数料を定める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年6月12日でございます。
 議案28の「苫小牧市手数料条例の一部改正について」は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の制定等に鑑み、建築物エネルギー消費性能適合判定に係る手数料を定める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案29の「苫小牧市手話言語条例の制定について」は、手話に対する理解の促進及び手話の普及に関して基本理念を定め、市等の責務を明らかにし、手話に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、本条例を制定するもので、内容は、基本理念、市、事業者及び市民の責務、施策の推進、財政上の措置について定め、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案30の「苫小牧市保健センター条例の一部改正について」は、各種健診料の上限額を改定する等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案31の「契約の締結について」は、北光小学校校舎改築主体工事の請負契約について、予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。
 議案32の「契約の締結について」は、啓北中学校屋内運動場改築主体工事の請負契約について、予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。
 議案33の「土地の譲渡について」は、ウトナイ商業用地の一部を譲渡するため、議会の議決を求めるものでございます。譲渡する土地につきましては、苫小牧市ウトナイ南7丁目921番3の宅地で、面積5千821.86平方メートル、譲渡の方法は売払い、価格は、7千393万7千6百22円、譲渡の相手方は、八千代(やちよ)工業株式会社でございます。
 議案34の「土地の譲渡について」は、苫小牧中央インター線工事に係る用地として、市有地を譲渡することについて、議会の議決を求めるものでございます。譲渡する土地につきましては、苫小牧市字高丘41番1外1筆の山林で、面積7万7千588.14平方メートル、譲渡の方法は売払い、価格は、2千6百39万6千35円、譲渡の相手方は、北海道でございます。
 議案35の「住居表示の実施に係る市街地の区域及び住居表示の方法の決定について」は、字錦岡の一部に、街区方式で住居表示を実施することについて、議会の議決を求めるものでございます。
 議案36の「市道路線の廃止について」は、一般の交通の用に供していないことなどにより、2路線を廃止するものでございます。
 議案37の「市道路線の認定について」は、開発行為の完了によるものなど17路線を認定するものでございます。

 未定案件でございます。
 議案(1)の「平成29年度一般会計補正予算(第1回)について」は、IRにかかる調査費について、金額が確定次第、追加補正として提案する予定でございます。
 議案(2)の「苫小牧市税条例の一部改正について」は、平成29年度税制改正に係る改正で、会期中に地方税法が改正された場合には、追加提案するものでございます。以上で説明を終わります。

