苫小牧市の下水道について
本市の下水道は、市史上最大の気象災害となった昭和25年の集中豪雨を機に下水道の必要性が認識され、昭和26年から事業計画に着手しました。
以降、処理区域の拡大や下水道普及促進を進め、令和3年度末の下水道処理人口普及率は99.3%と全国的にも高い水準の普及状況となっています。
下水道の主な役割は以下のとおりです。
- 快適で衛生的な住居環境と安全・安心に暮らせる街をつくる
- 公共の水環境を守る
- 下水道資源の有効利用を通して循環型社会の形成を担う
今後下水道に求められる割合は一段と高まってくるものと考えています。
本市では、新しい時代のニーズに対応した下水道を目指し、市民の皆様と共に全力を尽くしていきたいと考えております。
令和3年度末 | ||
行政人口(住民基本台帳) | 168,993 | 人 |
処理区域内人口 | 167,789 | 人 |
水洗化人口 | 167,423 | 人 |
下水道処理人口普及率 | 99.3 | % |
管渠総延長 | 1,516.0 | km |
汚水管渠延長 | 757.1 | km |
雨水管渠延長 | 577.2 | km |
合流管渠延長 | 181.7 | km |
市内を3つの処理区に分けて、それぞれの下水処理センターで家庭排水や事業所排水等を、きれいな水によみがえらせ、川や海へ戻していきます。
また、その過程で発生する下水道汚泥や消化ガスの下水道資源は、セメント原料・ガス発電等で有効利用しています。