令和8年4月から共同指令センターの運用が始まります
東胆振管内の白老町消防本部、胆振東部消防組合消防本部、苫小牧市消防本部の3消防本部は、令和8年度から119番通報などを受ける消防指令業務の共同運用を開始します。消防指令業務を共同運用することで、災害情報の一元化による迅速な相互応援体制が可能になります。また、最新の高機能指令システムの導入や指令業務の専従化により消防体制が強化されます。東胆振管内の119番通報を本市で一括して受け付けます
3消防本部は現在、それぞれの消防本部で119番通報を受けていますが、共同運用後は本市が東胆振管内の119番通報を一括して受け付け、各消防本部へ出動指令を行います。現在、令和8年4月からの運用開始に向け共同指令センターの構築を行っています。消防車や救急車はこれまでと変わらず、各市町を管轄する消防署から出動します
消防指令業務の共同運用は、消防業務のうち指令業務のみを共同運用するため、災害現場にはこれまでと変わらず、各市町を管轄する消防署から出動します。そのため現場到着が遅くなることはありません。共同運用イメージ

共同指令センターを構成する消防本部(市町)
苫小牧市消防本部(苫小牧市)白老町消防本部(白老町)
胆振東部消防組合消防本部(安平町・厚真町・むかわ町)
共同指令センターの設置場所
苫小牧市消防本部庁舎3階(苫小牧市新開町2丁目12番7号)いざという時は落ち着いて通報を
119番のかけ方はこれまでと変わりませんが、1市4町からの通報を受けるため、通報する際は「苫小牧市××・・・」など市町村名を含めて伝えてください。また、今いる場所の住所が分からないときは、周辺にある目立つ建物などを教えてください。GPS情報や検索機能で指令員が場所を特定していきます。早期に場所を特定するためのご協力をお願いします。共同指令センターQ&A
Q 119番通報がつながりにくくならないのですか?A 共同運用後の合計着信件数を想定して回線数を設定し、各市町からの受付体制を維持しますのでつながりにくくなることはありません。また、通報を受け付けるための指令台や指令業務を専門とする指令員を増やして体制を強化します。
Q 119番通報の受付範囲が広がりますが、場所の特定はすぐできますか?
A 共同指令センターには最新のシステムが導入されるため、通報場所が表示されるシステムや高性能な検索機能により、すぐに通報場所の特定が可能です。