財政部長説明

 28年度2月の補正予算案の概要をご説明させていただきます。

 一般会計の総括ですが、歳出では、制度融資分を除く合計は9,642万円 の減額補正であり、制度融資の減分 6億1,810万円を含む補正予算総額は、7億1,452万円の減額補正でございます。
 特別会計及び企業会計の総括で、歳出では特別会計は、国保会計 9億9,286万1千円の減など、合計で、9億2,841万9千円の減額補正、企業会計は、下水道事業で3億3,136万7千円の減など、合計で、4億3,364万6千円の減額補正となっており、全会計の合計は、20億7,658万5千円の減額補正でございます。
 内容につきまして、一般会計から説明させていただきますが、今回は、主に整理補正でございますので、事業費の確定や、受給者数等の増減、単価や使用量の増減による執行の整理補正、財源更正などは説明を省略させていただき、増額補正する主な項目について説明させていただきます。
 第2款『総務費』、19番 コミュニティセンター施設等整備費は、のぞみコミュニティセンターの集会室及び体育館排煙窓開閉装置の修繕工事費でございます。
 24番こども国際交流基金積立金は、同基金への指定寄附金353件を積み立てるものでございます。
 27番ふるさと納税普及事業費は、ふるさと納税返礼品送付などの経費の増でございます。
 38番スポーツ施設整備費は、沼ノ端スケートセンターの整氷車のドライブモーター交換などでございます。
 41番災害用備蓄品整備事業費は、特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用した災害用備蓄品の整備でございます。
 第3款『民生費』、51番福祉ふれあい基金積立金は、同基金への指定寄附金161件を積み立てるものでございます。
 53番地域生活支援経費は、広域連携による障がい者の地域生活支援拠点事業を、東胆振4町からの事務委託により実施する経費などでございます。
 72番保育所等業務効率化推進事業費は、国の補助を活用した、私立保育所等に対する保育システムや事故防止カメラ設置に係る補助でございます。
 第4款『環境衛生費』、87番 塵芥処理事業経費は、クリーンとまこまい発行経費などでございます。
 第8款『土木費』、113番一般管理費は、マイクロフィルムスキャナー購入費でございます。
 118番 雪氷対策費は、例年を上回る降雪による除雪費の増額でございます。
 126番社会資本整備総合交付金事業費は、社会資本整備総合交付金を活用して行う公園整備工事などでございます。
 132番 緑化推進基金積立金は、同基金への指定寄附金75件、及び美沢市有林立木売却収入を積み立てるものでございます。
 137番住宅建設事業費【繰越明許費】は、国の補助金の追加に伴い、日新市営住宅6号棟の駐車場整備などを、繰越明許費の追加により前倒しで行うものでございます。
 第9款『消防費』、143番一般事務経費は、国の要請により設置を予定しているエネルギー・産業基盤災害即応部隊についての先進地視察旅費などでございます。
 147番消防施設・装備等整備事業費は、石油貯蔵施設立地対策等補助金を活用した放水用資機材の購入費でございます。
 第10款『教育費』、155番教育施設整備基金積立金は、同基金への指定寄附金207件を積み立てるものでございます。
 160番校舎等改修費【繰越明許費】は、国の2次補正に伴い、明徳小学校屋外避難階段工事などを、繰越明許費の追加により前倒しで行うものでございます。
 171番 校舎等維持補修経費は、緊急に補修が必要となった啓北中学校普通教室の補修工事を行うものでございます。
 173番校舎等改修費【繰越明許費】は、国の2次補正に伴い、沼ノ端中学校屋外避難階段工事などを、繰越明許費の追加により前倒しで行うものでございます。
 175番教育扶助費は、新入学用品費の支給前倒しと、単価の増額改定によるものでございます。
 182番市民文化芸術振興基金積立金は、同基金への指定寄附金44件と、文化芸術振興助成事業での募金を積み立てるものでございます。
 第12款『諸支出金』、192番財政調整基金積立金は、一般寄附金2,277件、緑ヶ丘公園サッカー場改修事業指定寄附金1件のほか、平成29年度予算の財源対策分を積み立てるものでございます。
 193番減債基金積立金は、今後の地方債償還財源として基金の積み増しを行うものでございます。
 194番 公共施設整備基金積立金は、同基金への指定寄附金150件、平成28年度の土地売却収入増収分などを積み立てるものでございます。
 195番過誤納還付金外は、公益財団法人道央産業振興財団が実施する基金事業のうち、国庫補助金相当額について、市を経由して国に返還するものでございます。
 以上が歳出の増額補正の主な項目でございます。
 次に「継続費補正」は、事業費確定により年割り額などを変更するものでございます。
 「繰越明許費補正」は、総務費の「戸籍住民登録事務経費」について、個人番号カード発行に関連して支払う地方公共団体情報システム機構(J-LIS)への交付金を国の通知に基づき翌年度に支払うため、追加をお願いするものでございます。また、土木費の「住宅建設事業」、教育費の小学校及び中学校の「校舎等改修」については、先ほどご説明いたしましたとおり、国の補正予算などに関連して追加をお願いするものでございます。
 「債務負担行為補正」は、平成29年度予算の早期発注事業に伴うものについて追加をお願いするものでございます。
 一般会計の説明は以上です。

 続きまして、特別会計及び企業会計の主な内容でございますが、国民健康保険事業会計は、主に「保険給付費」で療養給付費の減などでございます。
 霊園事業会計は、主に「霊園事業費」で一般管理費の減などでございます。
 介護保険事業会計は、主に「保険給付費」の増などでございます。
 後期高齢者医療会計は、主に「後期高齢者医療広域連合納付金」の増などでございます。
 水道事業会計は、主に、収益的支出の「営業費用」で、引当金の増に伴う給与費の増など、資本的支出の「建設改良費」で、事業費確定に伴う減などでございます。
 「債務負担行為補正」は、早期発注事業として、配水管新設などの工事費の追加をお願いするものでございます。
 下水道事業会計は、主に、収益的支出の「営業費用」で、処理センター費の減など、資本的支出の「建設改良費」で、下水道築造費の減などでございます。
 「債務負担行為補正」は、下水道処理センター汚泥運搬業務及び処分業務と、早期発注事業として下水道管渠築造費の追加をお願いするものでございます。
 市立病院事業会計は、主に、収益的支出の「医業費用」で給与費や材料費、光熱水費などの減などでございます。
 公設地方卸売市場事業会計は、収益的支出、資本的支出ともに事業費確定などによる減でございます。

