不育症治療費の助成事業
苫小牧市では、不育症に関する検査や治療を受けている方の経済的負担を軽減するため、不育症治療費の助成事業を実施しています。不育症について
不育症とは
2回以上の流産や死産、新生児死亡を繰り返す場合を「不育症」といいます。不育症の原因は様々ですが、適切な検査と治療を行うことで、不育症に悩む多くの方が無事に出産できると言われています。
不育症治療費の助成申請
対象となる検査・治療
北海道が指定する、不育症の因子を特定するための以下の検査及び治療が対象となります。
【検査】
子宮形態検査、染色体等検査、内分泌検査、抗リン脂質抗体検査、凝固因子検査
【治療】
手術療法、着床前診断、抗甲状腺薬、甲状腺ホルモン剤、インスリン、低用量アスピリン療法、ヘパリン療法、カウンセリング
対象となる方
不育症(疑いを含む)と診断され、対象となる検査及び治療を受けた方で次の要件を全て満たす方が対象です。1 2回以上の流産、死産、あるいは早期新生児死亡の既往がある方
2 申請日において、苫小牧市内に住所を有しているご夫婦(事実婚を含む)のいずれかもしくは
検査・治療を受けた方
3 北海道が実施する北海道不育症治療費助成の決定を受けていること
4 ご夫婦(事実婚を含む)及び検査・治療を受けた方にかかる市税などに滞納がないこと
5 助成を受けようとする治療について、他の市町村から同様の助成を受けておらず、今後も
受ける見込みのない方
助成額
1回の検査・治療につき、50,000円を上限とします。ただし、治療にかかった費用から「北海道不育症治療費助成事業」で受けた助成金を差し引いた額が50,000円に満たない場合は、その額を助成します。
申請の方法
以下のものを用意し、北海道の不育症治療費の助成の決定を受けた日の翌日から60日以内に苫小牧市健康支援課の窓口へ申請してください。申請に必要なもの
1 不育症治療費助成金交付申請書2 不育症治療費助成金交付請求書
※1,2は健康支援課窓口で用意しているほか、下記よりダウンロードできます。
3 北海道不育症治療費助成事業の助成決定通知書の写し及び指令書の写し
4 3の助成申請の際に添付した不育症治療費助成事業受診等証明書の写し
5 (事実婚のご夫婦の方)事実婚に関する申立書
6 助成金の振込先の口座がわかるもの(通帳など)
様式等のダウンロード
苫小牧市不育症治療費助成金交付申請書(114.58 KB)事実婚に関する申立書(55.38 KB)
苫小牧市不育症治療費助成金交付請求書(65.57 KB)
案内チラシ(200.99 KB)
不育症に関する情報や相談窓口
不妊症・不育症の概要について掲載されています。不妊症・不育症とは(北海道)
苫小牧保健所の保健師が妊娠、不妊など女性の健康に関する相談をお受けしています。
女性健康相談センター(苫小牧保健所)
電話番号:0144-34-4168
電話相談日:月~金曜日(祝日除く) 8:45~17:30
面接相談日(要予約):月~金曜日 8:45~17:30
相談方式:電話、面接
不妊・不育症に関する専門の相談窓口です。
不育症相談窓口(旭川医科大学産婦人科学講座)
〈国立大学法人 旭川医科大学〉
電話番号:0166-68-2568
電話及び面接相談日:毎週火曜日 11:00~16:00
面接予約受付:月~金曜日 10:00~16:00
相談方式:電話、面接