会議内容
開催日時・開催場所
平成26年5月14日(水曜日)午後6時40分~午後8時40分
苫小牧市役所9階 第2委員会室
出席委員
髙野会長、佐藤副会長、青山委員、川上委員、川島委員、竹谷委員、谷岡委員、福井委員、水口委員、家守委員
会議次第
1 開会
2 会議
(1) 住民投票制度行政素案に係る主要論点の検討について
(2) その他
3 閉会
開催概要
(1) 住民投票制度行政素案に係る主要論点の検討について
事務局から、成立要件についての考え方の説明がありました。委員からは、特に異論は出されませんでした。
次に、住民投票の請求等について、議論が行われました。
「議会や市長は、選挙で選ばれた市民の代表であり、お互いに意見が合わないときには、市民が意見を言える場があるのがよい。」という意見や、「議員と市民との考え方にギャップがあるときに、住民に是非を問う場面が必要である。」という意見が出されました。一方で、「軽易な案件で住民投票を行い、市民に責任転嫁する使い方をすべきではない。」との意見も出されました。
結論として、住民投票の請求等については、市民、議会、市長の三者に設定することが適当である。市長自らの発議については、制限を設けるべきではないとの方向性が示されました。
市の権限に属さない事項について、住民投票の対象事項とするのかどうかについても、議論が行われました。
「これまでの住民投票は、自治体の権限に属さないものに対して実施されてきた。」という意見や、「国や道の施策に対して市民が反対であるときに、ある程度のものは住民投票できるようにしておくべき。」との意見がありました。市の権限に属さない事項については、除外事項として規定しないことが適切であるとする意見が有力である一方で、「市として住民投票の結果が実現できない事項を対象とするのはどうなのか。」という意見も出され、市民自治推進会議としての結論を得るまでには至りませんでした。
今回の行政素案については、これまで時間をかけて審議してきた経過もあることから、これまでの審議状況について中間報告として市民に公表し、市民周知や市民からの意見の募集を踏まえてから、正式な答申としたいとの意見も出されました。
(2) その他
次回の開催については、平成26年6月18日(水)に開催する予定としました。会議録
苫小牧市民自治推進会議(平成26年度第1回)会議録(306.69 KB) ※文責:市民自治推進課会議資料
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