 平成29年度苫小牧市各会計予算案について、説明させていただきます。
 本年度の一般会計の予算規模は、前年度比 3.2%減の753億1,600万円、特別会計は、0.4%増の352億976万2千円、企業会計は、1.1%増の219億5,430万5千円、全会計で、1.6%減の1,324億8,006万7千円の予算規模でございます。
 各会計の経常事業費・主要事業費予算の前年度対比の表でございます。全会計合計の増減は、経常事業費は、前年度比 3億7,718万7千円、0.3%の増、主要事業費は、25億2,248万8千円、10.8%の減、合計では、21億4,530万1千円、1.6%の減でございます。
 一般会計歳出の款毎の経常事業費と主要事業費の前年度対比の表でございます。
 経常事業費の合計は、5億8,750万円、1.0%の増で、増の主なものは、民生費4億7,064万6千円の増、諸支出金 2億5,906万2千円の増でございます。
 主要事業費の合計は、30億9,550万円、16.3%の減で、減の主なものは、総務費4億6,292万8千円の減、教育費13億4,499万1千円の減 でございます。
 一般会計の歳入の前年度対比でございます。第1款、市税は、1億4,718万2千円、0.5%の増を見込んでおります。第6款、地方消費税交付金は、3億3,000万円、8.9%の減、第11款、地方交付税は、3億円、4.4%の増を見込んでおります。

 次に、29年度予算の特徴について申し上げます。
 平成29年度予算は、テーマを「warm heart! なまちづくり ~誇れる街苫小牧~」としております。
 「活気みなぎるふくし」、「安心安全なまちづくり」、「財政基盤強化」を重点課題とし、福祉・子育て施策と雇用の融合・好循環を図るなど、各種取組みを進める予算として、主な事業と予算額の概略をまとめてございます。
 「Ⅰ 活気みなぎるふくし」では、「①男女平等」、「②福祉」、「③子育て・健康」、「④経済振興・地方創生・雇用」、「⑤スポーツ」の5項目です。
 「①男女平等」では、日本女性会議2017とまこまい開催事業、「②福祉」では、ふくし大作戦!!!2017、介護職員就業支援事業、医療介護連携センター事業など、「③子育て・健康」では、私立保育所等施設整備費補助、小規模保育施設整備費補助、保育料3子目無償化拡大、新生児聴覚検査助成事業など、「④経済振興・地方創生・雇用」では、PR動画作成事業、ご当地キャラふれんどフェスティバルinとまこまい補助のほか、雇用・地方創生関連事業など、「⑤スポーツ」では、緑ヶ丘公園サッカー場改修事業などでございます。
 「Ⅱ 安心安全なまちづくり」では、「①大雨対策」、「②施設建替え・老朽化対策」、「③小中学校」、「④消防・防災・防犯」、「⑤交通安全の確保」の5項目です。
 「①大雨対策」では、平成27年度からの3ヵ年事業の最終年度として、市民生活部、都市建設部、上下水道部の3部の事業を計上しております。「②施設建替え・老朽化対策」では、日新団地建替えなどの市営住宅関連、27年度からの継続事業の沼ノ端クリーンセンター長寿命化事業、「③小中学校」では、拓進小学校の増築、第16中学校新設の実施設計、北光小、啓北中などの大規模改修関連事業、第2給食共同調理場建替え設計など、「④消防・防災・防犯」では、はしご車などの消防車両整備、総合防災訓練、火山砂防フォーラムなど「⑤交通安全の確保」では、交通安全指導員貸与品更新補助、道路ストック総点検事業などでございます。
 「Ⅲ 財政基盤強化」の内容として、「①財源確保」では、広告収入の拡大、新電力導入の3年目の効果額、街路灯LEDの段階的導入を、「②財政基盤安定化計画の取組み」では、安定化計画で管理する3つの財政指標の平成28年度の見込み数値により、財政の健全性は確保されていることをお示しします。
 最後に、『土木・建築事業費』を掲載しておりますが、29年度は、全会計で139億2,100万円の予算規模となってございます。以上、簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。

市長説明

 案件の説明は、以上でございます。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成29年1月4日 市長記者会見

