「苫小牧市子どもを虐待から守る条例」を制定しました
~~児童虐待のないまちを目指して~~全国的に増加の一途にある児童虐待への対策は喫緊の課題となっています。
次代を担う子ども達を社会全体で守り、安全と健やかな成長が守られる社会を形成するためには、行政、市民及び関係機関などが果たすべき役割を明確にし、市全体の意識醸成を図るとともに虐待防止の取り組みを一層推進していくことが重要です。
この条例を指標とし、児童虐待防止に向けた様々な取り組みを実施することで、児童虐待のないまちを目指します。
「苫小牧市子どもを虐待から守る条例」の制定プロセス
苫小牧市子ども・子育て審議会に本条例検討のための部会を設置し、協議を重ねたほか、パブリックコメントを実施しました。
同部会における主な委員意見としては、支援の対象に関して「どの家庭にも出産後の児童虐待リスクはあるので、出産前の妊婦の時期から支援対象として、必要な時に支援が受けられるというメッセージを盛り込みたい」というものや、通告を受けた際の対応に関して「通告は密告ではなく、相談の入り口でもあり、そこから医療的、福祉的ニーズを見つけ出し、良好な家庭生活を送れるように支援するというメッセージを盛り込みたい」というものなど、様々な意見が出され、地域の実情に合った内容となるよう、協議を重ねました。
制定プロセスの詳細は次のとおりです。
広報とまこまい令和2年9月号特集記事(1(242.24 KB)、2(246.76 KB))
部会委員名簿(77.24 KB)
「苫小牧市子どもを虐待から守る条例」
●本文(81.56 KB)●概要版(56.82 KB)