きせかえ
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令和4年12月号 読み上げ用ページ

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苫小牧市技能功労者表彰


令和4年度の技能功労者表彰式が、11月8日に行われました。
市内で技能職に従事し、その技術が最高水準にあると認められた8人の方が表彰されました

詳細 工業・雇用振興課 電話 32-6432



いとう かずゆき さん

伊藤板金

昭和57年より建築板金業務に従事し、特に屋根葺の技能については業界内において高く評価されている。防水テープを活用した屋根の防水性と耐風圧を高める施工方法の考案やどの勾配にも対応可能なベンチレーターの型を作成し、品質・生産性の向上と工期短縮を実現した。また、苫小牧地区建築板金技能士会会長を務め、後進育成のため若年技能者の育成に尽力している。


おかで おさむ さん

岡出ブロック工業

昭和48年よりブロック積工に従事し、特にガラスブロックの施工については業界内において高く評価されている。軟弱地盤である泥炭地でのブロック塀の傾きや倒れを抑制するため、単管パイプを活用した地盤補強方法を考案し、品質の向上を実現した。また、苫小牧地区技能士協会理事を務め、同協会の行事に積極的に参加し、技能祭ではブロック・レンガ積み体験コーナーの講師を毎年務めるなど、業界の発展に寄与している。



かとう ひろみつ さん

富樫電気工事 株式会社

昭和45年より電気工事に従事し、電柱の建柱や高圧電線の架設などの施工方法、安全対策のスキルは業界内において高く評価されている。胆振東部地震の際は、早期復旧に向けて、現場の最前線で指揮を務め、無事故で復旧に導いた。また、苫小牧電気工事業組合理事を務め、同組合では第一種・第二種電気工事士の専任講師として技術講習を担当し、若手の有資格者誕生へ寄与している。



かるき じゅんいち さん

株式会社 進興工業

平成10年より配管工として、水道施設・衛生設備・空調設備工事に従事し、特に空調設備工事の技術においては、業界第一人者として、現在も指導的役割を担い、高い評価を得ている。また、社内で技能五輪全国大会や技能グランプリの出場が決まった選手へ熱心に技術指導を行い、若手技能者への育成に尽力している。


さとう しょうじ さん

東栄塗装 株式会社

昭和49年より塗装工として従事し、現場では職長として指揮・監督を行い、施工改善に努めているほか、常に実践を通じ、若手と共に学ぶ姿勢で日々技能の修得・研鑽に努めている。また、実践を通じて、的確な状況判断・施工のできる優秀な人材を多数育てている。苫小牧塗装工業協同組合の活動として、市内小学校の遊具や苫小牧市立病院などの塗装を行う奉仕活動に率先して参加し、社会貢献に努めている。



ふじた ようすけ さん

株式会社 クレタ

昭和49年より自動車整備工として従事し、常に最新の整備技術情報を基に新型自動車への整備技術対応などに積極的に取り組み、年々高度化する自動車メカニズムにも対応した整備技術に精通しており、業界の技術レベル向上に貢献している。また、自動車の検査や整備に係る勉強会や情報交換会などにも積極的に参加するなど、若手整備士のアドバイザー的存在として、後進の指導育成に貢献している。


ふるいち ともゆき さん

梨木工業 有限会社

平成4年より建築板金業務に従事し、港湾地区の工場における屋根・外壁の改修工事では、強風や塩害に耐え得る方法を考案・施工し、顧客から好評を得ている。また、第41回全国建築板金競技大会技能競技の部では第8位に入賞、翌年の第42回同大会では優勝を果たした。苫小牧地区建築板金技能士会に所属し、技能祭では競技大会の課題の実演製作を行い、多くの市民にものづくりの素晴らしさを伝えている。



