(1.64 MB)(画像をクリックするとチラシのPDFが開きます)
「中庭展示―Court Installation―」は、当館の中庭展示スペースにおいて、その空間を活用するインスタレーション(架設展示)を紹介するシリーズ企画です。第12回目となる今回は、美術家・半谷学による廃材を再生した作品群を紹介します。
「花降り―Flower Fall―」をテーマとする本展では、使わなくなった傘の柄や麻ロープなどの素材を、美と再生の象徴としての「花」へと変容させ、中庭展示スペースに配することで、あたかも無数の花が空から降り注ぐかのような光景を創出します。廃材という「負」の素材を独自の手法により再生のうえ「美」へと昇華させる半谷の軽やかで詩的な作品世界をどうぞお楽しみください。
中庭展示プランイメージドローイング
《さしがさばな》2018年(参考作品)
《自然のカサ》2015年(参考作品)
開催期間 2019年4月27日(土)~2019年9月16日(月・祝)
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
会 場 苫小牧市美術博物館 中庭スペース
休館日 月曜日
ただし4月27日~5月6日はすべて開館(5/7休館)
観覧料 特別展会期外 一般300円(240円) 高大生200円(140円) 中学生以下無料
特別展会期中 一般600円(500円) 高大生400円(300円) 中学生以下無料
※( )内は10名以上の団体料金です。
※免除規定がありますのでお問い合わせください。
※年間観覧券でもご覧いただけます。
※あわせて企画展示、特集展示、常設展示も観覧できます。
※5月5日は無料観覧日です。
半谷学(はんがい・まなぶ)プロフィール
1963年 帯広市生まれ。1988年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。再生を主題に廃材などを素材とする造形作品を制作。北海道と群馬県を拠点としながら、国内外を問わず世界各地で精力的に作品を発表しており、屋外では風の力を活かしたキネティック・アートをはじめ意欲的な立体作品を制作している。廃材を用いた作品制作を通して、自然環境について再考を促すワークショップなども数多く行っている。
関連イベント
ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
本展示のコンセプトや制作のエピソードについて解説します。
天候等の条件が整えば、特別に中庭内部もご案内する予定です。
期日:5月6日(月・祝)、9月16日(月・祝)
時間:14:00-14:30
定員:15名 ※定員になり次第締切
料金:無料 ※ただし、当日有効の観覧券が必要
申込:不要 ※直接会場へお集まりください。
中庭ライトアップ
日時:7月27日〔土〕 18:30-20:00
ワークショップ「‟いらないモノ”でステキなカードをつくろう」
「いらない」と思いつつも捨てられないモノはありませんか?
廃品を原料とする紙と組み合わせて、ステキなカード作りに挑戦しましょう。
期日:9月14日(土)
時間:13:00-15:00
講師:半谷学氏(美術家)
対象:小学生以上 ※3年生以下は保護者同伴
定員:20名 ※定員になり次第締切
料金:300円(材料費) ※高校生以上は要観覧券
持物:ボタンやビーズ、おもちゃ、貝殻など小さくて軽い不要なもの
申込:電話受付(0144-35-2550) ※受付期間9/1-9/13
ワークショップ参考作品
同時期開催
企画展「とまこまい考古コレクション ー縄文からトーチカまでー」
2019年4月27日(土)ー6月23日(日)
特集展示「植物細事記 -身近な木々の一年を辿るー」
2019年4月27日(土)ー6月23日(日)
特別展「第一洋食店の100年と苫小牧」
2019年7月13日(土)―9月16日(月・祝)