きせかえ
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火山災害の予測
支笏カルデラの中に風不死岳、恵庭岳に続いて誕生した樽前山は、二千数百年の休止期の後、1667年に大規模な降下軽石(火山灰)を噴出し、火砕流を発生させました。
その後、1739年に1667年と同様な大噴火を起こしたのを始め、たびたび噴火を繰返しており、本市の防災対策の重点項目です。
樽前山では、過去の災害履歴から将来の火山災害について3つの可能性があげられています。
いざというときの被害を軽減するためには、市民の皆様に火山災害について正しく認識してもらい、日ごろの備えをはかり、地域での防災活動に連帯して協力していただくことが必要です。
危険区域の範囲の情報や噴火時の心構えなどを理解していただくために、平成6年3月にマップを作成しています。
樽前山火山ハザードマップ
ハザードマップは苫小牧市防災ハンドブックの『pdf火山災害に備える(P35~P38)(3.30 MB)』に掲載しています。
防災ハンドブックとハザードマップのページへ
 

予測される噴火の規模

予想される噴火の規模と現象

噴火の規模と現象
可能性 噴火の程度 発生する現象
第1の可能性 小~中規模噴火 現存の溶岩ドームを、一部または全部破壊する場合。
第2の可能性 中規模噴火 現存の溶岩ドームを破壊し、新たな溶岩ドームを形成する場合。
第3の可能性 大規模噴火 1667年あるいは1739年と同じ規模の大噴火。

噴火現象と影響範囲

噴火現象と影響範囲
噴火の要因 影響範囲
小噴火期 中噴火期 大噴火期
溶岩ドーム
の破壊
破壊あり 破壊あり 破壊あり
噴石 山頂から半2km
の範囲に到達する
山頂から半径約2kmの範囲に到達する 山頂から半径約4kmの範囲に到達する
火山ガス 山頂付近で発
生する
山頂付近で発生する 山頂付近で発生する
火砕流
火砕サージ
発生しない 南は樽前山の中腹まで達する。
北は支笏湖岸に達する
南は錦多峰川、覚生川、樽前川、別々川、社台川の流域で発生する。
社台~錦岡の市街地まで達する。
北は支笏湖に流入し、湖岸で津波発生、溢れた水が千歳川を流下する
融雪型泥流 発生しない 南は、覚生川の谷沿いを流下し海岸線まで達する。
北は支笏湖にも流入する
苫小牧川、錦多峰川、覚生川、樽前川の谷を流下する。
社台~錦岡、苫小牧市街地まで達する。
支笏湖にも流入する
降下火砕物
(火山灰等)
山麓まで数mm
堆積する
山麓まで数cm、噴火が長期化すると火山灰は鵡川町まで数mmに及ぶ 山麓は100cm以上、馬追丘陵までは数十cm可能性あり。
鵡川~穂別でも最大20cm堆積する
降雨型泥流
(土石流)
山頂付近の渓流で発生する 山麓の全ての渓流で発生する可能性がある 全ての渓流で可能性あり
津波   火砕流、融雪型泥流が支笏湖に流入した場合、湖岸全体で発生する 火砕流、融雪型泥流が支笏湖に流入した場合湖岸全体で発生する。
一部は千歳川に流入する
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お問い合わせ

市民生活部危機管理室
電話:0144-32-6280
フォームからのお問い合わせ(リンク)

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