きせかえ
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平成28年

平成28年12月16日 市長記者会見

とき 平成28年12月16日(金)午後4時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、総合政策部長、環境衛生部長
  • 記者側:4社4名参加

発表内容

  1. 「米軍再編に係る岩国飛行場から千歳基地への訓練移転」の終了について

市長説明

 本日、北海道防衛局の現地連絡本部から、「訓練移転終了に伴い、米軍のAV-8B、2機が岩国基地へ帰還しましたが、残り2機の米軍機については、準備ができ次第帰還します。」との連絡がありましたことから、これをもちまして「岩国飛行場から千歳基地への訓練移転」が終了いたしましたので、ご報告をさせていただきます。
 今回の訓練移転では、12月7日から15日までに、計9回の訓練が実施され、現時点では「訓練に関する事件・事故はありませんが、米軍人がレンタカーで外出の際、接触事故が1件あった」との連絡を受けており、訓練としては無事終了したものと考えております。
 なお、現在も千歳基地内に米軍関係者が残っておりますことから、帰還するまでの間、引き続き万全の体制を維持してまいります。
 このたびの訓練につきましては、国は、協定の遵守をはじめ、訓練計画の2段階による事前公表、国の連絡協議会開催のほか、住民等の対応窓口となる現地連絡本部の設置など、これまでの国との協議経過を踏まえ、着実に実行されたものと受け止めております。
 市といたしましても、今後、訓練の公表から終了までの間における市民周知、市民の安心・安全対策、騒音測定などの対応について、庁内の対策会議などの場で検証し、次回以降の訓練に活かしてまいりたいと考えております。最後になりますが、今回の訓練移転に当たり、市民の皆様のご理解や関係団体、報道機関の皆様のご協力に対しまして、厚く御礼を申し上げます。

 私からは、以上でございます。皆さんからのご質問があればお受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年11月28日 市長記者会見

とき 平成28年11月28日(月)午後3時30分から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、環境衛生部長
  • 記者側:5社5名参加

発表内容

  1. 「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」の開催結果について

市長説明

 本日、北海道防衛局におきまして「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」が開催され、本市から佐々木副市長が出席をいたしましたが、この会議で「米軍再編に係る岩国飛行場から千歳基地への訓練移転に関する訓練計画概要について」詳細な通知がございました。
 通知の内容につきましては、訓練の「期間」は平成28年12月5日から16日まで、「参加部隊」は岩国基地所属の第12海兵航空群並びに千歳基地所属の第2航空団、三沢基地所属の北部航空警戒管制団、「使用基地」は千歳基地、「演練項目」は戦闘機戦闘訓練等、「使用訓練空域」は北海道西方空域及び三沢東方空域、「参加規模」はタイプⅡで、米軍はAV-8Bが4機程度、人員90名程度、航空自衛隊はF-15が4機程度、以上が訓練計画概要として通知されております。
 また、戦闘機につきましては、5日に展開をし、16日に撤収する予定と聞いております。
 この連絡協議会におきまして、市民の皆さんの安心・安全の確保に万全を期すため、北海道防衛局に対し、北海道、千歳市、苫小牧市の三者で構成する「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡会議」から要請を行っており、また、苫小牧市の個別要望といたしまして、佐々木副市長から、協定等の遵守のほか、機体点検の徹底、訓練の安全管理、米軍人の規律の維持などについて、市民の安心・安全のため万全の体制で訓練を行うよう、重ねてお願いをしてきたところでございます。
 訓練の実施に伴いまして、懸念されます航空機騒音につきましては、市の常設局5局、北海道の常設局9局、国の常設局1局のほか、国及び市の臨時測定地点が各3局、計21局の体制で騒音測定を行うこととしております。
 市役所内部の体制でありますが、11月14日の概略通知を受けて、ただちに「苫小牧市在日米軍再編問題対策会議」を開催し、庁内体制を整えておりますが、本日の詳細通知の内容を周知し、市民の皆さんの安心・安全の確保に万全を期してまいりたいと考えております。
 最後に、今後のスケジュールといたしましては、本日18時30分からリサイクルプラザ苫小牧で開催されます、航空機騒音対策協議会で説明をするほか、明日、総合開発特別委員会を開催し、市議会への報告を行ってまいります。また、市のホームページやフェイスブックへの掲載、新聞の市役所だよりなどで、訓練に関する情報の市民周知を図るとともに、商工会議所など関係団体への報告、航路下地域への周知チラシの配布などを行ってまいります。

 私からは、以上でございます。皆さんからのご質問があればお受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年11月22日 市長記者会見

とき 平成28年11月22日(火)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長
  • 記者側:8社9名参加

発表内容

  1. 第8回市議会定例会の招集告示について

市長説明

 第8回市議会定例会を、12月1日に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、議会からの委員会審査結果報告が2件、専決処分が1件の計3件でございます。
 陳情は、議会からの提出案件で1件、選挙は、選挙管理委員及び補充員の選挙が1件でございます。
 議案につきましては、定住自立圏形成協定の変更が4件、平成28年度各会計補正予算が5件、条例案件が8件、指定管理者の指定が4件、その他の議案が3件の計24件、諮問は、人権擁護委員候補者の推薦の1件で、合計30件となります。
  案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第8回市議会定例会、市長提出案件につきまして、ご説明いたします。

 報告3の「専決処分について」は、市営住宅の明渡しに係る訴えの提起について、11月2日付け専決処分により、札幌地方裁判所(苫小牧支部)に行ったため、これを議会に報告するものでございます。
 内容につきましては、市営住宅の入居者3人及び相続人1人、それぞれに対し、住宅の明渡しと滞納家賃等の支払を求めるものでございます。

 次に議案についてご説明いたします。
 議案1から4までの「定住自立圏形成協定の変更について」は、白老町、厚真町、安平町及びむかわ町との間において、それぞれ締結した定住自立圏形成協定を変更するため、議会の議決を求めるものでございます。変更内容は、地域生活支援事業を本協定に追加するものでございます。
 議案5から9までの「平成28年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部長から説明させていただきます。
 議案10の「苫小牧市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、国家公務員に準じて特別職の職員に支給する期末手当の支給割合を引き上げるため、関係規定を整備するもので、施行日は、一部を除き、公布の日でございます。
 議案11の「苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、国家公務員の給与改定に鑑み、一般職の職員の給料月額を改定するとともに、勤勉手当の支給割合を引き上げる等のため、関係規定を整備するものでございます。
 改正内容(1)は、給料月額の改定について、
 (2)は、勤勉手当の支給割合の引上げについて、
 (3)は、扶養手当の額の改正について、
 (4)は、昇給制度の改正について、
 (5)は、等級別基準職務表の改正についてで、施行日は一部を除き、公布の日でございます。
 議案12の「苫小牧市職員の退職手当に関する条例の一部改正について」は、雇用保険法の改正に伴い、用語の整理を行う等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、平成29年1月1日でございます。
 議案13の「苫小牧市保育所条例の一部改正について」は、やまて保育園を廃止するため、関係規定を整備するもので、施行日は、平成29年4月1日でございます。
 議案14の「苫小牧市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について」は、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める等のため、本条例を制定するものでございます。内容は、農業委員会委員の定数を7人、新設の農地利用最適化推進委員の定数を6人と定め、本条例の制定に伴い関係条例を廃止するもので、施行日は、平成29年7月20日でございます。
 議案15の「苫小牧市営野球場条例の一部改正について」は、新たに設置する夜間照明の使用料を定めるため、関係規定を整備するものでございます。内容は、緑ケ丘野球場の夜間照明使用料を1時間当たり1,500円とするもので、施行日は、平成29年4月1日でございます。
 議案16の「苫小牧市建築基準法施行条例の一部改正について」は、教室等の出入り口に関する基準の対象となる施設に、幼保連携型認定こども園を追加する等のため、関係規定を整備するもので、施行日は公布の日でございます。
 議案17の「苫小牧市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について」は、植苗星ケ丘地区整備計画区域について建築物の用途に関する制限を定めるため、関係規定を整備するもので、施行日は、公布の日でございます。
 議案18の「土地の譲渡について」は、ウトナイ工業団地の一部を譲渡するため議会の議決を求めるものでございます。譲渡する土地につきましては、苫小牧市ウトナイ南8丁目922番18の宅地で、面積8千264.56平方メートル、譲渡の方法は売払い、価格は6千198万4千2百円、譲渡の相手方は、昌運(しょううん)工業株式会社でございます。
 議案19から22までの「指定管理者の指定について」は、本市の公の施設を管理する指定管理者の指定をするため、議会の議決を求めるものでございます。指定をする施設は、市民会館、ウトナイ交流センター、ときわスケートセンター、屋内ゲートボール場でございます。
 議案23の「公の施設の区域外設置及び他の団体の公の施設の利用に関する協議について」は、安平町の公の施設を本市の区域に設置し、当該公の施設を本市の住民の利用に供させることの協議について、議会の議決を求めるものでございます。協議の内容は、設置施設、設置場所、経費の負担、使用の条件などについてでございます。
 議案24の「東胆振広域圏振興協議会の廃止について」は、東胆振広域圏振興協議会を廃止するため、議会の議決を求めるものでございます。現在、広域連携の施策に関しては、定住自立圏の連携事業により推進されており、同協議会については、既に構成団体において廃止合意がされていることによるものでございます。

 諮問1の「人権擁護委員候補者の推薦について」は、人権擁護委員の廣田 良司(ひろた りょうじ)委員、大森 美智子(おおもり みちこ)委員、高橋 裕美(たかはし ひろみ)委員、松谷 淑(まつや きよし)委員が平成29年3月31日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦するものでございます。以上で私からの説明を終わります。

財政部長説明

 私から補正予算案について、説明をさせていただきます。

 今回の補正は、一般会計、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、水道事業会計、下水道事業会計 の5会計でございます。

 一般会計の補正額は、補正予算(案)概要資料の歳入、歳出、ともに、22億1,181万5千円の増額補正でございます。なお、補正予算に係る一般財源は、前年度繰越金を充当いたします。
 次に、特別会計及び企業会計の補正額は、歳入で657万2千円、歳出で1,027万2千円の増額補正となり、5会計の歳出補正の総額は、22億2,208万7千円の増額補正でございます。

