トキサタマップ湿原地区
- 面積45.5ha市有地
- 1976年(昭和51年)3月10日指定
ウトナイ湖に直接流入するトキサタマップ川が湿原の中を流れ、アオサギ、オオヨシキリなど数多くの野鳥が生息し、ハンノキ、キタヨシに代表されるウトナイ湖北西部に広がる低層湿原です。
トキサタマップ湿原地区自然環境調査(4.78 MB)
2002年度に行った自然環境調査の内容です
勇払川旧古川地区
- 面積11.1ha国有地・市有地
- 1976年(昭和51年)3月10日指定
勇払川の河川改修で三日月形に残された部分とその周りの樹林地で、中には樹齢200年近いたかさ15m程のミズナラ、ハリギリなどがあり、今なお原始の姿をおもわせます
樽前ガロー地区
- 面積8.6ha国有地・私有地
- 1979年(昭和54年)4月10日指定
樽前川の流域に形成されている両岸のきり立った岸壁には、エビゴケ、オオホウキゴケなど60種類以上のコケ類が「じゅうたん」を敷きつめたようにはりつき、特異な景観を見せています。
また、水量も豊かで、ヤマセミ、キセキレイなどの渓流性の野鳥も見られます。
ウトナイ沼南東部砂丘地区
- 面積64.5ha市有地・国有地
- 1990年(平成2年)6月15日指定
勇払原野の生い立ちを物語り、砂丘群が分布する地域で、高山性のハナゴケ類など、海岸性のハマナスなど、低地性のハスカップなど、草原性のエゾコゴメグサなど、これらが混在した植生は特異な景観を見せており、学術的にも貴重な地区です。 また、ウトナイ湖に隣接していることから、鳥類も非常に豊富です。
沼ノ端拓勇樹林地区
- 面積3.2ha市有地
- 1995年(平成7年)2月21日指定
昭和初期以来、酪農を中心とした開拓地の防風林の一部で、ミズナラ、ハンノキなどの高木をはじめ、ノリウツギ、ハスカップなどの低木が見られ、市街地近郊にあるにもかかわらず、自然の状態で残っている。森林性に富んだ良好な樹林地であり、その存在が貴重な地区です。
沼ノ端拓勇樹林地区自然環境調査(6.75 MB)
2020年度に行った自然環境調査の内容です
PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない場合は、左の"Get AdobeReader"アイコンをクリックしてください。