提案者
笹森 晃提案理由
原発事故が日本人だけでなく人類の生存にとって極めて危険な事態となることが、3.11福島原発事故で明らかになりました。にもかかわらず、北海道電力は泊原発の再稼働に向けて準備を進めています。そして、苫小牧市は、北電の株主総会で脱原発の株主提案に反対しました。
しかし、事故がいつ起きるかわからず、経済的にも原発が安い電力でないことが明らかになった現状で、脱原発に反対することは、市民の安全を守るべき自治体のとるべき道ではありません。いざ事故があったときは、苫小牧がすっぽり避難区域になりかねないのです。
このことは、非核平和都市条例からも許されないと考えます。事故の危険、経済性からも原発に拘泥する理由がないにもかかわらず、原発再稼働を進めるのは、潜在的核保有能力を放棄しないとの意図があるからです。このことは石破茂・自民党政調会長(当時)の発言にも示されています。しかし、被爆国日本、非核三原則が国是の日本において、たとえ潜在的であっても核保有の姿勢を認めることはできません。まして、非核平和都市条例を有する苫小牧市の取るべき立場ではありません。
提案内容
北電の株主総会において脱原発株主提案に賛成すること。
受付日
平成27年8月24日回答期限
平成27年11月24日提出資料
・
回答書
・