・【第1弾】できることから始めよう!
・【第2弾】いつでもマイボトル
・【第3弾】省エネをするには
・【第4弾】今日から省エネ
・【第5弾】みんなで地球を守ろう!
・【第6弾】とめよう!!地球温暖化
・【第7弾】今、未来の地
・【第8弾】温暖化を止めよう
・【第9弾】階段で、体も地球も元気になる!
・【第10弾】探してえらぼうエコマーク
・【第11弾】世界のために
・【第12弾】ゴミ、ポイすてしないで!!
R3~4年度掲載
・【第1弾】電気はこまめに消す
・【第2弾】ゆとりを持って運転
・【第3弾】食材やエネルギーを上手に使おう!
・【第4弾】残ったご飯どうしていますか?
・【第5弾】マイボトルを持とう!!
・【第6弾】便座の温度控えめに!
・【第7弾】自転車通勤
・【第8弾】マイバッグ
・【第9弾】冷房温度の適正設定
・【第10弾】水は止めよう!
・【第11弾】トイレのふたを閉めよう!
・【第12弾】プラスチックを減らそう!
・【第13弾】リサイクルで二酸化炭素削減
・【第14弾】鍋底がぬれたまま火にかけていませんか?
・【第15弾】どっちが省エネ?
・【第16弾】LED照明
・【第17弾】ストーブの設定温度を1度下げるだけ!
令和5年度掲載「ポスターコンテスト編」
令和5年度からは、令和4年度に実施した「第2回ゼロカーボンコンテスト」の入賞作品とコラボして、日常で取り組めるゼロカーボンを紹介します!【第1弾】できることから始めよう!(広報とまこまい令和5年4月号掲載)
最優秀賞「できることから始めよう!」明野小学校6年生(当時)
この作品は、ゼロカーボンにつながる行動がレベル1からレベル4までイラストで表現されており、みんなが身近で取り組みやすい行動が、最もわかりやすく示されていました!
今回はレベル2の「節水」について、ゼロカーボンにつながる取組をご紹介します♪
シャワーを使う時、お湯(45℃)を流す時間を1分短縮するだけで、年間28.7kgのCO2削減!
シャワーを浴びる時、いちいち止めるのが面倒でつい流しっぱなしにしてしまうことってありませんか?
お湯を流しっぱなしにすると、お湯を作るときのエネルギー(電気やガス、灯油など)が無駄になってしまいます。頭や体を洗うときは一旦シャワーを止めることで、日々、着実にCO2排出量を減らすことができます!
心当たりのある方、「さあ今日から始めよう、ゼロカーボンへの第一歩!」
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
【第2弾】いつでもマイボトル(広報とまこまい令和5年5月号掲載)
優秀賞「いつでもマイボトル」緑小学校1年生(当時)
この作品は、お出かけの様子と「いつでもマイボトル」というシンプルなメッセ―ジが組み合わさって、とっても楽しい雰囲気が伝わってきます!見ている側にも、マイボトルを持って外に出かけたい!と思わせる不思議な魅力がありますよね。
ペットボトル飲料を買わずマイボトルを使用した場合、1回あたり105gのCO2削減!
※年間100回の使用を想定。
マイボトルを使えば使うほど、ペットボトル飲料を買って廃棄する場合と比べてエコになります!
少しずつ気温も高くなってきました。マイボトルを持ってお出かけしましょう♪
【参考】
・環境省「リユース可能な飲料容器およびマイカップ・マイボトルの使用に係る環境負荷分析について」
【第3弾】省エネをするには(広報とまこまい令和5年6月号掲載)
優秀賞「省エネをするには」明野小学校5年生(当時)
この作品は、「省エネ」と「健康」を掛け合わせた素敵な取組をわかりやすく表現してくれています!夜早く寝ることで電気使用量を減らせますし、早寝早起きで日中スッキリした気持ちで活動できますよね。
点灯時間を1日1時間短くすると、年間9.6kgのCO2削減!
※54Wの白熱電球の場合
「省エネ」と「健康」を意識して、朝型の生活を心掛けてみましょう!
