平成22年度2次隊 ケニア 養護 内海智博さん
31. 自転車の奥は深い
こっちの自転車、み~んな同じに見えるけど、実はパーツにいろいろ種類やランクがあったりする。

前から気になってたタイヤをついに購入。最寄りの町、ボンドのパーツ屋さんで一番ランク上のRALSON「RUF-TUF」(約550円)。
うしろタイヤのパンクが多かったんだけど、いいタイヤがあるという話を聞いてチェックしてました。

超極厚、まさにオフロード仕様。こんなママチャリタイヤ、自分初めて見た時けっこう驚いた。日本にもきっとあるんだろうけど。

去年、自転車本体買った時についてた通常のとは、物が違います。とはいえ、ずいぶんすり減った。どんくらい走ったかなぁ。

優秀な修理工…じゃなくてスクールスタッフ達。学校稼働中は休む間もない彼らも、子どもがいない今はまだ暇。前タイヤはまだ健康。だけどチューブは先々月に取り替えてまだパンクの無いRALSON製(約200円)を移動。後ろは新品HARTEX製(約180円)に。
評判良く、知名度もとても高い。うちのスタッフらが羨ましがるセッティングに…。

ついでに。これは去年から愛用。これもよく見るパーツ(約60円)。サドルを前に出すことで楽に漕げます。自分はこれもこっちで初めて見たんだけど。

ケニア西部では自転車が非常に普及していて、みんなこよなく愛してます。
色を塗ってたり、なんか書いてたりするのもよくみかける。こっちの人にしたら新車は給料1~2ヶ月分くらいするものなんで、日本人の車に近い感覚なのかも。「あいつタイヤ……履いてる」みたいな会話もあったりして。
そして、実は明日から再び新学期だったりします。やつらが帰ってくる!(電気と雨が降って水も復活)スタッフらも「またうるさい毎日が始まる…」って待ちきれない(?)様子。
1学期も2学期も開始早々子どもが行方不明になって、自転車で山中捜索へ出かけてるけど、今学期もこれで準備万全なのだ。はっはっは。
そして、

生徒用の大量の食糧を運びすぎて、フレームがポキッと折れたカサムさんの自転車…。

…。ポ~レ~(お気の毒に)
32. ただただやかましい
新学期早々、全国一斉の公立学校教員のストライキがあり、前学期以上に子どもらの出足が遅かったのですが、徐々に帰ってきました。自身、3学期目。だいぶ慣れたとはいえ、毎日やかましすぎます。

おぃ。随分早くに授業道具持ってったなと思ったら…。誰がビーズ出していいと言った…。
毎日毎日ただひたすらビーズビーズビーズ…。

おぃ。自分の制服から糸抜くな…。そんなことやってるから着てるんだか着てないんだか、よくわからんくらい透けた服のやつがたくさんいるんじゃ。

…我が家は車両進入禁止です。

……………おいっ!外がやかましいので、家で音楽かけたら、3人並んで踊りながら入ってきよった…。
無言でつまみ出したいとこだけど…。ず、ずるい…。顔ぶれみたら、この3人、相談したり、人に合わせたりできる面子じゃない…。まさに奇跡のトリオ…。(たまたま玄関あたりで出会ったと思われる)…
ついつい写真撮ってしまった。(もちろん、俄然調子に乗る…)

これまでに撮った写真をみんなに見せてあげようと、現像してパネル制作中…。 …窓にへばりついてる連中をなんとかしたい…。

お!オネショした連中の制服を洗っているブーヤ。エライ! (後ろのもう一人は写真に写りたいだけ。この後、ヤツはしめられます。) 友達たくさんうれしいな~♪ そんなこんなで、はやくも疲弊している感のあるウツミでした…。