歯周病とは
歯周病とは、歯についた歯垢(プラーク)の中の歯周病菌によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯茎に炎症が起こり、放っておくと歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯周病は、歯と口だけの問題ではありません。歯周病の原因となる細菌や有害物質などが全身に回ることで、様々な病気に影響することが確認されています。
日本人の歯を失う原因の第1位は、歯周病です。苫小牧市では、以下の市民の方を対象に歯周病検診を実施しています。歯周病の予防と早期発見のために、ぜひ検診を受けましょう!
苫小牧市の歯周病検診について
対象者
受診当日に苫小牧市民であって、20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳となる方
(20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳の誕生日から21歳、31歳、41歳、51歳、61歳、71歳の誕生日の前日までの方)
※職場等(医療保険各法・その他の法令に基づく)の検診を受けた場合、又は受ける機会がある方は対象外とします
※受診年度の4月1日において、後期高齢者医療制度に加入している70歳の方は、後期高齢者歯科健康診査の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください(令和7年度歯科健康診査のお知らせ)
受診方法
検診対象者に受診券を発送します。受診券が届き誕生日を迎えた後に、受診を希望する歯科医療機関へ事前に連絡して予約を行ってください。検診当日は、受診券と本人確認書類(健康保険証・運転免許証など)を持参して受診してください。
令和7年度受診券発行対象者
年齢区分 | 生年月日 | 受診券発送時期 |
20歳 | 平成17(2005)年4月1日 ~平成18(2006)年3月31日 |
4月1日~9月30日生まれの方 令和7年6月上旬発送 10月1日~3月31日生まれの方 令和7年9月下旬発送 |
30歳 | 平成7(1995)年4月1日 ~平成8(1996)年3月31日 |
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40歳 | 昭和60(1985)年4月1日 ~昭和61(1986)年3月31日 |
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50歳 | 昭和50(1975)年4月1日 ~昭和51(1976)年3月31日 |
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60歳 | 昭和40(1965)年4月1日 ~昭和41(1966)年3月31日 |
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70歳 | 昭和30(1955)年4月1日 ~昭和31(1956)年3月31日 |
※昨年度中に受診券を受け取られた方でまだ受診していない方は、今年の誕生日の前日まで受診することができますので、ぜひ受診してください
※受診券を紛失した場合、再発行が可能ですので、健康支援課までお問合せください
※今年度の検診対象の方で、受診券発送時期以降に苫小牧市に転入された方については、受診券の発行が可能ですので、健康支援課までお問合せください(転入前の市町村で同等の検診を受けていない場合に限る)
検診内容
問診 | 歯と口の困りごと、生活習慣などをお聞きします。 |
歯と歯肉の検査(口腔内検査) | 歯肉の出血、歯周ポケットの深さ、歯石の有無などを調べます。 |
結果説明、歯科保健指導 | 歯科医療機関から検査結果をお渡しします。状況に応じて歯と口の健康維持増進のための説明と歯科保健指導を行います。 |
検診費用
540円ただし、以下に該当する方は証明書類の提示で無料になります。
無料になる方 | 証明書類 |
住民税非課税世帯 | がん検診等自己負担金無料証明書 ※該当する方は事前に健康支援課又はのぞみ・沼ノ端・ 勇払出張所窓口で手続きが必要になります |
生活保護世帯 | 生活保護手帳 |
検診実施歯科医療機関一覧

受診にあたって
- 検診の結果、治療(保険診療)のための検査や治療が必要となった場合は、受診した歯科医療機関とご相談ください(保険診療の自己負担が別途かかります)
- 苫小牧市から他の市町村に転出された場合は、苫小牧市の受診券は使用できません
- 検診の結果は、歯科医療機関をとおして苫小牧市に提出されます
歯周病セルフチェック
以下のチェックリストで当てはまるものにチェックしてみましょう。当てはまるものがあれば、歯周病の可能性がありますので、ぜひ検診を受診してください!