
老朽化した消火器の使用時における事故とは・・・・・
消火器(加圧式のもの)は、使用時に安全ピンをはずし、消火レバーを握ることで本体内部にある加圧ガス容器が破れ、充てんされている粉末薬剤が噴出されます。(このとき、消火器内部は非常に高圧な状態となります)
老朽化した消火器では、サビ・キズ・腐食等により本体の強度がなくなり、そのため高圧状態となった時に、破裂する危険性があります。
破裂の恐れのある消火器はこのようなものです。
1 製造後おおむね10年(住宅用消火器はおおむね5年)以上経過している。※期限はメーカーにより異なる場合があります。
2 キャップ(首の部分)や底部がさびついている。
※事故の多くはさびによる腐食が原因です。
3 本体にへこみや変形がある。
次のような消火器は至急点検、廃棄を・・・・・

消火器を設置してはならない場所
1 台所や湯沸室など湿気の多い場所 (さびが発生しやすくなります)2 直射日光のあたる場所 (容器の劣化を進めます)
3 建物の外部 (外に設置する場合は、専用ボックスに収納しましょう)
4 温度変化の大きい場所 (腐食を早める場合があります)
消火器の廃棄について
苫小牧市では、消火器はごみとして収集しておりませんので、一般家庭ごみとして捨てることはできません。
消火器の回収、処分その他詳細に関しては、下記の外部リンクを参照願います。
消火器リサイクル推進センター