 内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。
 第2款『総務費』、1番「こども国際交流基金積立金」は、同基金への指定寄附金96件を積み立てるものでございます。
 2番「北海道新幹線×nittan地域戦略会議活動事業費」は、戦略会議の代表事務局である本市が、北海道市町村振興協会の助成金を受けて、戦略会議の取組に対して負担金を支出するものでございます。
 3番「日新温水プール休館補償金」は、日新温水プールのタイル部分の取替修繕工事に伴う休館補償金額が確定したことから、その補償金を指定管理者に支払うものでございます。
 第3款『民生費』、4番「福祉ふれあい基金積立金」は、同基金への指定寄附金46件を積み立てるものでございます。
 5番「臨時福祉給付金支給事業費」は、国の補正予算に関連して、平成26年4月の消費税率引上げに伴う影響緩和のため、所得の少ない方等へ給付金を支給するもので、繰越明許費の設定により行うものでございます。
 6番「高齢者等緊急通報システム設置事業費」は、病気のある一人暮らしの高齢者等に貸与する緊急通報用機器の設置数の増加に伴う経費でございます。
 7番「介護ロボット導入促進事業費」は、介護従事者の負担軽減と確保のため、介護ロボットを導入する事業者に対して助成するものでございます。
 8番「生活保護システム改修事業費」は、保守更新が不能となった既存システムのサーバー等の更新に係る経費でございます。
 第5款『労働費』、9番「緊急雇用対策事業費(市単独)」は、道路清掃や雪氷除去業務などの景気・雇用対策事業を、市単独で実施するものでございます。
 第7款『商工費』、10番「地域ポイント活用地元商店活性化事業費」は、とまチョップポイント事業と連携して、地域商店での消費拡大の促進と地元商店街の活性化を目的とした事業に対する補助でございます。
 第8款『土木費』、11番 河川改良費の「単独事業費」及び、12番 公園整備費の「単独事業費」は、景気・雇用対策として、河川維持浚渫(しゅんせつ)業務や住吉公園ほか1公園の施設設置工事などを実施するものでございます。
 13番「緑化推進基金積立金」は、同事業への指定寄附金50件を積み立てるものでございます。
 14番「住宅建設事業費」は、国の補正予算に関連して、現在継続費で行っている日新団地市営住宅6号棟建設の平成29年度に予定していた事業について、補助の内定を受けたことから、継続費の年割額を変更するものでございます。
 15番「給水設備等改修事業費」は、国の補正予算に関連して、住吉町市営住宅の給水設備改修工事について補助の内定を受けたことから、繰越明許費の設定により行うものでございます。
 第10款『教育費』、16番「教育施設整備基金積立金」は、同基金への指定寄附金49件を積み立てるものでございます。
 17番及び18番の「北光小学校校舎改築事業費」と、19番及び20番「啓北中学校校舎・屋内体育館改築事業費」は、国の補正予算に関連して、当初未採択となった平成28年度分と併せて、平成29年度に予定していた事業についても補助の内定を受けたことから、国の予算と連動させるため、継続費を繰越明許費に組み替えるものでございます。21番「市民文化芸術振興基金積立金」は、同基金への指定寄附金14件を積み立てるものでございます。
 第12款『諸支出金』、22番「介護保険事業会計繰出金」は、後ほど、介護会計のところでご説明いたしますが、「在宅医療・介護連携事業」実施のための市負担分を、介護会計に繰り出すものでございます。
 23番「財政調整基金積立金」は、一般寄附金326件を積み立てるものでございます。
 24番「公共施設整備基金積立金」は、同基金への指定寄附金20件を積み立てるものでございます。
 25番「過誤納還付金外」は、生活保護費分など国・道支出金に対する償還金等の不足分でございます。第15款『災害復旧費』、26番「平成28年8月台風災害に係る河川復旧事業費」は、平成28年8月の台風災害に係る小泉の沢川災害復旧工事で、繰越明許費の設定により行うものでございます。
 「継続費補正」につきまして、「継続費の変更」は、先ほどご説明した、日新団地市営住宅6号棟建設の継続費の年割額を変更するものでございます。
 「継続費の廃止」は、先ほどご説明した、北光小学校校舎改築と啓北中学校校舎・屋内体育館改築の継続費を廃止して、繰越明許費に組み替えるものでございます。
 「繰越明許費補正」につきまして、「繰越明許費の追加」は、先ほどご説明した、「臨時福祉給付金支給事業」等について、追加するものでございます。
 「債務負担行為補正」につきまして、「債務負担行為の追加」は、「各施設指定管理費」について、総務費の市民会館ほか2件の指定管理費を追加するものでございます。

 国民健康保険事業特別会計の第4款『前期高齢者納付金』、1番「高齢者医療確保法による前期高齢者納付金」は、前期高齢者納付金について、予算編成時に国から示された積算基準と実際の積算基準との差額分を補正するものでございます。

 介護保険事業特別会計の第3款『地域支援事業費』、1番「在宅医療・介護連携事業費」は、在宅医療・介護連携推進のため、苫小牧保健センターを運営主体とする「(仮称)医療介護連携センター」設置に向けた準備に係る委託料でございます。

 水道事業会計の第1款『水道事業費用』1番「給水区域認可変更事務負担金」は、美沢地区の一部で、安平町から給水を受けるために必要な認可変更に係る委託料について、本市関係分を負担するものでございます。
 「債務負担行為補正」につきまして、「債務負担行為の追加」は、「量水器購入費」について、追加するものでございます。

 下水道事業会計の「債務負担行為補正」につきまして、「債務負担行為の追加」は、「汚泥脱水用凝集剤購入費」について、追加するものでございます。

 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年11月14日 市長記者会見

とき 平成28年11月14日(月)午後5時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、環境衛生部長
  • 記者側:5社5名参加

発表内容

  1. 「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」の開催結果について

市長説明

 本日、北海道防衛局において「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」が開催され、本市から佐々木副市長が出席いたしましたが、この会議で千歳基地における米軍再編に係る訓練移転について通知がございました。
 通知の内容でございますが、訓練移転の実施については、12月上旬に実施する方向で、日米間において調整中とのことであります。
 訓練移転の期日や参加部隊等の具体的な計画概要については、決まり次第お知らせするとのことであり、現時点では明確になっておりませんが、12月上旬の訓練実施に向けて、関係職員に対し、準備の開始を指示いたしました。
 今回行われる訓練については、現地連絡本部が基地内に設置され、24時間体制をとると聞いておりますが、市民の皆さんの安心・安全の確保に万全を期すため、北海道防衛局に対し、北海道・千歳市・苫小牧市で構成する「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡会議」から、「協定の遵守」はもとより、「米軍帰還の際も、土曜日・日曜日及び早朝・深夜に飛行することのないよう配慮すること」、「自衛隊が通常使用している訓練空域や飛行経路、飛行方法によること」、「米軍人の外出時等の対応など、滞在中における規律の維持に万全の対応を行うこと」、「訓練期間中は騒音測定を実施し、早期に結果を公表すること」、「訓練の安全管理及び参加する戦闘機の整備・点検など安全確保に万全を期すこと」、「説明会や米軍ブリーフィング及び戦闘機見学会の開催など、訓練に関する情報を住民、自治体、報道機関に詳細に提供すること」、「訓練終了後の検証を行うこと」の7項目について、強く要請をしております。
 また、苫小牧市の個別要望として、「これまで実施された訓練移転によって、沖縄の負担がどの程度軽減されたのか、目に見える形で検証すること」、「戦闘機や輸送機の事故が頻発しており、住民は安全面で非常に不安を抱えていることから、機体点検等を徹底し、安全確保に努めるとともに、発生した事故の原因及び今後の対策について速やかに情報提供を行うこと」、「12月上旬に訓練移転を予定されているが、苫小牧市議会と重複が予想されるため、日程変更等の調整をしていただけないか」の3項目について要望をしております。
 訓練の1週間ほど前に、訓練内容の詳細通知があると思いますが、今後、新たな情報が入り次第、お知らせをしたいと考えております。
 市役所内部の体制でございますが、本日、既に設置済みの「苫小牧市在日米軍再編問題対策会議」を開催し、通知の内容を再確認して、市民の皆さんの安心・安全の確保に万全を期すための庁内体制を整えております。
 最後に、今後のスケジュールとしましては、航空機騒音対策協議会で説明するほか、市ホームページやフェイスブックへの掲載、新聞の市役所だよりなどで市民周知を図るとともに、商工会議所など関係団体への報告、総合開発特別委員会を開催し、議会への報告、航路下地域への周知チラシ配布などを予定しております。

 私からは、以上でございます。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年10月24日 市長記者会見

とき 平成28年10月24日(月)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、和野教育長、総合政策部長、福祉部長、健康こども部長、産業経済部長、教育部長
  • 記者側:5社7名参加

発表内容

  1. 平成28年度苫小牧市自治貢献者表彰について
  2. 平成28年度苫小牧市青少年表彰について
  3. 平成28年度苫小牧市技能功労者表彰について
  4. 平成28年度苫小牧市文化賞・文化奨励賞表彰について
  5. 苫小牧市福祉ふれあいセンターの開設について

市長説明

 本日の記者会見の案件は5件でございます。

 最初に、案件1の「平成28年度苫小牧市自治貢献者」が決定いたしましたので、発表いたします。
 この表彰は、苫小牧市表彰条例に基づき、市勢の伸展に寄与した方や市民の模範となる方を表彰し、その功績をたたえるものでございます。
 本年度は、自治貢献者として16名の方を表彰いたます。
 自治貢献者の方は、スポーツ推進委員として久保邦正さん、民生委員児童委員として吉村誠さん、笹田利子さん、田中朋子さん、山家由紀子さん、松村順子さん、統計調査員として鈴木桂子さん、東川和子さん、菊地美幸さん、保護司として市井房子さん、町内会会長として爾波寛文さん、阿部勲さん、消防団員として松下秀範さん、学校医として吉田憲基さん、学校歯科医として豊巻裕一さん、髙橋康則さんで、いずれも長年にわたり自治の振興と発展に尽くされたことによるものでございます。
 なお、表彰式は11月1日(火曜日)11時30分からグランドホテルニュー王子で執り行います。

 続いて、案件2の「平成28年度苫小牧市青少年表彰」の受賞者が決定いたしましたので、発表いたします。
 この表彰は、苫小牧市における青少年の誇りを高め、豊かな心を養い、有為な社会人の育成を目的として、昭和47年から実施しているもので、本年度は次の5名の方を表彰いたします。
 板金工の青山寛亮さん、環境リサイクル技術職の藤川達志さん、機械技術職の鈴木智貴さん、町内会役員として高校3年生の田中大貴さん、自動車生産関係職の羽田香織さんでございます。
 なお、表彰式は、11月28日(月曜日)午後4時30分から、市役所9階会議室において執り行います。

 続いて、案件3の「平成28年度苫小牧市技能功労者」が決定いたしましたので、発表いたします。
 この表彰は、苫小牧市における技能者の社会的地位及び技能水準の向上を図るため、昭和60年度から実施しているもので、本年度は次の8名の方を表彰いたします。
 自動車整備工として遠藤博さん、鉄工として斎藤博實さん、配管工として杉山廣美さん、板金工として中村友和さん、塗装工として長屋光広さん、電気工事士として西川良雄さん、大工として寶達道博さん、電気溶接工として三國和幸さんでございます。
 なお、表彰式については11月10日(木曜日)午前11時30分からグランドホテルニュー王子において執り行います。

 次に、案件4の「平成28年度苫小牧市文化賞・文化奨励賞」でございますが、この案件は、教育委員会の所管となりますので、教育長から発表いたします。

教育長説明

 平成28年度の苫小牧市文化賞及び文化奨励賞表彰者の方を発表いたします。
 この賞は、苫小牧市文化賞及び文化奨励賞規則に基づき芸術、文化、教育の分野において、優れた事績を修められ、本市の文化振興に寄与された方々を表彰するものであります。
 本年度は、文化奨励賞として1名の方が表彰されます。文化奨励賞は、美術の分野で功績のあった星野恒隆さんでございます。
 なお、表彰式の日程につきましては、11月3日文化の日の午前11時30分からグランドホテルニュー王子2階「白樺の間」で執り行います。

市長説明

 最後に、案件5でございますが、「苫小牧市福祉ふれあいセンター」が北海道をはじめとした関係各位の御協力のもと、11月7日(月曜日)に無事開設の運びとなりましたのでご報告させていただきます。
 なお、当センターの開設をもって、本年4月に先行して開院している苫小牧呼吸器内科クリニックと併せて、旧道立苫小牧病院の改修事業は完了し、フルオープンを迎えることとなります。
 当センターは、道立苫小牧病院廃止後の跡地を活用し、隣接する苫小牧呼吸器内科クリニックと連携しながら、本市の保健医療機能及び福祉機能を拡充するとともに、地域との連携を図り地域に密着した拠点施設となるよう、開設を目指してまいりました。
 特徴としましては、障がい者及び障がい児の支援を担う苫小牧市心身障害者福祉センターが移転し機能強化が図られるとともに、ニーズの高い「障害者デイサービス(生活介護事業)」も新しく開始されます。
 概要としましては、運営管理は指定管理者制度を活用し『社会福祉法人 北海道社会福祉事業団』が行います。当事業団は、札幌市においても、2つの障がい者支援施設の指定管理者を担うなど、豊富な実績を有しておりますので、苫小牧地域の障がい福祉のさらなる発展が期待できるものと考えております。
 最後になりますが、開設に先駆けまして、11月5日(土曜日)にオープニングセレモニーと内覧会の開催を予定しておりますので、市民の皆様にもぜひお越しいただければと考えております。

