平成22年度2次隊 ケニア 養護 内海智博さん
33. 「時間よ止まれ」

いや、ほんとに止まってはならぬ。

と思うほど、時間が止まりそうになっていることのある休日の我が家。

兼、学校。

一応、後ろも。

彼はエバンス。

牛をいじめる男エリック。
片腕片足不自由だけど、まったくもって関係ない馬鹿力男。 サッカーをやると、走る戦車。(いや、奴こそが牛)
いつかあばらを折られそうです…。
34. 「マルクースの絵」

最近捨てた、自分の書類が、大量に校内に出回っています…。

パソコンやってたら、いつのまにか、彼はなんか描いてました。 パっと、自分のサンダルを下敷きにするあたりに感心させられます。 彼のサンダル、すり減りすぎて、かかとが無いです。

才能発見。

ちょっと誰かほめるとすぐこうなる…。

彼は器用で、いろいろ集めたり作ったりが得意なんですが、これにはちょっと驚き。

ゴミじゃなくて、キレイな紙とペンを渡すと、黙々と制作し続けるマルクース画伯。

なんかこういうのを増やしていきたいです。
35. 「ボンファースのサンダル」

周辺には、いろんな専門の修理工がたくさんいます。彼はプラスチック修理の人。

ここは生徒と散歩してたら、「ちょっとちょっと」って呼ばれて寄り道。

そこにいたのは靴修理のおっちゃん。彼は足が悪く、手でペダルをこぐタイプの車イスに乗ってます。
この家自体、若干坂道にあるんですが、周辺の土の道も平気で車イスで突き進むすごいおっちゃんです。近くの高校に出張修理に行ったりしてます。

そして、うちの生徒のサンダル。右足、修理のクオリティが凄い。こういう修理ものに見慣れてしまってきてますが、よくよく考えると日本ではまずやらないことです。

サンダルの主。 彼の腹…。 こういう子がけっこう多いです。 なんだかなぁ…。とは思うけど、衛生栄養面も万全、絶対安全完璧施設な日本のような環境が、必ずしも正解とも思えません。 彼、いい顔してるでしょ。
ってちょっと偏見のあるウツミでした。すみません。
36. 「ニッポン」

ここは最寄り都市、キスムのバスターミナル。NIPPONって…。

乗り合いのミニバスに乗っていると、たまにおもしろい車が見られます。たとえば…

※ここはケニアです。
ちなみに自分家の近くでは、よく「岩手………」ってバンが走ってます。