いつも頑張っているお父さんお母さんも、たまには残業せずに帰宅して早めに就寝してくださいね♪
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
【第4弾】今日から省エネ(広報とまこまい令和5年7月号掲載)
優秀賞「今日から省エネ」錦岡小学校4年生(当時)
この作品は、おうちでできるゼロカーボンな取組が端的にまとめられています!節電、節水、ごみの分別はもちろんですが、1つの部屋に家族が集まって過ごすことで、余計な電気や暖房などを使わずに済むということも描かれているのが素晴らしいですね♪
歯を磨くとき、水を流しっぱなしにせずコップに汲むことで、1回あたり1.2gのCO2削減!
浄水場や下水処理場でもエネルギーを使っているので、節水することも省エネにつながります。電気や暖房だけでなく、水の節約にも取り組んでみましょう!
【参考】
・東京都水道局「水の上手な使い方」
【第5弾】みんなで地球を守ろう!(広報とまこまい令和5年8月号掲載)
グッドアイデア賞「みんなで地球を守ろう!」糸井小学校3年生(当時)
この作品は、運輸部門のCO2排出量削減に向けたメッセージが込められていますね♪
1人を1km運ぶ際のCO2排出量を比較してみると、自家用車が最も多く、鉄道が最も少ないんです!さらに、徒歩や自転車で移動すればCO2排出量はゼロです
自動車通勤から自転車通勤へ切り替えると、1日あたり1kgのCO2削減!
※往復10kmを想定
自転車通勤はCO2排出量の削減だけでなく、ご自身の健康増進にもつながります。通勤だけでなく、近場への移動の際には徒歩や自転車で移動することを心掛けてみてください!
参考
・国土交通省「運輸部門における二酸化炭素排出量」
【第6弾】とめよう!!地球温暖化(広報とまこまい令和5年9月号掲載)
グッドデザイン賞「とめよう!!地球温暖化」
美園小学校4年生(当時)
この作品は、標語の部分で地球温暖化に対する強い危機感を表現しています!
地球温暖化を防止するため、節水やごみの分別、マイボトル・マイバッグの活用など、個人で出来ることがしっかりと描かれていますね。
マイバッグを繰り返し使用すると、1回あたり7.6gのCO2削減!
※1枚で100回の使用を想定
マイバッグのCO2排出量は、50回程度繰り返し使用するとレジ袋50枚のCO2排出量とほぼ同等となり、以降は常にレジ袋を使うよりもエコになります!ですので、マイバッグを使う際は長持ちするよう丁寧に扱うことも大切ですね♪
参考
・眞弓ほか(2009)「環境配慮行動支援のためのレジ袋とマイバッグのLCA」
【第7弾】今、未来の地(広報とまこまい令和5年10月号掲載)
グッドデザイン賞「今、未来の地」
若草小学校6年生(当時)
この作品は、3R(リデュース、リユース、リサイクル)をテーマにしつつ、たくさんの人物やキャラクターを描くことで「みんなで取り組む」ということを可愛らしく表現してくれていますよね☻
アルミ缶1kgをリサイクルすると、原料を新たに採掘する場合と比べ、4.5kgのCO2削減!
リサイクルは、限りある資源の有効活用という見方が強いのですが、CO2排出量の削減にもつながっています。アルミ缶の原料であるボーキサイトは、主に海外で採掘・アルミニウムの製造が行われています。このボーキサイトからアルミニウムを取り出す過程で大量のエネルギーを消費しているので、アルミ缶をリサイクルし、再度アルミニウムを取り出す方が省エネになるんです( ゚Д゚)
ですので、ごみの分別には必ずご協力ください!
参考
・岡村ほか(2000)「ライフスタイルに関するLCA分析:リサイクルによるCO2削減可能性の研究」
【第8弾】温暖化を止めよう(広報とまこまい令和5年11月号掲載)
グッドデザイン賞「温暖化を止めよう」
拓進小学校6年生(当時)
この作品は、可愛らしいタッチで、温暖化の影響や私たちが出来ることを綺麗にまとめてくれていますよね!
食品ロスを削減すると、1kgあたり2.4kgの温室効果ガス削減!