 説明は以上でございます。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年9月27日 市長記者会見

とき 平成28年9月27日(火)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、財政部長、政策推進室長
  • 記者側:8社8名参加

発表内容

  1. 原動機付自転車ご当地ナンバープレートのデザイン決定について

市長説明

 本日は、原動機付自転車ご当地ナンバープレートのデザインが決定いたしましたので、発表いたします。
 海外並びに全国から総数103点の応募がございましたが、その中から市内在住の小田湧太(おだゆうた)さん、19歳のデザインに決定いたしました。本市のシンボルであります樽前山を背景に、「とまチョップ」を大きく表現したデザインになっております。
 詳細は財政部長から説明させていただきます。

財政部長説明

 原付自転車のナンバープレートの図柄は、市町村の裁量で自由に決められますことから、本市においても、公式キャラクター「とまチョップ」を採り入れた苫小牧らしさを感じさせるデザインとして、全国に公募いたしました。
 その結果、海外を含む全国各地から103点の応募がございまして、選定委員会にて決定いたしました。
 作成者は、市内在住の小田湧太(おだゆうた)さん、19歳、学生です。デザインは、苫小牧市のシンボルであります樽前山を背景に、皆さんに愛されているとまチョップを大きく表現しております。
 出発式及び表彰式は、10月11日火曜日午前9時から市役所本庁舎正面玄関にて、苫小牧郵便局様の御協力をいただき、執り行います。
 また、交付・交換につきましては、10月11日午前10時から開始し、対象車種は、原付自転車及びミニカーで、既存のナンバープレートを付けている方も、ご当地ナンバープレートに無料で随時交換いたします。交付場所は、市役所2階市民税課31番窓口で行います。
 ご当地ナンバープレートを付けた原付自転車が市内外を走行することで、走る広告塔として本市の魅力発信につながり、地域活性化に寄与することが期待されますことから、原付自転車を所有する多くの市民の方に付けていただきたいと考えております。以上でございます。

市長説明

 説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年8月31日 市長記者会見

とき 平成28年8月31日(水)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長、市民生活部長、危機管理室長
  • 記者側:5社5名参加

発表内容

  1. 第7回市議会定例会の招集告示について
  2. 苫小牧市郷土貢献者の表彰式及び祝賀会について(丹羽選手)
  3. 台風10号による被害状況及び対応について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、3件でございます。

 最初に、案件1の「第7回市議会定例会の招集告示について」説明させていただきます。

 第7回市議会定例会を、9月8日(木曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、継続費の精算が1件、健全化判断比率及び資金不足比率が1件、専決処分が1件の計3件でございます。
 議案につきましては、教育委員会委員に係る人事案件が1件、平成27年度の全会計における決算の認定等が9件、平成28年度各会計補正予算が5件、条例案件が1件、その他の議案が2件の計18件で、合計21件となります。
  案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第7回市議会定例会、市長提出案件につきまして、御説明いたします。

 報告1の「継続費の精算について」は、一般会計の平成26・27年度を継続年度とする、住宅建設事業及び消防庁舎整備事業が終了したので、その精算報告をするものでございます。
 報告2の「健全化判断比率及び資金不足比率について」は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、平成27年度決算に基づく「健全化判断比率及び資金不足比率」を報告するものでございます。
 報告3の「専決処分について」は、物損事故に係る損害賠償の額を、8月1日付け専決処分により、22万417円と決定しましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものです。
 この事故は、本年7月7日午後3時頃、啓北中学校敷地内において、草刈作業中に飛散した石により相手方車両を損傷したものでございます。
 なお、この事故の賠償金につきましては、被害者が直接請求したため、賠償金に係る予算措置はございません。

 次に議案について説明いたします。
 議案1の「苫小牧市教育委員会委員の任命について」は、佐藤郁子委員及び植木忠夫委員が、本年10月2日をもって任期満了となるため、後任者の任命について、議会の同意を求めるものです。
 議案2から議案10までは、平成27年度苫小牧市各会計決算の認定と市立病院事業会計を除く、各企業会計の剰余金の処分の認定について、議会の承認を求めるものでございます。
 議案11から15までの「平成28年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部長から説明させていただきます。
 議案16の「苫小牧/市税条例等の一部改正について」は、法人市民税の均等割及び法人税割に係る課税の特例措置を延長するとともに、地方税法等の改正に伴い関係規定を整備するものです。
 改正内容(1)は、法人市民税の均等割及び法人税割に係る課税の特例措置を現行の「平成29年1月31日までの間に終了する事業年度分に」適用しているものを「平成39年1月31日までの間に終了する事業年度分」に適用期間を10年間延長するもの
 改正内容(2)は、地方税法等の改正に伴う関係規定の整備で、アは、特定一般用医薬品等購入費に係る医療費控除の特例措置の設定について、イは、その他規定の整理で施行日は、一部を除き平成29年1月1日でございます。
 議案17の「市道路線の廃止について」及び議案18の「市道路線の認定について」は、北海道開発局室蘭開発建設部による、苫小牧港予防保全事業における西港漁港区の施設改良計画に伴い、路線延長を短縮するため、一旦路線を廃止し、新たに1路線として認定するものでございます。
 なお、これらの市道路線の位置図等につきましては、別紙として添付しております。

 未定案件でございます。
 議案(1)の「契約の締結について」は、日新団地市営住宅6号棟新築に係る工事請負契約の締結について、予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。以上で私からの説明を終わります。

財政部長説明

 私から補正予算案について、説明をさせていただきます。

 今回の補正は、一般会計、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、水道事業会計、下水道事業会計の5会計でございます。

 一般会計の補正額は、歳入、歳出ともに5億2,085万1千円の増額補正でございます。なお、補正予算に係る一般財源は、前年度繰越金を充当いたします。
 次に、特別会計及び企業会計の補正額は、歳入で4億1,416万4千円、歳出で5億2,316万4千円の増額補正となり、5会計の歳出補正の総額は、10億4,401万5千円の増額補正でございます。

 内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。
 2款『総務費』、1番「こども国際交流基金積立金」は、同基金への指定寄附金85件を積み立てるものでございます。
 2番「消費者行政推進交付金事業費」は、北海道の補助を活用して行う、消費生活相談員の資質向上のための研修などに要する経費でございます。
 3番「ふるさと納税普及事業費」は、ふるさと納税の返礼品及びクレジット決済導入に係る経費でございます。
 4番「ご当地キャラふれんどフェスティバルinとまこまい補助金」は、平成29年7月に本市で開催予定のご当地キャラフェスティバルの開催準備の経費に対する補助でございます。
 5番「スポーツ都市宣言50周年とましんスタジアムモニュメント設置費」は、スポーツ都市宣言50周年を記念し、とましんスタジアム正面玄関前にモニュメントを設置するための経費でございます。
 6番「平昌冬季五輪女子アイスホッケー最終予選開催地補助金」は、平成29年2月に本市で開催予定の冬季五輪女子アイスホッケー最終予選に係る経費に対する補助でございます。
 7番「スポーツ施設整備費」は、白鳥王子アイスアリーナの洋式便器設置工事及び総合体育館1階の屋上防水改修工事に要する経費でございます。
 3款『民生費』、8番「福祉ふれあい基金積立金」は、同基金への指定寄附金60件を積み立てるものでございます。
 9番「小規模保育施設整備費補助金」は、 国の補助を活用し、子ども・子育て支援事業計画に基づき整備する小規模保育施設の建設等に対する補助でございます。
 7款『商工費』、10番「企業立地振興条例助成金」は、条例に基づき新増設等を行った企業に対する助成金でございます。
 8款『土木費』、11番「公園・緑地管理経費」及び12番「樹木等管理経費」は、草刈等維持管理業務などの委託料について、労務単価上昇分を増額するものでございます。
 13番「緑の基本計画事業費」は、同事業への指定寄附金2件を充当し、財源更正を行うものでございます。
 14番「緑化推進基金積立金」は、同基金への指定寄附金42件を積み立てるものでございます。
 10款『教育費』、15番「適応指導教室運営経費」は、同事業への指定寄附金1件を充当し、備品を整備するものでございます。
 16番「教育施設整備基金積立金」は、同基金への指定寄附金70件を積み立てるものでございます。
 17番「市民文化芸術振興基金積立金」は、同基金への指定寄附金7件を積み立てるものでございます。
 12款『諸支出金』、18番「財政調整基金積立金」は、一般寄附金302件と、教育指導費への指定寄附金1件を積み立てるものでございます。
 19番「減債基金積立金」は、株式会社苫東の資本剰余金の配当を同基金に積み立てるものでございます。
 20番「公共施設整備基金積立金」は、同基金への指定寄附金16件と、平成27年度の土地売却収入増収分を積み立てるものでございます。
 21番「備荒資金組合納付金」は、平成27年度の雪氷対策費執行残を積み立てるものでございます。
 「債務負担行為補正」につきまして、はじめに、「資源物中間処理業務委託」は、缶・びん・ペットボトルなどの資源物の中間処理業務について、施設整備を含めて民間事業者に委託するための経費で、平成29年度から平成38年度までの10年間について債務負担の追加をお願いするものでございます。
 次に、「企業立地振興条例に基づく助成金」は、助成期間が平成30年度までとなることから、平成29年度分以降について追加をお願いするものでございます。

 国民健康保険事業特別会計の9款『基金積立金』、1番「国民健康保険事業基金積立金」は、平成27年度の決算剰余金を、同基金へ積み立てるものでございます。

 介護保険事業特別会計の5款『諸支出金』、1番「償還金及び還付加算金」は、平成27年度分の国庫支出金等の精算に係る返還金でございます。
 6款『基金積立金』、2番「介護給付費準備基金積立金」は、平成27年度の決算剰余金及び介護給付費等に係る国庫補助金の追加交付分を同基金に積み立てるものでございます。

 水道事業会計の1款『資本的支出』「改良工事費」は、樽前地区及び永福町地区ほかの配水管改良工事と、平成28年度と平成29年度の2ヵ年の継続事業による錦多峰浄水場送水ポンプ更新工事を行うものでございます。
 「継続費補正」は、ただいまご説明しました錦多峰浄水場送水ポンプ更新工事を継続費として追加するものでございます。

下水道事業会計の1款『資本的支出』「下水道築造費」は、汚水管及び合流管の改良工事と、大雨対策3か年事業の雨水管整備を前倒しで行うものでございます。

 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 次に案件2の「苫小牧市郷土貢献者の表彰式及び祝賀会について」報告させていただきます。
 
 先日、リオデジャネイロオリンピックで銀メダルに輝きました丹羽孝希選手を苫小牧市郷土貢献者として表彰することを発表させていただいたところですが、表彰式及び祝賀会の日程が決まりましたのでお知らせいたします。
 表彰式につきましては、9月22日木曜日13時から、苫小牧市民会館にて開催されます「苫小牧市スポーツ都市宣言50周年記念式典」の中で実施させていただきます。
 祝賀会につきましては、同日、式典が終了後、グランドホテルニュー王子にて報告会も兼ねまして開催させていただきます。
 表彰式・祝賀会のいずれも市民の皆様にもご参加いただく予定です。
 詳細が決定次第、近日中にお知らせいたしますので、当日は多くの皆様のご来場をお願い申し上げたいと思います。

