苫小牧市は道央地区の南部に位置し、北西側の樽前山を背に台地・丘陵・沖積低地からなる地形で太平洋に面しており、全般に温暖で、冬期の降雪も少なく、しのぎやすい気候となっています。
本市の自然は、樽前山麓の広大な森林をはじめ、湖沼群や湿原、自然緑地などが広く分布しています。 なかでもウトナイ湖は、全国屈指の渡り鳥の中継地として知られており、国際的にも重要な湿地として1991年12月にラムサール条約に登録されました。
こうした豊かな自然環境は、野生生物の生息・生育の場であると共に、都市の環境保全や水源かん養などの機能を持ち、また、市民レクリエーションの場としても利用されています。