みちまさ たつお さん

有限会社 道政建工

昭和50年より建築大工に従事し、特に在来工法の屋根隅木小屋組み施工技術は業界から高く評価されているほか、棟梁として第一線で活躍しており、長年培った技能知識を生かし、若い職人の育成指導を行っている。また、苫小牧建築大工技能士会に長年所属し、市民技能体験教室「日曜大工」の講師を務めるなど技能士会の行事に積極的に参加し、技能士の知名度向上に貢献している。






苫小牧市青少年表彰


令和4年度の青少年表彰が、11月21日に行われました。
市内に住む、日頃の勤務態度や地域での活動が優秀で模範となる9人の方が表彰されました

詳細 青少年課 電話 32-6759



おおうち ともひろ さん

医療法人社団 玄洋会 道央佐藤病院

認知症高齢者と多く関わる病棟での経験や学びを生かし介護福祉士の資格を取得し、後輩を指導する立場としても活躍している。上司からは、「介護福祉士としての役割をしっかりと果たしてくれているから、看護師が看護の仕事に専念することができる」と言わしめるほど信頼も厚く、今後はケアマネジャーの資格取得を視野に日々自己研鑽に努めている。



おおさわ ゆうと さん

株式会社 三共水道設備

胆振東部地震を経験し、「ライフラインの重要性」を実感し入社。現在は、幅広い業務をこなし、現場代理人として職務に従事。真面目な性格で仕事に対する目的意識が明確であることから、飲み込みも早く自ら進んで業務に励む姿に上司も一目を置く人物。川清掃のボランティアに会社を通じて参加するなど地域にも貢献している。



おおもり ゆいな さん

株式会社 北陸銀行 苫小牧支店

令和3年、北陸銀行北海道地区の「資産運用相談ロールプレイング大会」に出場し2位入賞。向上心が高く、現在はファイナンシャルプランナーの資格取得に向け自己研鑽に努めている。テレマーケティングによる提案力も高く、話し上手な「大森行員」のファンも多く存在しており、資産運用の相談に来られる顧客からも高い評価を得ている。



たむら さよ さん

社会福祉法人ふれんど 高齢者複合施設Ⅱ

入職後すぐに管理栄養士の資格を取得。献立を作成する際には、利用者の体調を考慮するだけではなく、利用者の嗜好に合った栄養価の高い食事の提供を心掛けている。さまざまな職種の職員に分け隔てなく接し、常に利用者の健康維持を意識し仕事に取り組む姿勢は、周囲からの信頼も厚く、業務の中心的役割を担っている。



タン・ミッシェル・タンドゥゴンさん

株式会社 オーティス

アイシーティー事業部のソフトウェア開発に従事し、新型コロナウイルスにより、経営が難しい飲食店や外食へ行きにくい家庭のために考えられた、テイクアウト代行システム(リアッタイーツ)の開発に参加。市主催の「日常日本語講座」や「避難所体験」、社内イベントにも積極的に参加し、コミュニケーションを取る姿は、他の外国人スタッフの模範となっている。



なかの えり さん

社会福祉法人緑陽会 特別養護老人ホーム 緑樹園Ⅱ

実務経験を積み重ね、今年、同世代の同僚に先駆けて介護福祉士の資格を取得。日々変わる利用者の体調に応じたケアや専門的知識を生かした介護サービスを心掛け、他の職員の手本となっている。空いたシフトに自身が勤務をすると申し出たり、年齢が上の後輩へ指導するなど、年齢問わず尊敬される職員になることを目標に日々自己研鑽に努めている。



なかむら みゆ さん

トヨタ自動車北海道 株式会社

持ち前のリーダーシップを発揮し、キューシーサークル活動において、過去4度テーマリーダーを担当。社内大会で金賞を受賞し、令和5年、他業種が参加するキューシー全道大会に出場予定。「重量物を女性が担当することについての制限」において、部品を運ぶトレーを変える提案により、女性が勤める環境づくりに貢献し、同業他社など広域的な職場環境の改善に影響を与えた。