 最後に、昨日北海道を通過いたしました「台風10号による被害状況及び対応について」報告させていただきます。

 現在のところ、人的被害等、大きな被害は確認されておりませんが、この間の市の対応状況について、市民生活部長から説明をさせていただきます。

市民生活部長説明

 台風10号による被害状況及び対応に 本日8時30分現在の状況について御説明いたします。

 まず、警報の状況です。30日6時36分に波浪警報、同日14時31分に暴風警報、さらに16時53分には大雨警報(浸水害)が発表され、波浪警報は現在も継続中でございます。
 次に庁内体制でございますが、6時36分の波浪警報発表により、情報連絡体制を配備し、17時30分には、市内沿岸部10地区を対象に避難準備情報を発令することとなったため、災害対策本部を設置してところでございます。
 8時45分避難所閉鎖に伴い、情報連絡体制に移行したところでございます。
 避難情報としては、30日19時15分に夜間の高波に対する警戒のため、市内沿岸部の住民799世帯、1,376人に対し、避難準備情報を発表しております。
 また、31日1時30分には、住民の通報、パトロールからの情報、また警察からの情報により、住民避難が必要との判断をし、有明町、小糸井町、字糸井の沿岸部209世帯、364人を対象に避難勧告を発令しております。
 この際、広報手段としましては、防災行政無線(防災ラジオ)、Lアラートこれはテレビのテロップ放送、携帯電話へのエリアメールでございます。また、ホームページ、フェイスブック、広報車両により避難広報を実施しております。
 避難所の開設状況としましては、19時15分の開設以降、最大で58世帯132人の方が避難されております。
 苦情等の状況でございますが、避難広報に関するもの、越波に関するもの、流木に関するもの、暴風に伴う倒木等、計58件がございました。
 最後に市、各部署ごとの被害状況としましては、サンプラザビルの仮囲いの一部傾斜、小泉の沢川の左岸護岸の損壊、倒木24本、消防本部には、屋根の飛散等に伴う出動として19件、また複数の学校内で倒木が確認されており、現在、被害状況を引き続き調査しているところでございます。

市長説明

 案件の説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。

記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年7月25日 市長記者会見

とき 平成28年7月25日(月)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐藤副市長、総合政策部長、財政部長
  • 記者側:6社7名参加

発表内容

  1. 平成27年度苫小牧市各会計決算の概要について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、「平成27年度苫小牧市各会計決算の概要について」でございます。

 一般会計、特別会計及び企業会計合わせて、9会計の「平成27年度決算の概要」がまとまりましたので、発表いたします。詳細につきましては、のち程、財政部長から説明しますので、私からは総括的なところと、健全化指標についてお話をさせていただきます。
 はじめに、一般会計の決算では、歳入歳出の差引に繰越財源を確保した実質収支が、約13億1千万円となり、前年度に比べ4億円ほどの減となりました。

 次に、特別・企業会計の決算では、病院事業会計で資金不足を計上する結果となりました。現時点で、事業運営に影響を及ぼすほどではありませんが、今後も一層の経営努力が必要と考えているところです。

 次に、財政健全化指標の数値について、速報値ですが、「経常収支比率」が86.5%、「公債費比率」が10.3%、「実質公債費比率」が5.9%、「将来負担比率」が72.3%となり、いずれの数値も、前年度から改善し、健全性を確保する結果となっておりますが、少子高齢社会を背景とする社会保障の問題や、公共施設の老朽化対応など様々な課題がある中で、ぐらつかない強固な財政基盤を確立するために、今後も、しっかりとした財政運営をしてまいりたいと考えております。
 なお、正式な比率は、監査委員の審査を経て、9月定例会に報告をさせていただく予定でございますので、よろしくお願いいたします。詳細は財政部長から説明します。

財政部長説明

 本市の一般会計、4つの特別会計及び4つの企業会計、合わせて9会計の「平成27年度決算の概要」について説明いたします。
 一般会計と特別会計の決算概要です。
 一般会計の決算は、歳入歳出差引に繰越財源を確保した実質収支で、平成26年度決算に比べて、4億1,024万7千円少ない、13億1,093万1千円となりました。
 実質収支約13億円の要因ですが、収入で、個人市民税や固定資産税、地方消費税交付金などが予算額より上振れたことや、土地売却で収入増となったこと、支出で、扶助費や他会計への繰出金などが予算額を下回ったことなどによるものでございます。
 約13億円の使途についてですが、28年度の当初予算の計上分の1億円と、扶助費の執行残に伴う国庫支出金等返還金で、約2億円はすでに確定しておりますが、これらに加えて、29年度当初予算の財源対策や今後の起債事業の償還財源の備えとして、基金に積み立てるほか、28年度中の補正予算で計上する事業の財源として考えてございます。
 一般会計の歳出規模は、前年度に比べ、44億円ほどの増となっております。
 その主なものは、自立支援給付などの扶助費、市営野球場改修、旧道立病院改修、消防庁舎整備、日新町市営住宅建設などに要する経費で増加となったことによるものでございます。
 市税収入の、総額は272億6,441万2千円で、昨年度に比べ4億9,055万4千円、【1.8%】の減となってございます。
 その主なものは、市民税2.7% 2億7,306万4千円の減、固定資産税0.8%1億303万5千円の減でございます。

 次に、収納率でございますが、現年度分について98.8%で、昨年度より0.1ポイント増、滞納繰越分は、1.4ポイント減となっており、全体では94.4%で、昨年より0.1ポイント上がりました。
 道内主要10都市では、現年度分で第4位、滞繰分で第7位、合計では第7位となりましたが、現年度分の順位は昨年度と変わりませんでした。

 主な特別会計の実質収支をご説明いたします。
 国民健康保険事業会計は、1億4,988万4千円、介護保険事業会計は、1億5,633万4千円、後期高齢者医療会計は、5,941万9千円となっております。

 次に企業会計でございますが、水道事業会計は、単年度資金収支、5,994万5千円、累積資金収支額17億1,163万9千円、下水道事業会計は単年度資金収支、7,990万6千円、累積資金収支額8億2,043万5千円、市立病院事業会計は、単年資金収支2億4,187万6千円のマイナス、累積資金収支額3億5,442万8千円のマイナス、公設地方卸売市場事業会計は、単年度資金収支398万1千円、累積資金収支額4億8,606万5千円となっております。

 次に一般会計の市債残高及び基金等残高の推移でございます。
 一般会計の市債残高の推移でございますが、平成8年度に547億円だった市債の残高は、平成11年度の751億円をピークに減少しますが、平成24年度から増加し、平成28年度には臨財債を含めて826億円となっております。
 基金残高等の推移でございますが、折れ線グラフは、基金全体の推移を示しており、平成8年度に119億円あったものが、その後の財政状況より減り続け、平成20年度には22億円と最も低くなりました。平成25年度には新たに公共施設整備基金を設置するなど、平成27年度末の残高は97億円となりましたが、平成28年度当初予算の財源対策により80億円まで減少しております。
 棒グラフは、財政調整基金や減債基金などのいわゆる市の貯金の推移を示しており、平成28年度当初予算では、財源対策により前年度から減少しております。

 以上で、各会計の決算概要の説明とさせていただきます。

市長説明

 説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年6月15日 市長記者会見

とき 平成28年6月15日(水)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長、環境衛生部長
  • 記者側:6社8名参加

発表内容

  1. 第6回市議会定例会の招集告示について
  2. 平成27年度苫小牧市のリサイクル率について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。

 最初に、案件1の「第6回市議会定例会の招集告示について」説明させていただきます。

 第6回市議会定例会を、6月23日(木曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、専決処分の報告が4件、予算の繰越しが3件、出資法人等の経営状況が1件の計8件でございます。
 議案につきましては、平成28年度各会計補正予算が3件、条例案件が2件、指定管理者の指定が1件、その他の議案が1件の計7件、諮問は、人権擁護委員候補者の推薦についての1件、で合計16件となります。
 案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第6回市議会定例会、市長提出案件につきまして、御説明いたします。

 報告1の「専決処分について」は、平成27年度国民健康保険事業特別会計の第3回補正予算について、3月30日付け専決処分により定めましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものです。
 その内容は、国民健康保険税収納金紛失に係る補填金として、2万円を増額補正したものです。
 報告2の「予算の繰越しについて」は、一般会計の平成27年度から29年度までの継続事業で実施している「沼ノ端クリーンセンター長寿命化基幹改良事業」ほか1事業の平成27年度予算現額の一部を28年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものです。
 報告3の「予算の繰越しについて」は、平成27年度一般会計補正予算で追加された繰越明許費の全庁舎ネットワーク基盤整備事業ほか13事業について、28年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものです。
 報告4の「予算の繰越しについて」は、平成27年度下水道事業会計予算に係る「下水道築造工事」に要する経費を28年度に繰り越しましたので、これを議会に報告するものです。
 報告5の「専決処分について」は、「苫小牧/市税条例等の一部を改正する条例」を3月31日付け専決処分により定めましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものです。
 この改正は、平成28年度の地方税法の改正に伴い、関係規定を整備するものです。
 改正内容(1)は、国民健康保険税関係で、5割軽減及び2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗じるべき金額を引上げるもの
 改正内容(2)は、固定資産税関係で、再生可能エネルギー発電設備に係る課税標準の価格に乗じる割合を設定するもの
 改正内容(3)は、その他規定の整理で、施行日は、本年4月1日でございます。
 報告6の「専決処分について」は、市営住宅の明渡しに係る訴えの提起について、5月27日付け専決処分により、札幌地方裁判所(苫小牧支部)に行ったため、これを議会に報告するものです。内容につきましては、市営住宅の入居者3人及び相続人それぞれに対し、住宅の明渡しと滞納家賃等の支払を求めるものです。
 報告7の「専決処分について」は、市有自動車の物損事故に係る損害賠償の額を、5月30日付け専決処分により、22万4千953円と決定しましたので、これを議会に報告するものです。この事故は、本年5月10日午後3時50分頃、大成町1丁目14番61の市営住宅駐車場において、市有自動車が後退した際、駐車していた相手方車両に接触し、当該車両を損傷させたものでございます。
 なお、この事故の賠償金につきましては、相手方が直接請求したため、賠償金に係る予算措置はございません。
 報告8の「出資法人等の経営状況について」は、市が出資している株式会社苫小牧振興公社の平成27年度決算及び平成28年度事業計画を報告するものです。

 次に議案について説明いたします。
 議案1から3までの「平成28年度苫小牧市各会計補正予算について」は、後ほど財政部長から説明いたします。
 議案4の「苫小牧/市民活動センター条例の一部改正について」は、女性センターの名称を男女平等参画推進センターに改める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年、8月1日でございます。
 議案5の「苫小牧市テクノセンター条例の一部改正について」は、テクノセンターの位置を変更するため、関係規定を整備するもので、施行日は、公布の日でございます。
 議案6の「動産の取得について」は、北海道市町村備荒資金組合から校務用ノートパソコンを取得するため、議会の議決を求めるものです。
 取得の方法は買入れ、取得予定価格は1億209万9千169円でございます。
 議案7の「指定管理者の指定について」は、福祉ふれあいセンターを管理する指定管理者の指定をするため、議会の議決を求めるものです。

 諮問1の「人権擁護委員候補者の推薦ついて」は、人権擁護委員の生多目克彦委員及び大谷和広委員が、本年9月30日をもって任期満了となるため、その後任者を推薦するものです。

 未定案件でございます。
 議案(1)から(4)の「契約の締結について」は、いずれも予定価格が1億5千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。
 議案(5)及び(6)の「動産の取得について」は、いずれも予定価格が2千万円以上のため、議会の議決を求めるものでございます。以上で説明を終わります。

財政部長説明

 私から補正予算案について、説明をさせていただきます。

 今回の補正は、一般会計、国民健康保険事業会計、下水道事業会計の3会計でございます。

 一般会計の補正額は、歳入、歳出ともに1億6,024万5千円の増額補正でございます。なお、補正予算に係る一般財源は、前年度繰越金を充当いたします。
 次に、特別会計及び企業会計の補正額は、歳入で845万2千円、歳出で745万2千円の増額補正となり、3会計の歳出補正の総額は、1億6,769万7千円の増額補正でございます。

