アピアランスケアとは
がん医療の進歩により、治療を継続しながら社会生活を送るがん患者が増えています。一方で、手術による傷あとや脱毛、乳房の喪失など、がん治療に伴う外見の変化により、苦痛を感じている患者も増えています。がんの治療と学業や仕事との両立を可能とし、治療後も以前と同様の生活を続ける上で、治療に伴う外見の変化に対して行われるケアとして、「アピアランス(外見)ケア」があります。
国立がん研究センター中央病院では、アピアランスケアについて、「医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア」と定義されています。
アピアランスケアに関するリーフレット
(2.52 MB)(2.88 MB)(3.05 MB)(2.53 MB)
(1.80 MB)
このリーフレットは、横浜市、横浜市内でアピアランスケアに取り組む医療者、国立がん研究センター中央病院が協力して作成したもので、特に患者が悩むことの多い4か所(髪、爪、肌、眉毛・まつ毛)のケア方法とウィッグについて、医療者の立場からのアドバイスが載っています。
このリーフレットに関する内容は、横浜市に掲載許可をいただき、ご紹介しています。
※個人や医療従事者の使用を目的として作成されています。商業目的(物販やサービス販売)での配布や内容の引用はご遠慮ください。患者会等で使用をご希望の方は、事前に下記までご相談をお願いいたします。
- 国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター【外部リンク】
- 横浜市医療局疾病対策部がん・疾病対策課(045-671-2721)