食べ物を残したり、食べられる部分を捨ててしまったりすると、その食材を生産・加工・輸送するときに消費したエネルギーが無駄になってしまいます。食べきれる量だけ買う、調理する、野菜の皮等を剥きすぎない。たくさんのエネルギーや労力が注がれた食材を大切に消費しましょう!
参考
・棟居ほか(2021)「わが国の食品ロス発生による温室効果ガス排出,天然資源の浪費および経済損失の評価」
【第9弾】階段で、体も地球も元気になる!(広報とまこまい令和5年12月号掲載)
グッドアイデア賞「階段で、体も地球も元気になる!」
若草小学校4年生(当時)
この作品はタイトルの通り、階段を使うことで私たちの体も地球も元気になる、ということを、具体的かつ楽しげな雰囲気で描いてくれています!
各フロアから2階移動する際、エレベーターではなく階段を利用すると、1回あたり4.2gのCO2削減!
※エレベーターの定格消費電力5.6kWで試算
上の階や下の階へ移動する際、階段を利用することで、エレベーターに使われる電気を削減できると同時に、健康の増進につながります。
目安は「2アップ3ダウン」。2階以内の上り、3階以内の下りは階段を利用するよう心がけましょう!
【第10弾】探してえらぼうエコマーク(広報とまこまい令和6年1月号掲載)
グッドアイデア賞「探してえらぼうエコマーク」
泉小学校6年生(当時)
この作品は、環境のことを考えて、みんなで積極的にエコマーク商品を選択していこうと呼びかけています。
日本環境協会エコマーク事務局によると、2014年の1年間に市場へ投入されたエコマーク認定商品によって、合計101万トンのCO2削減!
その内訳は、再生材の利用で23万トン、原材料の低減で0.2万トン、使用電力量の削減等で78万トンのCO2排出量削減となっています。
エコマークは、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルです。
みなさんも積極的にエコマーク商品を選んでくださいね!
参考
・日本環境協会エコマーク事務局「エコマーク認定商品によるCO2削減効果の推計結果(概要)」、「エコマークについて」
【第11弾】世界のために(広報とまこまい令和6年2月号掲載)
グッドアイデア賞「世界のために」植苗小学校6年生(当時)
この作品は、ゼロカーボンシティの実現や環境保全の取組には、あらゆる関係者が協力する必要があることを呼び掛けています!
みんなで協力して植樹を行うと、年間で1本あたり0.8kgのCO2削減!
植物は光合成で大気中のCO2を吸収してくれます。苫小牧市でも毎年「市民植樹祭」を開催し、まちの緑化に努めています。一般の方もご参加いただけるので、次回以降ぜひ参加してみてください!
参考
・環境省「ゼロカーボンアクション30」
【第12弾】ゴミ、ポイすてしないで!!(広報とまこまい令和6年3月号掲載)
グッドデザイン賞「ゴミ、ポイ捨てしないで!」
美園小学校3年生(当時)
この作品は、ごみのぽい捨てによって自分が汚されて悲しんでいる地球が描かれています。
スチール缶をぽい捨てせずリサイクルすると、1kgあたり約1kgのCO2削減!
以前、アルミ缶のリサイクルによるCO2削減効果を紹介しましたが、スチール缶ももちろんリサイクルすることで、原材料を新たに採掘する場合と比べてCO2排出量を減らすことができます!
アルミ・スチール缶だけでなく、ペットボトルやびん、プラスチック、紙類など、リサイクルできるものはしっかり分別して、資源の有効活用とCO2排出量の削減に向けご協力ください!
参考
・岡村ほか(2000)「ライフスタイルに関するLCA分析:リサイクルによるCO2削減可能性の研究」
令和3~4年度掲載
イラスト作:アトリエなちこ【第1弾】電気はこまめに消す(広報とまこまい令和3年11月号掲載)
点灯時間を1日1時間短くすると、年間9.6kgのCO2削減!
これは、杉の木1本が年間で吸収する二酸化炭素量 約8.8kgより大きい値です。
身の回りのエネルギーのムダを減らし、ゼロカーボンシティの実現にご協力ください!
