動画一覧(合計3本)
(1)ヤングケアラー啓発動画 第一弾■公開日:令和6年8月23日
■タイトル:「みんなで声を届けようヤングケアラー ~港まつり2024編~」
■概要:全3回のワークショップの様子を収録しました。また、第69回とまこまい港まつりの来場者の方々には、ヤングケアラーという言葉を広めるための動画の撮影に、ご協力いただきました。
■解説:多くの方にヤングケアラーという言葉を届けることで、まずは関心を持ってもらいたい。そんな願いを込めて、動画を制作しました。

(2)ヤングケアラー啓発動画 第二弾
■公開日:令和6年9月3日
■タイトル:「トモダチだから」
■概要:クラスメイトと学校祭の準備を行っている中、アルバイトや家事を優先せざるを得ない事情を抱える女子生徒と、それを気に掛ける友人との関わりを描いたショートドラマを制作しました。
■解説:親しい友人であってもあまり心配はされたくないという、ヤングケアラーとして複雑な思いを抱える女子生徒。ある時、友人に「相談に乗ってほしい」というメッセージを送信しかけるが、いつもの他愛のないやり取りに終始してしまう。そんなシーンを描きました。これは元ヤングケアラーの方がそのような思いを抱えながら日々生活を送っていたという体験談を参考に制作しました。

(3)ヤングケアラー啓発動画 第三弾
■公開日:令和6年9月12日
■タイトル:「1人で抱えないで」
■概要:仕事で忙しい母に代わって、祖母の介護を引き受ける男子生徒が、人に話を聞いてもらうことで希望を持てるようになる様子を描いたショートドラマを制作しました。
■解説:北海道ヤングケアラー相談サポートセンターのチラシを見て、自分の置かれている状況が「ヤングケアラー」だと知りショックを受ける男子生徒。どうせ相談しても意味がないと諦めますが、その後思い切って相談してみたら、少し心が軽くなった。そんなシーンを描きました。これは元ヤングケアラーの方の、根本的な解決を望んでいるわけではなく、ただ誰かに話を聞いてもらったり、寄り添ってもらうだけで気持ちが少し楽になったという体験談を参考にしました。

ヤングケアラー啓発動画の制作にあたり
苫小牧ヤングケアラーを考える会について
「ヤングケアラーってなんだろう」、「ヤングケアラーって言葉は聞いたことはあるけど、どういう意味なんだろう」等という声も、まだまだ多い現状があります。そこで、まずは広く関心を持ってもらえるようなアイデアを求めた結果、苫小牧市内の15歳から25歳の子ども・若者を中心に、「苫小牧ヤングケアラーを考える会」が発足され、ヤングケアラーに関する啓発動画を制作していただくことができました。
みなさんの身近にも、ヤングケアラーの友人が存在するかもしれません。
「気づく・見守る・ひとりにしない」という苫小牧市ヤングケアラー支援条例の趣旨の下、まずは少しでもヤングケアラーのことを知っていただく、そのきっかけになれたらと考えています。
■事業名:ヤングケアラー支援条例啓発事業(市委託事業)
■主催(受託者):まいぷれ苫小牧編集部(株式会社トート事務機 様)
■企画:苫小牧ヤングケアラーを考える会 ワークショップメンバー(坂本 愛緒 様ほか10数名)
■撮影・編集:YUMI PHOTOGRAPHY WORKS,LiLy STUDIO / Create Emotion
■出演・協力:演劇集団群’73 / 北海道ヤングケアラー相談サポートセンター(加藤 高一郎 様)

ワークショップ(講座)開催結果について
啓発動画制作にあたり、苫小牧市内の15歳から25歳の子ども・若者を中心に、参加者の募集を行った結果、以下のとおり合計3回のワークショップが開催されました。(1)令和6年7月9日(火)
■テーマ:「ヤングケアラーを知ろう」
■場所:苫小牧市民活動センター
■主な内容:第1回目は、ヤングケアラーの基本的な内容について、勉強する回となりました。講師として、北海道ヤングケアラー相談サポートセンターの「加藤 高一郎」センター長をお招きし、ワークショップメンバーに対し、講座を行っていただきました。また、ワークショップメンバーで、情報交換等を行いました。
(2)令和6年7月21日(日)
■テーマ:「啓発動画をつくろう」
■場所:苫小牧市民活動センター
■主な内容:第2回目は、ワークショップメンバーで、啓発動画のストーリーやセリフ、絵コンテ等を考える回となりました。
(3)令和6年8月3日(土)
■テーマ:「啓発動画を撮ろう」
■場所:とまこまい港まつり会場
■主な内容:第3回目は、ワークショップメンバーで、港まつり会場に繰り出し、約100名42組の子ども・若者に対し、動画撮影のご協力をお願いすることができました。プラカードを持っていただいた上、「みんなで声を届けよう ヤングケアラー」の発声の場面を撮影させていただきました。