とき 平成29年1月4日(月)午前10時30分から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長
  • 記者側:6社7名参加

発表内容

  1. 新年のあいさつ

市長説明

 新年明けましておめでとうございます。
 苫小牧市民の皆さまに新年のご挨拶を申し上げます。

 本年も市民の皆さまから寄せられた期待にしっかりとお応えし、課題の解決に向けた取組をより一層進めてまいりますので、報道機関の皆さまには、報道を通じた応援、支援をいただければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。
 昨年は、11月にJR北海道の公表した維持困難路線が大きく取り上げられましたが、不通となっていた日高線に加え、日高線の苫小牧・鵡川間、室蘭線の沼ノ端・岩見沢間も対象となっております。北海道全体の鉄道事業の問題でもございますが、本市として、まずは東胆振1市4町の枠組みで現状認識と問題意識を共有するとともに、利用実態等を把握した上で2線区問題について話し合いを重ねたいと考えております。
 さて、年頭にあたり、私の市政運営に向けた思いの一端を申し述べさせていただきます。今年は私の市長3期目の3年目となりますが、3期目は「誇れる街 苫小牧へ ~活気みなぎるふくしのまちづくり~」を基本テーマとしております。人口減少と高齢化社会が進む中、様々な施策に取り組んでまいります。
 昨年から「ふくし大作戦!!2016」を展開しておりますが、今年4月からは「ふくし大作戦!!!2017」として、さらにステージアップし、今年制定を目指す手話言語条例の周知や、福祉トイレカーの運用、北海道障がい者スポーツ大会の開催など、多彩な事業に取り組んでまいります。
 また、医療・介護などの在宅サービスを一体的に提供するための地域包括ケアシステム構築の一環として、「医療介護連携センター(仮称)」の開設に向け準備を進めております。高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、苫小牧市医師会の協力を得て、東胆振1市4町の広域的な支援を視野に入れながら、在宅で介護・医療が受けられるワンストップサービスの提供に向けて取り組んでまいります。
 財政健全化につきましては、市長就任当初から最重要課題と位置づけ、3期目の目標としても「財政基盤の強化、そして20年先を見据えたまちづくりの実践!」を掲げております。「財政基盤安定化計画」と「行政改革プランーNEXT STAGEー」を連携させながら、安定して強固な財政基盤の確立に向け、財政健全化の取り組みを進めてまいります。
 苫小牧市総合計画につきましては、第5次基本計画が29年度までとなっておりますので、市民の皆様の要望や意見を広くうかがった上で、時代の流れに即した形で新たな計画を策定してまいりたいと思います。
 さて、今年は、道内で初の男女平等参画都市宣言を行った本市で、「市民・団体の力+企業の力+行政の力=オールとまこまい」を合言葉に、「日本女性会議2017とまこまい大会」が開催されます。男女問わず、共に活躍できる社会の実現に向けた取組を計画してまいります。
 また、7月には、出光カルチャーパークにて、とまチョップがホストとなり、ご当地キャラを集めてステージイベントなどを行う「ご当地キャラふれんどフェスティバルinとまこまい」が、10月には、火山地域の自治体や関係機関が、火山と地域の安全についての理解を深め、相互に情報交換を行う「2017火山砂防フォーラム」が開催されます。このように日本全国から多くの方が訪れていただけるイベントを控えていることから、この機会に本市の魅力を存分に発信してまいりたいと考えております。報道機関の皆さまにも、ご協力をお願いいたします。
 また、IRにつきましては、昨年、IR推進法が可決・成立し、今後は実施法が整備される予定となっております。IR構想は人口減少時代を見据えたチャレンジテーマの1つであると考えており、世界に類を見ない北海道らしいIR実現に向けた大きな一歩であると認識しております。引き続き国などの今後の動向を注視し、情報収集を行うとともに、様々な準備を進めてまいりたいと考えております。
 最後になりますが、これからも市民の皆さまにとって魅力のある、誰もが安心して生き生きと暮らし、未来に向かって明るい希望が持てる「誇れる街 苫小牧」を目指してチーム一丸となって挑戦してまいりたいと考えております。
 今年1年明るい話題の多い年になるよう祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。今年もよろしくお願いいたします。
上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課


 

お問い合わせ

総合政策部政策推進室秘書広報課
電話:秘書担当:0144-32-6096、広報担当:0144-32-6108
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