 内容につきまして、一般会計から説明させていただきます。
 2款「総務費」、1番「子ども・子育て支援システム事業費」は、児童扶養手当法改正に伴うシステム改修経費でございます。
 2番「苫小牧振興公社退職金支援補助金」は、振興公社の平成27年度退職金の財源不足に対する支援経費でございます。
 3番「町内会コミュニティ助成事業費」は、全国自治宝くじの自治総合センターの助成制度により、光洋町町内会の活動備品購入について助成するものでございます。
 4番「こども国際交流基金積立金」は、同基金への指定寄附金10件を積み立てるものでございます。
 5番「つなごうスポーツ大作戦~スポーツ都市宣言50周年記念~」は、ラグビーワールドカップ日本代表選手との交流事業など、大作戦の追加事業に伴う経費でございます。
 6番「スポーツ施設整備費」は、指定寄附金を活用し、総合体育館の柔道施設の整備を行うものでございます。
 3款「民生費」、7番「福祉ふれあい基金積立金」は、同基金への指定寄附金13件を積み立てるものでございます。
 8番「福祉トイレカー事業費」は、車椅子使用者等が野外活動時に利用できる多目的トイレの機能を有した車両を導入するものでございます。
 9番「福祉ふれあいセンター指定管理費」は、11月から開設する当該施設の本年度分の指定管理費でございます。なお、平成29年度から平成32年度までの指定管理費につきましても、債務負担行為の補正をお願いするものでございます。
 10番「沼ノ端鉄北地区複合施設整備事業費」は、新千歳空港24時間運用拡大に係る地域振興策の一つとして複合施設建設のための調査・設計に要する経費でございます。なお、設計業務については、年度内に事業が完了しない見込みであることから、繰越明許費の設定を併せてお願いするものでございます。事業費につきましては、北海道が9割の費用を負担することになっておりますので、地方債につきましても、償還時に、償還額の9割が負担されるものでございます。
 8款「土木費」、11番「緑化推進基金積立金」は、同基金への指定寄附金4件を積み立てるものでございます。
 10款「教育費」、12番「苫小牧市不登校児童生徒支援事業費」は、北海道からの委託金により、あおば学級に不登校支援員1名を配置する経費でございます。
 13番「教育施設整備基金積立金」は、同基金への指定寄附金12件を積み立てるものでございます。
 14番「小学校図書館用図書整備費」は、指定寄附金を活用して、学校図書の整備を行うものでございます。
 15番「市民文化芸術振興基金積立金」は、同基金への指定寄附金6件を積み立てるものでございます。
 12款「諸支出金」、16番「国民健康保険事業会計繰出金」は、国保事業会計で行う平成30年度の都道府県化に向けた法改正に伴うシステム改修に要する費用に対しての繰出金でございます。
 17番「財政調整基金積立金」は、一般寄附金77件、 省エネ・環境保全事業への指定寄附金1件のほか、出光カルチャーパークのネーミングライツ料を積み立てるものでございます。
 18番「公共施設整備基金積立金」は、同基金への指定寄附金5件を積み立てるものでございます。
 19番「過誤納還付金外」は、市営住宅使用料の算定誤りによる還付に要する経費でございます。

 国民健康保険事業特別会計の1款「総務費」、1番「制度改正に伴うシステム改修事業費」は、一般会計でもご説明しました都道府県化に向けた法改正に伴うシステム改修に要する経費でございます。

 次に、下水道事業会計の補正でございます。
 歳入の補正のみとなりますが、備考欄に記載しておりますとおり、苫小牧下水道管理株式会社の出資金返還金を計上するものでございます。

 以上、簡単ではございますが、補正予算の説明を終わらせていただきます。

市長説明

 次に案件2の「平成27年度の苫小牧市のリサイクル率について」説明させていただきます。

 平成27年度は、053(ゼロごみ)大作戦~ステージ4~として、多くの市民の皆さまに参加いただき、全37事業を実施いたしました。ステージ4における目標としまして、リサイクル率30%を目標数値として設定しており、この度、27年度のリサイクル率の集計結果が出ましたのでご報告をいたします。
 リサイクル率は、ごみの総排出量をベースに資源化量の割合を示しており、27年度の本市におけるリサイクル率は、市民、事業者の皆さまの分別とリサイクルのご協力により、前年26年度より1.9ポイント上昇の30.1%となりました。
 今後も、さらなるごみ減量とリサイクルの推進に向けて、より一層の取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 案件の説明は、以上でございます。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年5月26日 市長記者会見

とき 平成28年5月26日(木)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総務部長、市民生活部長、教育部長、政策推進室長
  • 記者側:8社8名参加

発表内容

  1. 市役所及び市内小中学校への爆破予告について
  2. 平成29年度国・道及び関係機関に対する重点要望事項について
  3. 市長公約の取組状況について
  4. とまキュンご当地届出事業の開始について

市長説明

 はじめに、5月24日に発生した「市役所及び市内小中学校への爆破予告について」でございます。


 爆破予告当日は出張中でございましたが、秘書担当から爆破予告があった旨連絡を受けました。警察の指示に基づき、適切に対応するよう指示をさせていただきました。

 小中学校の児童生徒をはじめ、多くの市民の皆様に多大なご迷惑をおかけした卑劣な行為であり、強い憤りを感じております。1日でも早く犯人が捕まりますよう、警察の捜査に全面協力をしてまいります。詳細につきましては総務部長より説明させていただきます。

総務部長説明

 5月24日発生の爆破予告事件について、改めてご説明いたします。


 5月23日23時34分に市民自治推進課でメールを受信しました。
 5月24日8時50分、市民自治推進課職員がメールを確認いたしました。
 同日、9時15分に警察に報告し、教育委員会に学校への対応を依頼、議会、消防へ報告いたしました。
 10時00分に部長職をはじめとした連絡会議を開催し、爆破予告の旨にあわせ、各フロアの捜索及び結果報告と爆破予告時間の30分前の避難を指示いたしました。
 11時15分全庁放送により、庁舎内滞在者に対し、庁舎東側駐車場に避難指示を行い、約1,000人が避難しました。小中学校については、児童生徒及び教職員約14,500人がグランドに避難しております。
 11時28分、避難完了を確認。
 11時45分、爆破予告時刻に爆破はありませんでした。
 11時50分、各階の安全確認を開始し、11時59分に確認を終了、12時00分、避難を解除しました。
 庁舎閉鎖中のため、市役所内に入れなかった市民は、約100人でした。また、住民課手続き中に避難した市民の数は10人でした。


 以上が、今回の爆破予告事件の概要でございます。

市長説明

 次に、案件2の「平成29年度 国・道及び関係機関に対する重点要望事項」がまとまりましたので、発表させていただきます。


 要望事項につきましては、新たに加えられたものが2項目、内容を一部変更したものが1項目、表題を変更したものが3項目、前年と同じ内容のものが28項目の合計34項目でございます。

なお、市としてより重要と考える要望項目を強調するため、平成27年度要望事項から『最重点要望事項』を設定しておりますが、今年度は次の6項目を選定いたしました。

 1つ目が「国道の整備促進」、2つ目が「苫小牧港の港湾機能強化と整備促進」、3つ目が「札幌~函館間特急の安全・安定運行及び日高本線の早期復旧」、4つ目が「室蘭児童相談所の分室の設置」、5つ目が「道立特別支援学校の設置」、6つ目が「苫小牧登別通(どおり)(仮称)の道道昇格整備」でございます。新規要望は、「保育士の確保」、「介護人材の確保」でございます。



 次に、案件3の「市長公約の取組状況について」平成27年度までの実施内容がまとまりましたので、報告させていただきます。


 私の掲げた公約に関しましては、市民の皆さんとのお約束でございますので、この間、予算編成時においても、関連した施策を幅広く盛り込むなど、着実に取り組んできたところでございます。

 また、この取組状況につきましては、市民の皆さんへ少しでも解りやすい表現となるよう、2期目の評価方法から少し変更を加えまして、50施策の進捗状況を10段階で評価し、25項目の公約をパーセント表示で数値化をおこなっております。

 進捗状況の総括ですが、任期4年間の取組に対する平成27年度までの約2年間の実施内容に対する数値でありまして、各基本政策、低いもので55%、高いもので66%の進捗となっており、全体では、59.8%の進捗状況となっております。

 内容につきましては、広報とまこまい7月号や市のホームページに掲載するとともに、冊子を市役所2階の情報コーナーや出張所、コミセンなどへ配布し、市民の皆さんへ公表してまいります。

 今後とも公約の達成に向け、関連施策を一層推進して参りたいと考えております。



 最後に、案件4の「とまキュンご当地届出事業の開始について」説明させていただきます。


 当事業は、苫小牧市オリジナルの婚姻届や出生届を作成して、記念の届出をお祝いすることを目的としております。事業開始は、「ジューンブライド」の時期である6月からでございます。

 事業の効果といたしまして、新たに出発するご夫婦や出生をお祝いすることができるため、市民の皆様への支援や移住・定住促進につながるものと考えております。

 また、実施にあたっては株式会社リクルートホールディングスが発行している全国誌「ゼクシィ」と北海道内初のコラボレーションを行っており、苫小牧市ならびにとまチョップのPRにもつながることを期待しております。詳細は市民生活部長より説明させていただきます。

市民生活部長説明

 とまキュンご当地届出事業につきましてご説明いたします。


 近年の婚姻届や出生届はカラフルなデザイン、二人の手元に残せるものなど多様化しており、各自治体で様々なものが用意されております。

 苫小牧市でも記念の届出をお祝いするため、そして苫小牧市を広くPRするため、全国誌であるゼクシィとコラボレーションをし、苫小牧市ならではの婚姻届と出生届を作成いたしました。

 婚姻届、出生届とも、苫小牧のシンボルである白鳥、ハスカップ、ハナショウブをモチーフにした可愛らしい華やかなデザインに仕上がっております。

 6月1日(水)正午からゼクシィの特設サイトにおいて配信が開始され、北海道では初の取組となります。

 内容としては、ゼクシイの「まちキュンご当地届」のサイトの、簡単なアンケートに答えることで「婚姻届提出用」と「二人の記念用」をダウンロードすることができますので、ご自身で印刷をしていただき、窓口にお持ちくだされば、「二人の記念用」に『届出記念のとまチョップスタンプ』を押させていただきます。

「二人の記念用」は、二人の写真を貼付したり、夫から妻へ、妻から夫への愛のメッセージを贈ることもできます。

 出生届は提出用と命名紙がセットでダウンロードできます。出生届には記念用がありませんので、窓口で提出用をコピーしたものに記念スタンプを押してお渡しいたします。

 また、住民課において記念撮影パネルをご用意し、ご希望があれば撮影のお手伝いをさせていただきますので、届出の記念に是非ご活用いただきたいと思います。

 併せて、ゼクシィの特設サイトに苫小牧市を紹介するページも設けてございます。全国誌であるゼクシイを通じてPRを行うことで、苫小牧市の魅力を広く発信することができますので、定住促進、交流人口の増加などの効果にも期待するところでございます。以上でございます。

市長説明

 説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。


 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年4月25日 市長記者会見

とき 平成28年4月25日(月)午前10時00分から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長
  • 記者側:5社6名参加