はしだて りゅうた さん

株式会社 電気工事西川組

現場経験を積む中で身に付けた技術を後輩に伝承し、2級施工管理技士の資格取得に向け日々自己研鑽に努めている。また、独学で通信機器の仕組みについて学び、新たな分野での活躍を期待されている。街の電灯清掃に会社を通じて参加し、町内会のごみ拾いにも率先して参加するなど、地域に貢献している。



ラノーラ・ジョシュエル・ナルシーザさん

株式会社 オーティス

アイシーティー事業部のソフトウェア開発に従事し、外食へ行きにくい家庭のために開発された、テイクアウト代行システム(リアッタイーツ)のリードプログラマーとして携わり、新型コロナウイルスにより経営不振となった市内の飲食業界振興に大きく貢献した。今後は、教育アイシーティー化の事業に携わるなど常に新しいサービスを模索している。

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令和3年度 決算状況

詳細 財政課 電話 32-6212

令和3年度決算の結果は、財政健全化法に基づく4指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)のいずれも早期健全化基準を下回りました。
また、資金不足比率においても、全ての会計で経営健全化基準を下回りました。
引き続き、健全な財政の維持に努めていきます。
各会計の決算概要をお知らせします。


一般会計の決算状況

一般会計は、私たちの生活に密着した福祉の増進や安全の確保、教育・文化の振興、ごみ処理や道路・公園の維持整備など、市政の基本となる会計です。
歳入(年度中の収入)の総額は901億5,357万円で、前年度に比べ131億3,018万円(12.7%)減少しました。歳出(年度中の支出)の総額は879億5,967万円で、前年度に比べ139億193万円(13.6%)減少し、差引額21億9,390万円の黒字になりました。
これは、歳入のうち国庫支出金や市債などが減少したものの、地方交付税が18億8,553万円(28.2%)増となったことや、寄附金が4億7,004万円(67.7%)増となったことによります。
歳出のうち、主要事業費は総額270億2,034万円で、今後のまちづくりに必要な事業である道路・公園の建設・改修をはじめ、新第2学校給食共同調理場の整備や光洋中学校屋内運動場の改築工事を行いました。
また、新型コロナウイルス感染症対策関連の事業費総額は77億9,054万円となりました。




歳入総額
901億5,357万円

市税
279億6,774万円
(31.0%)

国庫支出金
249億4,640万円
(27.7%)

地方交付税
85億7,179万円
(9.5%)

市債
68億9,625万円
(7.6%)

道支出金
51億8,567万円
(5.8%)

地方消費税交付金
44億3,871万円
(4.9%)

諸収入
18億7,155万円
(2.1%)

地方譲与税
8億8,127万円(1.0%)

使用料および手数料、繰入金、地方特例交付金ほか
93億9,419万円
(10.4%)




歳出総額
879億5,967万円

民生費
321億6,942万円
(36.6%)

諸支出金
112億8,479万円
(12.8%)

職員費
103億3,325万円
(11.7%)

公債費
74億4,592万円
(8.5%)

土木費
68億8,401万円
(7.8%)

教育費
67億2,909万円
(7.7%)

環境衛生費
45億6,413万円
(5.2%)

総務費
40億6,622万円
(4.6%)

商工費
33億9,155万円
(3.9%)

議会費、労働費、農水産業費、消防費
10億9,129万円
(1.2%)

市民1人当たりの決算額

市税負担額
165,496円(693円増加)

使われた経費
520,493円(79,370円減少)


主な内容

扶助費[福祉の充実に]
170,537円(30,329円増加)

公債費[借入金の返済に]
44,061円(1,675円増加)

人件費[職員の給与などに] 
63,318円(623円増加)

投資的経費[施設建設などに]
57,468円(22,219円減少)

※金額は一般会計の決算額を令和4年3月31日現在人口168,993人で割ったもの カッコは対前年比






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特別会計の決算状況


国民健康保険事業
加入者の保険税と国や道、市の税金を財源として病気のときなどに医療費を負担し合う制度です。令和3年度決算では、9,583万円を次年度へ繰り越しました。

