「苫小牧市ヤングケアラー支援条例」を制定しました
~~ 気づく・見守る・ひとりにしない ~~
本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている「ヤングケアラー」は、責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。
全ての子どもたちが、過度な負担を負うことなく、子どもの権利が確保され、貴重な成長期を健全に過ごすためには、社会全体でヤングケアラーの視点を持ちながら、適切な支援につなげる体制の整備を推進する必要があります。
本市では、ヤングケアラーの支援に関し基本理念を定め、市の責務や保護者、市民等、関係機関及び学校の役割を明らかにするとともに、施策の基本となる事項を定めることにより、ヤングケアラー及びその家族を支援するための施策を総合的に推進するため、苫小牧市ヤングケアラー支援条例を制定しました。
条例制定の経緯
苫小牧市子ども・子育て審議会に本条例検討のための部会を設置し、協議を重ねたほか、パブリックコメントを実施しました。
制定経緯の詳細は次のとおりです。
第1回子ども・子育て審議会部会
第2回子ども・子育て審議会部会
第3回子ども・子育て審議会部会
パブリックコメント
第4回子ども・子育て審議会部会
苫小牧市ヤングケアラー支援条例
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逐条解説(1.93 MB)
苫小牧市ヤングケアラー支援ガイドライン
子どもの権利・利益が守られ子どもらしい暮らしを確保するために、ヤングケアラーの支援は多職種が連携して支援を行うとともに、地域も含めて一体的にヤングケアラーとその家族の見守りや支援をすることが重要です。
ヤングケアラーの支援に関するガイドラインを策定し、身近な支援者である関係機関及び学校の共通理解を図ることで、ヤングケアラーの視点に立った見守りや、世帯の状況に応じた適切な方法・内容により支援が行われることを目的とします。
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ガイドライン(14.63 MB)
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