発表内容

  1. 「つなごう スポーツ大作戦」プレーボールセレモニー兼とましんスタジアムオープニングセレモニーについて 

市長説明

 本日の記者会見の案件は、「つなごう スポーツ大作戦」プレーボールセレモニー兼とましんスタジアムオープニングセレモニーについてでございます。

 今年度は、全国で初めてスポーツ都市宣言を行ってから50周年という節目の年であることから、「つなごう スポーツ大作戦」を展開してまいります。
 また、もうひとつの大作戦である「ふくし大作戦!!2016」と初めてのコラボレーションでの事業にチャレンジをしてまいります。
 今週の29日には、「つなごう スポーツ大作戦」プレーボールセレモニーとあわせ「とましんスタジアム」のオープニングセレモニーを行います。「とましんスタジアム」は苫小牧信用金庫様がネーミングライツスポンサーとなっていただいておりますが、昨年秋からの改修工事がこの度完了いたしました。
 「とましんスタジアム」の主な改修内容でございますが、両翼91mを98mに、センター120mを122mに拡張したとともにスコアボードは選手名が表示される電光掲示板へと変更いたしました。さらに秋には、夜間照明設備の設置工事を行い、来年度のオープンからの供用開始を目指します。
 高校野球を始め、大学、社会人、そして今年はプロ野球イースタンリーグ、日本ハムファイターズ対東京ヤクルトスワローズの公式戦が行われますので、たくさんの市民の皆様に足を運んでいただきたいと思います。

 説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年3月29日 市長記者会見

とき 平成28年3月29日(火)午前10時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、市民生活部長、健康こども部長
  • 記者側:6社7名参加

発表内容

  1. 平成28年度の市政執行について
  2. 防災フロアの設置について
  3. 苫小牧市呼吸器内科クリニック開院について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、3件でございます。

 最初に、案件1の「平成28年度の市政執行について」説明をさせていただきます。

 新年度予算を審議する第5回定例市議会におきまして、平成28年度当初予算を議決いただくとともに、全ての議会日程を無事に終えられたことにつきまして、関係者の皆様の御協力に感謝を申し上げます。予算審査の中で皆様からいただきました御意見、御要望を踏まえ、市政運営の舵取りに励んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 まず、2月に策定いたしました苫小牧市総合戦略の事業につきましては、20年先を見据えた人口の減らないまちの実現に向けて、今後5か年の中で着実に取り組みを進めてまいります。また、今年の目玉の取り組みとして、“ふくしの輪”と“スポーツの力”を結びつけ、「ふくし大作戦!!2016」と「つなごう スポーツ大作戦」のコラボレーションによる相乗効果を発揮し、市民の皆様とともに盛り上げてまいります。さらに、とまチョップポイント事業につきましては、関係者の御協力をいただきながら、地域経済の活性化に向けて進めてまいります。
 次に、基本政策でございます。財政健全化につきましては、これまでの取り組みにより健全化への道筋をつけることができましたが、社会保障費の増大、市税収入の減少、老朽化した公共施設の整備などの対応のため、引き続き財政基盤の強化を図ってまいります。また、行政改革につきましては、「行政改革プラン-NEXT STAGE-」に基づき、全体最適の意識のもと、行政運営の効率化を追及し、行政費用の抑制と市民サービスの進化という相反する課題にチャレンジしてまいります。市民自治のまちづくりにつきましては、協働の精神のもと、関係団体との更なる連携を進め、若年層を対象とした啓発事業に引き続き取り組んでまいります。
 最後に、重点施策でございますが、景気・雇用対策につきましては、女性復職支援事業をはじめとした就業支援により、若者や女性の活躍促進と雇用機会の創出を図ってまいります。また、教育行政につきましては、ウトナイ地区に新設する第16中学校建設のための基本設計を実施し、学習環境の整備・向上に努めてまいります。さらに、「観光まちづくり」や「災害に備えたまちづくり」をはじめとした各種施策にも積極的に取り組んでまいります。
 以上、平成28年度の市政執行に当たりまして、基本的な考え方を述べさせていただきました。人口減少と少子高齢化が同時進行する難しい課題が突きつけられている今、スローガンに掲げました「“warm heart!/思いやりのある心”」を胸に、大切な“共助”の精神を育み、次の世代へ引き継ぐことが、希望ある未来のまちづくりにつながるものと確信しています。
 私たちを取り巻く難しい現状を踏まえ、市民の皆さんを含めたオール苫小牧で山積する課題に挑戦するとともに、常に市民目線に立って職務を全うしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします

 次に、案件2の「防災フロアの設置について」説明させていただきます。

 災害時の情報収集・伝達の円滑化と強化を図ることを目的に、今年度、危機管理室の執務室を拡大し、防災フロアとして整備を進めてまいりましたが、この4月から正式に運用を開始することとなりました。
 フロアの概要としては、大きく3つのゾーンに区切られております。
 まず、南側のゾーンは、従来どおり危機管理室の執務室となりますが、新たに80インチの大型モニター1台及び24インチの中型モニター8台の計9台を増設し、国や北海道が設置する樽前山や道路、河川、海岸などの映像、また、このたび新たに市役所屋上に設置した、消防用の監視映像を同時に見ることができるよう整備いたしました。
 このゾーンの一部は、災害発生時には、市の災害対策本部の関係部署、及び自衛隊や警察、国、北海道など、関係機関から派遣される情報連絡員の待機スペースとして活用し、関係者相互の情報共有と伝達の強化により、迅速・的確な災害対応に繋げてまいります。
 次に、中央部のゾーンにおいては、災害発生時に、私を本部長とする災害対策本部を開設いたします。
 次に、一番北側のゾーンは、災害発生時には、原則として報道関係者の皆さんが待機するプレスゾーンとして活用する予定をしております。
 また、災害規模に応じて、参集する職員や関係機関、対応する業務内容も変化することから、可動間仕切りの活用により、レイアウトを柔軟に変更できるように配慮いたしました。
 なお、各ゾーンの平常時の活用につきましては、南側の執務室に接するオープンスペースは、防災備蓄品のサンプルやパンフレット等を展示した、防災情報コーナーとして市民の皆さんに開放し、自主防災組織などが行うミーティング会場として活用いただきたいと考えており、中央ゾーンは短期的な用途の会議室として、北ゾーンは入札室として活用していく予定をしております。
 これら防災フロアの整備により、災害時の情報管理能力を向上させ、市内外の関係者が一丸となった災害対応を図ってまいります。

 最後に、案件3の「苫小牧市呼吸器内科クリニックについて」説明させていただきます。

 苫小牧市呼吸器内科クリニックが北海道、苫小牧市医師会などの関係各位の御協力のもと、4月15日に無事開院の運びとなりますことを御報告させていただきます。
 当クリニックは、道立苫小牧病院廃止後に、市民の健康の保持に必要な医療を確保するために、開設を目指しておりました。
 これによりまして、二次医療機関をはじめ、一次医療機関の負担軽減を図るとともに、呼吸器疾患に対する最適な医療を提供することにより市民に安心感を与え、地域医療に貢献できるものと考えております。
 クリニックの概要としましては、運営管理は指定管理制度を活用して『一般財団法人苫小牧保健センター』が行い、院長には旧道立苫小牧病院での勤務実績がございます鈴木明宏(すずきあきひろ)医師が就任いたします。診療科目は内科、呼吸器内科とし、病床を持たない無床となります。

 説明は以上です。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

 上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年2月18日 市長記者会見

とき 平成28年2月18日(木)午前11時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、総務部長、財政部長、市民生活部長、都市建設部長、上下水道部長
  • 記者側:7社10名参加

発表内容

  1. 第5回市議会定例会の招集告示について
  2. 大雨対策3か年事業について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。

 最初に、案件1の「第5回市議会定例会の招集告示について」説明させていただきます。

 第5回定例会を、2月26日(金曜日)に開会するため、本日、招集告示をさせていただきました。
 今議会に提出を予定している案件は、報告につきましては、専決処分の報告が1件でございます。
 議案につきましては、人事案件が2件、平成27年度各会計補正予算が9件、平成28年度各会計予算が9件、条例案件が17件、指定管理者の指定が1件、その他の議案が2件の計40件で合計41件となります。
 平成28年度予算では、主な事業といたしまして、ウトナイ地区に新設する第16中学校の基本設計のほか、とまチョップポイントカードによる地域コミュニティ支援事業や3か年事業の2年目となる大雨対策事業などに予算を計上いたしました。 案件の詳細につきましては各部長から説明させていただきます。

総務部長説明

 第5回市議会定例会、市長提出案件につきまして、御説明いたします。

 報告1の「専決処分について」は、市有自動車の物損事故に係る損害賠償の額を、12月25日付け専決処分により、4万5千417円と決定しましたので、これを議会に報告するものです。
 この事故は、昨年12月7日午前9時5分頃、双葉町2丁目36番13の市道交差点において、市有自動車が停止していた相手方車両に接触し、当該車両を損傷させたものでございます。
 なお、この事故の賠償金につきましては、相手方が直接請求したため、賠償金に係る予算措置はございません。

 次に議案について説明いたします。
 議案1の「苫小牧市教育委員会教育長の任命について」は、教育長の任命について、議会の同意を求めるものです。
 議案2の「苫小牧市固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、増田松美(ますだまつみ)委員、椎名貴誇(しいなたかこ)委員及び石田芳人(いしだよしひと)委員が本年3月31日をもって任期満了となるため、後任者の選任について、議会の同意を求めるものです。
 議案3から11までは、「平成27年度苫小牧市各会計補正予算について」で、議案12から20までは、「平成28年度苫小牧市各会計予算について」で、後ほど財政部長から説明させていただきます。
 議案21の「苫小牧市行政不服審査法施行条例の制定について」は、行政不服審査法の全部改正に伴い、本市に設置する行政不服審査会の組織及び運営等を定めるため、本条例を制定するものでございます。
 内容につきましては、行政不服審査会の組織、会議に関する事項、委員の守秘義務及び罰則等を定めており、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案22の「行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」は、行政不服審査法の全部改正に伴い、関係条例を整備するため、本条例を制定するものです。
 内容(1)は、審査請求への一元化による用語の整理について、
   (2)は、個人情報保護条例・情報公開条例に基づく審査請求に係る審理手続の特例の設定について
   (3)は、その他規定の整理についてで、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案23の「苫小牧市建築審査会条例の一部改正について」は、建築審査会の委員の任期を定めるため、関係規定を整備するものでございます。
 第5次地域主権一括法により、建築基準法が改正され、本審査会委員の任期に関する規定が削除され、省令に同様の規定が定められました。この省令を参酌し、条例で委員の任期を定めるため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案24の「苫小牧市職員定数条例の一部改正について」は、職員定数の増員を行うため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案25の「苫小牧市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例及び苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、地方公務員法の改正に伴い、等級別基準職務表を定める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案26の「苫小牧市職員の退職管理に関する条例の制定について」は、地方公務員法の改正に伴い、職員の退職管理について必要な事項を定めるため、本条例を制定するものです。
 内容(1)は、営利企業等に再就職した元職員による働きかけの禁止について
   (2)は、再就職情報の届出についてで、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案27の「苫小牧市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、国家公務員に準じて特別職の職員に支給する期末手当の支給割合を引き上げるとともに、市長等の給料額を減額する措置を1年間延長するため、関係規定を整備するもので、施行日は、一部を除き、公布の日でございます。
 議案28の「苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、国家公務員の給与改定に鑑み、一般職の職員の給料月額を改定するとともに、勤勉手当の支給割合を引き上げる等のため、関係規定を整備するもので、施行日は一部を除き、公布の日でございます。
 議案29の「苫小牧市議会の議員等の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」は、地方公務員災害補償法施行令の改正に伴い、調整率を改定するため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案30の「苫小牧市手数料条例の一部改正について」は、増築又は改築に係る長期優良住宅の審査に関する手数料等を定めるため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案31の「苫小牧市消費生活センター条例の制定について」は、消費者安全法の改正に伴い、消費生活センターの組織及び運営に関する事項等を定めるため、本条例を制定するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案32の「苫小牧市保育所条例の一部改正について」は、はまなす保育園を廃止するため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案33の「苫小牧市ぽい捨てによる空き缶等の散乱の防止に関する条例の一部改正について」は、土地所有者等の責務並びに/ぽい捨てをした者等に対する勧告及び命令について定める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案34の「苫小牧市介護保険条例の一部改正について」は、介護予防・日常生活支援総合事業を平成28年度から実施するため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案35の「苫小牧市放課後児童クラブ条例の一部改正について」は、おやつの提供を受ける場合の利用料を定めるため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案36の「苫小牧市立病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」は、診療科目に形成外科を設けるため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案37の「苫小牧市火災予防条例の一部改正について」は、新たな対象火気器具等の種類及び離隔距離を定める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、本年4月1日でございます。
 議案38の「指定管理者の指定について」は、体育館を管理する指定管理者の指定をするため、議会の議決を求めるものです。
 議案39の「市道路線の廃止について」は、道路延長を短縮するため、3路線を廃止するものでございます。
 議案40の「市道路線の認定について」は、開発行為の完成によるものなど13路線を認定するものでございます。