介護保険事業
加入者の保険料と国や道、市の税金を財源として介護サービスを給付しています。令和3年度決算では、2億4,957万円を次年度へ繰り越しました。

後期高齢者医療
75歳以上の方と、65~74歳で一定の障がいのある方の医療を国民みんなで支え合う健康保険制度であり、道内市町村が加入する北海道後期高齢者医療広域連合が運営主体となっています。令和3年度決算では、7,724万円を次年度へ繰り越しました。



令和3年度特別会計決算状況

国民健康保険事業
歳入 1,558,911万円
歳出 1,549,328万円
差引 9,583万円

介護保険事業 
歳入 1,476,464万円
歳出 1,451,507万円
差引 24,957万円

後期高齢者医療 
歳入 240,477万円
歳出 232,753万円
差引 7,724万円

歳入合計 3,275,852万円
歳出合計 3,233,588万円
差引合計 42,264万円



企業会計の決算状況


水道事業

市民の生活用水を供給しています。新設事業として美原町などに配水管布設や、中央第4地区(北光小学校)に緊急貯水槽を設置しました。また、改良事業では老朽化した配水管の布設替えや高丘浄水場管理棟の改築主体工事や錦多峰浄水場遊離塩素計・ろ過池水位計の更新工事などを行いました。収益的収支は3億5,317万円の黒字で、消費税と地方消費税を整理した純利益は2億963万円でした。


下水道事業

快適で衛生的な生活環境を保つため、宮前町や糸井地区などの汚水管、雨水管の整備を行いました。また、管きょ以外の施設では、汐見町中継ポンプ場の監視制御設備更新、高砂下水処理センターの反応タンク設備ほか更新などを行いました。収益的収支は8億1,556万円の黒字で、消費税と地方消費税を整理した純利益は7億2,363万円でした。


市立病院事業

急性期医療に対応した高度な先端医療を提供しています。新型コロナウイルス感染症に対応するため、リアルタイムピーシーアール装置や人工心肺装置(エクモ)などを増備、更新しました。収益的収支は16億135万円の黒字で、消費税と地方消費税を整理した純利益は15億9,494万円でした。


公設地方卸売市場事業

市民に安全・安心な生鮮食料品などの安定供給を図るため卸売市場を開設しています。市場施設整備として、水産棟でシートシャッターの設置、売場床の改修、冷却設備の更新、青果棟で売場床の改修などを行いました。また、令和3年10月に水産物部と青果部に指定管理者制度を導入いたしました。
収益的収支は2,632万円の赤字で、消費税と地方消費税を整理した純損失は3,131万円でした。


令和3年度企業会計決算状況

水道事業
収益的収入 322,733万円
資本的収入 149,985万円
収益的支出 287,416万円
資本的支出 277,565万円
収益的差引 35,317万円
資本的差引 マイナス127,580万円

下水道事業
収益的収入 541,101万円
資本的収入 209,852万円
収益的支出 459,545万円
資本的支出 387,771万円
収益的差引 81,556万円
資本的差引 マイナス 177,919万円

市立病院事業
収益的収入 1,262,531万円
資本的収入 148,986万円
収益的支出 1,102,396万円
資本的支出 184,489万円
収益的差引 160,135万円
資本的差引 マイナス35,503万円

公設地方卸売市場事業
収益的収入 10,306万円
資本的収入 1,435万円
収益的支出 12,938万円
資本的支出 8,350万円
収益的差引 マイナス2,632万円
資本的差引 マイナス6,915万円


収益的収入合計 2,136,671万円
資本的収入合計 510,258万円
収益的支出合計 1,862,295万円
資本的支出合計 858,175万円
収益的差引合計 274,376円
資本的差引合計 マイナス347,917万円


