苫小牧市多文化共生ビジョンについて
苫小牧市は、国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、ともに生きていく多文化共生社会の形成に向けて、取り組む方向性を示した多文化共生ビジョンを策定しました。このビジョンは、苫小牧市に関わる全ての人(企業・学校・地域・行政など)が、国籍や文化的背景に関わらず、地域の未来を創る一員として、まちづくりに必要な姿勢を示しています。
苫小牧市多文化共生ビジョン
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※今後、ビジョンの多言語版ややさしい日本語版を随時公表します。
苫小牧市多文化共生ビジョンの解説
多文化共生ビジョンとは
苫小牧市多文化共生指針策定に先立ち、本市において、誰もが国籍や文化的背景に関わらず、地域の未来を創る一員として、共生できるまちづくりの基本的な考え方と方向性を示し、発信するものです。多文化共生ビジョンのターゲット
10年先を目安とし、理想の将来像に向けての取り組みを示したものです。多文化共生ビジョンの主体者
企業・学校・地域・行政など苫小牧市に関わる全ての人に役割があり、地域の未来を創る一員として、まちづくりに必要な姿勢を示したものです。多文化共生ビジョンの構成
【理念】【前文】【基本方針】の3つで構成されています。<理念>
未来に向けたキャッチフレーズです。
<前文>
「理念」と「基本方針」をつなぎ、ビジョン全体を分かりやすく示すためにビジョンを策定する目的とその解説を記載しています。 <基本方針>
本市のまちの特徴や在住外国人の特徴・課題を踏まえ、「暮らす」「育む」「働く」「輝く」4つのカテゴリーに整理しました。それぞれのタイトルの前に、対等・相互の関係性を示すため「ともに」と表現しています。
人が生活を営む上でのサイクルを意識して、「暮らす」「育む」「働く」「輝く」の順番とし、誰もが国籍や文化的背景に関わらず地域の未来を創る一員として、取り組む方向性を示しました。
各項目は、2項目ずつにまとめ、それぞれの項目の主語は表記をしていませんが、「私たち」とし、誰もが主体的に取り組む内容としています。
苫小牧市多文化共生ビジョン策定のプロセス
・多文化共生ビジョンの策定にあたっては、ビジョンの構成や内容、表現などについて「苫小牧市多文化共生指針策定準備会議」において、議論を行いました。
・令和6年度には、この多文化共生ビジョンをベースとし、より具体的な取り組みを取りまとめた「苫小牧市多文化共生指針」を策定する予定です。
・「苫小牧市多文化共生ビジョン」に関する資料はこちら(4.94 MB)