 未定案件でございます。
 議案(1)の「苫小牧市税条例の一部改正について」は、平成28年度税制改正に係る改正で、会期中に地方税法が改正された場合は、追加提案するものでございます。
 議案(2)の「苫小牧市消防作業及び災害応急措置業務に従事した者等に係る損害補償並びに見舞金の支給に関する条例の一部改正について」は、議案29と同様に調整率を改定するため、関係規定を整備するもので、政令が公布され次第、追加提案するものでございます。以上で私からの説明を終わります。

財政部長説明

 27年度2月の補正予算案の概要をご説明させていただきます。

 一般会計の総括ですが、歳出では、制度融資分を除く合計は 10億7,482万4千円の増額補正であり、制度融資の減額分8億5,500万円を含む補正予算総額は 2億1,982万4千円の増、必要な一般財源は1億228万1千円でございます。
 特別会計及び企業会計の総括で、歳出では特別会計で、国保会計 1億9,409万円の減額など合計で2億8,745万円の減額補正、企業会計は、水道会計で1億3,987万4千円の減額など、合計で、1億372万4千円の減額補正となっております。
 今回は、主に整理補正でございますので、事業費の確定や、受給者数等の増減、単価や使用量の増減による執行の整理補正、財源更正などは説明を省略させていただき、増額補正する主な項目について説明させていただきます。
 一般会計、歳出の主な内容です。「総務費」の48番「災害用備蓄品整備事業費」は、特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用した災害用備蓄品の整備でございます。
 49番「戸籍住民登録事務経費」は、個人番号カードの発行に要する交付金の増で、『繰越明許費』の設定をあわせてお願いするものでございます。
 「民生費」55番「ふくし大作戦!!2016」は、大作戦のオープニングイベント準備経費でございます。
 56番「福祉ふれあい基金積立金」は、指定寄附のほか過去の繰替運用の繰戻し分を積立てるものでございます。
 57番「臨時福祉給付金支給事業費」は、国の補正予算に伴う低所得の高齢者に対する給付金支給事業で、『繰越明許費』の設定をあわせてお願いするものでございます。
 78番「特定教育・保育施設等給付費」は、保育にかかる1人当たりの国の基準額となる公定価格が確定したことによる執行整理と、保育制度改正による公立保育所への公費負担額の増でございます。
 「土木費」ですが、147番 「住宅建設事業費」は、日新団地建替に伴う解体工事、148番「住宅改善事業費」は、大成町公営住宅の外部等改修、149番「給水設備等改修事業費」は、住吉町公営住宅の給水設備改修で、この3事業については、当初、28年度事業で予定しておりましたが、27年度の国補助事業の内示があったことから、『繰越明許費』の設定とあわせて、増額補正をお願いするものでございます。
 「諸支出金」196番「国民健康保険事業会計繰出金」は、保険基盤安定拠出金の増による増、200番「市立病院事業会計繰出金」は、繰出基準内での算定方法見直しによる増、202番「減債基金積立金」は、今後の地方債償還財源として積増しするものでございます。
 203番「公共施設整備基金積立金」は、土地売却収入などを今後の公共施設老朽化対策の財源として積増しするものでございます。
 以上が歳出の増額補正の主な項目でございます。
 次に、「継続費の変更」は、事業費確定により年割り額などを変更するものでございます。
 「繰越明許費の追加」は、先ほどご説明しました、総務費の「戸籍住民登録事務経費」、民生費の「臨時福祉給付金事業」、土木費の「住宅建設事業」、「住宅改善事業」、「給水設備等改修事業」について、『繰越明許費』の追加をお願いするものでございます。
 「債務負担行為の追加」の土木費分は、平成28年度予算の早期発注事業に伴うもの、各施設指定管理費は、総合体育館・日吉体育館・川沿公園体育館の指定管理費についてお願いするものでございます。
 一般会計の説明は以上です。

 続きまして、特別会計及び企業会計でございますが、国民健康保険事業会計は、主に「保険給付費」で療養給付費等の減などによる減額補正でございます。
 霊園事業会計は、主に「霊園事業費」で事業費の確定に伴う減などによる減額補正でございます。
 介護保険事業会計は、主に「保険給付費」の増額と、「基金積立金」の剰余金減による減額補正でございます。
 後期高齢者医療特別会計は、主に「後期高齢者医療広域連合納付金」の減などによる減額補正でございます。
 水道事業会計は、主に収益的支出の「営業費用」で、給与費の減など、資本的支出の「建設改良費」で、事業費確定に伴う減などによる減額補正でございます。
 量水器購入費の「債務負担行為の変更」と、早期発注事業として配水管改良などの工事費について、「債務負担行為の追加」をお願いするものでございます。
 下水道事業会計は、収益的支出で、主に「営業費用」の処理センター費の減などによる減額補正と、資本的支出で、主に「建設改良費」の下水道築造費の増で、国の補正予算に伴う川沿町地区の雨水管整備工事費の増などによる増額補正でございます。
 早期発注事業として下水道管渠築造費を「債務負担行為の追加」として、お願いするものでございます。
 市立病院事業会計は、主に収益的支出の「医業費用」で材料費の増や光熱水費等の減などによる整理補正でございます。
 公設地方卸売市場事業会計は、収益的支出、資本的支出ともに事業費確定よる整理補正でございます。

 続きまして、平成28年度苫小牧市各会計予算案について、説明させていただきます。
 本年度の一般会計の予算規模は、前年度に比べ、13億2,800万円、1.7%減の778億2,400万円で、マイホームや商工費の制度融資等を除きますと、前年度比は2.8%の増となります。
 特別会計は、前年度比1.0%増の350億7,901万9千円、企業会計は、1.2%増の217億2,234万9千円、全会計で、0.5%減の1,346億2,536万8千円の予算規模でございます。
 各会計の経常事業費・主要事業費予算の前年度対比の表でございます。
 経常事業費は、17億9,394万6千円、1.6%の増、主要事業費は、25億877万8千円、9.7%の減、合計では、7億1,483万2千円、0.5%の減でございます。
 一般会計歳出の款毎の経常事業費と主要事業費の前年度対比です。
 経常事業費合計は、14億768万9千円、2.5%の増、主要事業費合計は、27億3,568万9千円、12.6%の減で、主なものは、
  民生費   5億1,778万8千円の増
  環境衛生費 19億3,866万8千円の増
  消防費   10億4,367万円の減
  教育費   7億1,337万5千円の増
  諸支出金  38億4,006万9千円の減
でございます。

 一般会計の歳入の前年度対比でございます。
 第1款、市税は、2億2,440万1千円、0.8%の減を見込んでおります。第6款、地方消費税交付金は、4億6,900万円、14.4%の増、第11款、地方交付税は、5億円、8.0%の増を見込んでおります。

次に、28年度予算の特徴について申し上げます。
 平成28年度予算は、テーマを「ステップアップ予算」としております。
 財政基盤安定化計画による基盤強化に向けた取組みをステップアップする年度の予算として、主な事業と予算の概略をまとめており、28年度予算案を
  「Ⅰ 活気みなぎるふくし」、
  「Ⅱ 安心安全なまちづくり」、
  「Ⅲ 財政基盤強化」
の3つの柱で、主な事業や取組みをお示ししております。
 はじめに、「Ⅰ 活気みなぎるふくし」の主な事業として、『①スポーツ』は、とましんスタジアムや、緑ヶ丘公園庭球場の改修事業費など、『②福祉』は、27年度から継続する旧道立病院改修による福祉ふれあいセンターの設置や、やまて保育園民間移譲、各種の子育て支援、健康支援施策など、『③地域経済振興・雇用』は、市単独の緊急雇用対策事業や、とまチョップポイントカードの地方創生地域コミュニティ支援事業など、『④地域協働』は、町内会支援施策などでございます。
 なお、『つなごうスポーツ大作戦』と『ふくし大作戦!!2016』については、大作戦コラボ事業として、「活気みなぎるふくしのまちづくり」を盛り上げる事業として予算を計上してございます。
 次に、「Ⅱ 安心安全なまちづくり」の主な事業として、『①大雨対策』は、都市建設部、市民生活部、上下水道部による、3ヵ年事業の2ヵ年目の取組みとして計上しております。『②施設建替え・老朽化対策』は、日新団地建替えなどの市営住宅関連、継続事業の沼ノ端クリーンセンター長寿命化など、『③小中学校』は、生徒数の増加対応として、ウトナイ小、拓進小の増築や、ウトナイ地区の第16中学校新設の基本設計のほか、北光小、和光中、啓北中の大規模改修関連事業費などを計上しております。『④消防・防災・防犯』は、消防新庁舎に隣接する消防防災訓練センターの建設のほか、救助工作車を更新します。『⑤安全な道路等の確保』は、国補助を活用し、三条通整備や橋梁の長寿命化、学校の通学路確保などを取り組んでまいります。
 なお、下段に『土木・建築事業費』を掲載しておりますが、前年度以上の予算規模となってございます。
 次に、「Ⅲ 財政基盤強化」の内容として、『①財源確保』は、広告収入の拡大、新電力導入の2年目の効果額など、『②財政基盤安定化計画の取組み』は、計画の3つの柱の「(1)財政指標による管理」、「(2)基金の拡充」、「(3)地方債事業の影響管理」の各取り組みについてお示しするものですが、財政指標は健全性を確保しており、財政調整基金の残高も一定額を確保している状況となっております。以上、簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。

市長説明

 次に、案件2の「大雨対策3か年事業」について、説明をさせていただきます。

 この事業は、本市において、平成25年8月、26年9月と、2年続けて大雨災害を経験したことを期に、本年度から、市の最優先課題として取り組んでいる事業でございますが、計画2年目は、新たに情報推進の事業を加え、市民の安心・安全のさらなる向上を図るべく、引き続き取り組みを進めてまいります。それでは、28年度の事業概要につきまして、担当から説明させていただきます。

都市建設部長説明

 それでは、大雨対策3か年事業の28年度の取り組みについて、ご説明いたします。

 まず、上下水道部では、大雨災害時の道路冠水被害の軽減と、トイレ等の汚水排水状況の改善に関する取り組みを実施しております。
 最初に、浸水対策としましては、現在、川沿町で雨水幹線整備を進めておりますが、小糸魚川沿いの第1幹線については、本年3月末までに工事が完了し、28年度は、引き続き小泉の沢川沿いの第2幹線の整備を進める他、各地で雨水管整備や雨水バイパス管など、減災対策の実施を予定しております。
 次に、災害用資機材の整備としましては、これまでに発電機やトラックを取得し、降雨時の排水作業等で使用しておりますが、28年度は資機材用の倉庫整備を予定しております。
 最後に、汚水管への雨水浸入対策としましては、引き続き糸井中継ポンプ場施設を整備し、大雨時におけるトイレ等排水の不具合の改善を図ってまいります。

 続きまして、都市建設部では、今年度、桜木町を流れる豊木川の河川断面の拡幅や豊陵公園の改良のほか、桜坂町の被災箇所の法面や、宮の森町の低地の浸水箇所などに対策を講じてまいりました。
 28年度の対策につきましては、一つ目に、治水安全性の向上の取り組みとして、今年度に引き続き、日新町と柏木町の間を流れる小泉の沢川と、植苗地区を流れる丹治沼川の護岸改良を実施してまいります。
 また、浸水対策としましては、澄川町、川沿町を流れる小糸魚川について、河道設計を実施するとともに、柏木町の豊陵公園や矢代町の矢代公園に、一時貯水機能を持たせる改良工事を進めてまいります。