企業債残高

水道事業 1,624,142万円

下水道事業 2,849,543万円

市立病院事業 878,605万円

公設地方卸売市場事業 8,567万円

合計 5,360,857万円



財政健全化比率および資金不足比率


地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、財政健全化に関する指標の公表を行っています。
令和3年度決算の指標は以下のとおりとなっています。


財政健全化比率


実質赤字比率
標準財政規模に対する、一般会計等の実質赤字額の比率
早期健全化基準 11.41%


連結実質赤字比率
標準財政規模に対する、全ての会計の赤字や黒字を合算した「赤字」の比率
早期健全化基準 16.41% 

 
実質公債費比率
公債費(地方債の元金・利子の支払いに要する経費)、公債費に準じた経費の比重を示す比率
苫小牧市指標 6.6%
早期健全化基準 25.0%


将来負担比率
地方債残高ほか一般会計等が将来負担すべき実質的な負債を捉えた比率
苫小牧市指標 58.6%
早期健全化基準 350.0%


資金不足比率
公営企業ごとの営業収益に対する資金不足の比率
水道事業会計 経営健全化基準20.0%
下水道事業会計 経営健全化基準20.0%
市立病院事業会計 経営健全化基準20.0%
公設地方卸売市場事業会計 経営健全化基準20.0%


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財政健全化計画と財政状況

平成19年2月に財政健全化への道筋を示し、厳しい財政状況に対して市民の皆さんと共通の認識をもつため「苫小牧市財政健全化計画(平成19〜21年度)」を策定、その後、平成22〜24年度、平成25〜27年度、平成28〜30年度と3年ごとに計画を策定し、財政指標の管理などにより財政健全化に取り組んできました。
平成31年2月には、「財政基盤安定化計画セカンドステージ(令和元年度〜3年度)」を策定し、経常収支比率、実質公債費比率、将来負担比率の3指標について、目標管理ゾーンを設定し、一定幅の中で健全性を管理しています。
ここでは、計画目標に対する市財政運営の進行状況と、3指標の令和3年度決算の状況についてお知らせします。


1 経常収支比率

令和3年度決算では87.8%で要注意ゾーンに該当しましたが、計画で定める目標管理ライン以下で推移しています。


経常収支比率とは?

財政構造の弾力性を判断する指標です。歳出のうち人件費や公債費など経常的な支出に、市税などの経常的収入がどの程度充当されているかを示すものです。比率が低いほど弾力性が大きいことを示し、一般的に80%を超えると弾力性が失われつつある状態といわれています。


計算方法
分子:人件・公債・扶助費など毎年決まって出ていくお金
分母:皆さんの税金や交付税など毎年決まって入ってくるお金

令和3年度の状況
目標管理ライン 90.0%以下
実績 87.8%



2 実質公債費比率

令和3年度決算では6.6%で安心ゾーンを維持しました。今後とも比率が極端に上昇しないように財政運営を行っていきます。


実質公債費比率とは?

財政構造の健全性を示す指標です。一般会計などが負担する、公債費および公債費に準じた経費の標準財政規模を基本とした額に対する比率であり、公債費による財政負担の程度を示す指標です。過去3カ年の平均値で示され、この比率が25%を超えた場合は「早期健全化団体」となります。

計算方法
分子:おおむね市全体会計の公債費(元利償還金)
分母:おおむね市の標準財政規模(国が定める基準)

令和3年度の状況
目標管理ライン 10.0%以下
実績 6.6%



3 将来負担比率

令和3年度決算では58.6%で安心ゾーンを維持しました。今後とも比率が極端に上昇しないように財政運営を行っていきます。


将来負担比率とは?

