Q1.予防接種の計画はどのように立てればよいでしょうか?
- 定期の予防接種は、病気にかかりやすい月齢・年齢を考慮して接種時期が定められていますので、対象の月齢・年齢になったらなるべく早い時期に受けましょう。
- 0歳児の予防接種は種類・接種回数が多いので、かかりつけの医師と相談してスケジュールを立て、体調を考慮しながら順次受けましょう。
- 麻しん(はしか)はかかると重症化しやすいので、1歳の誕生日がきたら早めに麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを接種しましょう。
Q2.予防接種当日は何を持って行けばよいですか?
- 母子健康手帳と予防接種のしおりを必ず持って行ってください。
- 予防接種のしおりには予診票がついていますので、接種当日の朝、お子さんの様子を見ながらあらかじめ記入しておいてください。
Q3.卵アレルギーなんですが、予防接種は受けれますか?
- 麻しん・風しんワクチンとインフルエンザワクチンには鶏卵成分が含まれていますので、卵アレルギーのある方は慎重に接種する必要があります。かかりつけの医師と相談してみましょう。
Q4.ジフテリア・百日せき・ポリオ・破傷風(DPT-IPV)のように複数回接種するものの間に、BCGなど1回きりのものを挟んでも問題ありませんか?
- 挟んでも問題ありません。ただし、異なる種類のワクチンを接種する場合、必要な接種間隔をあける必要があります。
- 具体的には、注射の生ワクチン(麻しん・風しん、水痘、BCG等)を接種したあとに、別の種類の注射の生ワクチン(麻しん・風しん、水痘、BCG等)を接種する場合には、27日間以上の間隔をあける必要があります。
- 例えば、BCGワクチンの接種を受けた後に、水痘ワクチンを受けようとする場合は、BCGワクチン接種後、27日以上あけなければ接種できません。
Q5.定期の予防接種の時期を過ぎてしまいましたが、どうしたらよいですか?
- 定期接種の対象期間に接種できなかった場合は、全額自己負担での「任意接種」となりますので、接種の方法などについては、かかりつけの医師または健康支援課へお尋ねください。
- 長期の療養が必要な疾病にかかり、予防接種を見送っていた場合は、定期接種の対象期間を過ぎてからでも定期接種として実施できる場合がありますので、健康支援課へご相談ください。
Q6.37.5度以上の熱があるんですが、予防接種は受けられますか?
- 37.5度以上熱がある場合は、「明らかな発熱を呈している者」となり、予防接種法上の「予防接種不適当者」に該当するため、その日の接種を受けることはできません。
Q7.せきが出ているんですが・・・
- 朝晩に多少せき込んでいても、昼間は元気で機嫌がよく、食欲もあり、せきも少ないようであれば予防接種を受けられることが多いようです。ただし、これはせきの程度が軽く、のどの炎症や発熱といった症状がない場合です。問診の際に医師に相談してみましょう。
Q8.鼻水が出ているんですが・・・
- 機嫌もよく食欲もあり、透明な鼻水以外に目立った症状がなければ予防接種を受けられることが多いようです。問診の際医師に相談してみましょう。
Q9.薬を飲んでいるんですが・・・
- 薬といってもさまざまなので、服用中=接種NGというわけではありません。感染症の治療のための薬であれば、まずその病気を治すことが優先ですが、持病があって服薬している場合などは、かかりつけの医師に相談しましょう。
Q10.予防接種を受けた日にお風呂に入っても大丈夫?
- 入浴は注射のあと1時間以上経過していれば差し支えありません。ただ、注射部位をゴシゴシこすることはやめましょう。(発熱した場合の入浴は避けてください。)
Q11. BCGのあとがじくじくしているんですが・・・
- 通常、接種後2~3週間で赤いポツポツができ、4週間ほどでかさぶたができます。
- BCGの針の跡ひとつひとつが膿を持つのは普通のことです。3か月後にはほとんどかさぶたもとれます。
- この間接種部位は清潔に保ち、いつも乾燥した状態にしておきます。かさぶたを無理にはがしたり、お風呂でこすったりするのは絶対にやめてください。
- ばんそうこうや包帯はしないでください。ただし、全体がくっついて皮がむけるなどの場合は医師の診察を受けてください。
- BCG接種直後(当日や翌日)から接種箇所がひどく腫れたり、膿んだりした場合は「コッホ現象」が疑われますので、健康支援課へご連絡ください。
BCG接種後の反応について詳しくは
こちら(327.11 KB)をご覧ください。
