苫小牧都市再生コンセプトプランを具現化し、市周辺エリアにおける社会変容を踏まえたまちづくりの方針を見出し、具体的な施策を導出していくことを目的に、令和7年4月に「苫小牧市未来まちづくり戦略」を策定しました。

【事業推進】
次世代半導体生産工場の整備、苫小牧駅前再開発、データセンター整備、GX推進を契機として、本市の地域資源や都市構造・機能を生かした民間参入や活動をより促進させ、その活動が市民のQOL向上やWell-being等の暮らしの豊かさにつながるまちづくりを実現します。
【実現に向けた3つのキーワード】
産業振興、快適な住環境、交通物流の3つのキーワードを設定し、以下の事業に取り組みます。
① 産業振興(民間活力の創出・誘引)に係る事業
・GX人材育成:カリキュラム開発
・GXフィールド:市場調査、導入可能性検証
・中小企業事業創出・人材確保:新規事業創出、人材確保
・シティプロモーション:コンセプト作成等
② 快適な住環境(生活を豊かにする環境整備)に係る事業
・次世代人材育成:教育カリキュラム開発
・賑わい創出に係るコンテンツ開発、実施
・ウォーターフロントエリア:リブランディング検討
③ 交通物流(市内波及を生むための仕組み)に係る事業
・東西、南北移動:クラブ、部活送迎乗合タクシーの実証運行
・通勤MaaS:サービス設計及び実証での検証
④ 戦略的地方創生事業の検討会議の運営に係る事業
・会議運営:検討会議の設計、運営
【まちづくり在り方検討会議】
2024年度に立ち上げた、産学官の有識者で構成された「まちづくり在り方検討会議」において、苫小牧市長をトップとする戦略的な組織「未来まちづくり戦略本部」と連携し、未来まちづくり戦略の全体方針の共有、個別事業の共有と検討等を行います。