財政の健全性を示す指標です。一般会計などが将来負担する公債費および公債費に準じた経費の標準財政規模を基本とした額に対する比率であり、将来の財政負担の程度を示す指標です。将来的に負担すべき借金の残高が財政規模の何倍かを示すものであり、この比率が350%を超えた場合は「早期健全化団体」となります。

計算方法
分子:おおむね市全体会計の将来公債費(元利償還金)
分母:おおむね市の標準財政規模(国が定める基準)

令和3年度の状況
目標管理ライン 120.0%以下
実績 58.6%





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市債の残高

令和3年度末市債の残高一覧

一般会計
総務債 40億5,474万円
民生債 32億4,481万円
環境衛生債 29億9,231万円
商工債 1億2,964万円
土木債 241億7,740万円
消防債 27億2,942万円
教育債 186億5,980万円
災害復旧債 1億898万円
減税補てん債 2億2,938万円
臨時財政対策債 329億9,041万円
退職手当債 1億円
第三セクター等改革推進債 14億8,452万円
上下水道事業出資債 1,643万円
合計 909億1,784万円

特別・企業会計
水道事業債 162億4,142万円
下水道事業債 284億9,543万円
市立病院事業債 87億8,605万円
公設地方卸売市場事業債 8,567万円
合計 536億857万円


総額 1,445億2,641万円


市民1人当たり
市債の残高 537,998円(一般会計)
(対前年度比 1,694円増加)

※金額は一般会計決算額を令和4年3月31日現在の人口168,993人で割ったものです。
※「市債」とは、市が各種事業を行うための長期借入金のことです。
令和3年度の特別・企業会計を含めた全体の市債残高は1,445億2,641万円となっています。




令和4年度上半期の予算執行状況
令和4年度上半期(4~9月)の各会計の執行状況は次の通りです。地元経済に配慮し、工事などは可能な限り早期発注に努めました。

一般会計
日新団地市営住宅8・12号棟新築主体工事、沼ノ端中学校大規模改修工事などを進めています。道路整備は、北光12条線舗装道路改修工事などを、橋梁補修は、啓北橋長寿命化対策改良工事などを進めています。公園整備では、街区公園のリニューアルや、遊具更新などを行っています。