 最後に、新たな事業でございますが、危機管理室では、情報推進対策として、総合防災対策支援サービスを導入する予定でございます。
 このサービスでは、気象予測事業者による、独自の気象データに基づいた、24時間365日体制での気象コンサルティングを導入し、あわせて既に整備されております下水道雨量監視データの活用や、新たに道路パトロール用車載カメラ、河川カメラ、河川水位計を導入によるシステムを構築いたします。
 これらの市内各地点のピンポイントの気象予測や各種監視データ、さらには各部局での対応状況などの情報を、職員専用の支援サイトで一元管理し、災害時の初動対応の迅速化を図ります。
 さらには、市民向けに災害情報のWebサイトを開設し、市内のピンポイント気象予測、雨量などの実況監視データを掲載し、市民の避難などの判断に活かしていきたいと考えております。
 28年度に実施する主な事業は以上のとおりですが、今後も、対策の効果を検証しながら事業を進め、庁内関係部署が連携して、安心・安全なまちづくりへの取組を継続してまいります。

 私からは、以上でございます。

市長説明

 案件の説明は、以上でございます。皆さんからのご質問があれば、お受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年1月22日 市長記者会見

とき 平成28年1月22日(金)午後4時から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、環境衛生部長、市立病院事務部長
  • 記者側:5社7名参加

発表内容

  1. 「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転」の訓練終了について
  2. 苫小牧市立病院地域包括ケア病棟の開設について

市長説明

 本日の記者会見の案件は、2件でございます。
 
 はじめに、「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転」の訓練終了について説明いたします。
 本日、北海道防衛局の現地連絡本部から、「訓練移転終了に伴い、米軍のFA-18、3機が岩国基地へ帰還しましたが、残りの米軍戦闘機については、機体整備後に帰還します。」との連絡がありましたことから、これをもちまして「岩国飛行場から千歳基地への訓練移転」が終了いたしましたので、ご報告をさせていただきます。
 今回の移転訓練では、1月13日午前から本日までに、計10回の訓練が実施され、現時点では「事件・事故などの報告はない」との連絡を受けており、無事、訓練が終了したものと考えております。
 なお、現在も千歳基地内に戦闘機2機及び米軍関係者が残っておりますことから、帰還するまでの間、引き続き万全の体制を維持してまいります。
 このたびの訓練につきまして、国は、協定の遵守をはじめ、訓練計画の2段階による事前公表、国の連絡協議会開催のほか、住民等の対応窓口となる現地連絡本部の設置など、これまでの国との協議経過を踏まえ、着実に実行されたものと受け止めております。
 市といたしましても、今後、訓練の公表から終了までの間における市民周知、市民の安心・安全対策、騒音測定などの対応について、庁内の対策会議などの場で検証し、次回以降の訓練に活かしてまいりたいと考えております。
 最後になりますが、今回の訓練移転に当たり、市民の皆様のご理解や関係団体、報道機関の皆様のご協力に対しまして、厚く御礼を申し上げます。

 次に案件2の、苫小牧市立病院地域包括ケア病棟の開設について説明いたします。
 かねてから市立病院で計画しておりました「地域包括ケア病棟」の開設について、一定の準備が整い、2月1日から1病棟28床の運用を開始する見込みとなりました。
 今後も、市民から安心・信頼していただける病院として、引き続き取組を進めてまいりますので、ご理解をお願いしたいと思います。詳細については、市立病院事務部長から説明いたします。

市立病院事務部長説明

 「市立病院地域包括ケア病棟の開設」についてご説明いたします。
 当院は、現在運用しておりますすべての病床が、高度急性期または急性期のための病床となっております。
 このため、これまでは、当院において急性期の治療が終了した患者さんは、次の急性期の患者さんの治療をするために退院していただくか、あるいは回復期・慢性期の病床がある他の医療機関に転院していただく必要がございました。
 しかしながら、高齢の患者さんなどは急性期の治療が終了しても、転院先の混み具合などにより転院することや自宅への退院が難しい状況となることが度々ございます。
 そこで、当院にある病棟の一つを転換して、急性期治療が一定程度終了し、すぐに自宅に退院できない患者さんに移っていただくための「地域包括ケア病棟」を開設することとしました。
 この「地域包括ケア病棟」を開設することにより、自宅退院が難しい患者さんについては、症状にもよりますが、最大60日間入院が可能となります。
 このため、地域の回復期・慢性期の病院等の負担軽減が期待されるとともに、当院の病棟運営もより円滑に進むものと考えております。
 なお、開設につきましては、2月1日から1病棟28床で運用を開始する見込みとなっております。地域包括ケア病棟開設についての説明は、以上でございます。

市長説明

  私からは、以上でございます。皆さんからのご質問があればお受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年1月5日 市長記者会見

とき 平成28年1月5日(火)午後2時30分から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長、環境衛生部長
  • 記者側:8社8名参加

発表内容

  1. 「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」の開催結果について

市長説明

 本日、北海道防衛局において「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡協議会」が開催され、本市から佐々木副市長が出席いたしましたが、この会議で「米軍再編に係る岩国飛行場から千歳基地への訓練移転に関する訓練計画概要について」詳細な通知がございました。
 通知の内容は、「訓練期間」は平成28年1月12日(火)から22日(金)までの11日間、「参加部隊」は岩国基地所属の第12海兵航空群並びに千歳基地所属の第2航空団、三沢基地所属の北部航空警戒管制団及び警戒航空隊、「使用基地」は千歳基地、「演練項目」は戦闘機戦闘訓練等、「使用訓練空域」は北海道西方空域及び三沢東方空域、「参加規模」はタイプⅡで、米軍はFA-18が5機程度、人員70名程度、航空自衛隊はF-15が4機程度、E-2Cが1機程度、以上が訓練計画概要として通知されております。
 また、戦闘機につきましては、12日に展開し、22日に撤収する予定と聞いております。
 この連絡協議会において、市民の皆さんの安心・安全の確保に万全を期すため、北海道防衛局に対し、北海道、千歳市、苫小牧市の三者で構成する「米軍再編に係る千歳基地への訓練移転に関する連絡会議」及び苫小牧市がそれぞれ要請を行っており、本市といたしましては、佐々木副市長から、12月22日の連絡協議会において協定等の遵守のほか、機体点検の徹底など訓練の安全管理及び米軍人の規律維持について要請しておりましたが、市民の安心・安全のため、万全の体制で訓練を行うよう重ねてお願いをしてきたところでございます。
 訓練の実施に伴って懸念されます航空機騒音につきましては、市の常設局5局、北海道の常設局9局、国の常設局1局のほか、国及び市の臨時測定局が各3局の計21局の体制で騒音測定を行うこととしております。
 今後のスケジュールといたしましては、明日、市議会総合開発特別委員会と航空機騒音対策協議会を開催し、説明を行うほか、7日と8日には、「植苗・美沢地区」や「沼ノ端地区」の航路下地域において地域説明会を開催いたします。
 また、市のホームページやフェイスブックへの掲載、新聞の市役所だよりなどで、訓練に関する情報の市民周知を図ってまいります。
 市役所内部の体制でございますが、12月22日の概略通知を受けて、直ちに「苫小牧市在日米軍再編問題対策会議」を開催し、庁内体制を整えておりますが、本日の詳細通知の内容を周知し、市民の皆さんの安心・安全の確保に万全を期してまいりたいと考えております。

 私からは、以上でございます。皆さんからのご質問があればお受けいたします。

上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課

 

平成28年1月4日 市長記者会見

とき 平成28年1月4日(月)午前10時30分から
場所 第2応接室
出席者
  • 市側:岩倉市長、佐々木副市長、佐藤副市長、総合政策部長
  • 記者側:6社6名参加

発表内容

  1. 新年のあいさつ

市長説明

 新年明けましておめでとうございます。
 苫小牧市民の皆さまに新年のご挨拶を申し上げます。

 今年は、私が市民の皆様からいただいた3期目4年間の任期の2年目となるわけでございますが、皆様から寄せられた期待にしっかりとお応えし、課題の解決に向けた取り組みをより一層進めてまいりますので、報道機関の皆さまには、報道を通じた応援、支援をいただければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。
 私は3期目の基本テーマとして「誇れる街 とまこまいへ~活気みなぎるふくしのまちづくり~」を掲げております。高齢化と人口減少が同時に進行するという極めて難しい局面を迎えておりますが、ふるさと苫小牧を「20年後も食べていけるまち」にするために、チーム一丸となって職務に励んでまいりますので、その決意も込めて市政運営に向けた思いの一端を申し述べたいと思います。
 今年は、「活気みなぎるふくしのまちづくり」をさらに推し進める1年にしたいと考えており、4月から「ふくし大作戦!! 2016」をスタートいたします。平成23年度にファーストステージとなる「みんなでふくし大作戦!」を実施し、市民一人ひとりの心に「ふくしの種」を蒔く取り組みを実施いたしましたが、今年は、ふくしの心を根付かせ、広める取り組みを展開してまいります。市役所だけでなく市民や企業の皆さまと手を携えて、ともに「ふくしのまちづくり」に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。
 また、今年は本市が昭和41年に全国初の「スポーツ都市宣言」を行ってから50周年の節目の年となることから、「つなごうスポーツ大作戦」を展開いたします。「スポーツ都市宣言」は、健康でたくましい心と体をつくるという目的を持っておりますので、健康寿命を延ばすという観点や、地域の様々な人と接点を持ち、心を通わせるという点において、「スポーツ」と「ふくし」は非常に密接な関係にあります。
 「ふくし大作戦!! 2016」と「つなごうスポーツ大作戦」、この2つのコラボレーションにより、こどもからお年寄りまで世代を超えて、共に助け合い、支え合う風土を醸成してまいりたいと考えております。
 さて、平成24年度から準備を進めてきた国内初となるCCS(CO2の回収・貯留技術)プロジェクトですが、4月から実証実験がスタートする予定となっております。北海道を代表する工業都市である苫小牧市がさらなる発展を遂げるためには、自然と共生する産業拠点都市として、率先して環境問題に取り組む姿勢が大切であると考えております。
 国内外から多くの関心を集めているCCSプロジェクトですが、市民の皆様にもぜひ注目していただきたいと思います。
 もう一つ、大きなトピックスといたしましては、いよいよ今年、北海道新幹線が開業いたします。3月26日の開業まで3か月を切りましたので、「北海道新幹線×nittan地域戦略会議」を中心に、函館市をはじめとする道南・東北の自治体と連携し、nittanエリアも「みなみ北海道」の一員として、北海道新幹線開業を盛り上げてまいります。
 いずれの事業の推進にとりましても、財政健全化が不可欠でありますので、昨年5月に策定した「行政改革プラン-NEXT STAGE-」を着実に実行するとともに、新たに「財政基盤安定化計画」を策定し、健全性を確保しつつ将来の財政需要に対応可能な財政基盤を作るべく、取り組みをステップアップしてまいります。
 これからも、誰もが安心して暮らし、未来に向かって明るい希望の持てる「誇れる街、苫小牧」を実現するため、1日1日を大切に、また、着実に、チーム一丸となって歩んでまいりたいと考えております。今年1年明るい話題の多い年になるよう祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。
 今年もよろしくお願いいたします。
上記内容は発言の要旨であり、重複した言葉使いや言い直しがあったものなどについては、整理の上作成しております。
記録作成:総合政策部秘書広報課


 

お問い合わせ

総合政策部政策推進室秘書広報課
電話:秘書担当:0144-32-6096、広報担当:0144-32-6108
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