容器包装リサイクル法は、市民が分別排出し、市町村が分別収集・選別保管し、事業者が再商品化するという3つの主体間の協力のもとに成り立っています。
これまでに(財)日本容器包装リサイクル協会から下記の拠出金が支払われています。
有償入札拠出金
指定法人への引渡しに関し、有償入札になった場合、その収入は市町村へ拠出されます。平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 |
13,381,674 | 13,248,775 | 14,773,788 | 9,635,561 | 30,307,067 |
再商品化合理化拠出金
再商品化合理化拠出金とは
再商品化にあらかじめかかると想定された額を再商品化に実際にかかった費用の総額が下回った場合に限り、その差額の2分の1に相当する額が「品質」や「低減額」の寄与度に応じて配分されます。平成29年度分 | 平成30年度分 | 令和元年度分 | 令和2年度分 | 令和3年度分 |
59,828 | - | 351,080 | - | - |
算定方法
①あらかじめ想定していた費用から実際にかかった費用の差額を算出します。②この半分が市町村への「合理化拠出金」になります。
③この「合理化拠出金」の半分を「品質」基準分として、残り半分を「低減額」貢献分として分け、
それぞれの市町村の品質、低減額貢献度に応じて配分されます。
合理化拠出金の「品質」による配分基準
対象素材 | |
プラスチック製 容器包装 |
各市町村がその年度に(財)日本容器包装リサイクル協会に引渡したもの(特定 分別基準適合物)の容器包装率が90%以上で前年度に比べ2%以上向上した場合、 または、95%以上の場合を条件に配分対象市町村が決まります。 対象市町村は、指定法人の品質調査結果等を基に主務省庁で判定し、国が決定し ます。 |
ガラスびん ペットボトル |
(財)日本容器包装リサイクル協会が設けている引き取り品質ガイドラインの基準 を上回ることを条件に配分対象市町村が決まります。 対象市町村は、プラスチック製容器包装同様に品質調査結果等を基に判定されま す。 |
「合理化拠出金」は「きれい!」「少ない!」がポイントです。
市民の皆さんのごみ分別に対する理解と各中間処理を行っている方々の品質管理の徹底により実現しています。
資源物を出す前にもう一度確認を!!
出典:(財)日本容器包装リサイクル協会