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
・林野庁「よくある質問 Q1森林吸収量はどのように算定するのですか」
【第2弾】ゆとりを持って運転(広報とまこまい令和3年12月号掲載)
自動車発進時にふんわりアクセルを実践することで、年間約81kgのCO2削減!
ふんわりアクセルの目安は、最初の5秒間で時速20kmに達する程度とされています。
ふんわりアクセルはCO2排出量の削減はもちろん、安全運転にもつながります!ぜひ取り組んでくださいね!
※国の統計データを基にゼロカーボン推進室で算出
【第3弾】食材やエネルギーを上手に使おう!(広報とまこまい令和4年1月号掲載)
果菜(ブロッコリーやカボチャなど)に火を通す場合、ガスコンロでお湯を沸かして煮ていたところを、電子レンジでの加熱に変更すると、年間でおよそ13kgのCO2削減!
また、葉菜(ホウレンソウやキャベツなど)の場合は12.2kg、根菜(ジャガイモや里芋など)は10.5kgのCO2削減となります♪
このように料理中のエネルギーを上手に使ったり、食品を無駄なく使ったりすることを「エコクッキング」と言います。
CO2排出量や食品ロスの削減、家計の節約のためにも、今年はエコクッキングに取り組んでみましょう☺
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
【第4弾】残ったご飯どうしていますか?(広報とまこまい令和4年2月号掲載)
ご飯を炊いた後、長時間炊飯器で保温するより、食べる時に電子レンジで温め直した方が省エネになります!
例えば、朝に炊いたご飯をラップに包んで保存し、昼食・夕食時に電子レンジで温め直すようにすると、朝から晩まで保温し続ける場合と比べ、年間でおよそ21.7kgのCO2削減になります。
炊飯器で保温するなら、4時間までが目安です。これ以上保温すると、保温のためのエネルギーより、電子レンジで温め直すためのエネルギーの方が少なくなります!
それなら、朝昼晩、少しずつご飯を炊いた方が良いのでは?と考える方もいるかもしれませんが、長時間保温するよりエネルギーを消費してしまうのでおススメできません😓
一度に炊くご飯の量や保温する時間など、自分のライフスタイルに合わせて、一番エコな炊飯器の使い方を探してみてくださいね♪
【参考】
・関東電気保安協会「省エネ比較コーナー・電気炊飯器の省エネ」
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
【第5弾】マイボトルを持とう!!(広報とまこまい令和4年3月号掲載)
マイボトル(ステンレス真空構造)を100回利用すると、毎回ペットボトル飲料を買った場合と比べ、1回あたり105gのCO2削減!
製造・輸送・廃棄などの工程をすべて含めた場合、500mLのペットボトル1本で排出される二酸化炭素排出量は119gとなるのに対し、マイボトルは1本で1.39kg排出するそうです。
1本あたりで比較すると、マイボトルの方が多くのCO2を排出していますが、12回以上繰り返し使うと、1回あたりのCO2排出量がペットボトルを下回ることが出来ます♪
【参考】
・環境省「リユース可能な飲料容器およびマイカップ・マイボトルの使用に係る環境負荷分析について」
【第6弾】便座の温度ひかえめに!(広報とまこまい令和4年4月号掲載)
トイレの便座の温度設定を「中」⇒「低」へ変更し、夏場は設定オフにすることで、年間で12.9kgのCO2削減!
便座に座ったとき、「熱っ!」と感じたことありませんか?また、夏場に便座が温かいと不快な思いをすることがありますよね…。
省エネや節約のキホンは、「使いすぎの防止」です!便利な機能も適切な利用を心掛け、CO2排出量を削減しましょう!
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
【第7弾】自転車通勤(広報とまこまい令和4年5月号掲載)
往復10kmの車移動を自転車移動に変えると、1日あたり1.02kgのCO2削減!
車は本当に便利ですよね・・・。近場への買い物でも、ついつい車を使ってしまうことがあると思います。しかし、ガソリンや軽油などを燃料とする自動車の場合、走行時にCO2を排出してしまいます。また、車ばかりに頼っていると体を動かす機会が減り、運動不足になってしまうかもしれません。
これまで車で移動していた場所も、距離に応じて、徒歩や自転車で移動することを心掛けてみませんか?CO2削減・ガソリン代節約・健康増進とメリットはたくさんありますよ!
