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室蘭地方気象台からのお知らせ

「台風から身を守る」

 日本列島に住む私たちにとって、台風は身近な自然災害です。今年の7月15日、台風第5号が襟裳岬付近に上陸しました。9年ぶりに北海道に台風が上陸したこともあり、テレビや新聞などでも報道されていたのは、記憶に新しいところです。
 平年ですと、台風は一年間で約25個発生し、そのうち、約12個が日本に接近します。北海道への台風の接近数は約2個で本州に比べると少ないですが、強い勢力を保ったまま接近・上陸することもあります。
 台風に伴う強い風雨は甚大な被害をもたらす可能性があり、日頃から備えを万全にしておくことが大切です。台風が接近する前に、家の周りを点検し、風で飛ばされそうなものは家の中に入れるか、しっかりと固定しましょう。停電した場合の備えも確認しておきましょう。懐中電灯やモバイルバッテリー、非常食などの非常持ち出し品の準備や避難場所を事前に確認する必要もあります。そして、台風の接近中は、不要不急の外出を控えることが最も重要です。たとえ雨や風が弱まっている時間帯があっても、再び風が吹き荒れる可能性があるため、油断は禁物です。また、台風が通過した後も、すぐに安心しないでください。増水した河川や道路が冠水している所には近づかないようにしましょう。
 台風は自然現象であり、その進路や勢力は常に変化します。最新の気象情報をこまめに確認し、自治体からの避難情報にも注意を払い、早めの行動を心がけましょう。自分の命、そして大切な人の命を守るために、日頃からの備えと適切な行動が何よりも重要です。
 

台風情報

https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#contents=typhoon

「火山防災の日について」

 胆振地方には、樽前山・倶多楽・有珠山という3つの火山があります。火山は温泉やきれいな景観、豊穣な大地など多くの恵みを与えてくれる一方で噴火という危険な側面もあります。特に2014年(平成26年)9月27日に発生した御嶽山の噴火は、大きな噴石が山頂火口列から約1kmの範囲に飛散し、山頂付近にいた登山者ら58名が死亡、行方不明者5人と戦後最悪の火山災害となりました。
 また2000年(平成12年)に発生した有珠山の噴火は人的被害こそ出なかったものの建物や道路に大きな被害を出しています。温泉や登山をより楽しむためには、火山の魅力・恩恵やその危険性を正しく理解し、火山災害に備えていただく必要があります。昨年、国は国民の間に広く火山への関心と理解を深めていただくために、日本で最初の火山観測所が浅間山に設置された8月26日を「火山防災の日」に制定しました。火山防災の日には、防災訓練等その趣旨にふさわしい行事が実施されるよう努めることとされています。
 気象庁ホームページでは、「火山防災の日」特設サイトや「火山登山者向けの情報提供ページ」を開設しています。「火山防災の日」特設サイトでは、火山噴火のメカニズムや噴火で起きる災害、気象庁の発表する火山の防災情報の解説など火山について学ぶコンテンツを多数用意していますので、火山への理解を深め、火山災害への備えに役立てていただければと思います。
 そして、「火山登山者向けの情報提供ページ」では、火山の防災情報の最新の発表状況などを火山ごとに確認できます。火山周辺にお出かけになる際などには、もしもに備えてご覧ください。
 

「火山防災の日」特設サイト

https://www.data.jma.go.jp/vois/data/filing/kazanbosai/index.html

「火山防災の日」特設サイト
 

「火山登山者向けの情報提供ページ」

https://www.data.jma.go.jp/vois/data/report/activity_info/index.html

火山登山者向けの情報提供ページ
 

大雨に備えて~キキクルの活用~

 夏から秋にかけては、大雨によって河川の氾濫や土砂災害が発生しやすく、人々の生命が脅かされるような自然災害が度々発生します。
 気象庁では、土砂災害、浸水害、洪水災害発生の危険度の高まりの予測を地図上で示す「キキクル(危険度分布)」(図)を常時10分毎に更新しています。

 「キキクル(危険度分布)」は、とるべき避難行動が直感的にわかるように、警戒レベル1から5に合わせて5段階に色分けして表示しています。雨が強まったときや大雨・洪水警報が発表されているときは、どこでどのような災害の危険度が高まっているのか、気象庁ホームページやスマートフォンでリアルタイムに確認できますので、いざというときの避難や防災行動の判断に是非ご活用ください。
 普段の備えと警報・注意報や「キキクル」などの気象情報を上手に使うことで、気象災害から身を守りましょう。




 

お問い合わせ

市民生活部危機管理室
電話:0144-32-6280
フォームからのお問い合わせ(リンク)

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