集会では、5年生が苫小牧市の平和の取り組みを発表し、6年生が非核平和都市条例を子どもたちにもわかりやすく紹介しました。そして、最後は全校生徒で「ねがい」を合唱しました。
集会の様子
6年生が発表した「苫小牧市非核平和都市条例」
はじめの文
わたしたち苫小牧市にすむ人たちは、安全で元気で心ゆたかに生きられるように、平和を大切にする世界中の人たちといっしょにとりくみます。日本のきまりのもとでいつまでも平和がつづく、そんな世界をめざします。核という戦争につかう武器を「もたない、つくらない、もちこませない」というやくそくを大切にします。核兵器のない平和な世界にしていくことをしっかりと心に決めて、このきまりをつくりました。めざしていること
第1条 このきまりは、苫小牧市の平和についてもとになることを決めました。苫小牧市に住んでいる人が安全で病気をしないで心がゆたかに生活できるような町づくりをしていきます。苫小牧市に住んでいる人の生活がよりよくなることをめざしてこのきまりをつくりました。いつまでも平和がつづくための意味やわけを広めること
第2条 苫小牧市は、日本のきまりにあるいつまでも平和がつづく世界をめざすことや核という戦争につかう武器を「もたない、つくらない、もちこませない」というやくそくを守っていくことを苫小牧に住む人たちみんなに知ってもらうようにがんばります。平和についていろいろな町と知らせ合ったりすることをすすめること
第3条 苫小牧市は、いろいろな市や町と平和について知らせ合ったり教え合ったりすることをすすめるようにがんばります。そのほかの平和についてのしごとをすすめること
第4条 市は、前2条のほかに、平和を広めるためのしごとだとみとめたら、そのしごとをがんばります。平和がいつまでもつづくことに関係する相談など
第5条 苫小牧市の市長さんは、苫小牧市が日本のきまりの核という戦争に使う武器を「もたない、つくらない、もちこませない」というやくそくをやぶられそうになった時は、いろいろな人たちと集まって相談します。もし、ひつような時は、いちばん正しいと思うことをしていきます。もし核兵器の実験をした時は反対の考えを発表すること
第6条 苫小牧市の市長さんは、もしどこかの国で核兵器の実験をした時は関係のあるところに、核兵器の実験に反対する考えを発表します。※第7条及び附則については省略
苫小牧市非核平和都市条例の原文