【参考】
・環境省「smart moveとは」
・国土交通省「ガソリン乗用車のJC08モード燃費平均値の推移」
・環境省「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」
【第8弾】マイバッグ(広報とまこまい令和4年6月号掲載)
マイバッグを100回繰り返して使用すると、1回あたり7.6gのCO2削減!
レジ袋とマイバッグの話題には、「結局どちらがエコなのか?」という議論が付きものですよね。結論として、レジ袋1枚とマイバッグ1枚を比較すると、原料採掘、製造、輸送、焼却処分までの全過程で排出されるCO2総量はマイバッグの方が多くなります!ある試算によると、マイバッグ1枚につき、レジ袋約50枚分のCO2が排出されているそうです。
しかし、マイバッグは繰り返し使うことを前提に作られていますので、50回以上繰り返し使用することで、レジ袋を使用するよりエコになります!
雑誌の付録やキャンペーンの景品で、ご自宅にマイバッグが溜まっていませんか?鞄に1つ忍ばせておけば、急な買い物でもレジ袋を貰わずに済みます。まずは50回以上を目標に、繰り返し使ってみてください。
【参考】
・眞弓和也ほか「環境配慮行動支援のためのレジ袋とマイバッグのLCA」
【第9弾】冷房温度の適正設定(広報とまこまい令和4年7月号掲載)
冷房の設定温度を1度上げると、年間で14.8kgのCO2削減!
ひと昔前まで北海道ではあまり見られなかったエアコンも、現在では設置しているお家が増えてきていると思います。じめじめとした夏には非常に頼りになりますよね!
エアコン(冷房)は主に、空気を冷やすためにエネルギーを消費しますので、節電&省エネのコツは、設定温度を下げすぎないことです。自動運転モードを利用したり、普段より設定温度を1度上げたりして、省エネと快適な室内を両立しましょう!
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
【第10弾】水は止めよう!(広報とまこまい令和4年8月号掲載)
水を流しっぱなしにせず、コップに汲んで歯を磨くと、1回あたり1.2gのCO2削減となります!
歯を磨いていると、ついつい無駄に水を流してしまうことありませんか?最初から最後まで流しっぱなしの人は多くないと思いますが、手で水を汲んでいる場合、口をゆすいでいる間などは気づかないうちに流しっぱなしになっていることもあるかと思います。
あらかじめコップに水を汲んでおくことで、水を流したり止めたりする必要がなくなり、水のムダも減らせますよね!
私たちが普段利用している水道水は、浄水場や下水処理場で電気などのエネルギーを使っているため、節水=処理水量削減=節電=CO2削減 と考えることが出来ます!これからは節電だけではなく、「節水」にもチャレンジしてみてください!
【参考】
・東京都水道局「水の上手な使い方」
・日本レストルーム工業会「大便器の節水・CO2削減」
【第11弾】トイレのふたを閉めよう!(広報とまこまい令和4年9月号掲載)
温水暖房便座の場合、トイレを使わない時はふたをしっかり閉めることで、年間17gのCO2削減!
ふたを閉めることで中に熱がこもってセンサーが働き、便座を温めるための消費電力を抑えることができます。
「ふたを閉める」というちょっとした工夫で節電できるので、ぜひ意識して取り組んでみてください♪
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
・ウェザーニュース「7割以上がON!暖房便座の電気代は?おすすめの節約術は?」
【第12弾】プラスチックを減らそう!(広報とまこまい令和4年10月号掲載)
洗濯洗剤を新しく買う場合、ボトルではなく詰め替え用を選ぶことで、1回あたり184gのCO2削減!
ボトルと詰め替えパックで、原料採取から製造、流通、廃棄など、商品のライフサイクル全体のCO2排出量を比較すると、詰め替えパックの方が184g少ないと言うことが出来ます。
このように、ライフサイクル全体のCO2排出量や環境負荷を評価することを、「ライフサイクルアセスメント(LCA)」と言います。レジ袋とエコバッグ、割箸とマイ箸、どちらが環境に優しいだろう?と考える際も、このLCAがとっても重要です!
