平成23年2月に策定した計画では、すみれ、はまなす、みそのの3保育園の方向性を示すとともに、残る4園のあり方を検討することとしました。この計画をもとに、平成26年にはすみれ保育園の民間移譲を完了し、28年にははまなす保育園の移譲を予定しています。
この間に、残る5園の老朽化対策を検討してきましたが、基本的な考え方がまとまりましたので、新保育所整備計画を策定しました。
公立保育園の果たすべき役割
少子化の進行、就労形態の変化等により、保育ニーズは多様化していることから、保育サービスの中心的な役割を担う認可保育所の充実に努めていく必要があります。今後は法人保育所での対応が難しいと考えられる事項を公立保育所が担うとともに、認定こども園の保育部分を含めた教育・保育施設の「つなぎ役」として地域全体の保育力向上に努めていきます。
公立保育園の建替えにあたって
- 建替えにあたっては、これまでの整備計画の考え方を踏襲し、民間移譲方式を基本とします。
- 地域子育て支援の充実、保育の質向上、配慮を必要とする児童の対応を公立保育園の果たす役割とし、これらを実施する園として、東西地区に各1園ずつ「エリア中核保育所」を公設公営により建て替えることを基本とします。
整備スケジュールの考え方
社会情勢等により変更される可能性はありますが、下表の考え方を基本に進めていく考えです。園名 | やまて | ひまわり | みその | しみず | いとい北 |
建て替え方法 | 民間移譲 | 公設公営(統合) | 公設公営 | ||
実施年 | 平成29年度 | 平成33年度 | 平成32年度 | 平成36年度 |
苫小牧市新保育所整備計画のダウンロード
本計画の詳細は