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苫小牧市まちを緑にする会について

苫小牧市まちを緑にする会発足の経緯
 
 苫小牧は、自然条件の土壌、気象を見ても、樹木の育成には厳しく過酷な条件が多いところと言われていました。
 東西方向に伸びた市街地では、潮風による塩害は免れない状況と、海流による海霧の影響で、樹木の育成期の日照不足が生じています。また、土壌は支笏・樽前火山の噴火により、火山灰・礫が1メートルにわたって堆積しており、木は育たないといった状況にあり、緑化意識も低くなりがちでした。
 市においては、悪条件下での植栽技術や適応樹木の選択といった、基礎的問題への取り組みが遅れ、昭和40年代前半頃からの都市化、工業化の進展に伴って、「緑が少ない街」「潤いがない街」と言われていました。

1974年(昭和49年)市民植樹祭 住吉公園
 
 そうした中、苫小牧民報社による国有林からのナナカマドの払い下げで、市民に無償配布が続けられ、苫小牧市森林組合から街路樹のための寄付があり、都市緑化の重要性がクローズアップされるようになってきました。
 その中で、経済界の有志の方々と行政との懇談の中から、まちづくりには緑化は欠くことのできないものとして認識され、全市をあげて緑化推進運動を起こすに至りました。
 

シンボルマーク
 1979年(昭和54年)に苫小牧市の植樹100万本の達成を目指し、市民一人ひとりの手で緑のまちをはぐくむ事をデザインした。
 1970年(昭和45年)12月に緑化を推進する母体を設立するため、苫小牧市、市議会、商工会議所、営林署、民間企業の関係者が集まって「苫小牧市緑化運動推進委員会(仮称)」発起人会が開かれました。この中で、緑化を積極的、永続的に行うため、官民共同、全市民参加の盛り上がりの中で緑化を進めようと、名称も「苫小牧市まちを緑にする会」としました。
 1971年(昭和46年)1月、緑化を通じて生活環境の美化と市民の健康、情操を高めるため「苫小牧市まちを緑にする会」の設立総会が開かれ、「緑化思想の啓発宣伝」と「緑化事業の推進と協力」が大きな事業内容として掲げられ、正式に発足しました。
 こうして、緑豊かな苫小牧を目指し、全市民参加の元、官民が1つになり全市あげての緑化運動が歩み始めました。

今後にむけて
 植樹活動は、町内会・企業・ボランティア団体の力添えを頂ながら続けられ、発足10年目の1980年(昭和55年)には市民植樹百万本、更には平成6年に二百万本を達成し、2021年(令和3年)1月には発足50周年を迎えました。
 今、苫小牧市は緑豊かで住みよい街に変わりつつあります。今後とも子孫に残す緑の財産づくりに地道に取り組んでまいりますので、市民の皆様のより一層の御協力、御支援をお願いいたします。

苫小牧市まちを緑にする会のスローガン


  緑ゆたかなふるさとを親から渡そう子等の手へ

 1980年(昭和55年)に緑ゆたかな街を子孫に残すため、郷土に特色のある樹木などを植え、四季折々の景観を楽しみながら緑のふれあいで得られる豊かで潤いのあるまちづくりを目指すことを目標に決定した。

 

お問い合わせ

都市建設部緑地公園課
電話:公園整備係:0144-32-6500、公園維持係:0144-32-6509、緑化係:0144-32-6507
フォームからのお問い合わせ(リンク)

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