きせかえ
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 麻しん(はしか)については、現在、海外における流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は前年度の30倍以上に急増し、入院を必要とする重症例や死亡例も確認されています。また、訪日外客数が多い地域である東南アジア地域についても、世界的に麻しん(はしか)の症例報告数が多い地域の一つとなっています。
 国内においては、すでに海外からの輸入症例を契機とした感染伝播事例が報告されており、今後、輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。
 感染の予防には、ワクチン接種が有効です。定期接種対象者(1歳児、小学校入学前1年間(保育園・幼稚園の年長さん)の幼児)、医療・教育関係者、海外渡航を計画している方は、予防接種が済んでいるかご確認ください。

麻しん(はしか)とは

 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによる全身感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染によって伝播します。典型的な麻しん(はしか)は、高熱や全身の発しん、せき、鼻水、目の充血などがみられます。また、麻しんウイルス感染により、免疫機能の低下を起こすため、感染症にかかりやすくなります。肺炎や中耳炎になることもあり、まれに重い脳炎を発症することもあります。
 先進国であっても、1,000人に1人が死亡するといわれています。

麻しん(はしか)の予防

 麻しん(はしか)の予防には、ワクチン接種が有効です。ワクチンの効果は非常に高く、麻しんワクチン接種により、接種した人の約95%以上が免疫を獲得できます。ワクチンを接種した人の中でも、その後に麻しん(はしか)にかかってしまう方が数%いますが、ワクチン接種者の場合は軽症に終わることが多く、他者への感染の可能性も低くなります。

麻しん(はしか)の予防接種

 麻しん(はしか)の予防接種では、主に麻しん風しん混合(MR)ワクチンが使用されています。定期接種の対象となる方は、1歳児小学校入学前(幼稚園や保育園の年長さん)の1年間のお子さんです。
 接種できる医療機関など、予防接種の詳しい内容については、こちらのページをご覧ください。

 

海外渡航を計画している方へ

 麻しん(はしか)は、世界で流行している病気です。
 【海外へ行く前に】
  ・麻しんの予防接種歴を母子健康手帳などで確認しましょう
  ・2回接種していない方は、予防接種を検討してください
   (麻しん(はしか)にかかったかどうかや、予防接種歴が不明の場合は、
    抗体検査を検討してください)
 【海外から帰ってきた後に】
  ・帰国後2週間程度は健康状態(特に、高熱や全身の発しん、せき、鼻水、
   目の充血などの症状)に注意しましょう

 

症状がある(麻しん(はしか)の疑いがある)場合は

 過去に麻しん(はしか)と診断されたこともワクチン接種を受けたこともない方で、麻しん患者と接触し、 1~2週間(約10日間)経ってから熱、せき、のどの痛み、目が赤くなるなどの症状が出てきたら、麻しん(はしか)の可能性があります。
 医療機関に電話等で麻しん(はしか)の疑いがあることを伝え、以降は医療機関の指示に従ってください。医療機関への移動の際は、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。

 

麻しん(はしか)についてのお知らせ、リーフレットなど

 麻しん(はしか)の情報については、以下のリーフレットや厚生労働省のホームページなどをご覧ください。

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