この技術は高い評価を受け、平成17年に、「第1回ものづくり日本大賞」と「第7回国土技術開発賞優秀賞」を受賞しました。
概要
下水処理センターの重力濃縮槽を改造することで、濃縮汚泥濃度を向上させる技術です。「みずみち棒」という棒を汚泥掻寄機に鉛直に取付け、低速で動かすことで棒の後部にみずみちが形成され、汚泥粒子の沈降速度が高まります。その結果、より高濃度の濃縮汚泥を短時間で得ることができます。既存の重力濃縮槽を活用できるため、導入コストを低く抑えることができます。また、脱水汚泥量が減ることから、次の脱水工程の負担軽減が図られ、維持管理費を大幅に低減することができます。


