経営戦略策定の背景
苫小牧市の水道・下水道は、平成30年度(2018年度)末現在で普及率がどちらも99%を超えており、普及向上による増収が望めない状況です。こうした中で、人口減少や保有施設の老朽化という課題を抱えています。こうした事業構造の変化と向き合いつつ、10年後も市民生活の安全・安心を提供し続けるためには、事業の持続可能性を追求する必要があります。
このため、国(総務省)からの要請を踏まえた中長期的な経営の基本計画「経営戦略」を策定しました。
計画期間
令和元年度(2019年度)~令和10年度(2028年度)計画の内容
「いつも・いつまでも、みんなで支える上下水道」を基本理念に、①サービス提供の持続と②安全・安心の確保を経営の基本方針に掲げ、計画期間内の累積資金を保ちながら耐震化・老朽化対策の取組を進めていきます。また、進捗把握のため、次の3項目を管理指標(評価項目)とします。
①経常収支比率・・・100%以上を基本とします ②累積資金・・・料金収益(使用料収益)3か月以上の維持を目指します [水道]③耐震化率・・・耐震性の低い老朽管の耐震化率100%を実現し、重要水道管路 の耐震化も進めます [下水道]③老朽化対策・・・ストックマネジメント計画対象施設の100%改築・更新を 目指します |
・経営戦略(計画書)(1.96 MB)
当初計画(令和2年3月)
・概要(590.75 KB)
・経営戦略(計画書)(3.24 MB)