一般会計の予算執行状況

歳入

市税
予算現額 277億6,671万円
収入・支出済額 153億5,349万円
執行率 55.3%

地方譲与税
予算現額 8億2,600万円 
収入・支出済額 2億8,537万円 
執行率 34.6%

地方消費税交付金 
予算現額 44億円 
収入・支出済額 24億5,783万円 
執行率 55.9%

地方交付税 
予算現額 79億円 
収入・支出済額 56億9,509万円 
執行率 72.1%

国庫支出金 
予算現額 207億3,885万円 
収入・支出済額 61億7,693万円 
執行率 29.8%

道支出金 
予算現額 57億6,497万円 
収入・支出済額 12億312万円 
執行率 20.9%

諸収入ほか 
予算現額 184億2,067万円 
収入・支出済額 48億3,014万円 
執行率 26.2%
 
予算現額合計 858億1,720万円 
収入・支出済額合計 360億247万円 
合計執行率 42.0%


歳出

総務費 
予算現額 49億3,325万円 
収入・支出済額 34億6,778万円 
執行率 70.3% 

民生費 
予算現額 308億3,566万円 
収入・支出済額 160億9,745万円 
執行率 52.2%

商工費 
予算現額 48億5,750万円 
収入・支出済額 33億1,186万円 
執行率 68.2%

土木費 
予算現額 68億8,406万円 
収入・支出済額 48億6,744万円 
執行率 70.7%

教育費 
予算現額 39億8,690万円 
収入・支出済額 25億3,762万円 
執行率 63.6%

公債費 
予算現額 77億4,050万円 
収入・支出済額 38億6,022万円 
執行率 49.9%

職員費 
予算現額 108億2,777万円 
収入・支出済額 47億2,748万円 
執行率 43.7%

諸支出金ほか 
予算現額 157億5,156万円 
収入・支出済額 69億173万円 
執行率 43.8%

予算現額合計 858億1,720万円 
収入・支出済額合計 457億7,158万円 
合計執行率 53.3%

一時借入金の執行状況
一般会計 銀行等民間資金 現在高 0円



特別会計


国民健康保険事業

医療費の予算98億451万円に対し、39億9,963万円を支出し、支出済額では前年度同期に比べ、2,419万円増加しています。


介護保険事業

介護給付費の予算136億1,901万円に対し、54億2,117万円を支出し、支出済額では前年度同期に比べ、3,064万円減少しています。


後期高齢者医療

保険料の収入予算17億4,737万円に対し、7億1,758万円の収入があり、北海道後期高齢者医療広域連合へ納付しました。



特別会計の予算執行状況

国民健康保険事業 
予算現額 159億7,851万円 
収入済額 63億9,623万円 
執行率 40.0% 
支出済額 62億390万円 
執行率 38.8%

介護保険事業 
予算現額 151億9,505万円 
収入済額 66億2,893万円 
執行率 43.6% 
支出済額 59億9,120万円 
執行率 39.4%

後期高齢者医療 
予算現額 25億3,576万円 
収入済額 8億3,069万円 
執行率 32.8% 
支出済額 7億6,813万円 
執行率 30.3% 


合計
予算現額合計 337億932万円 
収入済額合計 138億5,585万円
執行率 41.1% 
支出済額合計 129億6,323万円
合計執行率 38.5%









P8

令和4年度上半期の予算執行状況

企業会計

水道事業
配水管整備と老朽管の布設替工事、高丘浄水場管理棟場内配管工事など約74%を発注しました。

下水道事業
雨汚水管整備と老朽管の布設替工事、西町下水処理センター機械設備更新工事など約56%を発注しました。

市立病院事業
白内障手術装置や、大動脈バルーンポンプをはじめとした医療機器の更新を行いました。

公設地方卸売市場事業
水産棟、青果棟の売場床改修工事、水産棟のシートシャッター設置工事などを施工しました。



企業会計の予算執行状況 


水道事業

収益的収入 
予算現額 325,907万円 
執行済額 152,227万円 
執行率 46.7% 

収益的支出 
予算現額 303,161万円 
執行済額 130,373万円 
執行率 43.0%

資本的収入 
予算現額 147,197円 
執行済額 0円 
執行率 0.0% 

資本的支出 
予算現額 324,537万円 
執行済額 82,382万円 
執行率 25.4%


下水道事業

収益的収入 
予算現額 535,104万円 
執行済額 237,614万円 
執行率 44.4%

収益的支出 
予算現額 475,986万円 
執行済額 217,489万円 
執行率 45.7%

資本的収入 
予算現額 259,550万円 
執行済額 31,681万円 
執行率 12.2%

資本的支出
予算現額 438,632万円 
執行済額 147,882万円 
執行率 33.7%



市立病院事業

収益的収入 
予算現額 1,125,236万円 
執行済額 598,618万円 
執行率 53.2% 

収益的支出 
予算現額 1,179,965万円 
執行済額 453,418万円 
執行率 38.4%

資本的収入 
予算現額 78,203万円 
執行済額 625万円 
執行率 0.8%  

資本的支出 
予算現額 117,446万円 
執行済額 50,860万円 
執行率 43.3%
  

公設地方卸売市場事業

収益的収入 
予算現額 9,399万円 
執行済額 3,466万円 
執行率 36.9% 

収益的支出
予算現額 21,575万円 
執行済額 3,438万円 
執行率 15.9%

資本的収入 
予算現額 3,542万円 
執行済額 0円 
執行率 0.0% 

資本的支出 
予算現額 3,835万円 
執行済額 1,595万円 
執行率 41.6%


収益的収入合計 
予算現額 1,995,646万円 
執行済額 991,925万円 
執行率 49.7% 

収益的支出合計 
予算現額 1,980,687万円 
執行済額 804,718万円 
執行率 40.6%

資本的収入合計 
予算現額 488,492万円 
執行済額 32,306万円 
執行率 6.6% 

資本的支出合計
予算現額 884,450万円 
執行済額 282,719万円 
執行率 32.0%



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