PPA方式による太陽光発電設備の導入
本市では10か所の市有施設で、PPA方式により太陽光発電設備を導入しています。PPA方式とは、「電力購入契約」とも呼ばれ、PPA事業者が市有施設へ無償で太陽光発電設備を設置する代わりに、そこで発電した電気を市が長期にわたって購入する方法で、これにより初期投資なしでCO2を排出しないクリーンな再エネ電力を導入することができます。
なお、本事業では環境省の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)を活用し、通常よりも安い価格で再エネ電力を購入しています。
太陽光発電設備を導入した施設の詳細
令和6年度では、10か所の市有施設において太陽光発電を開始しました。自家消費量(太陽光で発電し、市有施設で使用した電力量)と、それにより削減できるCO2削減量は下表のとおりです。
施設名 | 年間自家消費量 (kWh) |
年間CO2削減量 (トン) |
---|---|---|
市役所本庁舎駐車場 | 204,443 | 109.0 |
沼ノ端スポーツセンター | 123,311 | 68.4 |
ウトナイ交流センター (道の駅ウトナイ湖) |
36,751 | 21.8 |
苫小牧東小中学校 | 111,526 | 65.1 |
啓北中学校 | 36,220 | 21.5 |
青翔中学校 | 52,281 | 31.1 |
第1学校給食共同調理場 | 146,909 | 76.6 |
第2学校給食共同調理場 | 96,246 | 53.3 |
消防本部 | 87,820 | 46.1 |
高丘霊葬場 | 110,143 | 48.0 |
10施設合計 | 1,005,650 | 540.9 (一般家庭約108世帯分に相当) |
太陽光発電設備の様子
・市役所本庁舎駐車場 ・沼ノ端スポーツセンター


・ウトナイ交流センター(道の駅ウトナイ湖) ・苫小牧東小中学校


・啓北中学校 ・青翔中学校


・第1学校給食共同調理場 ・第2学校給食共同調理場


・消防本部(消防防災訓練センター) ・高丘霊葬場