これから商品やサービスを比較する際は、LCAの観点も取り入れてCO2排出量が少ない方を選んでいきたいですね!
【参考】
・環境省「3Rエコポイントシステム促進のためのガイドライン 参考資料」
【第13弾】リサイクルで二酸化炭素削減(広報とまこまい令和4年11月号掲載)
アルミ缶を1kgリサイクルすると、原料を海外から輸入する場合と比べて4.5kgのCO2削減!
リサイクルはもともと、限られた資源を有効利用し、埋め立てや焼却処理するごみの量を抑えることが主な目的ですが、上記のアルミ缶のように原料を新たに採掘し輸入するより、リサイクルして再び原料として利用した方が、ライフサイクル全体のCO2排出量が少ないと言われています。
資源の有効利用・ごみの減量・CO2排出量削減につながるリサイクルは一石三鳥ですね!
【参考】
・岡村智仁ほか「ライフスタイルに関するLCA分析:リサイクルによるCO2削減可能性の研究」
【第14弾】鍋底がぬれたまま火にかけていませんか?(広報とまこまい令和4年12月号掲載)
鍋底の水滴を拭き取ってから火にかけると、年間1.2kgのCO2削減!(都市ガスの場合)
鍋を洗ってすぐに火にかける時、鍋底は濡れたままになっていませんか?濡れたままだと、水分を蒸発させるために火のエネルギーが使われてしまいますので、水を沸かしたり具材に火を通したりするのに少し時間がかかってしまいます。
鍋底が濡れている場合は、火にかける前に布巾やキッチンペーパーで水分を拭き取ることで、省エネになり、調理時間も少し短くなるかもしれませんよ!
【参考】
・東京ガス「ウルトラ省エネブック」
【第15弾】どっちが省エネ?(広報とまこまい令和5年1月号掲載)
10年以上前に買った冷蔵庫を最新のものに買い替えると、年間約123kgのCO2削減!
冷蔵庫は、家庭で最も多く電気を消費している家電製品のひとつです。電気をたくさん消費するからこそ、積極的に省エネに取り組みたいですよね。
400~450Lの冷蔵庫の場合、2011年頃に販売されていたものと2021年に販売された最新のものを比較すると、約39~46%省エネと言われています。それもそのはず!昔は一定だった冷蔵温度がドアの開閉や庫内・周辺温度に合せて自動調整されたり、断熱材の性能が上がったりと技術や性能が向上しているからなんです!
冷蔵庫は頻繁に買い替えるものではありませんが、自宅の冷蔵庫がもし10年以上前に買ったものであれば、是非、最新機種への買替を検討してみてください。
【参考】
・環境省「省エネ製品買換ナビゲーション しんきゅうさん」
・資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2022年版」
【第16弾】LED照明(広報とまこまい令和5年2月号掲載)
白熱電球からLEDランプに取り換えると、年間約44kgのCO2削減!
みなさんのお家の照明はLED化していますか?
昔は「LEDは高い!」という印象が強かったかもしれませんが、近年は価格も抑えられ、蛍光灯の製造を終了するメーカーが出てきたこともあり、LEDが照明の主力となりつつあります。
消費電力が小さく、寿命も長いLED。白熱電球や蛍光灯と比べてもトータルコストを安く抑えられますよ!
まだの方は是非LED化を検討してみてください!
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
【第17弾】ストーブの設定温度を1度下げるだけ!(広報とまこまい令和5年3月号掲載)
暖房温度を1度下げると、年間約25.4kgのCO2削減!(石油ファンヒーターの場合)
3月になり気温も高くなってきましたが、朝や夜はまだ暖房をつけているお家もあるのではないでしょうか?以前紹介した冷房温度の適正設定と同じように、暖房も設定温度を下げるとCO2排出量を減らすことが出来ます!
暖房の無駄づかいは避け、暖かい服装を意識してこの春は過ごしましょう!
【参考】
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」